中野京子のレビュー一覧

  • 怖い絵 死と乙女篇

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    怖い絵、エロい絵、不思議な絵。どんな絵なのか知りたくなるインパクトのある絵ばかり紹介されている。
    メモ
    レービン「皇女ソフィア」:肝っ玉母ちゃんのような顔
    カバネル「ヴィーナスの誕生」、フュースリ「夢魔」:エロ美しい
    ヨルダーンス「豆の王様」:楽しそう
    セガンティーニ「悪しき母たち」:ゲームにこういうモンスターいそう
    ホガース「ジン横丁」:貧民街の飲んだくれたち
    「ベアトリーチェ・チェンチ」:佐々木希

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    2023年01月15日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    シリーズ第一弾。絵画を切り口に王室の歴史を辿る。


    ●画家を輩出しないドイツ語圏

    錚々たる画家を輩出して引き寄せたスペインに対し、あくまで「耳の人」(=音楽の人)で「目の人」(=絵画の人)ではないドイツ語圏内には、近・現代以前の美術史に残る画家といえば、デューラーとクラナッハくらいしかいなかったからだ。おかげでオーストリア・ハプスブルク系統には名画と呼べるものが少なく、ハプスブルクを代表する女傑マリア・テレジアでさえ、全く残念なことに価値ある肖像画を一枚も残していない。
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    2022年10月30日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    中野京子先生の著作にハズレ無しなので大変おもしろく読めましたが、肝心要の絵画の写真がめちゃくちゃ見にくくてとても残念な気持ちになりました。
    新書なのでサイズが小さいのは仕方ありませんが、のどの部分が開きにくいので真ん中に注目ポイントがある場合とても歯痒い思いをしました。

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    2022年10月06日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    私が最も印象に残ったのはメアリ一世。あまりにも悲しすぎる。
    ヘンリー8世の長子で母はハプスブルクスペイン王女キャサリンと正真正銘のお姫様かつ王位継承者なのに、幼い頃から心身ともに痛め付けられ 、女王になっても愛した夫には見限られた。
    人々から今なお憎まれる所業も彼女のの愛の喪失とその穴を埋めようとしてあがき苦しんだ結果なのだろう。
    そしてその穴は埋ることはなく、より一層大きく深くなり、彼女は亡くなったように感じた。

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    2022年09月25日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    作曲家メンデルスゾーンと童話作家アンデルセン、そしてこの2人の芸術家が恋したオペラ歌手ジェニー・リンド、という3人の出会いと別れの物語。
    単行本版(さ・え・ら書房、2006 年)は挿絵入りだったが、集英社文庫版では挿絵はなく、代わりに絵画や楽譜などの図版が加えられた。実話にもとづくストーリーであるだけに、文庫版の方が個人的には好き。アンデルセンの切り絵(p. 41)が美しい。

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    2022年09月05日
  • 運命の絵

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    大学のとき、一般教養の選択授業で美術を選択した。
    歴史的絵画にこんなに色んなストーリーや伏線、意味がちりばめられてるなんて全く知らなかった私は大変興味深くその教授の授業に聞き入っていた。
    この書籍を読んで、そのことを思い出した。絵をみてわくわくする感じ。
    番組の再放送とかやってくれないかなぁ。。
    文面だけでなく、お話が聞いてみたい。
    怖い絵から先に読めばよかったなー!

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    2022年08月10日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    絵画と一緒にイギリス王室の歴史を辿れます。

    残忍だったり贅沢三昧だったり統治の才能がなかったりと、あららーと思う王やその家族が次々登場。
    真面目で政治手腕のある人よりも、かえって人間らしくて魅力的で、記憶に残る。
    当時の英国民ではないので他人事。

    写真がなかった時代の肖像画はお見合い用に使われるため、相手国所蔵のものが多いというのがなるほどと思った。
    肖像画を一目見るだけでその残忍さが伝わるヘンリー八世や、気高いが気難しそうな雰囲気を醸し出すメアリー一世など、背景がわかるとさらに絵画も面白い。

    実はあなたはプリンセスなのですよ、我が王室の唯一の相続人なのです、などと言われて、きらびやかな

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    2022年08月02日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

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    他の有名王家に比べてしまうと、日本でのプロイセンは知名度が低いように思う。フリードリヒ大王が何世かなど露知らず、だろう。
    そもそも美術史からこの界隈に入った自分からすると、ドイツ諸国はロマン主義まで絵画の知名度が低い、耳の国だ。故に知らないことがとにかく多かった。ドイツ第二帝国の短さにも驚きだ。
    他の王家に漏れず、ここも沢山のドラマがある。そして他王家とも繋がっている。相変わらずこのシリーズはビジュアルから入れる上に歴史をかいつまんで知ることができるようまとまっていて面白い。

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    2022年07月30日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    著者曰く、
    『現代人はともすると、絵画をまじめな芸術家がまじめな芸術態度でまじめに仕上げたと思いがちである。だが、そんなはずはない。』
    『絵を見る喜びのうち大きな部分を占めたのは「エンターテイメント性」であった。』
    著者の軽妙洒脱な文章とともに見ると絵画はどれも堅苦しさが抜け、絵画鑑賞が楽しくなる。

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    2022年07月24日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    スイスの田舎の小さな領主から、ヨーロッパを股にかける名家へ変貌していく様は面白い。

    印象に残ったのはどれも女の人で、まあ彼女達もとんでもない家に生まれついてしまったため、あるいは嫁いできたために、人並みの幸せから遠ざけられて生きていかなければならなくて…気の毒ではある。

    気の毒といえば、わがままに生きたマリー・アントワネットやエリザベートに世の人気が集まり、家のため国のために尽力してきたマリア・テレジアやゾフィー大公妃の評判がイマイチなのは、やはりお気の毒。なんやかんや言って民衆は美女が好きなのですね。

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    2022年07月07日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

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    筆者の感じ方と絵画を通してハプスブルク家の歴史をみていく。センセーショナルな面や感情に働きかけるような部分に脚光を当てられてはいますが、学ぶところがありました。

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    2022年07月03日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    中野さんの文章はとても読みやすいので時々読みたくなります。
    今回も面白い切り口の内容かしらと 読みました。

    メンデルスゾーンもアンデルセンも
    名前も作品も 見聞きしていますが
    その人個人については 殆ど記憶にないので へーーって いう感じで読めました。
    このお二人が 同じ時代に生きて そして
    三角関係?!だったとは。。。。
    ヒロインは ジェニー・リンドという歌姫でした。
    やはり 芸術や文学は 恋とかがからむと パワーアップするものなのですね~~
    と しみじみ 思いました。

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    2022年06月15日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    ネタバレ

    妖精が好きなので手に取りました、久しぶりの中野さんです(*´▽`*)

    人獣、蛇、悪魔と天使、キメラ、ただならぬ気配(空間と建物(?))、妖精・魔女、魑魅魍魎が取り上げられています。

    全裸の絵が多かったなぁ。

    個人的に一番印象深かったのは
    廃墟となったルーヴルのグランドギャラリー想像図/ユベール・ロベール…SFとしての絵画。昔の人の考えていた"if"が絵画として観られるのが面白い。

    その他気になった作品
    ハルピュイア/作者不詳
    アントワネットのプロパガンダ作品、よくこんな気持ち悪い絵が描けるなぁ…。

    森の火事/ピエロ・デ・コジモ
    人面獣、こっち見んな、笑ってしまう。

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    2022年05月28日
  • 名画の謎 対決篇

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    この方の文章はとてもテンポが良くて読みやすいです。
    今回は 対決という事で 一つのテーマでも
    それを製作する 人 時代によって 
    こんなにも違いがあるのかという事が 
    わかって面白かったです。

    いつか この本の中の絵が
    一同に揃って 展示会などできたら
    きっと 楽しいでしょうね~~

    勿論 ガイドホンは この本の抜粋で・・・・

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    2022年05月27日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    本作の中で好きだった絵はカバネルの『ヴィーナスの誕生』とホガースの『ジン横丁』
    ヴィーナスの誕生はひたすら美しいと思った。作者の言う通り、こんなスタイルになりたいと溜め息が出てしまう。

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    2022年05月25日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    中野京子さんの、異形のもの、変わったテーマを描いた作品をまとめた一冊。

    「人獣」では、ボッティチェリの「ミネルヴァとケンタウロス」、

    「蛇」では、「イヴと蛇」、「メドゥーサを倒したペルセウス」、「9頭を持つ毒蛇ヒュドラと戦うヘラクレス」、

    「天使と悪魔」では、エルグレコの「オルガス伯の埋葬」、

    「キメラ」では、ドミニクアングルの「オイディプスとスフィンクス」、

    「ただならぬ気配」では、エッシャーの騙し絵、エルグレコの「トレド眺望」、

    「妖精魔女」では、ゴヤの「サバト」、

    「魑魅魍魎」(とにかくヘンテコなものが描きたい)では、ルドンの「キュクロプス」、ブロンツィーノの「愛の寓意」、

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    2022年05月18日
  • ヴァレンヌ逃亡 マリー・アントワネット 運命の24時間

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    マリーアントワネットとルイ16世、そして王の一族たちが反王党派たちに追われ、ヴェルサイユ宮殿からチェイルリー宮殿、そして国外へ逃亡を図るもの、ヴァレンヌで見破られ、失敗に終わる。
    その運命の24時間を物語仕立てで書かれた一冊。

    最近、一気にNetflixで米国のドラマ「ベルサイユ」を観た。(すっかり夢中になってしまったが、シーズン3がまだ入っておらず、続きが気になって仕方ない…)それもあって、最近ルイ14世を始めとしたフランスの歴史に興味津々。

    文中にも登場する貴族のフェルゼン始め、多くの愛人を囲い、派手好きで市民たちに嫌われた王妃と、愛人を持たず、一途にアントワネットを想いながらも、ルイ

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    2022年05月18日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    絵画への理解を深めるのに良かった。文章は少し読みにくかったが、美術館の絵画の説明よりよっぽど面白かった。

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    2022年05月09日
  • 「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか

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    ネタバレ

    当然なのかもしれないが、死の間際まで絶好調だった人は少ない。画家はその作品で隆盛が語られるものだが、やはり死の間際にはなかなか傑作を残せる人は少ない、と感じた。寂しくはあるけれど、人間とはそういうもので、後生があーだこーだいうのは間違っているのかもしれない。
    最後のページにある年表が良かった。誰と誰が同時代に生きていたのかが、一目で分かる。ヴァンダイクとベラスケスの対比がとても面白かった。またゴヤの執着、生きることに対してなのか、人間に対してなのか、分からないけれど、とりあえず、執着には凄味を感じる。

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    2022年05月09日
  • 運命の絵 もう逃れられない

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    「怖い絵」ほどでは無いけど
    絵が描かれた時代背景や画家の生活環境など、展覧会で見るだけでは知り得ない事がわかるので、大変興味深く読めました。

    他のシリーズも読んでみたい

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    2022年04月25日