中野京子のレビュー一覧

  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    近代から現代までのイギリスの歴史が絵画や資料を見ながら学べる。
    シェイクスピアや演劇などでイギリスの歴史に触れる機会が増えたので、勉強になった。
    例えばロンドン塔に幽閉される話がよく出てくるが、単独の塔ではなく、広い城塞(掲載されている写真がわかりやすい)なんですね。(行ったことあるけど忘れている。。)
    絵画や写真がカラーで見れるので鑑賞にもよい。
    しかしイギリスの歴史、劇的で面白いけどややこしい。。覚えられない。。

    p8
    「(ロンドン塔は)頑丈な城壁に囲まれた十八エーカー(七ヘクタール強)の広い城塞であり、大小十三もの塔を擁するところからこう呼ばれるようになった。正式名称は「女王陛下の宮殿

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    2026年07月14日
  • 旅から生まれた名画

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    鶴の飛翔を仲間から1人外れて眺める少年。いつかこの場所を抜け出せる日を願って。…公園を歩くカップル。幸せな日々の13年後に大戦が起きる。2人はどんな運命を辿ったであろうか。…零度を下回らないベツレヘムに雪を降らせ、イエス誕生時の風景を描く。他国に占領されたフランドルの過酷な現実に思いを寄せて。…子供の旅、恋の旅、冬の旅。騎士がいて、巡業して、日本製品を持ち帰る。翼をつけ、箒に跨り、絨毯に乗る、空の旅。馬車と船に蒸気機関車。旅を起点に絵画を巡る。始まって、途上があり、終わりが来る。時空を超える読書を楽しむ。

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    2026年07月14日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    17世紀初頭のイタリアを生きたカラヴァッジョ。
    余りある才能を持つ天才画家ながら、破天荒。
    成功と破滅、逃亡の38歳の生涯を、その作品と共に語る。
    ・カラヴァッジョの生涯と代表作
    ・カラヴァッジョが辿ったと思われるルート
    ・ペスト時代の少年 ・ローマへ ・顔 ・少年たち
    ・メドゥーサ ・暴力三昧 ・成功 ・ルーベンス
    ・娼婦たち ・殺人 ・ナポリ ・マルタ島
    ・聖ヨハネ ・脱獄 ・終焉
    ・あとがき
    主要参考文献有り。

    カラヴァッジョの生涯と作品についてを丁寧に描き、
    更に、その時代の事件、関連する場所や主題を描いた
    画家などの作品をも対比的に紹介している。
    幼少期の不条理の体験からの怒りが内

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    2026年07月05日
  • マリー・アントワネット 下

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    ツヴァイクの大作の下巻。下巻に入る時点ですでに革命は起こっていて、下巻300ページで描かれるのは王室の没落と政治的な動き。その混乱の渦の中でマリーアントワネットがどのように暮らしていたのかという部分はこれまで知らなかったことなので、とても興味深く読んだ。

    年表で見れば数ヶ月のことでも、その間彼女がどんな環境で、どんな想いで暮らしていたのかが細やかに描かれていて、同情をせずにはいられない。ここで描かれる女性は、最後まで精神を強く持ち、自分の頭で考え、罪のない人たちを守る、成熟した女性。上巻とのコントラストが素晴らしく、ああ彼女は頭が空っぽの快楽主義者だったのではなく、単に若かっただけなのだ、本

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    2026年07月03日
  • 怖い絵

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    絵のストーリーや発注された背景などがわかって面白かった。
    こんなにグロテスクな絵画を昔のお金持ちはなぜ、大金を払って描いてもらったのか、などの疑問が解消される。
    マリー アントワネットのレンブラントによる鉛筆画も興味深かった。レンブラントの意図は意地悪だったのかもしれないが、誇り高きまま亡くなった、一つの証だ。

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    2026年06月24日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    ギリシア神話に慣れていないし、噛み砕いて読むのに時間がかかった。
    内容としては面白かった。
    絵の中の不気味さにも意味があったのだなと改めて教えてもらった。

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    2026年06月21日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    カラヴァッジョの絵画を見に行くことが、イタリア語学習のモチベーションです。
    光と影の強烈な対比、ドラマチックな場面、『バッカス』『病めるバッカス』のようなゾクゾクするような目を向けてくる作品が好きです。
    『聖マタイの召命』はババーン!!と光の効果音が聞こえるようです。この作品のイエスはとても男前です。

    カラヴァッジョ作品を見るとエネルギーが湧いて来るのですが、今仕事がここ数年で最高に忙しくてしんどいせいか、ややキツく感じました。不思議。

    カラヴァッジョと比較して登場するルーベンスの作品の方が今の私にはじわーっと染み込み、しっくりきました。
    光と影の対比は強くなく、色彩も暗めの『キリスト埋葬

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    2026年06月17日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    ペスト時代の少年
    ローマへ

    少年たち
    メドゥーサ
    暴力三昧
    成功
    ルーベンス
    娼婦たち
    殺人
    ナポリ
    マルタ島
    聖ヨハネ
    脱獄
    終焉

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    2026年06月12日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    赤の効いたカラヴァッジョの絵はとても目を引いた
    このような絵が描ける人なのに、喧嘩っぱやくてしまいには殺人を犯し、あちこち逃げ回る一生になってしまったなんて驚きだ
    逃げている先でも教会から絵の制作を依頼され、早書きではあるが素晴らしいものを残している
    騒動に明け暮れた人の最後には似つかわしくないが、やはり現代まで残る素晴らしい絵を残した人だった

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    2026年06月09日
  • 虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

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    生まれや育ってきた環境、人間関係や時代背景などの描写もあり、そういった逆境の中でも強く生きる彼女の信念と好奇心の強さを感じた

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    2026年06月07日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    相変わらず読みやすく、わかり易く興味を途切らせない語り口。クリムトは勿論だが背景のハプスブルクの盛衰も合わせて面白かった。

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    2026年06月02日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    カラヴァッジョのこと、何も知らなくて...
    こんな人だったんだ。
    めっちゃ絵がうまいアホだったんだ...

    なんとなく太宰治を思い出す。
    なかなか真逆な感じがするけど。

    面白かった。
    イタリアの美術館とか教会で生で見てみたい。

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    2026年06月01日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ネタバレ

    時系列順に1名ずつ絵画とともにエピソードが紹介されているのが分かりやすくてよかった。
    同じ名前の人が多いのでややこしくはあるが、あだ名やエピソードどあわせると「人」としてイメージが湧きやすい。

    フィレンツェに行ったことがあるので、印象に残っていた絵画もあり懐かしい気持ちになりました。また、よくここまで美術の発展に貢献し、作品たちをフィレンツェに留めておいたなと思いました。
    ルネサンスの作品が特に好きなので、関わりの深いメディチ家のことが知れてよかったです。

    後継者が途絶えていたことは知っていましたが、最後数代はこんなあっけなかったなんて、、、

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    2026年06月01日
  • フェルメールとオランダ黄金時代

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    多くの画家を排出した16~17世紀のオランダの時代背景を少し理解することができ、新たな視点で絵画を観ることができる気にさせていただきました。スペインとともに、戦国時代の日本にも深く関係していたオランダのすごさ、国力だけでなく文化面での奥深さを感じることができました。

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    2026年05月29日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    ネタバレ

    兄脈、弟脈と分かれ、兄弟間の争いも多く、最終的には男色で滅んだ(と言っていいだろう)メディチ家。
    家系図が複雑なので難しいかと思いきや、そこは中野先生、するする読ませる。
    ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ラファエロなどルネッサンスの錚々たる面々が出てくるのも、さすがメディチ家。
    カトリーヌ・ド・メディシスなどの女傑が出てくるのも、さすがメディチ家。
    中野先生のキレッキレの文章が容赦なくメディチ家を解体していく感じ。
    面白かったです。

    個人的には終盤、メディチ家を語る上で天正の遣欧使節団の絵を持ってきたところに驚きました。
    メディチ家の肖像画ではなく、敢えてそこをチョイスするのかと。
    フランチェ

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    2026年05月25日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    聖書2割も知らない日本人ですが、西洋にこんなに浸透して支持されてるんだから、さぞ説得力凄くて感銘を与えてくれるすごい話なんやろなぁと思ったら、え、洗脳、というか、恐怖政治、というか、共感し難い部分(甚だしい女性蔑視、言及されてないところを勝手にいいように解釈して政治利権利用してる、免罪符とかいう教会の腐敗etc.)が多すぎて、なぜこんなに世界に広まってるのか、逆に不安になりました。
    この本で紹介されている天才画家達の圧倒的な画力、説得力、絵というメディアの力の凄さを思い知りました。
    日本の多神教への寛容さや、仏教や神道の足るを知る、という考え方で育って良かったと改めて思うし、
    それぞれの”宗教

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    2026年05月23日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    印象派、そして西洋美術史のとっかかりとして非常に良かった。
    印象派関連の展覧会は何回も行くけどやっぱり歴史的背景を知流のと知らないのとでは、鑑賞するにあたっての感じ方は少し変わるかなと思う。
    もちろん感覚で絵を見ることは大事だけど、歴史的な背景を知った上で見ると、見え方や書いてあることの意味などを、より見て取れるなと。

    美術史周りから西洋史や世界史、はたまた日本史を学んでいきたいなと思う今日この頃。

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    2026年05月20日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    17点の西洋絵画を中野京子さんが解説してくれます。
    絵画の細かいところまで、また、その歴史的背景を詳しく解説してくれるので、深く理解することができます。
    キンドルで読んだのですが、美しいカラーの絵画が鑑賞できるのもお得。
    どういった時代だったのか年表付きです。

    ドラローシュ『ロンドン塔の王子立ち』
    スーラ『グランド・ジェット島の日曜日の午後』
    ティツィアーノ『カール五世騎馬像』
    ラファエロ『レオ十世と二人の枢機卿』
    グレコ『ラオコーン』
    ティッシュバイン『カンパーニャのゲーテ』
    フェルメール『恋文』
    ターナー『吹雪、アルプスを越えるハンニバルとその軍勢』
    デューラー『メランコリアI』
    ゴヤ『

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    2026年05月18日
  • 怖い絵

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    恐ろしい西洋絵画が目白押し。絵の謎を解き明かす解説エッセイ。

    文章がすごく上手で、どの絵の章もおもしろく読んだ。
    特に最終章の『イーゼンハイムの祭壇画』は圧巻。地味な絵を最後に持ってきたな〜と思っていたら、迫力のある文章に驚かされた。あの旅路は本当に肝が冷える怖さだ...。

    いくつかの絵は「無理やり怖さにつなげなくても...」と思わないこともなかったな。

    知れば知るほど絵っておもしろくなるんだなあ、と実感できる本でした。

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    2026年05月11日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    古典の話から実在の人物、それも様々な階級の人や画家含めた芸術家たちのものなど、
    ひとつ「美貌」をテーマにした絵画でも、こんなにも多彩で様々なエピソードとドラマがあるのかと、読んでいてすごく楽しかった。

    また、作品ひとつひとつの長さも丁度良く感じた。
    説明的な部分も、著者の痛快な言葉のセンスで面白おかしく読めるのがすごい。

    特に好きだったのは、表紙にもなっているイワン・クラムスコイの「忘れえぬ女」という作品。
    ミステリーめいてもいるし、または神秘的ともとれるようなエピソードが、絵画自体の存在感を強めていて、ある種不気味な魅力があった。

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    2026年05月09日