村木厚子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
郵便不正事件で、検察特捜部の証拠改竄により逮捕・交流された村木さんの本。冤罪事件の件は、ネット記事でも見ていたが、何度読んでも市民が突然被疑者として扱われた時の立場の弱さ、検察という組織の問題点にゾッとする。
労働省で、女性活躍推進・障害者支援に取り組んだ時の心構えについては、職業人としてもワーママとしても、背中を押してくれるエピソードが多数ある。
最後の「ポチ」の話を見ていると、ユーモアを忘れない所が家族や周りの人から親しまれるんだろうなと、勝手に人物像を思い描いてしまった。
以下覚えておきたい言葉。
・comply or explain(遵守せよさもなくば説明せよ)
→必要悪という言葉 -
Posted by ブクログ
著者の生い立ち、これまでの経験、公務に対する考え方、民間に移った後の活動について、具体的なエピソードが自身の言葉で書かれており、働く女性の先輩の歩みという観点で、優しく背中を押される内容であった。女性のキャリア公務員が少なかった時代を切り拓いてきた世代の先輩方と同じようにはできないな…と感じることが度々あるが、与えられたポストで誠実に仕事を頑張り、周囲の助けを借りながら綱渡りでも諦めずに子育てと仕事と両立してきた著者のように、努力を続ければいいのかなと勇気づけられる。著者の本からはいつも励まされる気がする。
組織で仕事をするにあたり、本音と建前が乖離していないか、内輪だけで通用する考え方に凝り -
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書名と内容がイマイチ一致していない難はあるものの、それはそれで興味深く読めた。抑制的な文章から柔軟な思考や自己の状況を客観視できるクレバーな才が際立つ。
今現在('19/2)、皮肉にも厚労省の統計不正が問題になっているが、報道を見る限り引き返す(誤りを認めて説明する)チャンスはいくつもあったと思われる。残念ながら今に至るまで村木氏の教訓は何も活かされていない。官僚社会では村木氏の経歴や資質は異質中の異質であり、結局東大出のエリートが寡占する閉じた世界では物事は変えられないのだろう。そうすると村木氏が指摘するように「結果としての多様化」が進むように官僚の世界にもアファーマティブアクショ -
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ネタバレ酒井雄さいさん(さいの字がPCで出ない)が以前宗教関連の番組で、千日回峰行というとんでない荒行を2回も満行された阿闍梨ということを見て知っていましたので気を惹かれました。
更に村木厚子さんとの対談となればこれは読むしかないと手に取りました。村木さんの「あきらめない」を以前読みましたが、大変な精神力をお持ちの方だと感じていました。
まずはこの大阿闍梨が40を過ぎてからお坊さんになったことに驚き。
更にそれまでの人生も、いろいろな職を転転とされていたり気力の沸かない毎日を過ごしたり、大切な人を思いもよらない形で亡くされたりと順風には程遠いような人生を歩まれていたということにも大変驚きました。
ご -
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社会人になる前に購入しました。
村木事務次官、そしてご家族の人柄を知ることができた一冊。
前半は、仕事について。多忙な業務の中、冷静に現状を見つめ、道を切り開いていらっしゃった。与えられた仕事への向き合い方、私も見習って行きたい。
後半は事件について。追い込まれる中でも、決して屈しない。私だったら、どこかで折れてしまうかもしれない…。自分や周りの人を信じる強さを持っている方だと思います。この本を通して、事務次官の謙虚さ、そしてその中にある芯の強さを見ることができた。
つらいことでも、視点を変えれば楽になるかもしれない。
ご家族からの手紙は涙が出た。一緒に歩いていく夫婦、私の憧れです。娘さんとの -
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これからワーキングママデビューを果たすため、読んで見た。上には上がいるなー;^_^A かなり頑張って働いていて、長時間子どもを預けなければいけない状況でも、最終的には父親も含め、どう子どもに向き合うのかなのだということを教えてくれる本だった。郵便不正事件のことも交えて、内容もドラマティックで読みあきなかった。村木さんのような官僚の努力があって働くお母さんが少しずつ楽になってきたりするんだーとわかった。すごい仕事だわ。
ふつうの人が働きながらママをできるよというロールモデルになりかったとあるのをみて、肩肘はらずに仕事と育児を子どもとともに楽しもうと思えた。 -
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★痛くない正しい手錠のかけられ方まで講演するユーモリスト
この本は、今でも思い返すと許せない忌々しくかつおぞましい2009年に起こった郵便不正事件で検察のでっち上げた虚偽公文書作成容疑等により逮捕・起訴され、2010年9月に裁判で無罪を勝ち取って自由の身になった村木厚子さんが書いた、事件の顛末というよりそういう目にあった女性が半生を振り返り、揺るぎない仕事への自信と家族の絆をもとに、勾留164日間でもけっしてくじけなかった自らの確信的な生き方を、同時代に生きる女性へ向けて発信したメッセージです。
この本ももちろん大変興味深い内容ですが、私には、この本が上梓された半年以上前の雑誌『オール讀