村木厚子のレビュー一覧

  • あきらめない

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    まず、何も罪を犯していない人が、164日も拘留され、大切な時間を失ってしまったことに怒りを覚える。
    どんなに違うと説明しても、むこうの都合のいいように解釈され、言っていないことまでも作文をでっち上げられ、無力もいいところだ。
    家族だって仕事だって、名誉だってあるのに、間違いだったの一言で済まされるはずはない。
    そんな中でも、家族の信頼があったからこそ、平常心を保ち、無罪を勝ち取ることができたという村木さんの話が良かった。

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    2012年08月24日
  • あきらめない

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    ネタバレ

    読み終えて非常に筋の通った意志の強い人と思った。郵便不正事件の内容は半分未満くらいで、生い立ちと仕事の話を中心に働く人、特に女性へのメッセージが込められている。非常に丁寧な文章で読みやすい。
    仕事をする人ならば読む価値は十分だ。

    だが、事件の話は凄い。淡々と書かれてるが一般の人では耐えれないものだ。精神的にどんなに強くても経済的に耐えれないだろう。
    (映画「それでもボクはやっていない」を思い出した)

    それにしても強い家族だ。最後に家族全員が2ページ投稿しているが、そこに絆の強さを感じた。

    最後に、家宅捜索を受けた際に捜査員が15秒でここは無理ですと上司に報告された次女さんの部屋が今はキレ

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    2012年07月29日
  • あきらめない

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    とても 良かった 物事を都合良く歪めて来る相手に 本当によく戦われたなぁ そして残念なことに日常でもそういったことはあるわけで あきらめないのも才能だよなぁ

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    2012年06月14日
  • あきらめない

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    ごく普通、まっとうに真面目に生きてきた人がまきこまれた逮捕劇。そんな事態でも、真面目にまっとうに対応する著者や周りの人が印象的。自分に特別な才能なんてない...と落ち込んでいる人には是非読んでほしい一冊。特別な才能なんてなくていいんだよ。

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    2012年05月19日
  • 公務員という仕事

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    ネタバレ

    国家公務員の仕事について平易に書かれていた。
    前半は、今私たちが当たり前に享受している法律や制度の変遷が知れておもしろかった。
    後半は、抽象的であまり心に響かず。
    (著者も抽象的にはなるがと言っている)
    学生、若手公務員、公務員を生業にしていない人向けの本。

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    2024年03月27日
  • あきらめない

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    感想
    今いる場所で花を咲かせる。努力しても叶わないことはある。だが本当にそうだろうか。叶わないのではない。今叶えられないだけ。いつか届く。

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    2023年12月07日
  • 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~

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    明石市のことを知るために、と思って読み始めたのだけど、地方自治、地方創生、福祉等、様々なことに触れれる1冊だった。

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    2022年02月26日
  • 公務員という仕事

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    「よい行政」は「よい社会」をつくるためのパートナー。社会の共通項は市民、行政の属していても企業やNPOなど他の組織と理解共調しなければ市民のニーズに答える事は出来ない。

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    2021年04月18日
  • 公務員という仕事

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    公務員の仕事について、自身の経験に基づき、内容ややりがいなどを、若い世代向けに語っている。国家公務員なので大きな制度づくりや、大きな課題への挑戦が主であるが、着実に取り組んできたことへの醍醐味を丁寧に伝えている。おわりに「1新しい仕事をするチャンスがあったら引き受けましょう 2.昇進のオファーがあったら受けましょう 3.ネットワークを作りましょう 4.家族・家庭を大切にしましょう」とまとめている。

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    2021年02月23日
  • 公務員という仕事

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    公務員の仕事のやりがいをとても前向きに伝える本。とても素晴らしい人だと思う。今まで読んだどの公務員本より素晴らしい。

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    2021年02月08日
  • 日本型組織の病を考える

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    著者のキャリアからすれば当然の帰結か。あの事件や現在の主張・活動に至る背景を詳らかに、しなやかに語る。論題については、もう少し紙幅を割いて論じても良かったのではと思ったが、ああ、そうね、自分の頭で考えましょう、ということですね、と勝手に納得しました。

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    2021年01月04日
  • 公務員という仕事

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    民間企業に勤めている人からしたら、公務員の不祥事の報道ばかりが目につく。
    でも頑張っている人もたくさんいることを忘れてはならない。

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    2020年11月26日
  • 日本型組織の病を考える

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    著者の職業人生の経験を中心とした内容。日本型組織がなぜ変われないのか、なぜ間違うのかについて、自分自身の経験を踏まえて分析している。

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    2020年11月08日
  • 公務員という仕事

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    自分自身の仕事という観点から「公務員という仕事」にはまったく興味がないのだけれど、だからこそ、公務員の方は、どんなことを考え、何を喜びとして働いているのか知りたくて手に取った一冊。
    目に見える成果がわりとすぐ手に入るというわかりやすい喜びではなく、リレーのバトンをつないでいき、それが社会を少しずつ変えていくところに喜びを見いだせる人(駅伝型?)に向いている仕事。
    とても大切で、そして自分にできないからこそ、尊敬する。

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    2020年10月20日
  • 日本型組織の病を考える

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    日本型組織の病について論じているかと思ったらそうでもなく、『あきらめない』と重なる村木さん自身の経験、そして現在の取り組みなどを通じて何となく日本の組織の特徴、短所にも触れている程度だった。新書という体裁でもあるし、「話題になった人」としての村木さんでなく、厚労省で労働行政に関わってきた村木さんならではの知見がいろいろ述べられていることを期待したのだが、その点ではちょっと期待はずれ。タイトルが的はずれ。

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    2019年03月16日
  • 日本型組織の病を考える

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    かなり優勝な人だったんだな―!
    村木さんが検察の標的になったのは、
    女だったからか?
    東大出ではなかったからか?
    検察に指示したのはだれか?
    村木さんの不屈の精神に感動する。

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    2019年03月11日
  • 日本型組織の病を考える

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    読売新聞連載「時代の証言者」2018.1.24-3.5に大幅に加筆したもの。「時代の証言者」は自伝のようなもので編集者が取材構成している。ここでは最初に冤罪事件が、そして簡単に中高大時代と子育てが書いてある。NHK「あさイチ」に出ていて興味が湧き読んでみた。

    国家公務員キャリアの仕事は市役所や県庁職員とはまったくちがうというのがよく分かる本。氏が国家公務員になる時の大学の恩師のアドバイスは「公務員は翻訳者。国民のニーズや願いを制度や法律に翻訳するのが役割だ」というもの。ニーズを制度に転換するのが公務員の仕事だと言う。制度の大本は国が作り地方はそれを実行するのですねえ。

    巻末の解説者は猪熊律

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    2019年02月10日
  • 日本型組織の病を考える

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    検察の怖さと、この人の運の良さ。人の良さ。割り引いて考えないといけないだろうが、素直によくここまで来たんだろうって、まずそれを感じた。

    日本型組織についての考察はそんな深いものではない。
    この先も一生懸命生きていかれるんだろう。

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    2018年12月29日
  • 日本型組織の病を考える

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    「社会の責任」それぞれの問題で、当然個人の責任となる部分もあるが「社会の責任」も存在する。

    本書の前半部分は、郵便不正事件についてのことが詳細に記されている。
    第1章「国家の暴走に巻き込まれ日」
    第2章「拘置所で目にした日本社会の陰」
    第3章「日本型組織で不祥事がやまない理由」

    後半は村木さんがどういう生き方をしてきたのかが綴られている。

    今起こっている官僚による文書改ざんや、隠蔽問題等、それらを紐解く何かしらのヒントが有るのではないかと思い、手にとった一冊だったが、読み終わってどうだったか。紐がほどけていく部分もあれば、より絡まってしまった部分もあったように感じた。

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    2018年10月14日
  • あきらめない

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    様々な困難を乗り越えられたのは最終的には家族の絆なんだな.164日の拘留を耐え抜く精神力は凄い.食べて,寝て,好奇心があったことで心が折れなかったとのこと.

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    2018年10月09日