中野京子のレビュー一覧
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表紙に西洋画が使用されてはいますが、内容はあまり絵画についての言及はなく、中には挿絵そのものがない回も。
絵画に限らない中野先生の本を読んだのは、個人的にはほぼ初めてで新鮮だった。
語り口はいつもと変わらないので、大変楽しく読みました。
『ハーメルンの笛吹き男』から始まり、ドッペルゲンガーなどのオカ...続きを読むPosted by ブクログ -
絵画からその国の歴史を紐解くお馴染みのシリーズ。
イギリス旅行に行く予定のため、歴史本を読んだ後にこちらに手をつけたのですが正解でした。
こちらは単体でももちろん楽しめますが、その前に大まかな英国の歴史を動画なり本なりで掴んでおくと、より楽しめると思います。
英国国教会は成り立ちからして変わって...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙の絵、こんなエピソードがあったのか⁉︎
最後のロレンツォ・ロット「受胎告知」笑っちゃった。アリア様、こっち見ながら微笑んでるじゃん。動きもよくわからなすぎる。Posted by ブクログ -
印象派が現代人、日本人に受け入れられやすいこと、それが何故なのかということが分かりやすく書かれていて面白かった。
時代背景もセットで面白いから学生の時知れてたら賢くなったかもな〜〜
美術が何もわからなくても浅く理解できたのですごくいい本だなと思う。もっとわかる人はもっと面白いかも知れない。
綺麗な絵...続きを読むPosted by ブクログ -
1.おすすめする人
→絵画が好き、神話が好き、
絵に入り込みたいけど
どうしたらいいか分からない
2.内容
→この作者の中野京子さんは、
「怖い絵」でとても有名な方。
絵画展には行くけど、
いまいち意味がわからなかった私。
面白おかしく解説してくれるから、
肩肘張らずに絵画とギリシ...続きを読むPosted by ブクログ -
あ、面白い♪くすっと
笑えるし絵画に対する
深い造詣は流石の一言。
なんでこれまで著者の
本を読んでこなかった
んだろうと僅かに後悔。
イワン雷帝とその息子
の鬼気迫る表情は見た
瞬間息が止まりました。
書物でも写真でもなく
絵画だから表現出来る
リアリティというもの
をはじめて知りました。
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594
初版1932年、オーストリア
ツヴァイク,シュテファン
1881‐1942。オーストリア、ウィーン生まれ。ユダヤ系作家。20歳で発表した詩集『銀の弦』でリルケやデーメルから絶賛される。哲学、独・仏文学を修め、ウィーン大学卒業後はヨーロッパ、インド、アメリカなどを遍歴。国際的教養人としてロ...続きを読むPosted by ブクログ -
594
初版1932年、オーストリア
ツヴァイク,シュテファン
1881‐1942。オーストリア、ウィーン生まれ。ユダヤ系作家。20歳で発表した詩集『銀の弦』でリルケやデーメルから絶賛される。哲学、独・仏文学を修め、ウィーン大学卒業後はヨーロッパ、インド、アメリカなどを遍歴。国際的教養人としてロ...続きを読むPosted by ブクログ -
満点の★5です!
中野さんの表現が面白すぎます。
ヴァチカンの腐った坊主どもを“どげんかせんといかん”なんて。。面白すぎます!
「へそ論争」「マリアだらけ」「ヨハネだらけ」と今まで絵画(名画)をまじまじと見たことが無いので、機会があればこの本とともに見に行きたいと思いました。
一つの絵を見て想像を膨...続きを読むPosted by ブクログ -
テーマがテーマなのでこんなことを言うことは不謹慎かもしれませんが、終始とても勉強になりました。習った歴史に登場した人物が実はあの疫病に関わっていたことやこれまでの認識を改めさせられること、理解が深まったことなどたくさんありました。今まで興味のない分野の災厄や絵画、歴史でしたがこの本のおかげでこれから...続きを読むPosted by ブクログ
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時代背景や時系列が分かりやすかったです。
十二使徒が普通の人間すぎて、最後の最後までキリストが一人ぼっちというのが。。なんか悲しいです。
知ってるようで知らない。
知らないことを知る。
すごく読んでて楽しくも、面白くも、悲しくもある良い本でした。
再読します。Posted by ブクログ -
魔女狩り、ギロチン、宗教弾圧、政治的圧力、人間による血みどろで凄惨な歴史とともに、罪の意識からくる後ろめたさと、好奇心と恐怖から、さまざまに形を変えて語り継がれていく奇譚。
怖いのに面白い。
コディングリー事件、5枚目の妖精の写真はネットで検索することができるので、ぜひ確認してみてください。怖いか...続きを読むPosted by ブクログ -
切なくて孤独なキリストのお話だった。
何度も奇跡を起こしたにも関わらず、誰にも信じてもらえず。神の言葉も、理解してもらえず。
周りにいる弟子たちも例外なく、彼が復活するまで信じられなかった。
それだけ「信仰」とは難しい。
人間の世界は、何も変わっていない。Posted by ブクログ -
どの絵もとても綺麗でただ見ているだけでも良いのですが、中野さんの解説があるとより彩をまします。
西欧の歴史にも特に精通され、絵の背景にあるものが浮き彫りになります。
決して上っ面だけで絵を見ているのではありませんが、絵の巧さに気を取られていると、本当はどんな絵なのか気がつかないものです。
上部だけ...続きを読むPosted by ブクログ -
文庫版が出版されて、早速購入しました。
ネット書籍は、単行本も文庫版も、サイズを気にせず読めるので、文庫版の登場は、ありがたいです。
内容は、知っているものも、知らないものもあり、とても面白いものでした!
資料絵画の解像度もほどよくて、画面で見ても十分鑑賞出来るレベルでした。
欲を言えば、取り上げた...続きを読む