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Posted by ブクログ 2021年11月28日
ブルボン家は
イギリス、フランス、スペイン、オーストリアに密接に関係して子孫を形成していく。
近親婚も多く中には発達障害も見られて王は失望た様がある。
華やかな時代から革命の時代そして共和制へ。
生まれた時から政略結婚が決まっている、人質として差し出される、自分で決められることが少ない人たちの葛藤...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月12日
[ 内容 ]
世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、十九世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。
『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。
[ 目次 ]
ルーベンス...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月11日
12枚の絵画を通してフランス・ブルボン王朝の歴史を紐解く1冊。
ちょこちょこ小説で読んでいる人物が絡んでくると、急に解像度増す気がするから歩楽しい。
こういう自分の中にある知識の点と点が、読書中に線になって繋がってゆく瞬間がたまらなく気持ちいい。おそらくこの瞬間の気持ちよさのために読書をし続けている...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年10月21日
新婚旅行でパリに行ったため、予習のため読んでいた。
ロマノフ、ハプスブルクも読んできており、やっぱり中野さんの文章は読みやすいしとっつきやすい。
ちょうどパリでルーブル美術館に行く予定があったため、本書が大いに役立った。歴史を学ぶという意味でも、絵画が描かれた背景を知るという意味でも。
ルーブル...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年08月20日
ヨーロッパ、特にスペイン、フランス、イギリスの探求が止まりません。
ブルボン家=歴代ルイ(特に14世)による、“これぞ王族”のきらびやかな衣装、宮殿、逸話の数々。
ルーブルにヴェルサイユ、厚みのあるマントを羽織った肖像画。芸術の開花…
そこから生まれた物語「三銃士」「ヴェルサイユのばら」…
末路はと...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月08日
中野京子さんの本を読むようになってから、絵画に描き込まれてる何気ない一つ一つがそれぞれ重要な意味や暗示をしているということに気付かされ、絵画ってこんなにお喋りなのねーと思えるようになった。絵画鑑賞の面白さを教えてくれた作者さん。なので彼女の出す本は大抵面白い。
絵画を深く見ようとすればするほど、歴史...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月11日
ハプスブルク家、ロマノフ家、に続いて読んだ。相変わらず面白い。
P185
この時の新聞記事の変遷が、情けないやら可笑しいやらで、「怪物、流刑地を脱出」に始まり、「コルシカの狼、カンヌへ上陸」「王位簒奪者、グルノーブルへ入る」「専制皇帝ボナパルト、リヨンを占拠」「ナポレオン、フォンテーヌブローへ接近...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月10日
貴族が自領を離れヴェルサイユへ引っ越すことを参勤交代に例えるなど、解説が分かりやすい。
それにしても、フランス革命時にルイ16世がパリ市民に被せられた帽子が古代ローマ時代の解放奴隷の帽子に由来していたとは。
事件のことも古代ローマの風習も知っていたが、この本でこれらが初めて結び付き「そういうことか...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月17日
中野京子さんの語り口が絵画の人物を実在の人物に近づけてくれます。太陽王ルイ14世の肖像画はチャールズ一世の狩場の肖像画と同じ構図だけれども、解説の後に改めて見ると、隅々を意識したルイ14世のポージングが見てとれて、この時代、美脚は男性のものという事実も興味深く、この時代の男性貴族がカツラをつけてバレ...続きを読む
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