日本型組織の病を考える

日本型組織の病を考える

924円 (税込)

4pt

公文書改竄、セクハラ、日大アメフト事件……繰り返す不祥事の本質とは? 冤罪のち厚生労働事務次官までを務めたからこそわかった「日本型組織の病」とは何か。硬直化を打破する「静かなる改革」までを語り尽くす。

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日本型組織の病を考える のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年03月08日

    いつの間にか根付いてしまった一部官僚への不信感を
    払拭してくれるような大事な一冊

    染み付いた慣習を捨てるのはかなり難しいなんてのは重々承知している、だけどどこかで誰かがやらないと結局誰に、何に跳ね返ってくるのかを想像したら

    まずは自分から!

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    Posted by ブクログ 2022年12月16日

    全職員必読の書だと思う。郵便不正事件という検察特捜部の不祥事のみならず、組織の病理に踏み込み、かつご自身の生い立ちやご家庭の話もあり、ほんと素晴らしい人格が垣間見える。こういう人がリーダーにいたことを忘れずに励みたいものです。

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    Posted by ブクログ 2022年01月09日

    隠蔽、改竄。いつの時代も無くならない物なのかと改めて感じました。
    ひとが集まり組織の体を成すとどうしてもこうした事態は起きてしまう。だからこそ、勇気が大事だと著者の村木厚子さんは言及する。

    不祥事を起こす組織の共通点は、「必要悪と権利/権限」。これは必要悪だと言い出したらおしまい。そういう意識を変...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年01月08日

    郵便不正事件で、検察特捜部の証拠改竄により逮捕・交流された村木さんの本。冤罪事件の件は、ネット記事でも見ていたが、何度読んでも市民が突然被疑者として扱われた時の立場の弱さ、検察という組織の問題点にゾッとする。
    労働省で、女性活躍推進・障害者支援に取り組んだ時の心構えについては、職業人としてもワーママ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年10月23日

     検察による冤罪事件の被害者たる元厚生労働事務次官村木厚子さんの著作です。
     以前、podcastで村木さんの穏やかながらも理路整然としたお話ぶりを聞き、一度その著作を読んでみたいと思っていました。
     本書を読み通しての感想ですが、ひと言でいえば“期待どおり”でしたね。村木さんの人柄そのままに、語り...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月13日

    バリキャリ女性の考え方としてはかつて見たことのないコメント。勇気づけられる。


    お茶汲みなど断固拒否できたらいいが、臆病な自分にはおかしいと思っても胸に抱えて次のチャンスを待つしかない。それでも完全に諦めたり考えるのをやめなければいつかチャンスはやってくる。スマートとは言えなくとも、時間をかけて乗...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月05日

    ちょうど、仕事を辞めたいと思っていたところにこの本をよみました。
    自分とは何だろう、キャリアって。人を頼るって。
    なかなか人にたよれず、人見知りの多く、最近人に協力してもらう案件が多い。
    母が亡くなり、父が一人になり、どうやって仕事をしようか。今の働き方ではできない。

    人一倍、間違いが怖いので、心...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月22日

    今まで公務員の仕事というものをきちんと考えたことが無かったが、この本には村木さんの魂がこもった言葉で公務員の仕事とは、と言ったものが語られている。
    検察の結論ありきの捜査の怖さもおだやかに書かれている。私が働き続けられたのはこの方が関わった男女雇用機会均等法のおかげである。
    最後に書かれた、現状に対...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月01日

    非常に立派な方で、頭が下がります。冤罪の経緯やその後の活動、家族との関係など、見習うべき点が多いです。旦那さんも立派な方ですね。

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    Posted by ブクログ 2019年03月16日

    著者の生い立ち、これまでの経験、公務に対する考え方、民間に移った後の活動について、具体的なエピソードが自身の言葉で書かれており、働く女性の先輩の歩みという観点で、優しく背中を押される内容であった。女性のキャリア公務員が少なかった時代を切り拓いてきた世代の先輩方と同じようにはできないな…と感じることが...続きを読む

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