希望の名画

希望の名画

ビジネス・実用
1,400円 (税込)

7pt

3.9

名画に隠された「希望」の物語を読み解く!

悲劇の王妃にも、狂気の画家にも、「希望」に溢れた日々があった――「怖い絵」の中野京子が送る、人間讃歌にして新境地の名画解説。

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希望の名画 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。だからこそすぐに読み終わってしまって物足りなく感じた。
    絵画もカラーであってとても楽しい本だった。

    0
    2026年01月06日

    Posted by ブクログ

    フォーカスされるのは、「パッチリ目をした女の子の顔」「小さな手が持つオリーブの葉」「頭頂部にメスを入れる外科医」「ワシのカギ爪につかまれた顔」「35kgにおよぶ甲冑」「お尻にできた人面疽」「バラの花を持つ優美な手」「両目を寄らせた小さな老妖精」「白い花を咲かせた巴旦杏」などなど…最初のページに虫眼鏡で拡大した絵の一部、続くページで作品全体が掲載される。全体像を想像して、答えを見て、解説読んで、また戻る。画家というものは、細部にも手をかけ作品を仕上げるものだと感心する。また一つ、美術の楽しみ方を教えられる。

    1
    2025年12月13日

    Posted by ブクログ

    気軽に絵と出合えてよい本。美術館に行きたいのに行けない日に読みたい。
    最初に絵の一部分のクローズアップからはじまるのが、全体を想像させて面白い。
    この本をみてやっぱり王家の肖像は面白いなぁと再確認。血が繋がってる人は別の画家の絵でも似てる
    。プラド美術館には多くの肖像画があるようで、昔行った時には無知でちゃんと見てなかったことが残念。
    肖像は本当に面白い。
    あとは、わたしはどうやらこの本に2作品出てくる、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵が好きみたい。色がきれい。
    トレチャコフ美術館から一回も出たことがない、シーシキンの『松林の朝』も良かった。お菓子のパッケージになるほどのかわいさもあるし、森の絵を見てると心がスーッと楽になりそう。
    最後がゴッホの『花咲くアーモンドの木』で終わるのもよい。

    0
    2026年02月23日

    Posted by ブクログ

    沢山の名画の解説を世に送り出した中野京子先生の、「希望」を見い出す絵画の数々。愛、期待から始まり理想郷、人生の開拓者までの8章からなる。初めて観る絵画も数ありワクワクした。
    ロシアの風景画家の「松林の朝」は戯れるヒグマを描いているが、よくよく見ると鋭い爪と太い足に今更の様に熊被害の怖さが身に染みた。

    0
    2026年08月25日

    Posted by ブクログ

    妹一家からの誕プレ本、その2。

    これは私の趣味嗜好に合わせてくれたんだなぁ…と感慨深いチョイス。

    中野京子さん著、「希望の名画」。

    明快で興味深い中野京子先生の解説とともに、「希望」に焦点を当てた名画の数々が、惜しみなくフルカラーで掲載されている。
    絵を観て、文章に目を移すと、さっきよく観ていたはずの絵のディテールが改めて細かく文章で描かれていて、
    「ああ、わたし全然絵を観れてないなー」と
    またしても前のページに戻る。
    エモーショナルな文章に、ついつい自分の感想も引っ張られそうになるから、
    出来るだけ時間をかけて絵を見つめるんだけど、…いやぁ、まだまだですね。

    描かれた時代背景や、描いた画家、どういういきさつだったのか、この絵の影響はどんなものがあったのか…などなど、
    ビジュアルだけでは埋まらない楽しい蘊蓄がてんこ盛りで面白い。
    私が好きなミレイの絵が2枚掲載されていたのも良かった。
    (ミレイの描く子どもの絵が大好きなんだ)

    お気に入りの図録みたいに、好きなタイミングで好きな絵のところを探して眺める贅沢な時間を過ごせそう。ありがたいな。

    0
    2026年05月04日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    最初のページでその絵画の一部分を見せて引き付ける、もしくは想像させてからの全体図と解釈。
    いつもとはまた違った構成の美術話、大変興味深かったです。
    描く作品に対する文章量は少なめながら(解説としては見開き1ページ分くらい)『モノ語り』のときほど物足りなさは感じなかったように思う。
    短文に慣れたからなのか。
    個人的には絵の作者名のところにも一・二文程度ながら解説があったのが大きかったと思う。
    そんなところまで読ませてれるのかと。

    印象的だったのはクラムスコイの『月明かりの夜』
    これ中野先生のご指摘にもあったとおり、最近実際の絵を見たことがあったので、あの時の神秘的な感覚を思い出して鳥肌が立った。
    見覚えのある絵が出てくるのは嬉しいものです。
    「分かる分かる」の感覚がより強くなるので。

    後はワッツの『希望』
    この本の表紙もパンドラを描いているので、まさしくタイトル通りの「希望」に纏わる話ではあるのだが、ワッツの『希望』の凄まじさたるや。
    気になった方は是非本を手に取ってご覧ください。
    今回のテーマの一番の核心を突いた絵だったかもしれない。

    1
    2025年12月22日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ゴッホやボッティチェリ等、一度は目にしたことのある名画にこんな逸話が残されていたのかと、読み進める度に知ることができて楽しい本だった。
    何よりも最後の頁にあるゴッホの「花咲くアーモンドの木」の内容が良かった。
    「ゴッホの短い生涯で、この絵を描いている時が、もっとも希望と喜びに満ちた幸せな時だったのだろう」という一節がとても心に刺さった。
    死後に評価され、今に至るゴッホの作品だが、生前は1枚しか絵が売れず精神的な面でもとても苦しんだ話をよく目にする。
    そんな中でも甥っ子が生まれた喜びを感じることのできるこの「花咲くアーモンドの木」に関する逸話を、作者のこの言葉を読むことができたことがとても良かった。

    1
    2025年11月25日

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