ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

662円 (税込)

3pt

フランス革命の転換点となった有名な逃亡事件「ヴァレンヌ事件」はなぜ失敗したのか。愛のため、命がけで計画を練ったフェルゼン、狂おしいほどに優柔不断なルイ16世、「贅沢と傲慢」の女王アントワネットの真実。嫉妬、楽観、逡巡。濃密な人間ドラマと追いつ追われつ迫真の攻防戦24時間の再現は、息も継げない第一級の面白さ! 焦る王妃、迷う国王。フランス革命史上の濃密な人間ドラマ。マリー・アントワネットの運命の24時間とは。

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ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マリーアントワネット史やフランス革命史でも名高い「ヴァレンヌ逃亡事件」があった日の詳細。本を見つけた瞬間手に取っていた。ヴァレンヌ事件で何があったか、詳細がよく分かったと思う。

    1
    2016年01月17日

    Posted by ブクログ

    ドキドキしながら読みました。追うものは殺気立ち、追われるものはのんびりというギャップも。歴史というのは紙一重の時間差で決まってしまうこともあるんだなと痛切に感じました。

    0
    2021年05月14日

    Posted by ブクログ

    フランス革命の一大転機となった歴史的事件である、”ヴァレンヌ逃亡”の24時間を追う側と追われる側の立場に立って忠実に再現した息詰まるドラマ仕立てドキュメンタリーもの。優柔不断で臆病なルイ16世と、贅沢で傲慢な王妃マリーアントワネット。キャラが濃すぎる二人の逃亡の鍵を握る、スウェーデン人フェルゼン卿と

    1
    2015年09月05日

    Posted by ブクログ

    ルイ16世よ、この人は本当に語る者によって評価が分かれるな。
    先に読んだ『死刑執行人サンソン』では、サンソン自身が王を敬愛していたとは言え、それを差し引いても、王を擁護する書き方であった。
    対してこちらは、重大な場面一つ一つで、王の判断のまずさが強調される。それに対比させるかのように王妃には好意的だ

    1
    2015年06月29日

    Posted by ブクログ

    決死の逃亡のはずなのか現実味を欠いた行動、致命的な遅れ、ルイ16世の優柔不断、頑固さ、王族のプライド、全てが裏目に出てしまった。まるで見てきたかのような臨場感ある描写と丁寧な解説に「あ〜、駄目だよ!でも仕方ないのか…」とつぶやきながら、あっという間に読み終えてしまった。

    1
    2014年09月08日

    Posted by ブクログ

    ルイ16世とマリー・アントワネットの逃亡の物語は、小説フランス革命で読んで、大変面白かった。本作品も若干の視点は変えているが、はらはらどきどきの逃亡劇で手に汗を握った。後の二人の処刑を考えると、まさに彼女の人生のターニングポイント、生死を決するその時であったのだ。解説のあったように、逃亡劇が成功して

    1
    2014年08月30日

    Posted by ブクログ

    マリーアントワネットとルイ16世、そして王の一族たちが反王党派たちに追われ、ヴェルサイユ宮殿からチェイルリー宮殿、そして国外へ逃亡を図るもの、ヴァレンヌで見破られ、失敗に終わる。
    その運命の24時間を物語仕立てで書かれた一冊。

    最近、一気にNetflixで米国のドラマ「ベルサイユ」を観た。(すっか

    1
    2022年05月18日

    Posted by ブクログ

    高校では日本史選択だったこともあり(という言い訳をしつつ)、恥ずかしながら「ヴァレンヌ事件」のことは知らなかった。逃走劇をトレースするという本書の試みに惹かれ手に取ったのだが、いやはやなんとも呆れる結末だったものだ。「勝負は最後までわからない」「油断大敵」、その他諸々の教訓を再確認させられる。
    本書

    0
    2014年09月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランス国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットのパリ脱出劇。これが計画通りに進んでいれば歴史は変わったのだろうか。ヴァレンヌを無事に抜け出せても、その後国王の思い通りになったかどうかはわからない。それだけ民との溝は深かったように思える。
    時代背景や社会や人々の様子がわかりやすく解説されていて、当

    0
    2025年07月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    逃亡の過程を丁寧に描いています。当時の町や道がやっと想像できました。なんというか、実際のところはどこまでわかっているのか不明ですが、こんなやり取りだったのかな?

    0
    2020年10月22日

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