中野京子のレビュー一覧

  • はじめてのルーヴル

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    ルーブルと名がついているが、ルーブル美術館のガイドブックに非ず。中野さんの本らしく、1つの絵をじっくり紹介する形式(もちろん、ルーブルにある絵を取り上げてはいるが、説明の中ではそのほかの美術館蔵のものもたくさん)。
    ルーブルという名前で倦厭していたところがあるが(美術館にいくわけじゃないしー)、なんだいつもの中野節全開じゃないか、もっと早く読めばよかった、と思った1冊。

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    2014年08月14日
  • マリー・アントワネット 下

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    まるで演説を聞いているかのような文章で、登場人物の息遣いまで感じられる。

    上巻の最後にフェルゼンが漫画の王子様のように颯爽と現れ下巻への期待を高めている。

    下巻は更に歴史が動き、息つく暇もない程に緊張状態が続く。

    そして、アントワネット処刑までの重く長い日々。

    登場人物全員とお近づきになれる天下一品の本である。

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    2014年01月25日
  • マリー・アントワネット 上

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    文章を読む喜びを感じた作品。
    登場人物が動き出す、まるで目の前に現れるように。映画を見ているような感覚になる位引き込まれる。
    アントワネットと、母マリアテレジアとの手紙のやり取りは、時代と国境を越えても変わらない母親の心配性を垣間見ることができる。

    シュテファンツウ゛ァイクはもちろん、翻訳の中野京子さんの素晴らしい訳にも感動した。

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    2014年01月25日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    この時代の女性の扱いというか、地位が怖いまでにわかる一冊。でも個人的にイワン雷帝が好き。もっと穏やかというか、幸せに?朗らかに?過ごせればと、願ってみたり。ベラスケスの偉大さも分かる一冊。ヘンリー8世は好きになれないが、エリザベス1世も好きにはなれない。読む人によって肩入れする人は大きく変わりそう。それがまた、楽しい。

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    2013年11月10日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    いやー面白かった。
    3作の中で一番好きかも知れない。
    どれもおすすめではありますが。
    カストラートとか、ああ、そうかぁと説明書きにふむふむと納得。
    少し自分がものしりに慣れた様な気がします。(するだけ)

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    2013年09月30日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    まるで見てきたかのような書き方で、引き込まれる面白さが上手い。このシリーズのヒットで二番煎じのような本が沢山出たけど、やはりこの作者のが一番面白いと思う。

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    2013年05月11日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    面白い。何度も一枚の絵のページに戻りながら、うなりながら読んだ。文庫本でなく、ハードカバーで買えば良かったと後悔する。泣く女編も早く読みたい!

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    2013年04月19日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    世界史選択の学生に近代ヨーロッパ史の副読本として読ませたい。こういったサイドストーリーを知ることで歴史に深みが増すのではなかろうか・・・

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    2012年09月27日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    同じ著者の「怖い絵」三部作を読んだ後、まだちょっと物足りない気がしたのでこちらを読んでみました。三部作と重複する部分もありますが、図版はこちらの方がわかりやすいです。矢印つきで様々な要素の説明が記載されているので。また、ベックリンの「死の島」が全バージョン載っていた点も良かったと思います。

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    2012年07月29日
  • マリー・アントワネット 下

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    世界史を勉強しなかった自分への反省も踏まえ、子供が生まれたら読ませたい。

    上巻の王妃の思慮の無さには閉口するが、
    下巻に入り、運命の歯車が回り出してからの王妃の成熟ぶりには感嘆するしかない。
    最期まで毅然として、誇りを失わない美しさ。

    それだけでもうお腹いっぱい。

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    2012年02月28日
  • マリー・アントワネット 上

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    面白い。

    ――「民衆」という不思議な存在は、擬人的にしか、ものを考えられない。彼らの理解力が及ぶのは、概念に対してではなく、刑姿に対してだ。そのため彼らは罪が存在していると感じれば、罪人を見ようとする。

    表現が分かりやすく、それでいて美しい。
    役者が揃ってドラマティックすぎる展開の中、最高の役者フェルゼンが出てくるところで上巻終わり。下巻が楽しみ。

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    2012年02月21日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    絵(美術)は解説されるものではなく感じるもの。…そんな風に言われそう思ってきたけれど 気にいった絵や世界的に評価されている絵の事はもっと知りたい。           
    文化の違う外国での作品の背景を知りたい。
    そんな欲求に答えてくれるのが中野京子さん。

    本書は印象派を取り上げ解説。
    とてもおもしろい。
    あとがきまでよかった。あと173Pの世界で活躍する日本人アーティストをもっと国全体で支援すべきの一文にはまったく同感。

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    2012年01月30日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    [追記]
    こないだ頂いたポストカードがドガだった。
    今までだったら、単なる「ドガのバレエの絵」だったが、
    この本をよんだおかげで、この絵の背景や登場人物が何を表現しているかが、わかって絵の見方がかわった。

    知識というのが、見方をかえる。ということがよくわかった。
    ---------------------------以上 追記------------------------------------

    「怖い絵」シリーズの印象派の解説版。
    今回は印象派と呼ばれるドガやモネ、マネ、ゴッホ等を中心に、
    印象派とは何かがかかれている。

    フランス革命がおわり、ナポレオン3世の時代に今までの
    宗教画や

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    2011年10月29日
  • マリー・アントワネット 上

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    ベルばらファンにとって、これは外せない作品。オスカルが登場しないのが不思議になるほどベルばらそのものです。理代子先生はこの伝記小説を読んでベルばらを描いたんだから当たり前か。ツヴァイクのしつこい文体も好きです。中野京子さんの訳も良いです。

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    2011年09月19日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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     メンデルスゾーンの曲も、アンデルセンの童話も、今までそれ程興味はなかったのだけど、俄然きちんと聴いたり読んだりしたくなった。
     リンドはその存在さえ知らなかったけど、彼女にもとても興味が湧いた。他の2人と違って、彼女の“作品”を聴く事が出来ないのが本当に残念。

     メンデルスゾーンの絵とアンデルセンの切り絵が、どちらもこれが本職でもおかしくないくらい上手くてとても驚いた。

     普段余り作品と作者を結び付けて考えないのだけれど、リストの音楽のイメージと、本人の描写が余りにもピッタリで笑った。
     作品も本人も、派手過ぎて漫画みたい(褒めてます)。

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    2011年09月06日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    [ 内容 ]
    世継ぎの混乱と血みどろの宗教戦争に彩られた王朝の誕生から、十九世紀、ヨーロッパ全土に吹き荒れた革命の嵐による消滅まで、その華麗な一族の歴史を、十二枚の絵画が語りだす。
    『名画で読み解くハプスブルク家12の物語』に続く、ヨーロッパの名家を絵画で読み解く第2弾。

    [ 目次 ]
    ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸(『マリー・ド・メディシスの生涯』より)』
    ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
    ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
    リゴー『ルイ十四世』
    ベラスケス『マリア・テレサ』
    ヴァトー『ジェルサンの看板』
    カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
    グルーズ『フランクリン』

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    2011年04月12日
  • マリー・アントワネット 下

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    今年読んだ中で一番良かったかも。翻訳もすばらしい。
    ツヴァイクの文章は、まるでこちらの心を読んでいるかのように、知りたいと思ったことを絶妙のタイミングで提示し、不審に感じた瞬間に種を明かす。インタラクティブな読書体験ってこういうことを言うんだろうなぁ、と思った。
    マリー・アントワネットを襲った恐ろしい悲劇ばかりではなく、命をなげうって協力する友、恋人、家臣などの胸をうつ愛と忠誠の物語でもあり、一人の女性の成長物語でもある。

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    2010年12月02日
  • マリー・アントワネット 下

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    伝記文学の最高峰。平凡な贅沢好き、色恋好きな人間が過酷な歴史の荒波に洗われて、本当に王妃らしい威厳を身につけるまでを格調高く描く。
    文体はリズミカルだが、この翻訳はやや古めかしい感じで、中野京子訳の角川文庫版とも機会があったら読み比べてみたい。

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    2010年03月09日
  • マリー・アントワネット 上

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    いきいきと歴史上の人物を描くツヴァイク。
    小説のように読みやすいです。
    「ベルサイユのばら」と同じ名前の登場人物が出ているのも~史実だからですが、お楽しみ!

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    2009年10月10日
  • 希望の名画

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    ネタバレ

    最初のページでその絵画の一部分を見せて引き付ける、もしくは想像させてからの全体図と解釈。
    いつもとはまた違った構成の美術話、大変興味深かったです。
    描く作品に対する文章量は少なめながら(解説としては見開き1ページ分くらい)『モノ語り』のときほど物足りなさは感じなかったように思う。
    短文に慣れたからなのか。
    個人的には絵の作者名のところにも一・二文程度ながら解説があったのが大きかったと思う。
    そんなところまで読ませてれるのかと。

    印象的だったのはクラムスコイの『月明かりの夜』
    これ中野先生のご指摘にもあったとおり、最近実際の絵を見たことがあったので、あの時の神秘的な感覚を思い出して鳥肌が立った

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    2025年12月22日