名画に見る「悪」の系譜

名画に見る「悪」の系譜

ビジネス・実用
1,980円 (税込)

9pt

3.8

裏切り、殺人、悪徳政治、虚栄、動物虐待、盗み、貧困……。あるときは背筋が凍るほど血なまぐさく、またあるときは魅惑されるほどに美しく描かれた「悪」の姿。名画に刻印された「悪」の深層を『怖い絵』の著者が歴史的、文化的背景をふまえて解いたときに見えてくる、人間との分かちがたい関係とは。カラー図版42点収録。

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名画に見る「悪」の系譜 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    欧米文化を知る。人権のない時代背景を読み解くことができる。奴隷貿易で富を蓄えたイギリスが世界を席巻し、同時に貧富の格差を拡大させ、やむにやまれず命を売らざるを得ない人たちをリアルな絵で描いており想像力をかき立てられる。
    供給される命を利用してさらにビジネスを拡大させる人たちによって動かされた歴史を想起した。
    著者の豊富な知識に⭐️5

    0
    2025年05月18日

    Posted by ブクログ

    スタートは動物虐待
    異形としてあらわれる悪
    生殺与奪
    目的の正当性
    エヴァ
    暴飲暴食
    裏切り者
    殺人教唆
    見得を切る
    虚栄
    スリ
    旅のリスク
    ハニートラップ
    悪徳政治家
    死への道連れ
    悪夢
    貧困
    悪を踏む

    あとがき

    0
    2025年11月26日

    Posted by ブクログ

    テーマ別絵画の見方。写真もテレビもなかった時代の表現媒体としての絵画、と考えると見方も変わってくるのかなと思います。

    0
    2025年05月26日

    Posted by ブクログ

    現代人は動画を見慣れているから絵の中に
    切り取られた瞬間の前後の状況を読み取る能力が
    弱いとのこと。

    確かに、この本の表紙に描かれた絵を見ても
    きれいな女性が仁王立ちしているな、という
    感想しかなかったが。
    夫(王様)と夫の愛人を手元の大きな斧で
    めった殺しにした直後の決めポーズとは
    気づかなかった。

    こんな感じで、絵を見るだけでは読み取れない
    興味深い背景の解説がたくさん。

    いつ読んでも中野さんの絵画解説はよい。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    また新たな絵画との出会いがありました。本当に読んでて楽しい。ルーベンスのサムソンとデリラも確認しなが読みました。次はどんなテーマなんでしょうか?楽しみです。

    0
    2024年11月04日

    Posted by ブクログ

    表紙の絵画の表情からすでに怖い。でも、表情だけでなく、その絵画が何を表しているのか、内面を見ることによって、さらに恐怖が増す。読んでいて、背筋が凍るようでした。実際に、こんなことがあったらと思うと…。
    夏に読んだら、怪談替わりになりますよ!

    0
    2024年09月24日

    Posted by ブクログ

    ミルキーウェイの成り立ちにびっくり。
    動画のない世界では、静止画から動きを見出す、という中野京子さんの指摘は目から鱗だった。その視点を持つと、絵から見えるものが変わって来そう。

    0
    2026年05月01日

    Posted by ブクログ

    あまり見たことのない絵画がたくさん
    「悪」も様々、時代によっても変わるのだなと読みながら思う
    どれもなるほどと感心するところあり、特に風刺画が色々暗示されている面白みを感じた

    0
    2024年11月06日

    Posted by ブクログ

    【収録作品】
    「スタートは動物虐待」 ウィリアム・ホガース 《残酷の四段階》
    「異形としてあらわれる悪」 アンドレア・マンテーニャ 《美徳の園から悪徳を追放するミネルヴァ》/フランス・フロリス《反逆天使の墜落》
    「生殺与奪」 アレクサンドル・カバネル 《死刑囚に毒を試すクレオパトラ》/ジャン=レオン・ジェローム 《古代ローマの奴隷市場》
    「目的の正当性」 ヤコボ・ティントレット 《天の川の起源》/ジャン・ノクレ 《ルイ14世家族の神話的肖像画》
    「エヴァ」 グリーン 《エヴァ、蛇、そして死(としてのアダム)》/ジャン・クーザン 《エヴァ・プリマ・パンドラ》
    「暴飲暴食」 ヤーコブ・ヨルダーンス 《豆の王様》/ジャン=フランソワ・ド・トロワ 《牡蠣の昼食会》
    「裏切り者」 ジャン=レオン・ジェローム 《シーザーの死》/ジョット・ディ・ボンドーネ 《ユダの接吻》
    「殺人教唆」 ジョルジョ・ヴァザーリ 《クロノスに去勢されるウラノス》/パオロ・ヴェネローゼ 《バテシバの水浴》
    「見得を切る」 ルニョー 《グラナダのムーア人王のもとでの裁判抜き処刑》/ジョン・メイラー・コリア《犯行後のクリュタイムネストラ》
    「虚栄」 アントニオ・デ・ペレーダ 《騎士の夢》/ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《鏡の前の女》
    「スリ」 ヒエロニムス・ボスの追随者 《奇術師》/ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 《女占い師》
    「旅のリスク」 ゴヤ 《駅馬車襲撃》/ヴェロッキオ工房 《トビアスと天使》/レミントン 《森へのダッシュ》
    「ハニートラップ」 レンブラント 《目を潰されるサムソン》/イサーク・イスラエルス 《マタ・ハリ》
    「悪徳政治家」 ジョージ・グロス 《社会の柱》/ウィリアム・ホガース 《選挙》第四図
    「死への道連れ」 ウジェーヌ・ドラクロワ 《サルダバールの死》/ピーテル・パウル・ルーベンス 《マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸、1600年11月3日》/ジャン=フランソワ・ミレー 《死神と樵》
    「悪夢」 J・J・グランヴィル 《第一の夢:罪と贖罪》/ルイ・ジャンモ 「魂の詩」より《悪夢》/フェルディナント・ホドラー 《夜》
    「貧困」 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ 《ノミを取る少年》/ルーク・ファイルズ 《家もなく食べものもなく》《救貧院臨時宿泊所の入所希望者たち》
    「悪を踏む」 カラヴァッジョ 《蛇を踏むマリアと幼子イエス》/グイド・レーニ 《サタンを倒す大天使ミカエル》/ノイシュバンシュタイン城外壁のフレスコ画

    表紙にもなっているクリュタイムネストラの絵が目を引く。マタ・ハリの肖像画も魅力的。

    0
    2024年10月09日

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