中野京子のレビュー一覧

  • そして、すべては迷宮へ

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    エッセイを読んだのは初かな。いつも豊かな解説を楽しませていただいております。

    少し中野さんの人となりが見えたのが嬉しかった。、

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    2021年11月14日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    中野氏らしくユーモアを交えながらプロイセンの歴史を紐解いてくれる。
    華やかなハプスブルク家の網目のように張り巡らせたヨーロッパの支配に対するプロイセンの立ち位置も納得した。

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    2021年11月14日
  • 美貌のひと2 時空を超えて輝く

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    様々な「美貌のひと」が紹介されていて楽しめました。
    「美貌のひと」というと「美人の女性」イメージがありましたが、何人か男性も紹介されていて、なるほどって思いました。
    どの絵もすばらしく、絵が描かれた背景や作家やモデルについて知ると、より絵を楽しめるなぁと実感しました。
    中野京子さんの本は、そういう意味でとてもいい本だと思います。

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    2021年11月12日
  • 美貌のひと2 時空を超えて輝く

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    上手いなぁ
    あいかわらず 読ませてもらえる
    中野京子さん

    今回は「美貌のひと 2」
    前作
    「1」も堪能させてもらえましたが
    今回も優るに劣らず
    「へぇーっ」「ほおーっ」
    と感心、感嘆しながら
    読ませてもらえました。

    中野さんの文章が素敵なことは
    言うまでもないことですが
    「新書」という形であるのに
    そこで語られる「絵画」が
    実に鮮明に「印刷」されていること!
    今の時代だからこそ
    生み出された一冊ですね

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    2021年11月05日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    はじめての中野京子さんの本
    かなり読みやすい!
    原田マハさんの小説より、エッセイという感じなので初心者の方におすすめかも
    世界史に興味がある方にもおすすめ!

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    2021年11月03日
  • そして、すべては迷宮へ

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    ネタバレ

    1章は絵画で2章が雑記、3章は読書。「おわりに」はあるがいつものこの著者ならあるはずの「はじめに」がない。”読む覚悟”と”心構え”ができずにいきなりエッセー集に入る。軽い。1つ1つが短い。覚悟などいらない。勿論、いつもの中野節で”クスっと”笑わせてくれる。ページは進むよ、スイスイと。素直に面白い。行きついた最後のエッセーは「わたしの始まりの一冊『名画で読み解くハプスブルク家』」。売れ始めた最初の一冊。それまで全然売れていなかったという。この人が売れない本を書けたなんて、今となってはそちらの方が不思議だ。

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    2021年11月03日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    中野京子さんの語り口が絵画の人物を実在の人物に近づけてくれます。太陽王ルイ14世の肖像画はチャールズ一世の狩場の肖像画と同じ構図だけれども、解説の後に改めて見ると、隅々を意識したルイ14世のポージングが見てとれて、この時代、美脚は男性のものという事実も興味深く、この時代の男性貴族がカツラをつけてバレエのレッスンを受けてた様を想像し、この人たちもかつて本当に生きて存在していたんだと不思議な実感を伴って絵を見ることができました。ポンパドール夫人が文句なしに美しい。

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    2021年10月17日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    比較的有名なイワン雷帝ですら16世紀という
    ロシアの後発具合。
    近辺にはアジア系騎馬民族がいたから
    南下もしずらい。

    遅れて来たからの蛮力、好き。
    女帝達のなりふりかまわずヨーロッパの真似を
    しつつ実利を得ていく所がたくましい。

    ニコライ2世は転換期に気がつかなかったのか
    なんとなーくわかっていて逃避したのか
    海外に逃げなかったから前者かな。

    床暖もFF式ストーブも無いシベリアなんて
    送られたらすぐ死ねる。
     
    マリア・ヒョードロヴナ(母上)の肖像画が美しい。
    次点で、マリア・アレクサンドロヴナ
    真珠素敵‼︎最高‼︎

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    2021年10月16日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    絵画そのものを楽しみつつ、描き込まれている事物の意味、その絵がどのような意図で描かれたか。絵画を通して、ヨーロッパ王朝の栄枯盛衰を知れるシリーズ。エカテリーナ2世のゾフィーであった時代の肖像画、意外なほど背が低い女帝時代の肖像画が特に印象的です。

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    2021年10月03日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    古今東西、描かれてきた、異形のものたちの姿。
    「書きたい」と「見たい」を中心に絵を読み解いてゆく。
    第一章 人獣  第二章 蛇  第三章 悪魔と天使
    第四章 キメラ 第五章 ただならぬ気配
    第六章 妖精・魔女  第七章 魑魅魍魎
    本書に登場した主な画家の一覧有り。
    それは画家の突飛な想像力の産物であり、技術の結晶。
    されど、噂のものを書いてみたい、見てみたいの欲の供給と需要。
    信仰や地位の誇示、或いは裸体を書きたい&見たいの欲もある。
    そんな異形の数々を各章のテーマ毎に読み解いていく。
    乗馬の姿が人馬一体となってケンタウロスとか、
    遥か昔の神話や伝聞に登場するモノたちとか、
    不確実な存在は、大

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    2021年09月27日
  • 怖いへんないきものの絵

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    装丁は中野京子の既刊に寄せているようにみえるが中身は早川いくをの醸すゆるい雰囲気で軽く読める。あまり怖くない…強いて言うなら恐い?それぞれの絵画が描かれた時代と現代日本の動物に対するイメージの比較が豊富に述べられている。

    紹介されている絵を3歳の息子に見せるとゲラゲラ笑っていた。楽しい本です。

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    2021年09月20日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    「意味や物語を理解することーもともと意味や物語のある絵画作品は、その意味や
    物語を知った上で鑑賞するのが作品や画家に対するリクペストではないか」作者のこの思想にはすごく共感、自分の感性だけに頼っても、その絵の面白さを堪能することはできない。だからこの著者の絵画解説書が私は好きだし、他の人にも人気なんだろう。ブージヴァルのダンスの特に気になったストーリーは、ヴァラドンとその息子ユトリロ。母と子の目線でいろいろ思いを馳せてしまう。美術館に行きたいなぁ

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    2021年09月13日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    ウルトラマンシリーズにライダーシリーズ。敵役の怪獣・怪人に夢中になるのは男の子。本書に女性画家が1人しか登場しないのも肯ける?いえいえ、本書の著者が女性では?幼きころを懐かしみながら、異形の姿に赴きを感ずる一時。興味を持つのは子供だけではない。だから、こうして様々な作品が描かれてきた。動植物と身体を分かつ人獣、本能的に恐れてしまう蛇、何故か段々人に似てくる悪魔、体をもたないはずの天使、異なる遺伝子が共存するキメラ。昔から皆「異形」が好きだった。大人になって密かに楽しむ怪獣もの。密かじゃなくてもいい。

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    2021年09月05日
  • そして、すべては迷宮へ

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    「怖い絵」で大ブレイクした著書の初のエッセー集。エッセー集と名乗ってはいるのだが、こう言ってはなんだがエッセーというよりは……雑文集? エッセイもあるが、展覧会の紹介文やら書評やらもありで、いろんなところにいろいろ書いたのをとにかくガサーッと集めました、という趣。
    しかしだからといって面白くないというわけではない。文章はほどよく整っていて読みやすいし、絵画だけでなくヨーロッパ芸術全般についての深い知識が惜しみなく供され、へーっ、ほーっ、ふーんと頷きながら楽しむことができる。
    残念だったのは、触れられている絵画がすべて図版として収録されているわけではないということ。まあこれは「怖い絵」のような絵

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    2021年08月30日
  • 残酷な王と悲しみの王妃2

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    近親婚、政略婚、とにかく溜息の連続。1巻でも感じたが、もう少し図版が大きいといいのにな、というものが何点か。ゴヤの絵を見に行きたくなる。

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    2021年08月29日
  • 名画に見る男のファッション

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    山岳ばかりで寒冷なスイスは極貧に喘ぎ、14~18世紀には男たちは傭兵として出稼ぎをするしかなかった。それにしても、スイスの傭兵のファッションの奇抜さは群を抜いている。体半分で模様が違う服を着ているし、動きやすいように腕のスラッシュ(切れ込み)を入れたのも彼らが最初らしい。「俺らは命を懸けてんだぜ、どんな服装をしようと文句あるまい」とばかり、派手さはエスカレートするばかりだったという。日本のバサラみたいである。ルイ14世の赤いサンダル、美脚を見せるタイツ姿、気持ち悪いねえ。フェルメールの「地理学者」が着ているのは、日本の丹前らしい。驚いた。12世紀に流行った貴族のトンガリ靴も凄いなあ。これで前蹴

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    2021年08月25日
  • 大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇

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    シンデレラことチェネレントラに魔法使いは助けにこない。それでもヒロインの夢は叶う。姫と呼ばれる娼婦は女性の視点で描かれる。子を思う父の気持ちに負けて恋人をあきらめる。結核に倒れ死の床に。哀れを感じる。誇り高きマルガレーテ。ファウストと過ごしてしまった一晩。その後の悲劇、そしてハッピーエンドであるはずのあっけない終わり。人形に恋するホフマン。影を失い、恋人にも逝かれる。実は死の女神が取りついていた。闘牛場で決まるホセとカルメンのもつれた運命。ストーリーを追えればオペラも楽しめるはず。では、動画をみてみよう。

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    2021年08月20日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    天使や悪魔、蛇に妖精、魑魅魍魎。
    中にはそんな具体的なものは描かれていなくても「空間」「建物」に異形性を感じるものも。
    そんな「怪」を感じる絵を集めて解説した一冊。
    中野先生の著作を読んでいるとお馴染みの作品も多く(「怖い絵展」で見かけた作品も多数)完全なる新鮮味は少ないかもしれないが、ジャンル分けされたものをジャンルごとに一気に見られるというのは、また見方が変わって興味深かった。

    驚いたのは、蛇の章で(異論はあると書かれてはいるが)蛇を一度も見たことがない猿や赤ちゃんでも蛇を恐れるという点。
    DNAレベルで刻まれているということだろうか、あの蛇に対する畏怖の感情は。
    日本に限らず、世界各地

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    2021年08月14日
  • 運命の絵

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    知的好奇心をくすぐられる本て大好き。
    この本も最初から最後まで「へえ〜、へえ〜」と言いながら読みました。

    美術館行きたくてもいけないので、この本で「中野京子美術館」に行った気になりました。

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    2021年07月28日
  • 運命の絵

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    今まで読んだ筆者の本では一二を争う面白さだった。
    絵から読み解ける背景と隠されたストーリー。時代は変われど流派は違えど心を持つ人間が生きた人間を描いているのが改めて実感させられる。

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    2021年07月23日