中野京子のレビュー一覧

  • 名画の謎 対決篇

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    5年前に読んで再読。ほとんど忘れてる〜
    同じテーマで絵画を並べるとより作家の特徴が際立って面白い!ムーランドギャレットを太陽の光を浴びて描いたルノワールと夜の光を集めたピカソの対決。こちらまで笑みが溢れてしまう家族のモリゾと特別な夫への想いが染みるレンピッカ。
    エドワードホッパーのハードボイルドな雰囲気大好き。

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    2024年12月29日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    西洋絵画を読み解くための「絵の言語」を教えてくれる絵画エッセイ。
    西洋絵画に描かれた美女。そばに薔薇が描かれているなら、その美女は女神ヴィーナス。三日月のモチーフがあればアルテミス。剣を携えるのはユーディト、皿を捧げるのはサロメ。
    神々のシンボルや静物に込められた暗喩を知るのが単純に楽しいだけでなく、「見る」だけだった作品を「鑑賞」できるようになるので満足度が高い。
    例えば、表紙は「壊れた甕」という作品だが、本書で絵画の文法を学べば、少女がなぜ甕を抱えているのか理解できるようになる。
    美術館に行きたい!画集が欲しい!と思う一冊。

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    2024年12月28日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    中野京子さんの絵画関連の本として、初めて読んだが、とても分かりやすく解説してくれた。

    疫病の時期に流行った画風、戦争の時期に流行った画風、飢饉の時に流行った画風など、人々の心情と寄り添うように描かれた絵画を読み解いていくと、意外と宗教なんかよりも、政治批判と聖書批判にまみれていたりと、とても読み応えがあった。

    中野京子さんの本、どんどん読みたいと思った。

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    2024年12月01日
  • 新 怖い絵

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    絵の背景を探るという難しいテーマがありつつもとても読みやすく、ワクワクする本だった。
    ただぼーっと眺める、自分の感性で絵を見るのもいいが、こうして歴史的背景や、モデルや作者の人生を知って観るとよりおもしろいと個人的には思う。美術史を勉強したい、自分にとってはとてもいい入門書にもなるなと思った。この絵たちの本物を見に行きたい!特にヨーロッパ史と宗教に絵画は密接にかかわっていることから、世界史が苦手だった自分にとって新たな視点から学び直せて嬉しい気持ちになった。

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    2024年11月27日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    中野京子シリーズ、今作はクリムトに密接に関係するハプスブルク家である。
    クリムトは豪華絢爛、どこか慈愛に満ちた作品というイメージだったが、その理由がわかるものだった。
    崩壊して行くハプスブルクとその時代の流れ、絵画への影響が中野京子さんの言葉から溢れる。

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    2024年11月03日
  • 怖い絵

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     著者の美術の知識量はもちろん、素人にもわかりやすく説明できる語彙力と文章力が素晴らしい。一見しただけでは特に何とも思わないが、時代背景や画家の意図を説明されるとじわじわと恐怖が押し寄せ、落ち着かない気分になる。やはり写真ではなく本物を観賞した時の恐怖を体感したい。ドガの『エトワール、または舞台の踊り子』なんて、本書を読むまで華やかで素敵な絵としか思っていなかったのに。説明がなくともゴヤやベーコンなどは一目見ただけで恐ろしさが伝わる。シリーズはもちろん、怖くないものも著者の解説を是非読みたい。

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    2024年09月25日
  • 怖い橋の物語

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    ネタバレ

    「怖い絵」で有名な著者だから、このタイトルになったのか。世界(日本を含めて)の橋にまつわる話が書かれている。中野さんの文章は冷徹な現実を取り繕わずに書いてあるのが好きだ。「ロバを売りに行く親子」の話が懐かしく感じた。

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    2024年09月08日
  • 展覧会の「怖い絵」

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    中野京子はよ〜!絵画に吸引力をつける文章書くんだよなあ!!読ませる文章でさあ!!!絵画に詳しくなりてえよ!って気分にさせるのが上手いんだよなあ…

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    2024年08月22日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    日本人に馴染みの薄い聖書について、更には絵画や画家、当時の社会情勢について、中野京子さんのユーモラスな文章で非常に分かりやすく学べる。

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    2024年08月21日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    ネタバレ

    再読。
    単に絵がホラーなだけでなく、
    時代背景や寓意を読み解いた時ありありと感じる人間心理の深淵や恐ろしさ。
    頭から中野京子先生の巧みな文章術に引き込まれた。
    著名な作品を詳らかに分かりやすく書いてくれているので予備知識無しでOK。

    レディ・ジェーン・グレイの処刑/絵画にハマるきっかけとなった作品。濃い解説に興味を深めた。

    晩鐘/ダリの天才の度を超えた変人的な思想にちょっと引いた。

    カルロス二世/近親結婚という代々繰り返してきた過ちの代償が全てカルロス二世にのしかかってしまったのが可哀想でならない。

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    2024年08月21日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    19世紀を代表する作曲家メンデルスゾーン、デンマークの童話作家アンデルセン、スウェーデンの歌姫ジェニー・リンド。これら3人の大芸術家たちが織り成す物語。そして中野京子さんの筆が冴える冴える!とにかく面白い作品です!面白過ぎてあっという間に読んでしまいました。音楽ファンならずとも楽しめること請け合いです!

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    2024年08月18日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    面白すぎてほぼ一気読み。
    ミュージカル『エリザベート』が大好物なのでフランツ・ヨーゼフ1世まわりのハプスブルク家は私もよく知るところ。
    そんな自分にとって本書は「知ってること+α」の具合が大変ちょうど良かった。
    本書で触れられていた映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』やエゴン・シーレの伝記的映画は鑑賞済みだったので、より一層楽しく読めた。

    それにしても、フランツ・ヨーゼフ1世を囲い込む怒涛の死たるや。
    1867年 弟:マクシミリアン メキシコで銃殺刑
    1886年 妻の従弟:バイエルン国王ルートヴィヒ2世 変死
    1889年 息子:ルドルフ マイヤーリンクで心中(公には心臓発作)
    1898年 妻:

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    2024年08月17日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    「印象派の画家が何を描いたのか」を切り口にして、主にフランスの近代史を知る

    いやー面白かった!!
    自分が本屋するとしたら、こういう「"ある視点"からみた歴史」って本棚作るなぁ笑

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    2024年08月14日
  • 画家とモデル―宿命の出会い―(新潮文庫)

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    絵画に興味がない人でも楽しめるように、絵と歴史的解説がセットでドラマチックに描かれている。ボリュームも多過ぎず、隙間時間にストレスなくサクッと歴史の勉強もできるお手軽本。短編解説集のようになっているが、気になってしまってトントントンと次々読み進めてしまう。新たなジャンル発掘を目論んでいる人に是非読んでほしいオススメ本。

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    2024年08月04日
  • マリー・アントワネット 下

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    とにかく読みやすい。
    説明とかではなく、物語や普通の小説のように読めた。

    とにかく深堀してくれる。
    人々の意識、言動行動、当時の考え方生活の仕方、彼女の考え方など、分かりやすく教えてくれる。とにかく面白い!

    マリーアントワネットがただただ普通の女の子だったということが分かる。

    何回でも読みたい。面白かった。

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    2024年07月28日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    怖い絵展で個人的に1番印象に残っていた作品の解説を読めたり、とても充実感のある本となりました。
    正直、タイトルの"泣く女篇”というのが関係ないと感じる作品は多かったが、比べると1番初めの『怖い絵』より内容がとても良く、印象深さも強かったと感じました。本当に様々な"怖い"があると学んだ。

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    2024年07月19日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    絵画もいきものもどちらも楽しめる、面白い一冊。

    特に、ペルッツィ「ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹」の章は最高でした。
    私は蟹座で、影が薄い星座だなと常々思っていましたが
    ぺちゃりと踏みつぶされることを恐れず友を助けにいった勇気を思うと…
    なんともいじらしいではないですか。
    大笑いしたけど、見直したよ、蟹座!

    パオリーニの「蟹に指を挟まれる少年」の章の突然挟まれるカナヘビの交尾の話も、興味深くて笑ってしまった。オスはメスを見つけると下半身にがっつり噛みつくらしい…怖すぎる…。笑

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    2024年07月13日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    中野さんの本、2作目!
    悲劇だけれどもドラマスティックで面白い。小説よりもよっぽどびっくりする展開の多い中世ヨーロッパ。他も読み漁りたい

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    2024年07月02日
  • 怖い絵

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    画家それぞれの生い立ち、絵を描く前とその後まで知れたりしたこと、読後の満足度が高かったです。
    でも長々と語っているのではなく、全22作を短編集みたいなイメージで語っている本でした。
    難しい専門用語は全然なく、作品や画家に対して
    どストレートで分かりやすい表現で書き記していた点が良かった。退屈もせず、楽しく読めました。

    見てすぐ分かるホラーのような怖さ、
    パッと見は可愛らしい絵だったり平穏な絵と思っていたら実は怖い意味があったり、と
    気づいた怖さにも色々あったりたくさん学べる本です。

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    2024年06月30日
  • 怖いへんないきものの絵

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    いきものに関する絵画を写真付きで分かりやすく解説してくれている本でした。見たことない絵画ばかりで見ていてワクワクしていました。

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    2024年04月28日