中野京子のレビュー一覧

  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    王家の話は系図を参考にしながらもかなりこんがらがるが、彼ら、彼女らの内面に切り込みながらわかりやすく解説してくれる。

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    2021年01月19日
  • はじめてのルーヴル

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    いつも通り中野京子さんの文章は冷静に熱くて面白かった〜
    やっぱりモナリザは観てみたいな。ルーブルで一番売れる絵葉書はモナリザ。

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    2021年01月17日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    キング&クイーン展を見に行った際、イギリス王室の歴史知識の浅さを痛感し即購入。
    展覧会の復習と追加で知識を仕入れた感じ。
    もっと掘り下げれるとは思うけど、新書というのもあり分かりやすくポイントを押さえて紹介している。作者も述べているように、他の王家シリーズも読んで比較してみるとより面白いと思われる。

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    2021年01月16日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    西洋絵画を楽しむために、新約聖書のイエス・キリストの生涯を名画とともにめぐる本。

    当時の世相の解説の中にイエス・キリストの生き様がドラマティックに語られている。
    中野さんによっていくつもの名シーンがさらに印象的なものになっており、『あ、聞いたことのあるシーンはそういうことからだったのか』と理解することができた。
    クリスチャンでもなく、聖書を読んだこともない私としては、さまざまな登場人物がこんなにも人間くさい思いを抱いて苦悩し、悲しみ、また希望を持ち、生きていたのか、と驚きの連続だった。

    キリストを弾劾した者たちや使徒の思惑や心理は、今現在の人の思考と何ら変わっておらず…普遍的なものであろう

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    2021年01月01日
  • 怖い橋の物語

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    実在、架空にとらわれない、橋にまつわるさまざまなエピソードをまとめた本。

    橋はこちらとあちらを結ぶもの、こちらが渡れるかわりにあちらも渡ってこられる。
    異形のものも、この世ならぬものも。
    などと橋に関してひとつも感じたことのない私だったけど、言われてみればそうかもと、ちょっと怖くなりました。
    それなら跳ね橋が一番怖いかなぁ。
    なんてったって、向こう側が見えないんだもの。

    実在の橋は巻頭にカラー写真があり、巻末には地図があってわかりやすく、エピソードが頭の中で繰り広げやすかった。
    うっとりするほど美しい橋、目を疑うトリックアートのような橋、いろいろあるけど、エピソード込みで好きなのは鳴門ドイ

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    2020年12月10日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    絵画鑑賞をする中で、必ず出会う聖書をテーマにした作品たち。
    しかしクリスチャンではない人は、そこまで聖書を読み込んでなければ深くは理解できないもの。
    そこにこの本を読めば、魅力的に感じた絵画をもっともっと楽しめるはず。
    わかりやすく、他の作品(絵画にとどまらず映画・オペラも)を引き合いに出して語ってくれるので、時代背景含めて面白さが増します。
    実は聖書に書かれていないキリストの誕生日が、受胎告知からの逆算で12月25日にされてるのがへぇ〜!でした。

    中野京子さんの文章は中毒性がありますね。

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    2020年11月29日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    ギリシャ神話を題材にした絵画を中野京子さんが読み解いてくれる。

    ギリシャ神話の神様たちは実に人間くさくて、自己にあてはめて考えられもしたり。
    『ピグマリオンとガラテア』『ヒュアキントスの死』『バッカスとアリアドネ』はドラマティックでただただ美しい。
    その他で印象的なのはゴヤの『運命の女神たち』。
    この絵を見て、何も感じない人はいないのではないかと言うぐらい、なんとも不気味な絵。

    帯に書かれていた『知的快楽、爆発』は、中野京子さんの本全般につけたいキャッチコピーだなぁ。

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    2020年11月23日
  • 中野京子の西洋奇譚

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    名探偵ホームズの産みの親が信じた妖精の写真。半世紀後の種明かし。わかってみれば他愛のない悪戯。飛び降り自殺中の偶発的射殺。事実こそ奇なり。故意と偶然が織りなす奇妙な出来事。奇譚として後世の人々を好奇心を掻き立てる。ハーメルンで消えた130人の子供たち。監獄で息を引き取った仮面の男。裁判で処刑とされた数知れぬ”魔女”たち。悪魔と関わったとされ火刑にされた神父。悲劇は謎になり、謎は悲劇を生む。森加計桜、そしてJAL123便事故。奇譚で終わらせてはいけない。

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    2020年11月10日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    名画に秘められた、歴史と運命に翻弄されたドラマを探る。
    01 消えた少年たち    02 産業革命とパラソル
    03 甲冑のダンディズム  04 メディチ家出身のローマ教皇
    05 トロイア戦争の悲劇  06 イタリア逃避行のゲーテ
    07 私的通信       08 大自然の脅威
    09 価値の転換      10 異端審問所の妖怪たち
    11 無敵艦隊       12 あふれかえる死
    13 笑うコサック     14 ナチス時代の恋わずらい
    15 死にゆくピエロ    16 奇蹟の瞬間
    17 凶暴な選挙戦
    カラー画像、家系図、その年代の主な出来事の年表が適宜有り。
    コラム有り。
    絵画を描く画家、絵

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    2020年11月02日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    中野京子さんの本をたくさん読んできたおかげで、宗教画と聖書についても知識がついてきました。それでも忘れてしまうので復習が必要です。怖い絵シリーズでも登場した名画もあって思い出せました。知れば知るほどハマる!

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    2020年11月02日
  • 名画の謎 対決篇

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     対決篇、この趣向を1冊で終らせるのは惜しい。いくらでも続刊が出せそうだ。
     カバーガールに選ばれた二人の王妃、いずれアヤメかカキツバタな美女。その生涯はまさに明暗を分けた。(双方とも暗か?)
     最も感銘を受けたのが第20章「アメリカンな大都会」。ホッパー「ナイトホークス」は、テレビ東京『美の巨人たち』で知っていたが、モンドリアンの絵と対比されることで、テーマがより鮮明になった。
     追記:「ナイトホークス」は『ブレードランナー』のキー・イメージの一つだと知り、膝を打った。

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    2020年10月29日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    仕事で英国王室の歴史について勉強しないといけなくて拝読。
    歴史を全部なぞってくれてるので、すごく分かりやすくて勉強になる上に、たまに突然砕けた書き方で、
    王様や女王様についてコメントしてるのに、すごく笑ってしまった。笑
    すごく楽しく読めたし、中野先生の本って
    そういうところが良いなって本当に思います。

    映画の『ブーリン家の姉妹』『女王陛下のお気に入り』を観てから、この本を読んだけど、
    私はやっぱり、アン・ブーリンと、レディ・ジェーン・グレイが好きだなぁ。
    イギリスの歴史って本当にドラマチック。

    自分の推し王様or女王様(or妃など)を見つけると、
    より一層楽しくなるなぁと実感しました。

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    2021年01月24日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    男女問わず描かれた24人の、その美貌に隠された光と影を探る。
    第1章 古典のなかの美しいひと・・・7作品
    第2章 憬れの貴人たち・・・6作品
    第3章 才能と容姿に恵まれた芸術家・・・6作品
    第4章 創作意欲をかきたてたミューズ・・・5作品
    カラー画像は、表題作24作品と、比較できる作品や写真が0~3枚。
    絵画に描かれた美貌のひとたち。
    描かれた背景、描かれた時代、描かれた人物、そしてエピソード。
    彼らの美貌がもたらす光と影を解き明かす。
    自分を重ねるようなアルテミジアの絵の力強さに、感嘆。
    若き美貌のパルミジャニーノは他にも自画像を残していますが、
    文中にある死の年の自画像(画像は無い)は、ま

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    2020年10月25日
  • 怖い橋の物語

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    もっと中野さんの文章が読みたいーーーこちらの世界とあちらの世界を結ぶ橋にたくさんのドラマがあることを知る。

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    2020年10月18日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    「King&Queen」展を見に行くのにあたって予習(?)的な読書。普通に読んでも中野京子さんの本は楽しめるのですが。
    個人的にはヘンリー八世~エリザベス女王あたりのイギリスが興味深い。映画の「エリザベス」や「エリザベス・ゴールデンエイジ」だったり絵画だと「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(「怖い絵」展良かったあ)とか。中野京子さんの本高校生で読んでたら、絶対世界史を選択しただろうな私。
    ともあれ、展覧会、楽しみです。

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    2020年10月16日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    美に対する人間の執着心が現代も昔も変わらず、が故に彼等彼女等の人生を客観視すると不幸に思われる。実際は当人にしか感じられない味わいではあるが美とは一概に幸せの物差しではないように感じた。
    「美を求め美に振り回される」

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    2020年10月13日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ハプスブルク家に次いで、隣り合いいがみ合い、マリー・アントワネットによって繋がったフランス王家、ブルボン。
    芸術の国の王家らしく、肖像画も、関わる革命の絵ですらも、残る絵画は美しい。
    ハプスブルク家よりも短く、どうしても繋がりのある部分(特にルイ16世からナポレオン)に知っている部分は片寄ってしまっていたが、かいつまんでではあるものの、他の時代を知れたので良かった。
    王家の争いは、どうしてこうも卑しく、ときに愛に溢れ、人間的なのであろうか。

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    2020年10月06日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。

    2作目を読み終えた時に今までどちらかと言うと興味がなかった絵画に対し、少し自分の中で気持ちの変化を感じ始めたと記しました。

    まだ美術館に足は運べてないですが、アート作品に触れてみたくて、予定を入れました。

    これって私の中では大きな変化で、間違いなく本シリーズの影響を少なからず受けた結果だと思います。

    会期末が近づいてきたバンクシー展にもこれを機に行ってみよう!



    説明
    内容紹介
    ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」、シーレ「死と乙女」、ベラスケス「フェリペ・プロスペロ王子」、ミケランジェロ「聖家族」――名画に秘められた恐怖を読み解く「怖い絵」シリーズ、待望の文庫化第

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    2020年09月14日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    面白かった!
    このシリーズは面白くサクサク読めるのでオススメです。相変わらずの中野節。フランスって革命ばっかやってますね。「ここまでくると「革命」という言葉の濫用とすら思える」(笑)
    ブルボン朝がどのように終わったのかは知りませんでした。『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』と両方読めばさらに面白いです。

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    2020年08月17日
  • マリー・アントワネット 下

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    あまり伝記のようなものは読まない私だが、これはとても面白かった。何故なら、私はベルサイユのばらが大好きなのだ。だから読んだ。高校時代に学んだ、マリー・アントワネット。ベルばらに出てきたマリー・アントワネット。彼女のことが知りたくなったのだ。

    当然、オスカルもアンドレも、ロザリーも出ては来ないが……。
    上巻は割とベルばらに出てくるマリーに近い様な感じがした。無邪気で可愛らしく、気に入った人へは恩寵を、みたいな。
    下巻は、自分の立場を漸く理解し、フランス王妃として毅然たる姿を見せてくれた。
    結末は、誰もが知っているとは思う。

    最期までマリーの身を案じたオーストリアの女傑、マリア・テレジアの教え

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    2020年08月15日