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Posted by ブクログ
[至宝、その楽しみ方]モナ・リザ、キリストの埋葬、ナポレオンの戴冠式......。贅を尽くした美術館中の美術館とも言えるルーヴルの代表作を、その成立背景や画家の歩みとともに解説してくれる作品です。絵そのものも収録されているため、美術に関して詳しくない人も手軽に手に取ることができるようになっています。著者は、面白い視点からの西洋絵画に関する著作を多く執筆されている中野京子。
肩肘張らずに絵画について造詣を深めることができる良作。(自分もそうだったんですが)「西洋美術と言われても何から手をつければいいかわからない」という方は、学校の授業で見たことがあるような作品がたくさん紹介されていることもあり、本作をまず手にとってみるのもアリかと。難しい話や持って回った言い回しがまったくなく、美術に詳しくない人も、そしてもちろん詳しい人も楽しめる作品かと思います。
教科書的記述が続くのではなく、下記抜粋のように思わず「確かに」と頷きたくなる著者からの指摘がスパイスのように効いているのも本作の魅力の一つ。また、章を繰るごとに「これもルーヴルだったのか」という絵画が非常に多く、改めてルーヴル美術館の凄さに思い至りました。ルーヴルに行く機会がある方や日本でたまに行われるルーヴル展に足を運べる人は、本書でルーヴルを二度満喫できるかと。
〜芸術を求める者は少なく、心地よさを求める者のほうが(いつの時代も)多い。〜
美術に関しては特に疎い自分ですが☆5つ
Posted by ブクログ
ルーヴル美術館所蔵の絵画を中心に、硬軟おり交ぜてわかりやすく美術史、世界史の知識を得られてとてもお得な1冊です。
ルーヴル美術館所蔵作品の中でも特に有名なのが、表紙にもなっている、
「モナ・リザ」ですが、
この世界一有名と言ってもいい絵画について、中野先生は何を語られるのかな、と興味津々でしたが、
レオナルド・ダ・ヴィンチファンで平均よりは少し知識を付けているレベルの私が読んでも充分面白いものでした。
中野先生の著作を読んで面白いと感じた人なら、
この本も間違いなくオススメできると思います。
余談ですが、この本のカバーも、モナ・リザの顔の向かって左半分が表、右半分が裏になっており、
共に折り返しの部分にもう半分の顔があるのですが、
これは右半分は微笑み、左半分は悲しみの表情であるという説に基づいて
デザインされているのだと思いました。
個人的ですが、この本の1番気に入っているところだったりします。
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