中野京子のレビュー一覧
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ネタバレ2019年の読み初め。
「怖い絵」シリーズはこれまでに何冊か読んでいたけど、この本はカラーなのでとても分かりやすかった。
他の怖い絵シリーズで取り上げられていたのと同じ絵画も何点かあったけど、「運命」とか「憤怒」とか、テーマにそった解説だったので、これはこれで繋がりが見えてよかった。
なかでも一番怖い!と思ったのは、ハプスブルク家の系譜だったかな。王族を描いた肖像画なのに、死相しか見えないんだものな。
西洋絵画の解説書ばかり読んでいたから、そういう学者さんだとばかり思っていたけど、著者の中野京子さんって作家で独文学者だったのね。
他の著書で、「中世ヨーロッパは識字率が低かったので、聖書の内容を -
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本屋さんで表紙の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」が気になって手にした本です。
中野京子さんはなにかと耳にしたりおすすめしていただいたりしていたのですが初めて読みました。
解りやすく面白く、イギリス王家の歴史を絵画と共に知ることが出来ました。
世界史専攻だったのですが、有名な王や女王のエピソードと、今の王室がドイツ系という事くらいしか知らなかったので、こんなに幽閉や処刑が多く、宗教や親子関係で揉めてた人達だったのだと驚きました。
イギリスは女王の時代に繁栄する傾向みたいに書かれていたので、これからはどうなるのかな。
絵画も綺麗でした。
面白かったので、他のシリーズも読みます。
ヨーロッパって -
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ネタバレレオナルド・ダ・ヴィンチの絵はミステリーを見ているみたいで、パーツが符号していく瞬間に快感を覚えずにはいられない。まだ色々な謎や秘密が隠されているのではないかと前のめりになってしまう魅力がある。
アンソールの絵にはグッとくるものがある。描かれた仮面には表情がある。その仮面こそ人間らしいのかもしれない。敵意と自己陶酔と自虐性が複雑に入れ替わる感情があらわされた作品のように感じる。
ゴヤの絵は、見て感じた思いを上手く言葉にできない。実物を見たら離れられなくなるかもしれない。
この本を読んでいくうちに、絵画の楽しみ方の、自分なりのコツが分かってきた。時折、画家の意図に射抜かれるような感覚にハッとする -
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「名画」というのは、映画ではなく絵画のほう。
怖い絵の本をたくさん出している中野さんだが、この本はちょっとユーモラスだ。
女性のファッションについては語りつくされた感があるので、男性のファッションに注目してみる、という形で絵画を楽しんでみましょう、ということ。
主に14世紀から19世紀くらいの間、特に、宮廷で男も孔雀のように着飾っていた時代が多い。
いつもは、「そういう時代だから」とあっさり流したり「名画だから」とありがたがって、あえて突っ込み入れないのだが、たしかにファッションというものは、流行が変わってみると、「何であんなものがはやったんだろうね」と、気恥ずかしくなってしまうものだ。
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移動するまで地下室で待てと言われ、大人しく地下室で待っていたら
銃を持った男たちが乱入して来た。男たちの銃が一斉に火を噴く。
夫と妻、4人の娘とひとりの息子は全身に銃弾を浴びた。それだけは
終わらなかった。彼ら一家の身元が分からぬよう、顔には硫酸がか
けられた。
ロシア帝国最後の皇帝、ニコライ二世一家の虐殺で一時は世界に
その富を誇ったロマノフ家は終焉を迎えた。
リューリク朝のイヴァン雷帝を前史に置き、広大ではあるけれど
厳しい自然環境に置かれたロシアで300年続いたロマノフ家の
歴史を、絵画から読み解いたのが本書だ。
実は著者によるシリーズ物であり、本書はその第3