中野京子のレビュー一覧
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はじめに
ブルボン家系図(抄)
前史
第1章 ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸』
第2章 ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
第3章 ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
愛4章 リゴー『ルイ十四世』
第5章 ベラスケス『マリア・テレサ』
第6章 ヴァトー『ジェルサンの看板』
第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
第8章 グルーズ『フランクリン』
第9章 ユベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
第10章 ゴヤ『カルロス四世家族像』
第11章 ダヴィット『ナポレオンの戴冠式』
第12章 ドラクロワ『民衆を導く -
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中野京子さんの名画の謎。新約聖書と旧約聖書から紐解く。
恥ずかしながら、旧約聖書と新約聖書の違いすら知なかったが、そんな聖書初心者にもわかりやすく書かれている。それに、八百万の神を信じてきた、ある意味無宗教の日本人の観点で著者もツッコミを入れてくれるので、
そうそう、それが疑問なんだよ!
と、とても楽しく読めるのである。
神がアダムとイブを創りだすところから、最後の審判までにわたる、要所要所の聖書の場面でふたつずつくらい絵画が紹介される。画家の見せ所の違いの紹介も面白い。
個人的に面白かったエピソードをいくつか。
ひとつめは、レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知。マリアの純潔を表す白百合に、雌し -
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ネタバレ2019年の読み初め。
「怖い絵」シリーズはこれまでに何冊か読んでいたけど、この本はカラーなのでとても分かりやすかった。
他の怖い絵シリーズで取り上げられていたのと同じ絵画も何点かあったけど、「運命」とか「憤怒」とか、テーマにそった解説だったので、これはこれで繋がりが見えてよかった。
なかでも一番怖い!と思ったのは、ハプスブルク家の系譜だったかな。王族を描いた肖像画なのに、死相しか見えないんだものな。
西洋絵画の解説書ばかり読んでいたから、そういう学者さんだとばかり思っていたけど、著者の中野京子さんって作家で独文学者だったのね。
他の著書で、「中世ヨーロッパは識字率が低かったので、聖書の内容を -
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本屋さんで表紙の「レディ・ジェーン・グレイの処刑」が気になって手にした本です。
中野京子さんはなにかと耳にしたりおすすめしていただいたりしていたのですが初めて読みました。
解りやすく面白く、イギリス王家の歴史を絵画と共に知ることが出来ました。
世界史専攻だったのですが、有名な王や女王のエピソードと、今の王室がドイツ系という事くらいしか知らなかったので、こんなに幽閉や処刑が多く、宗教や親子関係で揉めてた人達だったのだと驚きました。
イギリスは女王の時代に繁栄する傾向みたいに書かれていたので、これからはどうなるのかな。
絵画も綺麗でした。
面白かったので、他のシリーズも読みます。
ヨーロッパって -
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ネタバレレオナルド・ダ・ヴィンチの絵はミステリーを見ているみたいで、パーツが符号していく瞬間に快感を覚えずにはいられない。まだ色々な謎や秘密が隠されているのではないかと前のめりになってしまう魅力がある。
アンソールの絵にはグッとくるものがある。描かれた仮面には表情がある。その仮面こそ人間らしいのかもしれない。敵意と自己陶酔と自虐性が複雑に入れ替わる感情があらわされた作品のように感じる。
ゴヤの絵は、見て感じた思いを上手く言葉にできない。実物を見たら離れられなくなるかもしれない。
この本を読んでいくうちに、絵画の楽しみ方の、自分なりのコツが分かってきた。時折、画家の意図に射抜かれるような感覚にハッとする