中野京子のレビュー一覧

  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    名画がとても綺麗で何度も見直してしまいました。アルチンボルドの絵を昔、美術館で見たことがあるのもあり、こんな裏側があったのかと改めてじっくり見てしまいました。教養が身につきそう。

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    2025年05月06日
  • 怖いへんないきものの絵

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    絵画に登場する奇妙で怖い生き物。いったい画家は何を考えてこのような絵を描いたのか?
    『怖い絵』の著者『中野京子』と『へんないきもの』の著者『早川いくを』との対談を通して、その絵が描かれた時代背景を踏まえながら解説する。

    やはり何と言っても印象的なのは、装丁になっている恐れおののいている赤ずきんちゃんの絵でしょうか。初め、捲って現れた狼にビビっているのかと思いきや、添い寝していたんですか。そりゃあんな嫌悪感丸出しの顔にもなるか。
    他の絵は怖いというよりヘンテコリンなものが多かったです。そしてお二人のやり取りが面白すぎ。特に『カニに指を挟まれる少年』。なんでそんな絵?少年というかおっさんに見える

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    2025年05月04日
  • 虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

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    売り文句として「昆虫学の先駆」、「リンネ、ダーウィンよりも昔に研究を行い~」という人物の伝記であり、「マリア・メーリアン」という名前は一切知らない状態で読み始めたが、非常に興味深く読むことができた。
    まだ近代科学が発達する前で昆虫学もない(おそらく生物学もなく、博物学が大勢を占める)時代に、変態含めて自然観察を前提として書籍を作成した女性であり、その生涯の業績だけでなく、関係者や親類とのやり取り方から、時代の背景を知ることができ、興味深く読むことが出来た。
    レーウェンフックとの関係とやり取りはちょっと笑ってしまった。

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    2025年05月04日
  • 怖い絵

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    ●取っ手のない玄関扉。人を拒む建物。かつてそこで起きた悲劇。内部に死を抱えたまま海に沈んでいく。●38歳のかつての王妃。刑が確定し一夜にして白髪になる。動物死体運搬用の荷車で後ろ手を縛られ大きく市中を引き回される●部屋の中央でうずくまる男がふたり。身を崩れかけている若者。抱き寄せる老人が左手で噴き出る血を止めようとする。傍らに長杖が横たわっている。…恐さの源、それは死。肉体の死、精神の死である「狂気」。抗いたいが、垣間見たい。皮肉にも死の恐怖は楽しみにもなる。見て感じ、知って味わい、生きてる実感を得る。

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    2025年05月04日
  • 展覧会の「怖い絵」

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    怖い絵シリーズ4冊目。これまた面白かったです。今回は展覧会のー ということで2017年に神戸と東京で開催された「怖い絵」展にて展示された作品がピックアップされています。
    いつも文庫のちっちゃな絵でしか見ていない作品を実際に見られる機会があったなんて…!レディジェーングレイの処刑の大きな作品もあったとか。見てみたかった。
    巻末では展示開催までの過程が綴られていて、興味深かったです。もっと詳しく聞いてみたい。

    20250422

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    2025年04月25日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    どの作品も印象的で、どんどん読めてしまいました。
    本当に中野京子さんの本は面白い!!
    最後の「泣く女」は読む前から知っていてもハッとさせられる絵だと思いました。ドラマールとの関係は激しくも終わったけど、そのことは後世にこのような傑作を残してくれたことに繋がり、複雑だけど、人間味のあるアートで面白いと思いました。

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    2025年04月17日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    美術の面白さを感じられ、難しい歴史も面白く理解できる一冊!やっぱり中野京子さんの書く美術本は最高だ!っとなりました。
    最近は山田五郎さんのYouTubeと合わせて観ることで、より勉強になり面白いです。中野京子さんの本で紹介されていた絵だ!っとなって、わくわくしながら観ています。

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    2025年04月15日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    絵画を見るのが好きで美術館に寄ることもしばしばあるのですが、ただ自分の感性で絵を見ていても「よくわからない」と思うことが多くありました。本書を手に取って、様々な絵のお約束(絵画の言語)を数多く知ることができ、今度美術館に行くときの楽しみが増えました。図版が多く示されているだけでなく現代の様々な事例と比べながら説明しているので、とてもわかりやすかったです。

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    2025年03月27日
  • 名画に見る「悪」の系譜

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    現代人は動画を見慣れているから絵の中に
    切り取られた瞬間の前後の状況を読み取る能力が
    弱いとのこと。

    確かに、この本の表紙に描かれた絵を見ても
    きれいな女性が仁王立ちしているな、という
    感想しかなかったが。
    夫(王様)と夫の愛人を手元の大きな斧で
    めった殺しにした直後の決めポーズとは
    気づかなかった。

    こんな感じで、絵を見るだけでは読み取れない
    興味深い背景の解説がたくさん。

    いつ読んでも中野さんの絵画解説はよい。

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    2025年03月26日
  • 怖い絵

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    中野氏の提示する読み解き方を知って、印象が変わった作品多数。まさに「絵画の新しい楽しみ方を提案する」という謳い文句通りで、読んでいて楽しかった。
    特に印象的だったのはドガの『エトワール、または舞台の踊り子』の解釈。
    ドガの美しい絵の何がどう怖いのか?この部分を読むためだけにでも本書を買う価値あり。
    文庫サイズの悲しさで掲載作品が小さいことだけが難点。

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    2025年03月23日
  • 怖い絵の中のモノ語り

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    最近は中野さんの本を読んで、ただうまい絵では満足できなくなっちった…。だから、これを読んで、満足ムフー。
    絵の中にこんなに要素を入れることができるなんて、すごい。それに、知識がないとできないことだから、絵描ける=教養が高い、みたいな?当時ではそうだったんだろうなぁ。
    だとしたら、今日のように、情報が素早く手に入る時代では、昔よりは簡単に怖い絵を描くことができやすくなったんだろうな。時代の変化+技術の発達が、アート面でも活躍してるんだなあ。

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    2025年03月20日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    まず、殆どが右ページが説明で左が絵画というレイアウトなので、分かりやすく読みやすい。
    文体も小難しくなくとっつきやすい。フルカラーでキレイだし。
    前半は「これが描かれていたら何を表す」みたいなのが多く特に分かりやすく面白かったかった。
    しかし、最後の方は何となく難しく、そして面白みが減っていった。それもなんか暗い感じの項目で終わったので読後感が良くないというか。
    途中までなら★5。最後の方でマイナス。

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    2025年02月25日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    「植物」の章

    「天体・自然」の章

    「動物・虫」の章

    「食べ物」の章

    「相反する要素」の章

    「武具」の章

    「道具・装飾品・楽器」の章

    「建物」の章

    「技法」の章

    「現象」の章

    「人物描写」の章

    「身体」の章

    あとがき

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    2025年02月23日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    最近は、同じ作品を異口同音に評す様な作品が多かったが、今作は西洋絵画の決まり事、つまり文章における文法を、12の章で表している。
    絵画の中の植物、動物、道具など。漠然と絵画鑑賞をするも良し、絵画に隠された文法を見つけて納得するも良し。歴史や時代背景なども含めて読んで良かった一冊だった。

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    2025年02月20日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    書店で見つけて、ふっと手に取ってしまいました。

    恥ずかしながら絵画については何も知らず、自分にとって未知の分野であるところに魅かれました。

    この本には、絵画のお約束が絵付きで説明されています。その絵の描かれているものの意味や読み解き方など、筆者の言う「絵画の文法」に触れることができます。

    異時同図法という表現技法があるなんて、全く知りませんでした…。

    ただ5秒だけ見て解説を読むよりも、色々な技法や文法・背景を知っている方が絵画もより楽しめるというもの。

    この本にあるのはその触りの部分だけではありますが、非常に興味深く読むことができました。今後美術館などに行く機会があれば、新しい絵画を

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    2025年02月08日
  • 怖い絵

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    絵画作成当時どんな時代だったのかという歴史的背景から絵を鑑賞しており面白かった。解説を読むと絵の見方が変わる。大変良かった。

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    2025年02月03日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    イワン雷帝とニコライ二世、そして「怖い絵」で知ったソフィアの3名くらいしか知らなかったので勉強になった。
    といいながらも同じような名前ばかりなので、やはりよくわからず…でも「あ、なんか知っている」と思える土台作りとなった。ありがたい。
    わりと女帝いて活躍していることに意外に感じた。
    その他冬将軍もラスプーチンもふわっとした知識しか無かったので「へー!」と興味深く面白かった。
    それにしても多産。そして殆ど生き残れていないのも恐く、哀しい。

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    2025年01月22日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    年2回毛が抜け替わるテン。白の時は貞淑を示すが、黒になると娼婦と共に描かれる。赤と青の使いわけ。受難と神の愛を現す赤、天上の真実と永遠を示す青。物の配置にもわけがある。よきものは右、左はろくでもないものと極端に意味づけされる。リンゴはエロスと結びつき、月桂樹は勝利や名声のシンボルになり、流れる川は時や人生に喩えられる…未知の外国語を示されて、感覚だけで意味を解釈するなどできない。文章に文法があるように、絵にも約束事がある。見た目の印象だけで鑑賞してはいけない。感性を発揮するのは、意味を読み解いた後でよい。

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    2025年01月19日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    絵画を通じて世界史が好きになる本です!家系図を見ながら読まないとと思いながらも、面倒なので、サボっていると、途中から誰が誰と結婚して誰と誰がどうつながっているのか、さっぱりでした。さすが婚姻によって勢力を拡大してきただけのことはあります。とはいえ、楽しく読めたように思います。

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    2025年01月18日
  • 中野京子の西洋奇譚

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    海外の絵画の背景を歴史とともに説明してくれる中野京子氏の最近の本。解説がないと意味が分からない絵はたくさんあるが、なんとも奇妙な裏話があったりする。
    本書は絵画だけでなく、写真や未解決事件なども取り上げていて、なかなか面白かった。軽く読める小話集という感じである。
    ロシアの集団遭難事件は聞いたことがあったが、本書でも直近の考察が示されていて興味深かった。私の推理は少し違うのだけれど。
    空前の妖精ブームについては初めて知った。写真に写りこむ妖精の正体は?
    美術系の雑学を仕入れるのにぴったりだ。

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    2025年01月11日