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この絵は、イエスの生涯の「いつ」のこと?
『怖い絵』で人気の著者がキリストの生涯を描いた絵画43点をオールカラーで解説しつつ、その生涯を追う。読んで、見て楽しい一冊。
〈イエス・キリストのおおまかな生涯を知った上で西洋名画を楽しみたい――そう願う人のための、これは手引書を目指した〉。
ダ・ヴィンチ『最後の晩餐』やベラスケス『キリストの磔刑』をはじめ、レンブラント、ルーベンス、グレコなど43点をオールカラーで収録。
解説・末盛千枝子
※この電子書籍は2012年9月に大和書房より刊行された単行本を、文春文庫で刊行した文庫版を底本としています。
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Posted by ブクログ
キリスト教について浅い知識しかないけれど、なぜだか興味はひかれる私のような人に向けて書かれた一冊。
著者の方はあとがきで「自分はキリスト教徒ではない」と書かれていて、それがこの本の良さを生んでいると思う。もし敬虔なクリスチャンの方が同じテーマで本を書いたら、神の子ではなく人間としてのイエスにここまで焦点を当てられたかどうか。
私が思いつく宗教画といえば、エル・グレコが描いた「受胎告知」。岡山県倉敷市にある大原美術館に収蔵されていて、絵画鑑賞の後は隣接する喫茶店、その名もエル・グレコで一服するところまでがワンセット。
また行きたいなぁ。
(同じくエル・グレコ作の「神殿を潔める」はこの本にも収録されている。これも素敵。)
Posted by ブクログ
読みやすくわかりやすい本だった。1点1点の絵の解説というより、イエス・キリストの物語の挿絵に名画が使われているという感じで読み進めやすかった。
取り上げられているエピソードは知っていることが多かったが、それを画家はどう描いたか、その背景としてそれを描かれたころには、一般的にどのようにとらえられていたのか、どのように解釈されていたのか、そういった面も伺うことができたのも面白かった。
加えて、地図が載っていたのも興味深かった。実在の場所で実際にあったこととして、イエスの生涯が伝えられているということが実感できた。
それと同じ場面を、別の画家が描くと描き方も変わるというのも面白い。たとえば「最後の晩餐」もレオナルド・ダ・ヴィンチとドメニコ・ギルランダイオで配置や描き方が違う。こういう比較をもっと観たい。
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