名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

1,078円 (税込)

5pt

スイスの一豪族から大出世、偶然ころがりこんだ神聖ローマ帝国皇帝の地位をバネに、以後、約650年にわたり王朝として長命を保ったハプスブルク家。ヨーロッパ史の中心に身を置き、その荒波に翻弄されながら、運命と闘い精一杯に生き抜いた王や王妃のドラマを、名画に寄り添いながら読み解く。血の争いに明け暮れた皇帝、政治を顧みず錬金術にはまった王、そして異国の地でギロチンにかけられた王妃――。絵画全点、カラーで収録。

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名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年03月29日

    世界史、西欧の歴史
    複雑に絡み合い栄華を紡ぐ。
    代表的なハプスブルク家の物語を中野京子さんが語るこの書。
    史実に基づき淡々と語るものの中には、なかなかレアなものもあったり、何より語り口が毒舌混じり。
    そこがたまらなく好きだしより興味を持つ。

    ハプスブルク家はマリアテレジア、マリーアントワネット、エ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年03月14日

    つい最近、ミュージカル『エリザベート』を鑑賞したこともあり、フランツ・ヨーゼフがパルスブルク家最後の皇帝だったのは衝撃的だった。
    また、絵の描き方から画家の考え、モデルの印象などが込められているのだと分かり、とてもいい勉強になった。

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    Posted by ブクログ 2022年01月26日

    ハプスブルク家について知りたいとずっと思っていたが、約650年続いたハプスブルク家の本を読むのは大変そうだ……となかなか手をつけられずにいた。
    そんな中、歴史がざっくりと知れるものがいいと思い選んだ本。
    知識のない私でも大変読みやすく、分かりやすかった。
    オーストリア・ハプスブルク家、スペイン・ハプ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月24日

    世界史の学校教育が中学校で終わっている自分でも知っている人名やエピソードがてんこ盛りのハプスブルク家。読み進んでいくとあまりに長く広い範囲にわたっているので、それもあれもハプスブルク関係なのね、という展開だが、ヨーロッパ史に馴染みがない人でも順を追って人間関係を都度おさらいしつつ進めるように章立てや...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月24日

    複雑なハプスブルク史を読むにはちょっと時間とエネルギーが足りない夏だったけどやはり絵画の力とやさしめに書いてくれる中野先生、そして章立ての力で楽しく読めました。時系列に書いてくれていて、家系図は冒頭、年表は巻末にあるので私のような初心者は最初に年表にざっくり目を通した方が分かりやすいかも。
    個人的に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年06月08日

    中野京子さんの「怖い絵」を先に読んで面白かったのでこちらも見てみました。

    「怖い絵」で取り上げられていた「ヘンリー八世」や「メデュース号の筏」の話題もあり、こちらも怖い要素があるのでぐいぐい引き込まれました。

    世界史に明るくないので家系図や年代の表記を行ったり来たりしましたが、絵画の力で断片的な...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年08月21日

    ハプスブルグ家の主要人物の生き様を絵画から読み解く。
    ・序章
    第1章 アルブレヒト・デューラー『マクシミリアン一世』
    第2章 フランシスコ・プラディーリャ『狂女ファナ』
    第3章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ『カール五世騎馬像』
    第4章 ティツィアーノ・ヴィチェリオ『軍服姿のフェリペ皇太子』
    第5章 ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年04月09日

    「ハプスブルク家」と聞いたことはあるもののいまいちよくわかっていませんでしたが、絵画と一緒に解説が読めるというコンセプトに惹かれて読んでみました。

    絵自体は知っていたもの、本書で初めて見たものとありましたが(肖像画はほとんど知らないものばかりでした)、その人物の解説と合わせて興味深く読めました。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月12日

    ブルボン王朝に続いてハプスブルク家12の物語。
    ハプスブルクといえば、マリア・テレジアとマリー・アントワネット。マリア・テレジアは「少女時代のマリア・テレジアの肖像画」がすぐに思い浮かびます。美人さんだという印象。今回肖像画のタイトル改めて調べて「少女時代」ということに驚く。でも、マリア・テレジアの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    ハプスブルク家の長い歴史を学ぶ最初の書物として推薦したい。王家の皆様にあまり魅力を感じなかったが、純潔を守ろうとして結局途絶えたのは皮肉だと感じる。残念ながらオーストリア、ウィーンにある絵画の紹介は少ないが、エリザベス皇后の肖像画は、ぜひ実物をみたい。

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