中野京子のレビュー一覧

  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ネタバレ

    時系列順に1名ずつ絵画とともにエピソードが紹介されているのが分かりやすくてよかった。
    同じ名前の人が多いのでややこしくはあるが、あだ名やエピソードどあわせると「人」としてイメージが湧きやすい。

    フィレンツェに行ったことがあるので、印象に残っていた絵画もあり懐かしい気持ちになりました。また、よくここまで美術の発展に貢献し、作品たちをフィレンツェに留めておいたなと思いました。
    ルネサンスの作品が特に好きなので、関わりの深いメディチ家のことが知れてよかったです。

    後継者が途絶えていたことは知っていましたが、最後数代はこんなあっけなかったなんて、、、

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    2026年06月01日
  • フェルメールとオランダ黄金時代

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    多くの画家を排出した16~17世紀のオランダの時代背景を少し理解することができ、新たな視点で絵画を観ることができる気にさせていただきました。スペインとともに、戦国時代の日本にも深く関係していたオランダのすごさ、国力だけでなく文化面での奥深さを感じることができました。

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    2026年05月29日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ネタバレ

    兄脈、弟脈と分かれ、兄弟間の争いも多く、最終的には男色で滅んだ(と言っていいだろう)メディチ家。
    家系図が複雑なので難しいかと思いきや、そこは中野先生、するする読ませる。
    ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ラファエロなどルネッサンスの錚々たる面々が出てくるのも、さすがメディチ家。
    カトリーヌ・ド・メディシスなどの女傑が出てくるのも、さすがメディチ家。
    中野先生のキレッキレの文章が容赦なくメディチ家を解体していく感じ。
    面白かったです。

    個人的には終盤、メディチ家を語る上で天正の遣欧使節団の絵を持ってきたところに驚きました。
    メディチ家の肖像画ではなく、敢えてそこをチョイスするのかと。
    フランチェ

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    2026年05月25日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    聖書2割も知らない日本人ですが、西洋にこんなに浸透して支持されてるんだから、さぞ説得力凄くて感銘を与えてくれるすごい話なんやろなぁと思ったら、え、洗脳、というか、恐怖政治、というか、共感し難い部分(甚だしい女性蔑視、言及されてないところを勝手にいいように解釈して政治利権利用してる、免罪符とかいう教会の腐敗etc.)が多すぎて、なぜこんなに世界に広まってるのか、逆に不安になりました。
    この本で紹介されている天才画家達の圧倒的な画力、説得力、絵というメディアの力の凄さを思い知りました。
    日本の多神教への寛容さや、仏教や神道の足るを知る、という考え方で育って良かったと改めて思うし、
    それぞれの”宗教

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    2026年05月23日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    印象派、そして西洋美術史のとっかかりとして非常に良かった。
    印象派関連の展覧会は何回も行くけどやっぱり歴史的背景を知流のと知らないのとでは、鑑賞するにあたっての感じ方は少し変わるかなと思う。
    もちろん感覚で絵を見ることは大事だけど、歴史的な背景を知った上で見ると、見え方や書いてあることの意味などを、より見て取れるなと。

    美術史周りから西洋史や世界史、はたまた日本史を学んでいきたいなと思う今日この頃。

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    2026年05月20日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    17点の西洋絵画を中野京子さんが解説してくれます。
    絵画の細かいところまで、また、その歴史的背景を詳しく解説してくれるので、深く理解することができます。
    キンドルで読んだのですが、美しいカラーの絵画が鑑賞できるのもお得。
    どういった時代だったのか年表付きです。

    ドラローシュ『ロンドン塔の王子立ち』
    スーラ『グランド・ジェット島の日曜日の午後』
    ティツィアーノ『カール五世騎馬像』
    ラファエロ『レオ十世と二人の枢機卿』
    グレコ『ラオコーン』
    ティッシュバイン『カンパーニャのゲーテ』
    フェルメール『恋文』
    ターナー『吹雪、アルプスを越えるハンニバルとその軍勢』
    デューラー『メランコリアI』
    ゴヤ『

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    2026年05月18日
  • 怖い絵

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    恐ろしい西洋絵画が目白押し。絵の謎を解き明かす解説エッセイ。

    文章がすごく上手で、どの絵の章もおもしろく読んだ。
    特に最終章の『イーゼンハイムの祭壇画』は圧巻。地味な絵を最後に持ってきたな〜と思っていたら、迫力のある文章に驚かされた。あの旅路は本当に肝が冷える怖さだ...。

    いくつかの絵は「無理やり怖さにつなげなくても...」と思わないこともなかったな。

    知れば知るほど絵っておもしろくなるんだなあ、と実感できる本でした。

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    2026年05月11日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    古典の話から実在の人物、それも様々な階級の人や画家含めた芸術家たちのものなど、
    ひとつ「美貌」をテーマにした絵画でも、こんなにも多彩で様々なエピソードとドラマがあるのかと、読んでいてすごく楽しかった。

    また、作品ひとつひとつの長さも丁度良く感じた。
    説明的な部分も、著者の痛快な言葉のセンスで面白おかしく読めるのがすごい。

    特に好きだったのは、表紙にもなっているイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」という作品。
    ミステリーめいてもいるし、または神秘的ともとれるようなエピソードが、絵画自体の存在感を強めていて、ある種不気味な魅力があった。

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    2026年05月09日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    こういう世界史の本は初めて読んだが、200ページちょいで、わかりやすくまとめられていて面白かった。
    とくに、ライヒシュタット公の話は印象に残っている。野心はあるが、生来の体の弱さや、ハプスブルク家の人間からの冷たい目などから何もできずに一生を終えるという儚さはなんとも言えない感情を与えるモノだと思った。
    このハプスブルク家の650年にここまで濃密な物語があるとは思わなかった。改めて歴史という面白さを感じた作品だった。

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    2026年05月03日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    メディチ家の非常に面白かったので、購入。期待通りの内容でした。まぁ知ってることの方が多かったので、星は4つにしておきますが、素晴らしい本でした。次はどの家柄のやつを読むか悩むなー。これは全シリーズを制覇しようと思います!

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    2026年05月02日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ネタバレ

    面白すぎて一瞬で読んだ!
    承認欲求高めのお嬢様がいたんだなぁとか、毒親の子供はあんまり良いように育たないよなぁ(逆も然り)とか、中世も現代も人間の本質って全く変わらないのかもなと感じた。
    読んでいて思ったけど、ナポレオンについて知らなさすぎるので、しっかり学び直そうと思った

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    2026年04月30日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    有名な西洋絵画の描かれた背景や宗教的価値観、作者の裏話まで書かれており飽きることなく読むことができた。特にあの最後の審判を描いたミケランジェロが劣等感を抱いてたのを知って驚いた。

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    2026年04月27日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    西洋の美術に興味があり、読みました。
    中野京子さんの本でして、以前山田五郎さんのYouTubeでも見たことがあります。
    メディチ家のことなど全く知りませんでした。商人で銀行家で成り上がりで、枢機卿や教皇になったり、フランス国王の王妃になったり、毒殺したりされたりと、波瀾万丈の一族だったようです。
    美術への慧眼があり、お金もあったので、今のフィレンツェの美術品があるようです。
    シリーズは他に5冊あり、順に読んでいきたいです。

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    2026年04月16日
  • 運命の絵

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    ネタバレ

    中野先生の文章はいつも明快で読みやすい。
    ムンクの「叫び」、ダヴィッドの「書斎のナポレオン1世」、モローの「オイディプスとスフィンクス」は画集か何かで見たことあるが、他は寡聞にして作家名も知らない、或いは作家は知ってても初見の絵ばかりで、時代も国も主題も多様な絵を取り上げており、中野先生の守備範囲の広さには本当に驚かされる。
    どの絵もそこに潜む物語を知れば、見方、感じ方がそれ以前とはまるきり違ってしまう。そして絵に一層の愛着を感じる。
    本作には日本ではあまりお目にかかれない作品、日本での知名度が高くない画家も多いので、掲載された絵を巡る旅をしてみたいものだ。

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    2026年04月15日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    室町幕府の滅びる2年前。ミラノに生まれて、ペストに追われ、育った町がその画家の名前の由来。ローマに出て、描いてはけんかを繰り返す。画壇の寵児となるも、人を殺して身を隠す。マルタに渡り、暴力事件で、地下牢へ。脱獄後も転々とし、暴漢に襲われ瀕死の重傷に陥ったり、再び投獄されたり。最期は熱病で没す。罪を犯す天才であり続けた38年の短い人生。大胆な明暗のコントラスト。光は救いではなく現実を暴く。…作品を眺め、物語を楽しむ。歴史に残ったその才能。もう一度、ページを捲り直せば、その生涯の波乱が滲み出る絵が並んでいる。

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    2026年04月14日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    中野京子さんの「名画で読み解く」のハプスブルク家です

    約700年に渡りヨーロッパの広大な地域を支配した名門です

    もうぐちやぐちゃぐちゃw
    家訓は「戦争は他の者にまかせておくがいい。幸いなるかなオーストリアよ、汝は結婚すべし!」ということでね
    婚姻政策により支配を広げていったんですな
    先日読んだプロイセンのホーエンツォレルン家も絡んでくるし、ナポレオンなんかも家系図にかすってくるんよな

    一方で血族結婚も繰り返していたためにもう血が濃いのよ
    そのせいもあってハプスブルク家と言えばでっかく突き出たアゴと下唇の腫れた受け口なのよ
    だからごめん正直美人さんのお姫さまとかはあんまり出て来ない

    でさ

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    2026年04月12日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    ドイツはほぼ知らなかった。それにしても同じ名前ばっかりで混乱するわ。なんとなく頭がいいイメージのドイツ、賢い后もちょこちょこ出てきてさすが。妻の助言を聞く夫も、イギリスよりまともに見える。

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    2026年04月10日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    表紙は第5代プロセイン王フリードリヒ・ヴィルヘルム三世の王妃ルイーゼを描いたもの(ヨーゼフ・グラッシ画)

    分かっている
    みなまで言うな
    分かってるから
    いやほんと分かってるから

    おっぱいでかっ!(低俗)

    はい、本書はプロイセン(ドイツな)王家の217年を12の名画で繙く一冊です

    うーん、いいね
    単純に歴史を攫うんじゃなく、そこに名画を絡ませる
    もちろん名画は12だけじゃなく、た〜くさんカラーで載ってます
    この構成を思いついた時点でもう勝ち確よね

    そしてプロイセンと言えば、そう!鉄血宰相ことオットー・フォン・ビスマルクですよ!
    まぁビスマルクのことはみんなもう知り尽くしてると思うんでい

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    2026年03月30日
  • 虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

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    文体は好みとはいえないものの、メーリアンに愛ある伝記で面白かった。メーリアンに限らず、19世紀以降「科学的に」断罪された人々が結構いるのかもなと思う。メーリアンの博物画を見てみたい

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    2026年03月28日
  • フェルメールとオランダ黄金時代

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    文庫本サイズではあるものな、カラーで画面いっぱいの絵画鑑賞+時代や文化背景の解説を読める。さながら美術館や博物館を1人で巡りながら、傍らのガイドさんの説明をゆっくり楽しむような気持ち。

    スペインから独立を勝ち取った市民戦争の体験から、組織としての気分を昂揚させるような集団肖像画(しかも割り勘で安い)が流行ったという発想、おもしろい。

    初心者でも楽しめるようにかなり丁寧に解説してくれていたと思うが、個人的には絵画や音楽など文化的教養、知識が足らないことを痛感した。
    これを機にいろいろ見てみたいという気にはなったが、次に何すればいいか、具体的にはちょっとまだ定まらない。とりあえずどこかの美術館

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    2026年03月24日