中野京子のレビュー一覧

  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    「King&Queen」展を見に行くのにあたって予習(?)的な読書。普通に読んでも中野京子さんの本は楽しめるのですが。
    個人的にはヘンリー八世~エリザベス女王あたりのイギリスが興味深い。映画の「エリザベス」や「エリザベス・ゴールデンエイジ」だったり絵画だと「レディ・ジェーン・グレイの処刑」(「怖い絵」展良かったあ)とか。中野京子さんの本高校生で読んでたら、絶対世界史を選択しただろうな私。
    ともあれ、展覧会、楽しみです。

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    2020年10月16日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    美に対する人間の執着心が現代も昔も変わらず、が故に彼等彼女等の人生を客観視すると不幸に思われる。実際は当人にしか感じられない味わいではあるが美とは一概に幸せの物差しではないように感じた。
    「美を求め美に振り回される」

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    2020年10月13日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ハプスブルク家に次いで、隣り合いいがみ合い、マリー・アントワネットによって繋がったフランス王家、ブルボン。
    芸術の国の王家らしく、肖像画も、関わる革命の絵ですらも、残る絵画は美しい。
    ハプスブルク家よりも短く、どうしても繋がりのある部分(特にルイ16世からナポレオン)に知っている部分は片寄ってしまっていたが、かいつまんでではあるものの、他の時代を知れたので良かった。
    王家の争いは、どうしてこうも卑しく、ときに愛に溢れ、人間的なのであろうか。

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    2020年10月06日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。

    2作目を読み終えた時に今までどちらかと言うと興味がなかった絵画に対し、少し自分の中で気持ちの変化を感じ始めたと記しました。

    まだ美術館に足は運べてないですが、アート作品に触れてみたくて、予定を入れました。

    これって私の中では大きな変化で、間違いなく本シリーズの影響を少なからず受けた結果だと思います。

    会期末が近づいてきたバンクシー展にもこれを機に行ってみよう!



    説明
    内容紹介
    ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」、シーレ「死と乙女」、ベラスケス「フェリペ・プロスペロ王子」、ミケランジェロ「聖家族」――名画に秘められた恐怖を読み解く「怖い絵」シリーズ、待望の文庫化第2弾!
    内容(「BOOK」データベースより)
    全身にみなぎる憤怒と威厳、「皇女ソフィア」―凄絶な姉弟喧嘩の末に、権力を握ったのは?甘やかな香りが漂う、ボッティチェリの最高傑作、「ヴィーナスの誕生」―美の背後に秘められた、血なまぐさい出生の物語とは?自らを死神になぞらえた、「死と乙女」―実際に画家とモデルを襲ったその後の運命は?名画に秘められた人間心理の深層を鋭く読み解く22の物語。文庫書き下ろしも収録したシリーズ第2弾。
    著者について
    作家・ドイツ文学者。早稲田大学講師。著書に「危険な世界史」シリーズ、『歴史が語る 恋の嵐』『危険な世界史 運命の女篇』『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』『「怖い絵」で人間を読む』などがある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    中野/京子
    作家・ドイツ文学者。早稲田大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2020年09月14日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    面白かった!
    このシリーズは面白くサクサク読めるのでオススメです。相変わらずの中野節。フランスって革命ばっかやってますね。「ここまでくると「革命」という言葉の濫用とすら思える」(笑)
    ブルボン朝がどのように終わったのかは知りませんでした。『名画で読み解く ハプスブルク家12の物語』と両方読めばさらに面白いです。

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    2020年08月17日
  • マリー・アントワネット 下

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    あまり伝記のようなものは読まない私だが、これはとても面白かった。何故なら、私はベルサイユのばらが大好きなのだ。だから読んだ。高校時代に学んだ、マリー・アントワネット。ベルばらに出てきたマリー・アントワネット。彼女のことが知りたくなったのだ。

    当然、オスカルもアンドレも、ロザリーも出ては来ないが……。
    上巻は割とベルばらに出てくるマリーに近い様な感じがした。無邪気で可愛らしく、気に入った人へは恩寵を、みたいな。
    下巻は、自分の立場を漸く理解し、フランス王妃として毅然たる姿を見せてくれた。
    結末は、誰もが知っているとは思う。

    最期までマリーの身を案じたオーストリアの女傑、マリア・テレジアの教えをしっかりと受け止め、周囲の声に耳を傾けていれば……と思わずにはいられない。

    ツヴァイクの文と中野京子の訳。
    面白おかしくではなく、冷静に史実に則って書いてあり、章ごとにまとまっていて、とても読みやすかった。

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    2020年08月15日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    ネタバレ

    シリーズ2作目を手にしました。

    「怖い絵」で感じた「絵」の見方に付け加えて、「絵」を見ることの楽しさを教わった気がします。

    今まで興味がなかった美術館に行きたいと最近になって強く思うようになりました。

    少なからず影響を受けているのだと思います。

    世界中の人々を虜にする名画との出会い。

    本物を目にした時に自分がどのように感じることが出来るのか。

    何を感じ、何を思うのか。

    答えを探しに足をのばしてみようと思います。

    説明
    内容紹介
    名画に秘められた人間心理の深淵――。憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気を鋭く読み解き、圧倒的な支持を得てロングセラー中の「怖い絵」シリーズ。書き下ろしを加筆してついに文庫化!
    内容(「BOOK」データベースより)
    散る直前の匂いたつ美しさ、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」―彼女を死に追いやった陰謀とは?フェルメールの知られざる宗教作品、「エマオの晩餐」―世界の美術市場を震撼させた事件とは?近親結婚くり返しの果て、「カルロス二世」―スペイン・ハプスブルク家断絶の過程は?憎悪、残酷、嫉妬、絶望、狂気、妄想…。名画に秘められた人間心理の深淵を鋭く読み解く22の物語。書き下ろしを加えてついに文庫化。
    著者について
    北海道生まれ。早稲田大学講師。専門はドイツ文学、西洋文化史。著書に『名画で読み解くハプスブルグ家12の物語』『名画で読み解くブルボン王朝12の物語』『危険な世界史』『「怖い絵」で人間を読む』などがある。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    中野/京子
    早稲田大学講師。ドイツ文学、西洋文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2020年07月31日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    印象派の絵は大体が明るい色彩の風景画だと思っていたが、実際は風景に留まらない近代欧州の姿が正負双方の側面から映されているということが新鮮だった。また、印象派絵画の名作の内容だけでなく、当時の歴史的背景にも触れられていて興味深かった。また、この本を読み終わった後印象派以前の古典的作品を調べてみたが、逆説的だが3次元の世界を絵に落とし込もうとした先人の努力に印象派絵画とは異なる凄さを垣間見ることができた。

    絵画のことは全然分からないという自負があったが、それらが描かれた時代や作者に関係する背景を知っていると興味を持てるし、楽しむこともできるということを知った。最後の章で矛盾した現実に対してメッセージ性を介在させずにその瞬間の美しさだけを切り取った印象派絵画に対して、背景知識がないと現代人の目で偏見を持ってみてしまうという指摘に身の引き締まる思いがした。

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    2020年07月26日
  • 欲望の名画

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    中野さんの本も、何冊か読んでくると同じ作品がかぶってくる。それでも読ませてくるあたりはさすがとしか言いようがない。
    他の著者と違って、作品の背景や細かい点についても丁寧に説明がされており、作品を見る→文章を読む→作品を見るの順で見ると「こんなところにこんな意味が!」と言った新たな発見がある。まさしく目から鱗な気分を味わえる。
    こういった説明を小出しにしないで、あらゆる作品について、総覧的にひとまとめにしてくれたら絶対に買うね。そしたら一家に一冊の必需本にするのに。
    中野さんの解説も分かりやすいので、学生の副読本としても推薦したいくらい。美術の授業や、世界史の授業で使えば、学生たちの理解の助けになって良いと思うのだが…

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    2020年07月25日
  • 欲望の名画

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    雑誌の連載をまとめたもの。
    絵の云われを教えてくれるし、その絵が描かれた社会的背景なども説明されていて、いろいろ勉強になる。まずは絵を何も知らず見てみる、それから絵の背景を知るってなれば美術鑑賞の楽しみが倍になるな。

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    2020年07月11日
  • マリー・アントワネット 上

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    「ベルサイユのばら」の原作といっていい本。ツヴァイクは文章がとても上手く、ウィットに富んでいるのですいすい読める。眉唾というか、ツヴァイク の想像なところも多々あるけれど、文句なしに面白い。

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    2020年05月22日
  • 新 怖い絵

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    絵画の鑑賞体験を味わい深いものにしてくれる本。事前情報なしに美術館へ行くと、流し見て、綺麗・怖い、なんて大味な感想で終わってしまう。それは勿体ないと思わせられた。この本も美術館同様、まず絵が来て次に解説の流れで進む。絵を見た時点では漠とした感覚しか湧かないが、解説を読むと受け取り方がまるで変わる。時代背景や作家&モデルの人生を知ると、見え方が全く違うものになる。教養があった方が芸術を何倍も楽しめることに気付かされる本だった。特に印象に残った絵画はシャガールのヴァイオリン弾き。シリーズの他の本も読みたい。

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    2020年05月05日
  • 新 怖い絵

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    ネタバレ

    『怖い絵』新章開幕めでたい!
    ミレーの『落穂拾い』を怖い絵として括ってくるのがまた興味深い。
    この絵は直接的に怖い絵ではなく、歴史的背景が分かると怖くなる絵。
    『世の栄光の終わり』は見た目からして怖い絵。
    怖いと一括りにしても、このように種類は様々。
    特に今回は作者自身が怖いと言う話が印象的。
    血塗れの体に金粉をかぶるという稀有な事故にあった女性の自画像。
    殺人鬼による絵画。
    自身の妻の遺体を描く画家などなど、絵よりあなたの方がよほど怖い!という強烈さ。
    『怖い絵』の世界はまだまだ奥が深いのだと思い知らされる新章である。

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    2020年04月22日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    神話を通じて、昔の人がどんなことに関心があったのか、どんな価値観だったのか分かるような気がして面白い。

    男女どちらもの体を経験したテイレシアスがゼウスとヘラから「快楽は男女どちらが大きいか」と問われ「女の歓びのほうが男の十倍です」と答えた
    →大昔から人間は性に関心があったんだなあ。。しかも女性のほうが快楽が大きいことを知っていたとは、、!

    テセウスがアリアドネを島に遺棄
    →異国の女には何をしても構わないという差別意識?

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    2020年04月22日
  • 名画に見る男のファッション

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    文体のおかげと、ページ辺りの文字数が少ないでサクサク読めた。取り扱ってる絵の量も多く国も時代もバラバラなので幅広く楽しめる。

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    2020年04月22日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    ヨーロッパの歴史がよくわかるなあ。中野さん、歴史学者だったっけ?それにしても、イワンもヘンリーも怖いなあ。

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    2020年04月21日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ハプスブルク家を読んだら必然的にこちらも読みたくなります。
    いやー、複雑複雑。
    ハプスブルク家にも出てきた人がこちらにも登場したり、ややこしいことこの上ない。
    歴史が面白いのもさることながら、名画で読み解く、とのことで、全然絵のことに詳しくない私は「絵の中にこんなに色んな情報が盛り込まれてるんだ!」とそのことにも驚きました。
    こういうの読んでから美術館に本物を見に行ったりすると、面白さが違うだろうな。
    そして今、ものすごくベルばらが読みたい……。

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    2020年03月05日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    これを読む前に、同じ筆者のハプスブルク家とかブルボン家の本を読んでおいてよかったな、と思いました。
    世界史にはそんなに詳しくないので、読んでなかったら「アンタ誰?」状態で、あまり楽しくなかったと思う。
    アントワネットからモーツァルトやベートーベン、ザッハトルテのことまで、色んな「世界史」が満載です。

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    2020年03月05日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    王様 王妃はいつまでも幸せには暮らせない、その暮らしが誰の手による物か、それを忘れてから王家の腐敗と人心との乖離が始まり、最後は滅亡

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    2020年02月24日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    ロマノフ朝の始まり終わり 広大なロシアを統治したツァーリのほとんど悲劇な物語
    ニコライ二世の家族の最後は今までの王家のしたい放題のツケ

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    2020年02月24日