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公文書改竄、セクハラ、日大アメフト事件……繰り返す不祥事の本質とは? 冤罪のち厚生労働事務次官までを務めたからこそわかった「日本型組織の病」とは何か。硬直化を打破する「静かなる改革」までを語り尽くす。
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Posted by ブクログ
いつの間にか根付いてしまった一部官僚への不信感を 払拭してくれるような大事な一冊 染み付いた慣習を捨てるのはかなり難しいなんてのは重々承知している、だけどどこかで誰かがやらないと結局誰に、何に跳ね返ってくるのかを想像したら まずは自分から!
全職員必読の書だと思う。郵便不正事件という検察特捜部の不祥事のみならず、組織の病理に踏み込み、かつご自身の生い立ちやご家庭の話もあり、ほんと素晴らしい人格が垣間見える。こういう人がリーダーにいたことを忘れずに励みたいものです。
隠蔽、改竄。いつの時代も無くならない物なのかと改めて感じました。 ひとが集まり組織の体を成すとどうしてもこうした事態は起きてしまう。だからこそ、勇気が大事だと著者の村木厚子さんは言及する。 不祥事を起こす組織の共通点は、「必要悪と権利/権限」。これは必要悪だと言い出したらおしまい。そういう意識を変...続きを読むえるには勇気が必要。 そして権利/権限のある人間は常に情報開示と説明責任を負わなければならない。その為にはるーるづくりと教育が大切だと村木さんは主張する。 また、村木さんには意外な一面も。 六ヶ月の拘置所暮らしで耐えれた理由は、「名探偵コナン」の影響だという。 コナンから学んだ注意深い洞察力、疑いの目をもつことが役に立ったそうです。 また、読書家の村木さんのおすすめ本が何冊か紹介されていましたが、どれも読んでみたいと思いました。 「失敗の科学」 (マシュー・サイド著、ディスカバリー21) 「生き心地の良い町」(岡檀著、講談社) 「ローマから日本が見える」 (塩野七生著、集英社文庫) 西郷隆盛「南洲翁遺訓」
郵便不正事件で、検察特捜部の証拠改竄により逮捕・交流された村木さんの本。冤罪事件の件は、ネット記事でも見ていたが、何度読んでも市民が突然被疑者として扱われた時の立場の弱さ、検察という組織の問題点にゾッとする。 労働省で、女性活躍推進・障害者支援に取り組んだ時の心構えについては、職業人としてもワーママ...続きを読むとしても、背中を押してくれるエピソードが多数ある。 最後の「ポチ」の話を見ていると、ユーモアを忘れない所が家族や周りの人から親しまれるんだろうなと、勝手に人物像を思い描いてしまった。 以下覚えておきたい言葉。 ・comply or explain(遵守せよさもなくば説明せよ) →必要悪という言葉が出てきたら要注意 ・公務員とは、国民のニーズを制度や法律に翻訳する仕事 ・0を1にするのはNPOの力 1を10に理論武装するのは学者の力 ペイする範囲で10を50にするのは企業の力 誰もが利用できるよう50を100にするのは行政の力 ・負の回転扉(累犯犯罪者の問題) ・カナダのトルドー首相によるダボス会議での名言 「今ほど変化のペースが速い時代は過去になかった。だが今後、今ほど変化が遅い時代も二度とこないだろう」 ・行政依存型社会→市民自立型社会
検察による冤罪事件の被害者たる元厚生労働事務次官村木厚子さんの著作です。 以前、podcastで村木さんの穏やかながらも理路整然としたお話ぶりを聞き、一度その著作を読んでみたいと思っていました。 本書を読み通しての感想ですが、ひと言でいえば“期待どおり”でしたね。村木さんの人柄そのままに、語り...続きを読む口は至って自然体で穏やかで、そこに開陳されている考え方そのものがとても“真っ当”なんですね。
バリキャリ女性の考え方としてはかつて見たことのないコメント。勇気づけられる。 お茶汲みなど断固拒否できたらいいが、臆病な自分にはおかしいと思っても胸に抱えて次のチャンスを待つしかない。それでも完全に諦めたり考えるのをやめなければいつかチャンスはやってくる。スマートとは言えなくとも、時間をかけて乗...続きを読むり越えていく方法もある。
ちょうど、仕事を辞めたいと思っていたところにこの本をよみました。 自分とは何だろう、キャリアって。人を頼るって。 なかなか人にたよれず、人見知りの多く、最近人に協力してもらう案件が多い。 母が亡くなり、父が一人になり、どうやって仕事をしようか。今の働き方ではできない。 人一倍、間違いが怖いので、心...続きを読むがやすまらない。 そんなことを、しょうがないと思えるようなきもちが、少し落ち着くそんな本でした。
今まで公務員の仕事というものをきちんと考えたことが無かったが、この本には村木さんの魂がこもった言葉で公務員の仕事とは、と言ったものが語られている。 検察の結論ありきの捜査の怖さもおだやかに書かれている。私が働き続けられたのはこの方が関わった男女雇用機会均等法のおかげである。 最後に書かれた、現状に対...続きを読むして諦めるのではなく少しでも何か行動をする事、世界は変えられる、というのが、響いた。
非常に立派な方で、頭が下がります。冤罪の経緯やその後の活動、家族との関係など、見習うべき点が多いです。旦那さんも立派な方ですね。
著者の生い立ち、これまでの経験、公務に対する考え方、民間に移った後の活動について、具体的なエピソードが自身の言葉で書かれており、働く女性の先輩の歩みという観点で、優しく背中を押される内容であった。女性のキャリア公務員が少なかった時代を切り拓いてきた世代の先輩方と同じようにはできないな…と感じることが...続きを読む度々あるが、与えられたポストで誠実に仕事を頑張り、周囲の助けを借りながら綱渡りでも諦めずに子育てと仕事と両立してきた著者のように、努力を続ければいいのかなと勇気づけられる。著者の本からはいつも励まされる気がする。 組織で仕事をするにあたり、本音と建前が乖離していないか、内輪だけで通用する考え方に凝り固まっていないか、意識的に考えるようにしたい。また、組織外での活動の機会を前向きにとらえて、自分の知識や考え方の偏りに敏感でありたいと思った。
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日本型組織の病を考える
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