おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方

1,320円 (税込)

6pt

約1分の勾留質問で164日間勾留、検事の作文で作られる供述調書、証拠
改竄や捏造……。冤罪に巻き込まれた著者がみた驚愕の刑事司法の実態とは

法制審に参加した市民委員5人が戦慄した、抜け穴だらけの刑事司法改革。誰もが信頼できる刑事裁判のために、私たちにはなすべき事がある。取り調べの可視化、人質司法の解消、証拠開示制度・再審制度の見直しで、刑事司法は必ず変わる、必ず良くなる

神津里季生(連合元会長)
松木和道(元三菱商事法務部長)
周防正行(映画監督)
安岡崇志(元日本経済新聞論説委員)

「有罪率99.9%」は、先進国の中では異常なまでの高率です。以前は、検察の優秀さを示す数字であるかのように言われてきましたが、本来なら無罪となるべき事件や、そもそも無実の人たちが、かなりの数、有罪になっていることが指摘されています。
警察、検察、裁判所に対する国民の信頼度は高いと思いますから、皆さんは、「まさか、何もやっていない自分が犯罪者にされるはずはない」と信じているでしょう。
私も、かつてはそうでした。それだけに、検察の強引な取調べ、身に覚えのない罪でも、否認を続けると長期間にわたり拘置所に閉じ込められる「人質司法」、証拠開示になかなか応じようとしない検察の姿勢、あってはならない証拠の改竄という事実に、愕然とさせられたのです。
「はじめに」より

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  • カテゴリ
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    学術・語学 / 法律
  • 出版社
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    講談社現代新書
  • タイトル
    おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方
  • タイトルID
    2210362
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2026年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「まさか自分が逮捕されるはずはない」という思い込みは、ある日突然崩れます。本書は冤罪当事者にして元厚生労働事務次官が、自らの体験と改革の挫折を経て書いた、刑事司法制度への怒りと提言の書です。被害者として制度の理不尽を知り、官僚として制度の論理を理解し、改革委員として変革を阻む力学を内側から見た。その

    0
    2026年06月19日

    Posted by ブクログ

    非常に有益な本。また非常によくまとまった本。一度は読んだほうがいい本である。日本の取り調べのあり方に問題提議を行う一冊であった。日本の検察の取り調べが世界的に旧態依然で、法務省のやる気の無さ、そのあり方が後退している実態がよく分かった。一体検察は人権というものをどう考えているのだろうか?疑わしきは検

    0
    2026年05月24日

    Posted by ブクログ

    検察は事実を積み上げるのではなく、先に描いたストーリーに合わせて証拠や供述を組み立てていく構造に強い違和感を覚えた。本来は「有罪と言えないなら無罪」であるところが、「無罪と言えないなら有罪」になっているという指摘は重い。

    ただ、この問題は刑事司法に限らず、組織や日常の仕事にも通じると感じた。
    人は

    0
    2026年04月30日

    Posted by ブクログ

    裁判をよく見に行くのですが、確かに被告人の中にはこの人ほんとにやったのかなぁ?と思う人がいる。特に否認している人。
    人質司法という言葉は初めて聞いたが、改革の余地は大いにある。

    0
    2026年06月28日

    Posted by ブクログ

    狙いを定める。ストーリを作る。一度動き出せば、見込み違いはあってはならない。間違いに気づくことすら許されない。被告も証人もパズルのピース。型があわなければ、変形させて嵌めてみせる。脅してでも、嘘をついてでも、捏造してでも、シナリオにあわせる。証拠隠しに人質司法。我が国の司法行政は、江戸を生きる。…立

    0
    2026年06月27日

    Posted by ブクログ

    読みやすく、問題点が簡潔にまとまっていてとても勉強になった。
    村木さんの事件についてきちんと読んだことはなかったが、検察があり得なさすぎて改めて驚いてしまった。
    刑事司法の問題は一般の人はなかなか問題意識を持ちにくいけれど、最近は数々の不祥事がありスポットが当たっていると感じる。この機会をうまく捉え

    0
    2026年06月25日

    Posted by ブクログ

    本書は、日本の有罪率99.9%の背景にある刑事司法の問題点を、実際に冤罪被害を経験した著者の視点から描いた一冊である。検察や捜査機関があらかじめ描いたストーリーに沿って取り調べを進める実態や、その過程で違法・不当な尋問が行われる危険性を指摘している。読後は「自分が巻き込まれたらどうするか」を考えさせ

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    ニュースで大小刑事事案の報道が盛んになされているが、関係者以外が必要とする情報はどれほどあるのかと感じていた。そして、本書を読んで、拘留された被疑者の立場に立てば密室での取り調べが心身に与える影響がどれほどのものか、改めて向き合うことができた。閉ざされた司法社会の常識はそれ以外の非常識であるという恐

    0
    2026年06月21日

    Posted by ブクログ

    ・2009年に『郵政不正事件*』の冤罪によって逮捕された村木厚子さん(元厚生労働事務次官)の体験と調査に基づく現在の刑事司法に関する問題定義
    *障碍者団体向けの優遇郵便割引制度適用の為の偽造文書を部下に作成させた疑い(虚偽有印公文書作成・行使容疑)
    ・自民党の稲田議員の主張や袴田さんの冤罪事件、Re

    0
    2026年06月14日

    Posted by ブクログ

    誰でも急に被疑者となり冤罪を受ける可能性がある。
    「郵便不正事件」に巻き込まれた厚労省課長。容疑を否認した結果164日間勾留される。

    日本の優秀な検察は検挙率の高さを誇る。一方人知れず多くの冤罪もあったのかもしれない。
    筆者の提言する取り調べの可視化。検察の持つ証拠の開示など。
    本書を読む限り法務

    0
    2026年06月13日

おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方 の詳細情報

  • カテゴリ
    ビジネス・実用
  • ジャンル
    学術・語学 / 法律
  • 出版社
    講談社
  • 掲載誌・レーベル
    講談社現代新書
  • タイトル
    おどろきの刑事司法 “犯罪者”の作り方
  • タイトルID
    2210362
  • ページ数
    320ページ
  • 電子版発売日
    2026年03月18日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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