中野京子のレビュー一覧

  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    絵画鑑賞の予習・復習に役立つ。
    なんとなくわかったつもり(読みながら、全くわかってなかったと気づく)だったことを、へ〜!! そういう意味だったのかと勉強になりました。でも、いかんせん、キリスト教になじみのない「八百万の神をもつ日本人」なので、きっとすぐに記憶は薄れ、復習に何度も手にとる1冊になるハズ。

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    2018年06月10日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    久しぶりの中野京子さん。
    変わらず読みやすく、印象派が苦手な私でも面白かったです。
    「印象派」の特徴として「主張しない」一面があり、過去の宗教画や未来の抽象画と違い、絵の中にストーリーや意思を込めなかったそうです。ですが、それぞれの背景を探れば十二分に面白いということが書かれています。
    ただ、一人一人の画家を強く取り上げるという感じではないので、サブタイトルは誤解を招くような…。

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    2018年05月24日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    印象派の題材から、その時代の社会的背景を教えてくれた。
    また、印象派の、社会そのものを描くわけではなく、このテーマは取り上げ、こういうものは描かない、という部分も興味深かった。

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    2018年02月25日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    ネタバレ

    レオナルド・ダ・ヴィンチの絵はミステリーを見ているみたいで、パーツが符号していく瞬間に快感を覚えずにはいられない。まだ色々な謎や秘密が隠されているのではないかと前のめりになってしまう魅力がある。
    アンソールの絵にはグッとくるものがある。描かれた仮面には表情がある。その仮面こそ人間らしいのかもしれない。敵意と自己陶酔と自虐性が複雑に入れ替わる感情があらわされた作品のように感じる。
    ゴヤの絵は、見て感じた思いを上手く言葉にできない。実物を見たら離れられなくなるかもしれない。
    この本を読んでいくうちに、絵画の楽しみ方の、自分なりのコツが分かってきた。時折、画家の意図に射抜かれるような感覚にハッとする

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    2018年01月11日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    表紙絵のレーピン作「皇女ソフィア」がとても印象的。
    その他、ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」など3篇目にも関わらずまだまだ読み応えある文章を読んでいると続編も期待したいところである。著者の絵画に対する見識の深さと一般人としての見方の両刃を備え持っているところにただただ脱帽。

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    2018年01月11日
  • 残酷な王と悲しみの王妃2

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    中野京子さんの本に、もっと若いときに出逢っていたら人生が変わってたかもって思う。高校時代だったら絶対世界史選択してただろうし、大学時代だったらヨーロッパ旅行は全然違ったものになってただろう。
    ノイシュヴァンシュタイン城とか、その時は知らなかったから感慨も全く違ってたよ‼️

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    2018年01月09日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    上の森美術館の怖い絵展に行く前に読みました。本と展示作品はあまりかぶっていなかったように思います。美術館は大人気でゆっくり見ることができないうえに解説が短いので個人的には本の方が楽しめたように思います。ただ、絵の細かな部分に関しては文庫本のため見えにくいところもあります。

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    2017年12月07日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    怖い絵シリーズに関心を持って、探している途中で出会う。絵画3割、歴史記述7割と行った感じ。ロマノフ王朝ってロシアだっけ?というレベルからのスタートだったが、さらりと書かれているわりに強烈すぎるロシアの歴史を学べて大変参考になった。なにかと対岸としての記載が多いロシアについて、内情を知ることができた。

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    2017年11月03日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    本当は「怖い絵」を買おうと思ったのですがイマイチ食指が動かず、こちらを。
    こういう話、大好き。
    しかし昔のヨーロッパは、国を越えると同一人物でもゲオルクがジョージになったり、従兄弟や義姉、叔父と結婚してみたり血筋が濃いわで大変なことになってるな……。
    絶対生まれてなくてよかったと思ったのはロシア。夫は妻を殴るのが当たり前なんだって。絶対嫌だそんな国。
    この手の本、もっと読みたいなー。

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    2017年10月30日
  • 名画に見る男のファッション

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    「名画」というのは、映画ではなく絵画のほう。
    怖い絵の本をたくさん出している中野さんだが、この本はちょっとユーモラスだ。
    女性のファッションについては語りつくされた感があるので、男性のファッションに注目してみる、という形で絵画を楽しんでみましょう、ということ。

    主に14世紀から19世紀くらいの間、特に、宮廷で男も孔雀のように着飾っていた時代が多い。
    いつもは、「そういう時代だから」とあっさり流したり「名画だから」とありがたがって、あえて突っ込み入れないのだが、たしかにファッションというものは、流行が変わってみると、「何であんなものがはやったんだろうね」と、気恥ずかしくなってしまうものだ。

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    2017年10月12日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    神話の名画は解説がなかったら何が描かれているのか私には分からない。
    解説があると凄く楽しい

    神様、特にゼウスは好き放題やり過ぎでは?
    雨になったり鳥になったり蝿になったり・・
    ゼウスの変身シリーズが観てみたい。

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    2021年12月30日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    移動するまで地下室で待てと言われ、大人しく地下室で待っていたら
    銃を持った男たちが乱入して来た。男たちの銃が一斉に火を噴く。

    夫と妻、4人の娘とひとりの息子は全身に銃弾を浴びた。それだけは
    終わらなかった。彼ら一家の身元が分からぬよう、顔には硫酸がか
    けられた。

    ロシア帝国最後の皇帝、ニコライ二世一家の虐殺で一時は世界に
    その富を誇ったロマノフ家は終焉を迎えた。

    リューリク朝のイヴァン雷帝を前史に置き、広大ではあるけれど
    厳しい自然環境に置かれたロシアで300年続いたロマノフ家の
    歴史を、絵画から読み解いたのが本書だ。

    実は著者によるシリーズ物であり、本書はその第3

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    2017年08月22日
  • 「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか

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    これもまた、筆者の傾向かが現れてます。中野さんは絵を物語にして読ませてくれるので、分かりやすくて大好きなのですが、よく出てくるのはスペインハプスブルグ家と印象派かなぁ。いや、いいんですけどね。私は私でもっとしっかり分野開拓していきたいと思いました。

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    2017年05月04日
  • 新 怖い絵

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    怖い絵の続編です。やはり、20作の絵について怖いエピソードを中心に紹介されています。私は、中でも、モネの死の床のカミーユ に衝撃を受けました。モネは、病床の妻がいるのに愛人を自分の家に住まわせました。モネは、亡く なった妻の死に顔を描いた死の床のカミーユを描き(酷いやつだ)、以降、人の顔を描かなくなったそうです。芥川龍之介の地獄変を引き合いに出して説明していますが、モネ、妻、愛人の心情を図ることができそうにありません。その他、面白いエ ピソードに溢れていて、美術館に行きたくなる一冊です。

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    2025年12月21日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    ネタバレ

    印象派の絵は神話や聖書の知識がなくても自分の感じるままに楽しめることが魅力だと思いますが、フランスの近代史と共に絵の背景にあるものを知ることで、より楽しみが増えた。その背景が少しがっかりするようなものであったとしても、「にもかかわらず美しい」これに尽きますね。色んな絵がカラーで掲載されているので、目でも楽しむことができました。

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    2017年01月16日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    ハプスブルク家のものと続けて読みました。中世から近代にかけてのヨーロッパ史を学ぶ上でキリスト教についてはある程度把握をしましたが、やはり様々な歴史書をよんで引っかかるのが家柄。今まで面倒くさくてほどほどにしていましたが、ちょっとスイッチが入ったので、ライトな者からでも手を付けていこうと本書を取りました。結果よかったです。何よりも文章が素晴らしい。それぞれのエピソードはあまり深くは語られないですが、人と人の関わりを大切にし、単純明快、豊かな日本語で語られています。ブルボンといえばルイ14世とベルサイユ宮殿の華やぎから、フランス革命のギロチンに消えたドラマチックなエピソードで有名ですが、知れば知る

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    2017年01月11日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    2016/12/04
    ダンブラウンの天使と悪魔を読み終えて、キリスト教のことがものすごく知りたくなって、聖書を読もうかと思って手にとってみたら、難しすぎて買うのを断念!そして代わりに選んだのがこの本。キリストの生い立ちが名画とともに分かりやすく物語のように紡がれていて、1日で読めた。キリスト教をどうこうという前に、キリストの生い立ちは物語としておもしろい。って書いちゃうと語弊があるか…でも、これを読んで日本がいかに恵まれている環境にあるか思い知らされた。過酷な状況下に置かれた人々にとって、慈愛に満ちたキリストの教えは唯一の救いだったのだろう。もちろんいろんな解釈があるだろうから、これからも宗教

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    2016年12月04日
  • マリー・アントワネット 下

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    不幸になってはじめて、ひとは自分が何者かを知るのです。

    マリー・アントワネットはようやく自分が何者なのかを知る。しかしそれは遅すぎた。
    運命の歯車はもう止まらない。
    時間は戻せない。

    華やかで幸福だったマリー・アントワネットは、大切なものを次々と失っていく。
    友達も子供も夫も、自分の地位も名誉も、最後には自分の命までも。

    歴史において何かを成し遂げたわけでもない平凡な女性であったマリー・アントワネット。
    それでも歴史上の女性の中で最も有名なひとり。

    ルイ16世とマリー・アントワネットが断頭台で命を落としても、一度起きたフランスの動乱は収まらない。
    国民から王室が否定されたことを表すこと

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    2016年11月28日
  • マリー・アントワネット 上

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    歴史上には、その人物には相応しくない役回りを演じることになるひとがいる。その中でも有名なひとりがマリー・アントワネットだろう。

    マリー・アントワネットは偉大なオーストリア女帝マリア・テレジアの娘として生まれる。
    愛らしく上品なマリー・アントワネットは未来のルイ16世と婚姻してフランス皇太子妃になる。
    ルイ15世の崩御と共にアントワネットは、自分が一体何者なのか、自分にフランス国民の生活がかかっていることも自覚出来ず責任も持てないままフランス王妃となる。

    上巻では不穏な空気に包まれはじめたヴェルサイユで、マリー・アントワネットよりも自らの生命を選んだ貴族たちがアントワネットの周りから離れ亡命

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    2016年11月28日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    ロマノフ王朝の
    血で血をあらう惨殺っぷりが
    ものすごい!
    親族のほうが ひどい目に会うんだから
    権力なんて持つもんじゃないのか。
    ヨーロッパから見ると
    妖怪チックな ロシアですが
    なんとなく・・・日本人としてメンタルは
    分かる気もするのです

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    2016年10月31日