名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

1,078円 (税込)

5pt

長い群雄割拠状態を経て、十九世紀、プロイセンのホーテンツォレルン家はついにドイツを一つにまとめ、帝国を形成してヨーロッパ最強国の一角に食い込んだ。フリードリヒ大王とビスマルク――二人の傑物がいなければ、この偉業は成しえなかったろう。激動の二百十七年の光と闇、運、不運、そして熱い人間ドラマを、色彩豊かな名画とともに読み解いていく。オールカラー版、中野京子の人気シリーズ、第五弾!

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名画で読み解く プロイセン王家 12の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年12月15日

    絵画とともに歴史を辿っていく本。
    フルカラーなのがとても嬉しい。

    歴代プロイセン王の名は、九代全てが「フリードリヒ」と「ヴィルヘルム」の組み合わせからできていて大変覚えづらく、歴史書を読むときも大変苦労する。
    (あなたさっきも出てきませんでした?と何度もなる)

    〜プロイセン王〜
    初代 フリードリ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    今は歴史にしか残らないプロイセンという名の国

    ドイツの前身とも言える国がどのように出来て行き、近隣諸国との関わり変化の経緯がとても分かり易い書き方で記されている。

    中野京子さんの本は怖い絵でもあるように、自然と興味を持つような言葉で惹きつける。
    絵画から紐解いていく当たり、ただの文章で史実を述べ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月29日

    おもしろくてあっという間に読んでしまった。ハプスブルクの同シリーズの後に神聖ローマ帝国がよくわからない~と思って読み始めたけど、プロイセン史は歴史の流れが日本の幕府っぽくてイメージが掴みやすいのと、地域が現ドイツのエリアからそこまで大きく変わらないので(いや、植民地を多く持ったり、領土をびっくりする...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月23日

    情報量が多い!最高!
    倒置法を用いた次章への引きで往年の美の巨人たちを思い出した。
    本書はドイツ統一を果たしたプロイセン:ホーエンツォレルン家のおはなし。

    1701年、スペイン継承戦争のドサクサでプロイセンは公国から王国へ昇格し、王朝の始まりとなった。以降、9代、217年で幕を閉じる。

    フリード...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    シリーズだと知らずに買ったので、他の五冊もあわせて読みたいと思います。
    ヨーロッパの本を読むのは二回目です。(前回はレミゼラブル。感動したのを覚えています)
    カラーで、絵画も多くて楽しめました。

    本には教科書に載っていないエピソードが沢山あります。
    印象と違った一面を覗かせることもあり、人物への考...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月27日

    ドイツ史といえば、フリードリヒ大王とビスマルクでしょうか。ヴィッテルスバッハ家の美女の肖像画も秀逸です。カイゼル髭のヴィルヘルム二世も近代史につながる重要人物です。

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    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    中野京子さんの本を久しぶりに読む
    絵画から歴史的なことも学べるの楽しい
    ヴィルヘルム1世とビスマルクのお互いに認めあっている関係性、それがあって国が強くなっていったのかと世界史で習ったけれどさらに深く納得
    最終章の戦争絵画の怖さよ…悲惨さが伝わる

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    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    中野氏らしくユーモアを交えながらプロイセンの歴史を紐解いてくれる。
    華やかなハプスブルク家の網目のように張り巡らせたヨーロッパの支配に対するプロイセンの立ち位置も納得した。

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    Posted by ブクログ 2021年07月22日

    ベルリンで、プロイセン王国の歴史を知ろうと色々な本を読み、歴代王・皇帝の名前を覚えたが、まさにそのプロイセン王フリードリッヒ1世以降の王・皇帝それぞれの物語だった。それほど目新しい内容はなかったが、肖像画などを使ってその人物の見た目も紹介していて、一層各人の個性が引き立てられたように感じた。
    素直に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月22日

    安定の面白さ。ホーエンツォレルン家なんて、人生で初めて聞いた気がするのに、面白く読めた。(日本史だもの、ってことにしよう。)
    印象に残ったのは、ビスマルクのおそるべき有能さ。
    しかしこの本らしく絵画で言うなら、一番驚いたのは第6章の扉絵『シャルロッテンブルク宮殿庭園のフリードリヒ・ヴィルヘルム三世と...続きを読む

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