中野京子のレビュー一覧

  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    絵(美術)は解説されるものではなく感じるもの。…そんな風に言われそう思ってきたけれど 気にいった絵や世界的に評価されている絵の事はもっと知りたい。           
    文化の違う外国での作品の背景を知りたい。
    そんな欲求に答えてくれるのが中野京子さん。

    本書は印象派を取り上げ解説。
    とてもおもしろい。
    あとがきまでよかった。あと173Pの世界で活躍する日本人アーティストをもっと国全体で支援すべきの一文にはまったく同感。

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    2012年01月30日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    [追記]
    こないだ頂いたポストカードがドガだった。
    今までだったら、単なる「ドガのバレエの絵」だったが、
    この本をよんだおかげで、この絵の背景や登場人物が何を表現しているかが、わかって絵の見方がかわった。

    知識というのが、見方をかえる。ということがよくわかった。
    ---------------------------以上 追記------------------------------------

    「怖い絵」シリーズの印象派の解説版。
    今回は印象派と呼ばれるドガやモネ、マネ、ゴッホ等を中心に、
    印象派とは何かがかかれている。

    フランス革命がおわり、ナポレオン3世の時代に今までの
    宗教画や

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    2011年10月29日
  • マリー・アントワネット 上

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    ベルばらファンにとって、これは外せない作品。オスカルが登場しないのが不思議になるほどベルばらそのものです。理代子先生はこの伝記小説を読んでベルばらを描いたんだから当たり前か。ツヴァイクのしつこい文体も好きです。中野京子さんの訳も良いです。

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    2011年09月19日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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     メンデルスゾーンの曲も、アンデルセンの童話も、今までそれ程興味はなかったのだけど、俄然きちんと聴いたり読んだりしたくなった。
     リンドはその存在さえ知らなかったけど、彼女にもとても興味が湧いた。他の2人と違って、彼女の“作品”を聴く事が出来ないのが本当に残念。

     メンデルスゾーンの絵とアンデルセンの切り絵が、どちらもこれが本職でもおかしくないくらい上手くてとても驚いた。

     普段余り作品と作者を結び付けて考えないのだけれど、リストの音楽のイメージと、本人の描写が余りにもピッタリで笑った。
     作品も本人も、派手過ぎて漫画みたい(褒めてます)。

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    2011年09月06日
  • マリー・アントワネット 下

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    今年読んだ中で一番良かったかも。翻訳もすばらしい。
    ツヴァイクの文章は、まるでこちらの心を読んでいるかのように、知りたいと思ったことを絶妙のタイミングで提示し、不審に感じた瞬間に種を明かす。インタラクティブな読書体験ってこういうことを言うんだろうなぁ、と思った。
    マリー・アントワネットを襲った恐ろしい悲劇ばかりではなく、命をなげうって協力する友、恋人、家臣などの胸をうつ愛と忠誠の物語でもあり、一人の女性の成長物語でもある。

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    2010年12月02日
  • マリー・アントワネット 下

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    伝記文学の最高峰。平凡な贅沢好き、色恋好きな人間が過酷な歴史の荒波に洗われて、本当に王妃らしい威厳を身につけるまでを格調高く描く。
    文体はリズミカルだが、この翻訳はやや古めかしい感じで、中野京子訳の角川文庫版とも機会があったら読み比べてみたい。

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    2010年03月09日
  • マリー・アントワネット 上

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    いきいきと歴史上の人物を描くツヴァイク。
    小説のように読みやすいです。
    「ベルサイユのばら」と同じ名前の登場人物が出ているのも~史実だからですが、お楽しみ!

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    2009年10月10日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    こういう世界史の本は初めて読んだが、200ページちょいで、わかりやすくまとめられていて面白かった。
    とくに、ライヒシュタット公の話は印象に残っている。野心はあるが、生来の体の弱さや、ハプスブルク家の人間からの冷たい目などから何もできずに一生を終えるという儚さはなんとも言えない感情を与えるモノだと思った。
    このハプスブルク家の650年にここまで濃密な物語があるとは思わなかった。改めて歴史という面白さを感じた作品だった。

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    2026年05月03日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    メディチ家の非常に面白かったので、購入。期待通りの内容でした。まぁ知ってることの方が多かったので、星は4つにしておきますが、素晴らしい本でした。次はどの家柄のやつを読むか悩むなー。これは全シリーズを制覇しようと思います!

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    2026年05月02日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    有名な西洋絵画の描かれた背景や宗教的価値観、作者の裏話まで書かれており飽きることなく読むことができた。特にあの最後の審判を描いたミケランジェロが劣等感を抱いてたのを知って驚いた。

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    2026年04月27日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    中野先生大好き!すごく読みやすかったです。
    ハプスブルク家の血の濃さ、家系図を見てゾッとした。

    個人的にはフランツヨーゼフ周辺の話が好きです。
    頭が良い、立ち回りが上手い、人を見る目がある、どれも生きていく上で大切なんだと改めて実感。

    私もゾフィ王女みたいな強い女になりたい

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    2026年04月25日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    西洋の美術に興味があり、読みました。
    中野京子さんの本でして、以前山田五郎さんのYouTubeでも見たことがあります。
    メディチ家のことなど全く知りませんでした。商人で銀行家で成り上がりで、枢機卿や教皇になったり、フランス国王の王妃になったり、毒殺したりされたりと、波瀾万丈の一族だったようです。
    美術への慧眼があり、お金もあったので、今のフィレンツェの美術品があるようです。
    シリーズは他に5冊あり、順に読んでいきたいです。

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    2026年04月16日
  • 運命の絵

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    ネタバレ

    中野先生の文章はいつも明快で読みやすい。
    ムンクの「叫び」、ダヴィッドの「書斎のナポレオン1世」、モローの「オイディプスとスフィンクス」は画集か何かで見たことあるが、他は寡聞にして作家名も知らない、或いは作家は知ってても初見の絵ばかりで、時代も国も主題も多様な絵を取り上げており、中野先生の守備範囲の広さには本当に驚かされる。
    どの絵もそこに潜む物語を知れば、見方、感じ方がそれ以前とはまるきり違ってしまう。そして絵に一層の愛着を感じる。
    本作には日本ではあまりお目にかかれない作品、日本での知名度が高くない画家も多いので、掲載された絵を巡る旅をしてみたいものだ。

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    2026年04月15日
  • 中野京子と読み解く カラヴァッジョと惨劇のローマ

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    室町幕府の滅びる2年前。ミラノに生まれて、ペストに追われ、育った町がその画家の名前の由来。ローマに出て、描いてはけんかを繰り返す。画壇の寵児となるも、人を殺して身を隠す。マルタに渡り、暴力事件で、地下牢へ。脱獄後も転々とし、暴漢に襲われ瀕死の重傷に陥ったり、再び投獄されたり。最期は熱病で没す。罪を犯す天才であり続けた38年の短い人生。大胆な明暗のコントラスト。光は救いではなく現実を暴く。…作品を眺め、物語を楽しむ。歴史に残ったその才能。もう一度、ページを捲り直せば、その生涯の波乱が滲み出る絵が並んでいる。

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    2026年04月14日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    中野京子さんの「名画で読み解く」のハプスブルク家です

    約700年に渡りヨーロッパの広大な地域を支配した名門です

    もうぐちやぐちゃぐちゃw
    家訓は「戦争は他の者にまかせておくがいい。幸いなるかなオーストリアよ、汝は結婚すべし!」ということでね
    婚姻政策により支配を広げていったんですな
    先日読んだプロイセンのホーエンツォレルン家も絡んでくるし、ナポレオンなんかも家系図にかすってくるんよな

    一方で血族結婚も繰り返していたためにもう血が濃いのよ
    そのせいもあってハプスブルク家と言えばでっかく突き出たアゴと下唇の腫れた受け口なのよ
    だからごめん正直美人さんのお姫さまとかはあんまり出て来ない

    でさ

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    2026年04月12日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    ドイツはほぼ知らなかった。それにしても同じ名前ばっかりで混乱するわ。なんとなく頭がいいイメージのドイツ、賢い后もちょこちょこ出てきてさすが。妻の助言を聞く夫も、イギリスよりまともに見える。

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    2026年04月10日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    表紙は第5代プロセイン王フリードリヒ・ヴィルヘルム三世の王妃ルイーゼを描いたもの(ヨーゼフ・グラッシ画)

    分かっている
    みなまで言うな
    分かってるから
    いやほんと分かってるから

    おっぱいでかっ!(低俗)

    はい、本書はプロイセン(ドイツな)王家の217年を12の名画で繙く一冊です

    うーん、いいね
    単純に歴史を攫うんじゃなく、そこに名画を絡ませる
    もちろん名画は12だけじゃなく、た〜くさんカラーで載ってます
    この構成を思いついた時点でもう勝ち確よね

    そしてプロイセンと言えば、そう!鉄血宰相ことオットー・フォン・ビスマルクですよ!
    まぁビスマルクのことはみんなもう知り尽くしてると思うんでい

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    2026年03月30日
  • 虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯

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    文体は好みとはいえないものの、メーリアンに愛ある伝記で面白かった。メーリアンに限らず、19世紀以降「科学的に」断罪された人々が結構いるのかもなと思う。メーリアンの博物画を見てみたい

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    2026年03月28日
  • フェルメールとオランダ黄金時代

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    文庫本サイズではあるものな、カラーで画面いっぱいの絵画鑑賞+時代や文化背景の解説を読める。さながら美術館や博物館を1人で巡りながら、傍らのガイドさんの説明をゆっくり楽しむような気持ち。

    スペインから独立を勝ち取った市民戦争の体験から、組織としての気分を昂揚させるような集団肖像画(しかも割り勘で安い)が流行ったという発想、おもしろい。

    初心者でも楽しめるようにかなり丁寧に解説してくれていたと思うが、個人的には絵画や音楽など文化的教養、知識が足らないことを痛感した。
    これを機にいろいろ見てみたいという気にはなったが、次に何すればいいか、具体的にはちょっとまだ定まらない。とりあえずどこかの美術館

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    2026年03月24日
  • 名画で読み解く メディチ家12の物語

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    さすが中野京子さん、同じ名前が出てきてややこしいメディチ家の人々を、それぞれの個性を浮き立たせるエピソードと共に紹介してくれる。訪れたイタリアの都市の中で、フィレンツェは私には最も印象に残らない街だったが、この本を片手に再訪したい。

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    2026年03月22日