中野京子のレビュー一覧
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ネタバレ中野先生の文章はいつも明快で読みやすい。
ムンクの「叫び」、ダヴィッドの「書斎のナポレオン1世」、モローの「オイディプスとスフィンクス」は画集か何かで見たことあるが、他は寡聞にして作家名も知らない、或いは作家は知ってても初見の絵ばかりで、時代も国も主題も多様な絵を取り上げており、中野先生の守備範囲の広さには本当に驚かされる。
どの絵もそこに潜む物語を知れば、見方、感じ方がそれ以前とはまるきり違ってしまう。そして絵に一層の愛着を感じる。
本作には日本ではあまりお目にかかれない作品、日本での知名度が高くない画家も多いので、掲載された絵を巡る旅をしてみたいものだ。 -
Posted by ブクログ
中野京子さんの「名画で読み解く」のハプスブルク家です
約700年に渡りヨーロッパの広大な地域を支配した名門です
もうぐちやぐちゃぐちゃw
家訓は「戦争は他の者にまかせておくがいい。幸いなるかなオーストリアよ、汝は結婚すべし!」ということでね
婚姻政策により支配を広げていったんですな
先日読んだプロイセンのホーエンツォレルン家も絡んでくるし、ナポレオンなんかも家系図にかすってくるんよな
一方で血族結婚も繰り返していたためにもう血が濃いのよ
そのせいもあってハプスブルク家と言えばでっかく突き出たアゴと下唇の腫れた受け口なのよ
だからごめん正直美人さんのお姫さまとかはあんまり出て来ない
でさ -
Posted by ブクログ
表紙は第5代プロセイン王フリードリヒ・ヴィルヘルム三世の王妃ルイーゼを描いたもの(ヨーゼフ・グラッシ画)
分かっている
みなまで言うな
分かってるから
いやほんと分かってるから
おっぱいでかっ!(低俗)
はい、本書はプロイセン(ドイツな)王家の217年を12の名画で繙く一冊です
うーん、いいね
単純に歴史を攫うんじゃなく、そこに名画を絡ませる
もちろん名画は12だけじゃなく、た〜くさんカラーで載ってます
この構成を思いついた時点でもう勝ち確よね
そしてプロイセンと言えば、そう!鉄血宰相ことオットー・フォン・ビスマルクですよ!
まぁビスマルクのことはみんなもう知り尽くしてると思うんでい -
Posted by ブクログ
文庫本サイズではあるものな、カラーで画面いっぱいの絵画鑑賞+時代や文化背景の解説を読める。さながら美術館や博物館を1人で巡りながら、傍らのガイドさんの説明をゆっくり楽しむような気持ち。
スペインから独立を勝ち取った市民戦争の体験から、組織としての気分を昂揚させるような集団肖像画(しかも割り勘で安い)が流行ったという発想、おもしろい。
初心者でも楽しめるようにかなり丁寧に解説してくれていたと思うが、個人的には絵画や音楽など文化的教養、知識が足らないことを痛感した。
これを機にいろいろ見てみたいという気にはなったが、次に何すればいいか、具体的にはちょっとまだ定まらない。とりあえずどこかの美術館 -
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メディチ家12の物語。
メディチ家といえばイタリア。というとチェーザレやルクレツィアの物語があるな、と期待して系譜を見たらいなかった。それはそう、彼らはボルジア家でした。
中途半端な知識で期待してしまって恥ずかしい。ちゃんと世界史勉強していないからだ。
政争と裏切りの歴史。「名画」シリーズはメディチ家で完結するそうですが、その中でもとにかく金・金・金の印象が強いかなぁ。商人出身ということがあるからではなくて、権力の入手に奪還、維持とひたすら金をばら撒いてきた印象が強い。
文化保存に対する貢献があるとはいえども、なかなかどぎつい一族であったのかなともいます。シリーズ最初のハプスブルク家から、 -
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プロイセン王家12の物語。
プロイセンと聞いて思い出すのは、やはり鉄血宰相ビスマルク。フリードリヒ大王よりも、ビスマルクです。明治維新後の岩倉使節団との関わりもあって、日本史でも馴染み深いというのが一つ。あとは「鉄血宰相」という響き五感の素晴らしさです。
プロイセン建国から滅亡までの217年間を、名画とともに振り返ります。
ただ、ドイツでなくプロイセンというと、とんとなじみが薄くなる。ハプスブルクやフランスのような強大な国家が誕生したのが遅かったからかしら。神聖ローマ帝国というものに対する、自分の理解と知識の少なさからくるものではあると思います。
プロイセンというものに対する印象。質実剛