中野京子のレビュー一覧

  • 残酷な王と悲しみの王妃2

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    1,ルートヴィヒ2世
    2,アレクサンドル3世妃マリア
    3,カルロス4世
    4.カロリーネ・マティルデ
    それにしても思うのは,現在の庶民でよかったということ.

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    2016年03月29日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    中野京子さんの「怖い絵」シリーズ。
    今回は泣く女篇。
    泣く女とは、ピカソの作品のタイトル。
    あの、物凄い迫力で泣いている、いかにもピカソなキュビズム作品。

    今回収録されている作品は22。
    有名な作品が多い。
    ちょっと挙げると、ドラローシュ、ミレー、ベラスケス、エッシャー、ブリューゲル、ヴェロッキオ、ピアズリー、ボッティチェリ、ブレイク、ルーベンス、カルバッチョ、レンブラントなどなど一度は耳にも目にもしたことのある芸術家の数々。

    正直、前に読んだ「怖い絵」の方が作品に隠された怖さとしては面白さが上なようにも思えるけれど、こちらはこちらで十分楽しめる。

    ドラローシュ「レディ・ジェーン・グレイ

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    2015年10月27日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    27.10.9東京都美術館で開催中のモネ展で購入。
    大好きな印象派を中野さんの視点で解説。とても面白く、勉強になったしますます美術館に行きたくなる。(そしてもう一度モネ展に!)
    原田マハさんのジヴェルニーの食卓を思い出しながら読み進めた。

    印象派の絵は疲れずあまり考えず、ただ明るくて綺麗〜と観る感じ(だから日本人に人気だとか)だったけど、明るい中にもその時代背景、自分が思っていたのとは違う作者の意図があったり…。
    それを知ることでさらに美術鑑賞が楽しくなるし、驚きや軽いショックを受けつつもますます魅入る。どんな背景があったとしても美しいと思う。

    印象的な作者の言葉 [にもかかわらず美し

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    2015年10月16日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    フランス革命の一大転機となった歴史的事件である、”ヴァレンヌ逃亡”の24時間を追う側と追われる側の立場に立って忠実に再現した息詰まるドラマ仕立てドキュメンタリーもの。優柔不断で臆病なルイ16世と、贅沢で傲慢な王妃マリーアントワネット。キャラが濃すぎる二人の逃亡の鍵を握る、スウェーデン人フェルゼン卿と二人の関係にビックリ。筆者は、フランス中世史の研究者だけあって、事実を効果的に配し、推測と事実の境を感じさせない納得のストーリー。雅な世界に潜む陰を覗き込む事ができた至極の一冊~。。

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    2015年09月05日
  • マリー・アントワネット 下

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    ネタバレ

    下巻のマリー・アントワネット、つまり人生後半の彼女は、とても上巻と同一人物とは思えない程一変している。まさに苦悩の人。

    本書はアントワネットに同情的…というか、少なくとも革命派の野蛮さへは非難めいた論調が感じられるのだけど、結局のところ後世のフランスにおいてこの一連の出来事はどう評価されてるんだろう。革命自体は否定されないだろうけど、シマゴーグが過ぎたというか、やり過ぎだった、という風潮があるのかな。

    あとがきで、回想録ブームが巻き起こったとか、ルイ18世治下ではみんな手のひらを返した、とかあって、さらにはそこにサンソンの名前も挙げられていて、狼狽した。サンソンもそいつらのうちの一人かい、

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    2015年07月15日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    ルイ16世よ、この人は本当に語る者によって評価が分かれるな。
    先に読んだ『死刑執行人サンソン』では、サンソン自身が王を敬愛していたとは言え、それを差し引いても、王を擁護する書き方であった。
    対してこちらは、重大な場面一つ一つで、王の判断のまずさが強調される。それに対比させるかのように王妃には好意的だ。

    本書を読んだだけの感想で言えば、ルイ16世は驚くべき「無能」、この一言に尽きる。しかし歴史にifがない以上、彼が違う決断をしていたらどうなっていたかなど誰にもわからない。彼には彼なりの論理があった。本書は明らかに無能・優柔不断な王という評価ありきで書かれているため、そのままの印象を持つことには

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    2015年06月29日
  • はじめてのルーヴル

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    この方の絵画の説明は本当に面白い。
    絵に対する興奮がぶわっと伝わってきて、知識量もすごい。絵のテーマ、画家の紹介からふっと他の話に飛んだり自分的考察(良い意味でミーハーぽくてとても可愛い)を語り出したりするのが、対面で講義を聞いているみたいでエキサイティング、どんどん惹き込まれます。

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    2015年05月02日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    メンデルスゾーン、アンデルセン、スウェーデンのソプラノ歌手ジェニーの三角関係の物語。
    中野京子さんの絵画シリーズはいろいろ読んだけれど、音楽シリーズははじめて。
    小説仕立てになっていて読みやすかった。
    メンデルスゾーンは軽いサロン音楽ばかりを作っていたイメージだったけど、
    中野さんが言うようにもっと評価・研究されてしかるべき人なのかもしれない。
    とりあえずメンデルスゾーンの曲を改めて聴いてみたくなった。
    幼少期のうそのような可愛らしさにもびっくり。
    ジェニーの歌声もいまとなっては楽しめないのが残念。
    硬質でリリックでなめらかで、という言葉で想像を膨らませて「歌の翼に」を頭の中で再生してみよう。

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    2015年04月09日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    絵画と併せて歴史や画家の背景にも触れた解説で、とても分かりやすく読みやすかった。
    世界史に興味出ますね。

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    2015年02月14日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    ネタバレ

    人間の持つ様々な感情や、歴史に翻弄される人生、宮廷生活をテーマに、絵画の紹介をする。
    スペイン・ハプスブルク家の凋落の歴史を語るベラスケスの『フェリペ・プロスペロ王子』。
    オーストリア・ハプスブルク家の皇妃エリザベート。
    マリア・テレジアとマリー・アントワネット。
    『我が子を喰らうサトゥルヌス』をはじめとする『聾者の家』の連作『黒い絵』のゴヤ。
    ロシアを代表するレーピン、ドラクロア。
    キリストの磔刑を描いたルーベンスと『イーゼンハイムの祭壇画』。
    背景を知った上で眺めると、絵に込められた深いメッセージを読み取ることができる。

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    2015年02月01日
  • はじめてのルーヴル

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    ルーヴル美術館所蔵の絵画を中心に、硬軟おり交ぜてわかりやすく美術史、世界史の知識を得られてとてもお得な1冊です。

    ルーヴル美術館所蔵作品の中でも特に有名なのが、表紙にもなっている、
    「モナ・リザ」ですが、
    この世界一有名と言ってもいい絵画について、中野先生は何を語られるのかな、と興味津々でしたが、
    レオナルド・ダ・ヴィンチファンで平均よりは少し知識を付けているレベルの私が読んでも充分面白いものでした。

    中野先生の著作を読んで面白いと感じた人なら、
    この本も間違いなくオススメできると思います。

    余談ですが、この本のカバーも、モナ・リザの顔の向かって左半分が表、右半分が裏になっており、
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    2015年01月29日
  • マリー・アントワネット 下

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    良かったです。シュテファン・ツヴァイクも訳者の方もほんとうにすごいなあ。海外の、しかも歴史上の人物についての本なのに、比喩がわからなくなったり、つまらなくなったりするところが一切ない。注釈も少なくて的確なので感情移入を妨げるわけじゃないし。

    容赦ないエピソードはどこまでほんとうなんだろうなー、描き方が絶妙でした。死に近づくほど、扱いがひどくなるほど王妃らしくなっていく様子が痛々しく、切なく、けれどとても魅力的。

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    2015年01月05日
  • マリー・アントワネット 上

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    後輩ちゃんとの読書サークルにて、シュテファン・ツヴァイクがお題になったので、迷わずこの一作を選びました。とはいえ後輩ちゃんに教えてもらって初めてシュテファン・ツヴァイクを知ったんだけど。

    女性の生き方を描いた作品は好きなのですが、どんな女性の物語でも好きなわけではないなあと思ってて。マリー・アントワネットは中でもすごく好きな歴史人物なので上巻だけでもすごく面白かったです。

    傲慢な女王ではなく、純粋な王妃。分別とか自制心とか必要ないろんなものが足りなかったのは確かだけど、そうではなく、意志の強さや純粋さや気を許した相手への無邪気な優しさや、彼女の美点のいくつかがもうすこし足りなければ、こんな

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    2014年12月31日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    中野京子さんの著書を2冊続けて読みました。若干業務も入っておりますが。いやはや怖いです。「怖い絵」は見た目だけではないその絵が描かれた背景が怖い。「残酷な王と悲しみの王妃」はヨーロッパの王の信じがたい残酷さと凄惨な事件が怖い。
    しかし一番怖いのはこういう話を淡々と調べあげて本にまとめ続けている中野さんかも…。

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    2014年10月29日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    決死の逃亡のはずなのか現実味を欠いた行動、致命的な遅れ、ルイ16世の優柔不断、頑固さ、王族のプライド、全てが裏目に出てしまった。まるで見てきたかのような臨場感ある描写と丁寧な解説に「あ〜、駄目だよ!でも仕方ないのか…」とつぶやきながら、あっという間に読み終えてしまった。

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    2014年09月08日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    ルイ16世とマリー・アントワネットの逃亡の物語は、小説フランス革命で読んで、大変面白かった。本作品も若干の視点は変えているが、はらはらどきどきの逃亡劇で手に汗を握った。後の二人の処刑を考えると、まさに彼女の人生のターニングポイント、生死を決するその時であったのだ。解説のあったように、逃亡劇が成功していれば、彼女はこれ程歴史に名を残さなかったであろう。皮肉なものだ。

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    2014年08月30日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    作者が作者だけに、ずばずばっと切り口が面白い。
    あっという間に読み終わってしまった。
    これらの時代生まれなくてよかった・・・(;^ω^)

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    2014年08月28日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    ハプスブルグの血統第一主義、青い静脈を残す。近親結婚による劣性遺伝。怖いという本当の意味を知らせてくれる良書。中野さんは決して興味本位ではない。

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    2014年08月14日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    書店のナツイチ・フェアで見つけ、書名に惹かれ読み、堪能しました。別のカドフェスで「怖い絵」を買っていたので同著者の本をとりあえず買っていたら、こちらの方が面白かった。
    アン・ブーリンは映画などで著名だけど、ゾフィ・ドロテアとかイワン雷帝については無知だったので、魅力的な人物を知れて満喫しました。

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    2014年08月14日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    メアリー・スチュアートとエリザベス1世、歴史上の勝者は後者だったが、果たして一人の人間としてはどうだったか…。長年の謎が、すっきりと氷解した!マルガリータは幸せな王女だったのか?絵の中に閉じ込められた不思議を、深い歴史と共に紐解ける、興味深い一冊でした。

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    2014年07月01日