中野京子のレビュー一覧
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[追記]
こないだ頂いたポストカードがドガだった。
今までだったら、単なる「ドガのバレエの絵」だったが、
この本をよんだおかげで、この絵の背景や登場人物が何を表現しているかが、わかって絵の見方がかわった。
知識というのが、見方をかえる。ということがよくわかった。
---------------------------以上 追記------------------------------------
「怖い絵」シリーズの印象派の解説版。
今回は印象派と呼ばれるドガやモネ、マネ、ゴッホ等を中心に、
印象派とは何かがかかれている。
フランス革命がおわり、ナポレオン3世の時代に今までの
宗教画や -
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26年8月、関西でフェルメール展が開催されると話題になっていたため、(まさに開催中)書店でフェルメールの関連の書籍がたくさん並べられ、ちょっと気になっていたので、読んでみようと思った。
学生のころ、絵画、特にルネサンス時代や印象派の絵画が好きで、はじめは絵がきれいだなぁ、華やかだなぁと鑑賞して、その後、描かれた絵画の持つ意味を知ることによって、再びその絵をみるとまた違った一面が見えてくる、その感覚が好きだったなぁと思いだしてしまった。
謎解きのような感じ?
また、作者が、中野京子さん、彼女の怖い絵シリーズも好きだったなぁと思いながら。
「真珠の耳飾りの少女」があまりにも有名で、 -
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ミケランジェロ・ブオナローティ「システィーナ礼拝堂天井画」
見上げていると首が痛くなる天井に描かれた聖書の逸話。「アダムの創造」が有名だが、ノアの箱舟の物語もある。遠方に方舟、前方には、舟に乗りたくて争う人々。人間の悪意に嫌気がさして大洪水を決めた神だが、洪水が起ころうと何があろうと、悪心を消すことは無理なのでは。
ニコライ・アルボ『オーディンのワイルドハント』
中央付近で槍と弓を持っている女性は、ワーグナーのオペラで有名なワルキューレ。中央にいるのは、ハンマーを持っていることから、マイティ・ソーことオーディンの息子、ソールだ。
ジャック=ルイ・ダヴィッド『テルモピュライのレオニダス』
中 -
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美の基準は人それぞれである。そのため、中には、「えっ、これが美?」と驚く絵も。
「醜い公爵夫人」マサイス
タイトルについている通り、美しくない!いや、美の基準は様々だから、美しいと感じる人もいる?
「ゾフィ大公后」ヨーゼフ・カール・シュティーラー
ハプスブルグ帝国の有名な皇后、エリザベートの姑だ。エリザベートにイジワルをした悪役認定されがちだが、個性的なヘアスタイルはさておき、美人でしっかり者の印象を与える。覇気のない夫ではなく、英邁な自分の息子フランツ・ヨーゼフに皇位を継がせようと考えるくらい、国の事を想える女性だった。
「サラ・ベルナール」アルフォンス・マリア・ミュシャ
ウィーンに行 -
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「星たちを引き連れた夜」エドワード・ロバート・ヒューズ
表紙絵に用いられている謎めいた女性は、夜の女神。抱えているのは幼い赤子だが、現世では亡くなっている設定。しがみつくのはキューピッド。青が基調の優しい絵だ。この絵で描かれているのは慈愛。
「テルモピュライのレオニダス」ジャック・ルイ・ダヴィッド
映画『300』で有名な、ペルシャ兵にわずか300の兵で立ち向かうスパルタ王レオニダス一世。中野さんの著書で何度も登場している。レオニダス一世はオールヌードなのに正面向き。見ているこっちが恥ずかしい。周囲ではボーイズラブの濃厚な場面が繰り広げられている。死地に向かう戦なので愛も燃え上がる?
「フリ -
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文芸春秋で連載しているシリーズ。欲望というタイトルがついているが、必ずしも絵画から欲望が感じ取れないものも。かなり強い欲望でないと、表情に現れにくいのかも。
ドラクロワ「怒れるメディア」
劇的表現が得意なドラクロワらしい、色彩も鮮やかな色ばかりを使った場面。但し前情報もなくこの絵画を見た人は、全く逆の状況を想像したとか。幼子二人を守ろうとする母、ではなく、その逆。映画にもなった『王女メディア』。
ミレイ「オフィーリア」
これも有名な絵画。ミレイとくればこの絵が浮かぶのでは。欲望というより、ハムレットに振られて全ての望みを捨てたオフィーリアが水底に沈んでいく瞬間を描く。
ピアズリー「サロメ