中野京子のレビュー一覧

  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    メディチ家12の物語。

    メディチ家といえばイタリア。というとチェーザレやルクレツィアの物語があるな、と期待して系譜を見たらいなかった。それはそう、彼らはボルジア家でした。
    中途半端な知識で期待してしまって恥ずかしい。ちゃんと世界史勉強していないからだ。

    政争と裏切りの歴史。「名画」シリーズはメディチ家で完結するそうですが、その中でもとにかく金・金・金の印象が強いかなぁ。商人出身ということがあるからではなくて、権力の入手に奪還、維持とひたすら金をばら撒いてきた印象が強い。
    文化保存に対する貢献があるとはいえども、なかなかどぎつい一族であったのかなともいます。シリーズ最初のハプスブルク家から、

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    2026年03月21日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    プロイセン王家12の物語。

    プロイセンと聞いて思い出すのは、やはり鉄血宰相ビスマルク。フリードリヒ大王よりも、ビスマルクです。明治維新後の岩倉使節団との関わりもあって、日本史でも馴染み深いというのが一つ。あとは「鉄血宰相」という響き五感の素晴らしさです。

    プロイセン建国から滅亡までの217年間を、名画とともに振り返ります。
    ただ、ドイツでなくプロイセンというと、とんとなじみが薄くなる。ハプスブルクやフランスのような強大な国家が誕生したのが遅かったからかしら。神聖ローマ帝国というものに対する、自分の理解と知識の少なさからくるものではあると思います。

    プロイセンというものに対する印象。質実剛

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    2026年03月17日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    世界史面白い、、
    ハプスブルク家について広く浅く書いてある&肖像画でイメージもしやすくて初学者にはちょうど良かった。
    マリアテレジアに興味が出たから、マリア・テレジアにフォーカスした作品も読んでみたい

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    2026年03月15日
  • 怖い絵

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    面白い!めっちゃタイプでした。
    一作品数ページで読みやすいし、確実に絵画の見方の奥行きが深まりました。

    誰もが知ってるような有名な絵から、微笑ましい雰囲気の絵まで、何となく感じる気味の悪さを見事に言語化してくれる。
    もちろん美術の見方は千差万別なので、いやそれは流石にあなたの感想でしょという部分もありますが、
    歴史的背景や画家の生い立ちなどの情報を含めて解説されてるので、数ページでも作品に対する解像度が上がり、ゾッとすると同時に考えさせられます。

    しばらくはこの著者の怖い絵シリーズを読み漁ろうと思います。

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    2026年03月14日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ダヴィンチとミケランジェロにボッティチェリ。ルネサンスの文化が華やいだのは、この名家の存在があったからこそ。名画が語る一族の物語。…初代ジョヴァンニが銀行家として財を成し、2代目コジモがフィレンツェを実質統治。4代目ロレンツォで栄華を迎え、芸術家のパトロンに。レオ10世、クレメンス7世という2人の教皇を輩出。カテリーナとマリアというフランス王妃も出す。衰退と復帰を繰り返すも、コジモ1世がトスカーナ大公の地位を得る。後世に残した最大の遺産は芸術。一族の遺言は、「美術品をフィレンツェから持ち出さないこと」。

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    2026年03月11日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ネタバレ

    久しぶりのヨーロッパ名家シリーズにて最終巻とのこと。メディチ家とはいえ、これまでの名家と比べると少しインパクトが弱いように思う、特にハプスブルク家と比較して。紹介されている絵画も、あまり興味がひかれなかった。ロレンツォあたりをピークに、ルネサンスが花開いた歴史を読み解くものとして、面白かった

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    2026年02月28日
  • 新版 中野京子の西洋奇譚

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    不可思議で神秘や怪奇を含み、ゾクゾクする恐ろしさも孕んだこういう奇譚や怪談話は何故こうも惹き付けられるのか。
    怖いのにページをめくる手が止まらなくなる魅力があって、この感情についても作中で触れられていて「確かにな」と深く納得できた。

    なんとなく知ってるような有名どころの話でも、新たな知見や驚きがあってすごく興味深い。
    そして、あらゆる事柄には必ず当時の社会情勢も深く関わっているんだなと改めて認識できた。そして作者さんの知識の広さにも驚く。

    幽霊はじめ、十字路や斬られた首など、世界各国で共通するモチーフで語られる話ながらも、それぞれ国(または地域)ごとに特色ある物語たちが比較することでより面

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    2026年02月24日
  • 希望の名画

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    気軽に絵と出合えてよい本。美術館に行きたいのに行けない日に読みたい。
    最初に絵の一部分のクローズアップからはじまるのが、全体を想像させて面白い。
    この本をみてやっぱり王家の肖像は面白いなぁと再確認。血が繋がってる人は別の画家の絵でも似てる
    。プラド美術館には多くの肖像画があるようで、昔行った時には無知でちゃんと見てなかったことが残念。
    肖像は本当に面白い。
    あとは、わたしはどうやらこの本に2作品出てくる、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵が好きみたい。色がきれい。
    トレチャコフ美術館から一回も出たことがない、シーシキンの『松林の朝』も良かった。お菓子のパッケージになるほどのかわいさもあるし、森の

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    2026年02月23日
  • フェルメールとオランダ黄金時代

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     ちょうど先月まで読んでいた寺島実郎氏の著書『世界認識の再構築-17世紀オランダからの全大知-』に影響を受けてオランダに興味を持っていた私にとって、本書は抜群に面白かった。17世紀オランダの経済・文化・風俗について当時描かれた絵画を通して概観することが本書の目的であるが、このプロセスの中で17世紀のオランダが国際的に見ていかに特異な存在だったかに気付かされる。
     「この世は神が造ったが、オランダはオランダ人が造った」という言葉があるが、本書を読めばその由来がよく分かるだろう。

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    2026年02月22日
  • 名画で読む「音楽の秘密」

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    秘密と言う程の事ではないけど(苦笑)絵画の中の楽器、特に描かれた時代も相まってとても興味深かった。中野先生の良い所は読み易い事と、キチンとマークすべき点が指摘されている事。どの絵もなるほどと思う背景があって、2回目はネットと音楽を聴きながら楽しめた。多分、読んだ方は其々のお気に入りの一枚が見つかると思う。

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    2026年02月18日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    【感想要約】
    カラー図版を多用し、メディチ家の人物像と絵画を結び付けて平易に紹介する読みやすい入門書。個々の人物や制度の詳細分析は少ないため専門的知見を求める読者には物足りないかもしれないが、通史的理解には有用。図版資料としての価値もある。

    【内容】
    花の都フィレンツェを舞台に栄えた大富豪メディチ家の350年にわたる歴史を、それを彩った数々の名画とともに紹介している本。特にメディチ家の隆盛期はイタリア半島におけるルネサンスの最盛期だったため、どの絵画もみな華やかかつ対象人物の人間的魅力を肉感豊富に描写しており、それらからは各人物の往時が生々しく伝わってくる。また教皇を立て続けに2名も輩出した

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    2026年02月23日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    本当にドラマチック!面白かった。
    自由の女神がフランスからの贈り物であることは知っていたが、歴史を見て、なぜそれをフランスが(しかも募金で)贈ったのかを知ると涙が出た。自由の国といえばアメリカだが、誰よりも自由の重さを知っているのはフランス国民なのかもしれない。
    1番好きなのはアンヌ・ドートリッシュ。まさに愛の人だと思った。
    わたしも人を無闇に憎まず、愛情を注いだものに執着せず、祈って死ねる様な人生にできたらいいなと思う。
    あとベルサイユのばらを読みたくなった。

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    2026年02月11日
  • 中野京子の西洋奇譚

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    世界に不思議な話。不思議な出来事は多い、嘘だ、ほらだ、幻だ、錯覚だ、気の迷いだという当時のおかしな出来事が今に伝わったもの。歴史的現象奇譚が伝わったもの。それはなぜ?中野さんは説く。
    1ハーメルンの笛吹き男
     グリムではハーメルンにやってきた男が報酬をもらう約束で鼠を川に沈めたが、
     報酬をもらえなかったので130人の子供を連れ去った。
     古文書に記され、今も研究中でさまざまな論考がある。
     面白いのは舞踏病に集団感染して踊りながら町を出て行った、などこれはマユツバ。
     子供たちは十字軍に 入ったのかとも。笛吹き男は徴兵係だったw  

    2マンドラゴラ  
     物語に登場する(ハリーポッターなど

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    2026年03月09日
  • 名画で読む「音楽の秘密」

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    竪琴、ヴァイオリン、リュート、オルガン、トランペット、三味線、ハーディ・ガーディ、バグパイプ、クラリネット、フルート、ピアノ、チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ラッパ、ドラム、チェンバロ、そしてヴォーカル。歌って、踊って、演奏して。猫も、子供も、画家も、作曲家も、神も、天使も、鳥女も。静止している絵に描かれた楽器と楽譜。音は聞こえずとも、メロディが目の奥で流れている。「見る」と「聴く」が思考のどこかでつながっている。17章に渡って読み解く「音楽の秘密」。頁を捲り直し、その音色をもう一度味わってみる、静かに。

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    2026年02月03日
  • 名画で読む「音楽の秘密」

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    カラバッチョの表紙が優美。
    よく知られた名画から、初めて見る名画まで、中野京子さん節で楽しく新しい知識、知見が得られてなんたるお得。
    「音楽の秘密」編ということもあり特に後半がよかったな。
    「楽しいひととき」は知らなかった絵画。
    本当に見る者にまでたのしいひとときをくれるね。

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    2026年02月03日
  • 名画で読む「音楽の秘密」

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    久しぶりの中野京子さん。
    絵画の中での「音楽」。
    知らない絵もあって新たな出会いが嬉しい。
    改めてヒエロニムス・ボスの「快楽の園」を実際に見てみたいものだと思いました。

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    2026年01月28日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    ミュージカルアナスタシアでは冒頭でニコライ一族の絵に描いたような幸せな団らんから、突然、衝撃的な一族の終焉(ロマノフ王朝の終焉)から始まる。
    そんなことってある?!と、ニコライ一族を知りたくて購入。事実はそんなことあったんですが…
    物語とは違う事実を知る事ができました。
    もちろんアナスタシア以外の話も満載で、少し狂気じみた名画が多い印象でもありました。

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    2026年01月20日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ハプスブルク王朝を知ったら切り離せないブルボン王朝。
    隣あっていた両家は戦争ばかり繰り広げていました。一般的に有名な両家の関係性は、政治的同盟のためにルイ16世に嫁いだマリー・アントワネットのお話では?
    しかし、ブルボン王朝はとにかく「ルイ」が沢山。別名ルイ王朝。推し「ルイ」が見つけられるかも!?

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    2026年01月20日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    ミュージカル好きなら通らざる得ないハプスブルク王朝。どこを切り取ってもドラマチックで刺激的。
    ルドルフ1世からの家系図もあり、オーストラリアハプスブルク家とスペインハプスブルク家の関係性も分かる。後半は写真もあって、名画とは違うドキドキ感を味わえました。

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    2026年01月20日
  • 怖い絵

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    何年も前に上野の美術館で「怖い絵展」をやっていて観に行ったな〜
    当時は大行列で、館内の展示物の説明もじ〜っくり自分のペースで読み進めることができなかったです。
    でも初見ではただの絵としか認識されなかった絵達が、解説を読んだ後に再度観ると怖さというか、描かれている絵の意味がわかり、より彩り豊かになっていく感覚が今でも忘れられないです。

    文庫本なので仕方ないですが、是非絵はググってwikiなどに載っている鮮明な絵を見てほしいです。
    本だと暗い部分がよくわからなかったり、塗りつぶされているように見える部分も鮮明にみえて、拡大したりもできますから。

    時代背景やその画家の人生をみると想像も含まれます

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    2026年01月10日