中野京子の作品一覧
「中野京子」の「名画に見る「悪」の系譜」「名画で読み解く メディチ家12の物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「中野京子」の「名画に見る「悪」の系譜」「名画で読み解く メディチ家12の物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
背景を知ったら実は怖い、という絵も多い『怖い絵』シリーズとは違って、こちらはダイレクトに異形が描かれた絵が中心。
怖いもの見たさが確実に満たされる。こんなに恐ろしくも変な絵が、この世にはたくさんあるんだな。
ハルピュイアやセイレーン、人魚など、この世ならざる生き物が描かれた絵画も面白かったけれど、『サイコ』の家のモデルになったという(恩田陸さんもこの家にインスピレーションを得て短編書いてた気がする)ホッパー『線路脇の家』、家具も最小限の寂寥感漂う屋内空間にいる、後ろを向いて顔の見えない女性を描いたハンマースホイ『室内』など、こちらに物語を想像させるような絵も好きだった。
木にからまれた女性の
Posted by ブクログ
本文にある
「カラヴァッジョが驚かれるのは、無法者なのに天才だったというのではなく、天才で、しかも社会がそれを正当に認めているのに、なおまだ無法者であり続けた、という事実である。」
この一文に、カラヴァッジョという人間のすべてが詰まっていると感じた。
天才でありながら破滅する人物は珍しくない。
しかし彼の場合は、すでに成功し、評価も名声も手に入れていたにもかかわらず、自ら無法者であり続けた点が異様である。
今で言えば、米津玄師が現在の地位のまま、歌舞伎町で荒れた若者たちとつるみ、日常的に喧嘩や暴力に明け暮れ、ついには人を殺してしまうようなものだろう。
そのくらい、彼の才能と行動はちぐはぐ