中野京子のレビュー一覧

  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    めちゃくちゃ面白かった。ギリシャ神話に興味があれば、話がスッと入ってくる。絵も大きくて見やすい。

    お気に入りは大好きな愛と美の神アフロディーテの「春」、「ヴィーナスの誕生」と「ピグマリオンとガラテア」
    他にも知ってる話をさらに深掘りした内容を知れて満足です。

    聖書バージョンも買ってあるので読みます。

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    2025年02月15日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    中野さんの本をきっかけに、ハプスブルク家、王家にハマっている。絵画は写真のなかった時代の記録として後世にいろんなことを伝えてくれる。
    しかし、別の国にからんだヨーロッパが複雑すぎて全然記憶できない。

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    2025年02月11日
  • 怖い絵の中のモノ語り

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    23年のルーブル展がきっかけで「運命の絵」に出会って以来中野先生の虜。美術の世界の奥深さに毎度驚くばかりです。

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    2025年02月09日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    面白かった。名画で読み解くシリーズの中で一番面白かった。
    そのように面白かったのは、それまでの名画で読み解くシリーズを読んでいたからで、「あ、あの時のこの人にはこんな一面が…?」という驚きや楽しさがあったからと感じた。
    歴史というのはこのように、様々な視点から見ることでより一層深く心に残り、そして今に繋がっているのだと感じることができるのだと認識できた。
    移民受け入れなどは、なるほどだから今のドイツも積極的に受け入れてきたのかと初めて知ったし、それまでの読み解くシリーズの女性の活躍ぶりとは異なり、実直な男性の魅力がこれでもかと伝わってきた。気がする。
    フリードリヒ二世のこと皆好きすぎん?私もとても好きになったし、あのペチコート作戦ででてきた人かーとおもうと感動すら覚えた。
    歴史はかくも面白い。

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    2025年01月29日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    ネタバレ

    非常に面白かった。
    デューラーから始まり、マネで終わる。
    ベルばら贔屓の私は当然ハプスブルク贔屓である。
    だからこそフリードリヒ大王は好きじゃないし、ナポレオン三世の小ずるさにはらわたが煮えくり返る。

    デューラーの油彩、とても味があってよい。版画が有名だし、版画の方が見た回数は多いのだけれど、なんという哲学的な絵だろう。内面が画面ににじみ出てくるというか。
    プラディーリャの「狂女ファナ」。子供の頃に見た肖像画で「狂女」と書かれていたのが印象的で印象的でその言葉だけ覚えている。大人になって、歴史的背景を知り、気の毒な女性だったのだ、と感じるようになった。狂う、ということに今でも引きつけられる私だ。関係ないが「モルダウ(ブルダバ)」で有名なスメタナも狂死した、と書かれていた。狂死とはどのような死に方を言うのだろう。
    この関係でファナの夫フィリップ美公が1世になるから、無敵艦隊のフェリペは2世になるのだということが分かった。

    ティツィアーノの肖像画が2枚続くが、フェリペ二世が印象的。本人は気に入らなかったようだが、とても魅力的に描かれていると思う。フェリペもカール5世も初代マクシミリアンもだんだん年を取っていくと内省的になっていくのだろうか。宗教に傾倒していく感じが日本人にはない感覚のように思う。

    そしてベラスケス「ラスメニーナス」。素晴らしい画家が素晴らしい傑作を残す。子どもを描かせると本当にピカイチだなあ、と思う。マルガリータ王女を描いた作品も有名だが、カルロス・バルタザールの作品も素晴らしい。

    フリードリヒ大王は本当に苦手だ。啓蒙思想を広めたように言われるが、本当のところの啓蒙だったのかよ、と思ってしまう。エカテリーナ2世が農奴の締め付けを強化したように、自分の身が危うくなるようなことはしないのが王族だ。

    ライヒシュタット公とエリザベートの姑ゾフィー(日本ではこの方が分かりやすいのか)のロマンス?王朝を継続することの難しさ(フランツ・ヨーゼフは絶対に妻選びを間違った、と思うけれど、多分現在、観光客相手に金を稼いでるのはエリザベートだろう)を感じる。そしてマクシミリアン、ナポレオン三世が見捨てたことには怒りを覚えるが、マクシミリアンが亡命することだって出来たはずで…。家族が仲良く兄弟仲良い王族ってそうそうないんじゃないか、と思ってしまう。現代のウィリアム王子とハリー王子もちらっと考えた。

    個人が個人として生きられることに感謝したい。

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    2025年01月29日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    ネタバレ

    アトリビュート解説本として非常に面白い
    絵画を交えてこの持ち物はうんたらかんたらで、、と解説することにより絵画を見る教養を自然につけてくれるような本

    絵画を見て語る時には途方もない量の知識をつけないといけないと思うが、この本を読むことにより「語り」のための第一歩として進み出している!!!と思っている、知識を獲得したことが良い結果として残った

    中野京子だから読みやすい!面白い!という個人的な好みから来る感想だが流石の文章力でするする流れる川のように読めてどんどん知識吸収できたような気分になった、これが全能感である

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    2025年01月21日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    あまり馴染みがないけど欧米を中心にさまざまな文化の根底にあるので知っておきたいキリスト教。
    絵と共に解説されていて、理解が少し深まった。
    図像学とも重なる部分があり。

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    2025年01月06日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    いやー面白かった!
    “西洋絵画のお約束 50”
    百合、月桂樹、黒猫、大鎌,天秤など 意味することは もう大体知っているのもあれば、白てん、黒てん、左と右、赤と青,シャボン玉、リュート、などなど 今まで目にしてきたが 何も思わず楽しんできた絵画の多かったこと!読み応えありました!

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    2025年01月05日
  • 展覧会の「怖い絵」

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    西洋絵画の解説というと、文化的にも時代的にも高尚で難解なものという印象を受けてしまい手を出しにくいのですが、この本での書かれ方は遠慮が無く、使われる言葉も現代的というか世俗的というか、そういった部分がとても分かりやすい上、面白くてぐんぐん詠み進められてしまいます。
    あと巻末の、展覧会の舞台裏について当事者目線で書かれたおまけもとても興味深く面白い内容でした。

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    2024年12月29日
  • 名画の謎 対決篇

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    5年前に読んで再読。ほとんど忘れてる〜
    同じテーマで絵画を並べるとより作家の特徴が際立って面白い!ムーランドギャレットを太陽の光を浴びて描いたルノワールと夜の光を集めたピカソの対決。こちらまで笑みが溢れてしまう家族のモリゾと特別な夫への想いが染みるレンピッカ。
    エドワードホッパーのハードボイルドな雰囲気大好き。

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    2024年12月29日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    西洋絵画を読み解くための「絵の言語」を教えてくれる絵画エッセイ。
    西洋絵画に描かれた美女。そばに薔薇が描かれているなら、その美女は女神ヴィーナス。三日月のモチーフがあればアルテミス。剣を携えるのはユーディト、皿を捧げるのはサロメ。
    神々のシンボルや静物に込められた暗喩を知るのが単純に楽しいだけでなく、「見る」だけだった作品を「鑑賞」できるようになるので満足度が高い。
    例えば、表紙は「壊れた甕」という作品だが、本書で絵画の文法を学べば、少女がなぜ甕を抱えているのか理解できるようになる。
    美術館に行きたい!画集が欲しい!と思う一冊。

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    2024年12月28日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    中野京子さんの絵画関連の本として、初めて読んだが、とても分かりやすく解説してくれた。

    疫病の時期に流行った画風、戦争の時期に流行った画風、飢饉の時に流行った画風など、人々の心情と寄り添うように描かれた絵画を読み解いていくと、意外と宗教なんかよりも、政治批判と聖書批判にまみれていたりと、とても読み応えがあった。

    中野京子さんの本、どんどん読みたいと思った。

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    2024年12月01日
  • 新 怖い絵

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    絵の背景を探るという難しいテーマがありつつもとても読みやすく、ワクワクする本だった。
    ただぼーっと眺める、自分の感性で絵を見るのもいいが、こうして歴史的背景や、モデルや作者の人生を知って観るとよりおもしろいと個人的には思う。美術史を勉強したい、自分にとってはとてもいい入門書にもなるなと思った。この絵たちの本物を見に行きたい!特にヨーロッパ史と宗教に絵画は密接にかかわっていることから、世界史が苦手だった自分にとって新たな視点から学び直せて嬉しい気持ちになった。

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    2024年11月27日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    中野京子シリーズ、今作はクリムトに密接に関係するハプスブルク家である。
    クリムトは豪華絢爛、どこか慈愛に満ちた作品というイメージだったが、その理由がわかるものだった。
    崩壊して行くハプスブルクとその時代の流れ、絵画への影響が中野京子さんの言葉から溢れる。

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    2024年11月03日
  • 怖い絵

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     著者の美術の知識量はもちろん、素人にもわかりやすく説明できる語彙力と文章力が素晴らしい。一見しただけでは特に何とも思わないが、時代背景や画家の意図を説明されるとじわじわと恐怖が押し寄せ、落ち着かない気分になる。やはり写真ではなく本物を観賞した時の恐怖を体感したい。ドガの『エトワール、または舞台の踊り子』なんて、本書を読むまで華やかで素敵な絵としか思っていなかったのに。説明がなくともゴヤやベーコンなどは一目見ただけで恐ろしさが伝わる。シリーズはもちろん、怖くないものも著者の解説を是非読みたい。

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    2024年09月25日
  • 怖い橋の物語

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    ネタバレ

    「怖い絵」で有名な著者だから、このタイトルになったのか。世界(日本を含めて)の橋にまつわる話が書かれている。中野さんの文章は冷徹な現実を取り繕わずに書いてあるのが好きだ。「ロバを売りに行く親子」の話が懐かしく感じた。

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    2024年09月08日
  • 展覧会の「怖い絵」

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    中野京子はよ〜!絵画に吸引力をつける文章書くんだよなあ!!読ませる文章でさあ!!!絵画に詳しくなりてえよ!って気分にさせるのが上手いんだよなあ…

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    2024年08月22日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    日本人に馴染みの薄い聖書について、更には絵画や画家、当時の社会情勢について、中野京子さんのユーモラスな文章で非常に分かりやすく学べる。

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    2024年08月21日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    ネタバレ

    再読。
    単に絵がホラーなだけでなく、
    時代背景や寓意を読み解いた時ありありと感じる人間心理の深淵や恐ろしさ。
    頭から中野京子先生の巧みな文章術に引き込まれた。
    著名な作品を詳らかに分かりやすく書いてくれているので予備知識無しでOK。

    レディ・ジェーン・グレイの処刑/絵画にハマるきっかけとなった作品。濃い解説に興味を深めた。

    晩鐘/ダリの天才の度を超えた変人的な思想にちょっと引いた。

    カルロス二世/近親結婚という代々繰り返してきた過ちの代償が全てカルロス二世にのしかかってしまったのが可哀想でならない。

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    2024年08月21日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    19世紀を代表する作曲家メンデルスゾーン、デンマークの童話作家アンデルセン、スウェーデンの歌姫ジェニー・リンド。これら3人の大芸術家たちが織り成す物語。そして中野京子さんの筆が冴える冴える!とにかく面白い作品です!面白過ぎてあっという間に読んでしまいました。音楽ファンならずとも楽しめること請け合いです!

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    2024年08月18日