中野京子のレビュー一覧
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面白かった。名画で読み解くシリーズの中で一番面白かった。
そのように面白かったのは、それまでの名画で読み解くシリーズを読んでいたからで、「あ、あの時のこの人にはこんな一面が…?」という驚きや楽しさがあったからと感じた。
歴史というのはこのように、様々な視点から見ることでより一層深く心に残り、そして今に繋がっているのだと感じることができるのだと認識できた。
移民受け入れなどは、なるほどだから今のドイツも積極的に受け入れてきたのかと初めて知ったし、それまでの読み解くシリーズの女性の活躍ぶりとは異なり、実直な男性の魅力がこれでもかと伝わってきた。気がする。
フリードリヒ二世のこと皆好きすぎん?私もと -
Posted by ブクログ
ネタバレ非常に面白かった。
デューラーから始まり、マネで終わる。
ベルばら贔屓の私は当然ハプスブルク贔屓である。
だからこそフリードリヒ大王は好きじゃないし、ナポレオン三世の小ずるさにはらわたが煮えくり返る。
デューラーの油彩、とても味があってよい。版画が有名だし、版画の方が見た回数は多いのだけれど、なんという哲学的な絵だろう。内面が画面ににじみ出てくるというか。
プラディーリャの「狂女ファナ」。子供の頃に見た肖像画で「狂女」と書かれていたのが印象的で印象的でその言葉だけ覚えている。大人になって、歴史的背景を知り、気の毒な女性だったのだ、と感じるようになった。狂う、ということに今でも引きつけられる私 -
Posted by ブクログ
面白すぎてほぼ一気読み。
ミュージカル『エリザベート』が大好物なのでフランツ・ヨーゼフ1世まわりのハプスブルク家は私もよく知るところ。
そんな自分にとって本書は「知ってること+α」の具合が大変ちょうど良かった。
本書で触れられていた映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』やエゴン・シーレの伝記的映画は鑑賞済みだったので、より一層楽しく読めた。
それにしても、フランツ・ヨーゼフ1世を囲い込む怒涛の死たるや。
1867年 弟:マクシミリアン メキシコで銃殺刑
1886年 妻の従弟:バイエルン国王ルートヴィヒ2世 変死
1889年 息子:ルドルフ マイヤーリンクで心中(公には心臓発作)
1898年 妻: