中野京子のレビュー一覧

  • 「怖い絵」で人間を読む

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    中野京子さんによる「怖い絵」シリーズの姉妹本とも言える。
    神話・王家の人物たちの狂気を、
    沢山の名画を折り交えながら読み解く。

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    2012年03月31日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    ネタバレ

    怖い絵シリーズの著者が書いた一冊。

    肖像画の類は、絵としての美しさもあるけれども、その裏にある時代背景、人間関係などを知っていると浮かび上がってくるものがあるので、それを含めて鑑賞すると妄想が膨らんで面白い。

    ・運命
    ・呪縛
    ・憎悪
    ・狂気
    ・喪失
    ・憤怒
    ・凌辱
    ・救済

    の章から構成されていて、それぞれで何枚か絵をとりあげつつ解説している。

    歴史の流れをおいながら説明して行くので、好きな人にはたまらない本だけれども、登場人物の感情描写は、どうしても作者の主観的部分がたぶんに含まれざるを得ないので、そういうのが苦手な人は要注意。
    個人的には、いい具合に話を盛り上げてくれる良いスパイスだ

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    2012年03月24日
  • 恐怖と愛の映画102

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    久々にゆったり映画をみたくなる映画エッセイ
    新旧おりまぜてのジャンルに偏らない紹介作品の
    選択がむしろ魅力的でした。

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    2012年02月15日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    中野京子さんらしい軽妙なテンポで読み進み、あっという間に読み終わる、軽〜い歴史案内。興味深い絵や写真がふんだんに配されているが、悲しいかな新書の紙面は絵画を鑑賞するには小さ過ぎた。虫眼鏡で細部を確認してしまった。それをしたくなる位の筆力が著者中野京子にはあると思う。
    冒頭に示されているブルボン家系図が非常に見にくい。この家系図は12章を通して何度も確かめたくなるページなので、もう少し力を入れて制作して欲しかった。

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    2011年12月29日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    さすが 中野京子さんの本

    多角的に絵を読ませてくれる

    今回は、社会や当時の環境について が焦点かな

    マネの『オランピア』や『草上の昼食』が、それぞれ
    ティツィアーノ『ウルビノのヴィーナス』『田園の奏楽』の
    女神や神話上の人物を 生身の人間にした絵
    というのには驚いた

    そうだったんだ!!

    しかし、一番最初に 『草上の昼食』を見た時の衝撃は
    忘れられない。

    びっちりと礼装した男性と 森の木漏れ陽の下
    ピクニックしているのは 全裸の女性!
    (うわ、何なんだ、コレ?! ・・・だった)

    中野さんは これは現在を見越した未来図だったかも
    なんて 書いてる
    ヌーディストビーチのピクニックね。

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    2011年12月16日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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     16世紀のアンリ四世から,19世紀のルイ・フィリップ一世まで。フランスブルボン王朝の歴史を,名画とともにたどっていく。とてもテンポの良い文章でさくさく読める。
     ブルボン朝って徳川幕府と同じくらい続いたんだな。タイムラグがあって,ブルボンの方が20年くらい早いけど。ヴァロア朝のアンリ二世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスが産んだマルグリットが,フランスブルボン朝の開祖,アンリ四世に嫁いでいる。
     カトリーヌは,三人の息子が次々王位を継ぐのを見,続く王位争いでヴァロア朝の終焉を予感しつつ死ぬ。彼女の死後は娘婿のアンリ(四世)が,息子のアンリ(三世)を暗殺してヴァロア朝断絶。この争いにはもう一人

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    2011年12月15日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    帯「普通そんなことする!?」
    A. 「確かに普通はそんなことしないでしょうが、彼ら王族なので"普通"ではないかと」
    それこそ普通にそう思いました。どうでもいいですが。

    さて、感想。
    ・野次馬ゲーテ
    ・マリアテレジアとフリードリヒ大帝が結婚してたら…!でも確かフリードリヒ大帝って同性愛者だったから破局しますよね…。
    ・ナポレオンの兄妹の災難
    ・ナポレオンいなかったらアンデルセンも
    ・「ハプスブルク家唯一の男」と呼ばれたゾフィ大公妃(エリザベートの姑さん)
    ・「女の腐ったような奴」と言われ続けたプロイセンのフリードリヒ大帝。長じてからは「悪魔」「モンスター」「シュレージエン泥

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    2011年11月20日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    世界史にかかる小話をより抜いた感じの書籍。
    世界史に関心のない方でも、日本での類例を引き合いにしてテーマを展開しており、また、マリーアントワネットの時代から見て前後何年なのかを都度示しているので、時系列もある程度理解しやすくなっています。
    新作が新たに出版されたので、あわせてご覧頂くことをお勧めします。

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    2011年11月06日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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     わたし、疑問だったの。何でこんなにも日本で印象派が受け入れられるのか。

    いや、嫌いじゃないんだ。ドガとかロートレックとか割に好きな人結構いるし、モネの絵はやはりこう、ボーっと眺めて時間を過ごすとものすごく幸せな気持ちになれる。あのさざ波のような移ろいゆく時の変化をおさめた絵は傑作以外の何物でもないと思う。


    それでも変よ。だって、世の中にはもっと分かりやすい傑作がいっぱいあると思うの。宗教の背景が分からなくたって、神様の名前を知らなくたって、美しいものは美しいんだと言えるような絵はいっぱいある。でも日本ではとかく印象派の人気が根強い。


    ジャポニスムによる親近感?
    ぼやっとした曖昧さが

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    2011年09月22日
  • 恐怖と愛の映画102

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     私がこれまで読んだ中野氏の著作はどれも歴史上の人物を取り扱っているので、“結末”がちゃんと書かれている。
     でもこれは映画の感想(?)なので、オチやキモの部分は「映画を観てのお楽しみ!」になっていて、とても欲求不満になった(笑)。
     私が観たことのない映画が大半で、これを読んで初めて観たくなった映画もたくさんあった。

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    2011年09月14日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    (No.11-33) 絵画解説本?

    中野京子さんの名前は知っていましたが、私はあまり絵画に興味がないので今まで著作を読んだことがありませんでした。
    でも面白いと評判が高くて興味がでてきたのでためしに一冊読んでみました。
    すご~く、面白かった!
    題名どおりブルボン王朝の盛衰を絵画を通してたどったものです。

    歴史の流れとしてはきちんと理解していないものの、断片的には知ってる名前がぞろぞろ出てきました。やっぱりフランスだからか。
    絵も、そういえばこれは見たことがあるというのがたくさん。私は、どこで見たんだろうと不思議な気になりました。有名な絵だから、何かの写真で見ることもあったのでしょう。
    絵に

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    2011年05月14日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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     中野さんの本は、
     絵とともに紡ぐ物語として秀逸。

     でも今回は、絵よりも、時代背景が分かってよかった。

     フランス革命から現代に至るまで。
     決して古すぎる歴史じゃないのだと思わされた。

     王立のアカデミーに反抗したマネに始まり印象主義の時代へ。
     
     その背景にあるフランス革命から普仏戦争、ナポレオンの時代を経てナポレオン3世へ。

     その歴史背景があってこそ、近代絵画に重みが生まれる。

     革新的な絵画技法に迫った先人たちの努力と反骨精神が、
     胸に迫ってきて、この本から見えてきた時代の裏側に感謝したいと思った。

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    2011年05月09日
  • マリー・アントワネット 上

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    高校生の頃、遠藤周作の本は読んだ覚えがあります。
    読み進むにつれ、池田理代子ってばすごい、、とタメイキ。

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    2010年10月11日
  • マリー・アントワネット 上

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    映画に比べればよほどおもしろい。ただ、いくつか間違いも・・・(リュリがフランス人だとか)。どれくらい信用できるのか、ちょっと疑問あり。

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    2010年01月15日
  • マリー・アントワネット 上

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    『ベルばら』の参考文献にあった。
    少女の頃に絶版で読めなかったのが
    中野京子氏の新訳で登場していた!
    このツヴァイクの深い知性と軽妙な語り口が
    あのときにはわからなかったかも。
    出会うべくして出会った?

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    2009年11月27日
  • マリー・アントワネット 下

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    ベルはら好きが講じて読んだ本。読みながら「なんでオスカルがいないんだーー!」と叫んじゃった。史実にはオスカルいないのは分かっていたけれど。

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    2011年10月25日
  • マリー・アントワネット 上

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    遠藤周作のマリーアントワネットを読んで、客観的な史実が知りたくなったのですが、この本がそれに答えてくれました。文体は少々固いですが、ルイ16世、マリー、フェルゼン、その他とりまく人々、パリ市民のこと、、、遠藤周作さんの本とは別な観点から見れて面白かったです。遠藤さんの本ではマリーに少し同情的になったけど、革命は起こるべくして起こったのかなぁとこの本を読んで思いました。(下巻も読みましたがなぜかアップされない…?)

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    2009年10月04日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    ネタバレ

    印象派とフランスの時代背景についての説明的な本だった。絵がたくさんあってたのしかった。

    ドガの「カフェにて」という絵を初めて見たのだけど、女の人すごくつまんなそうな顔しておもしろ〜〜!って思って解説読んだら全然違う意図の表情だった。

    絵って全部物語が盛り込まれてると思ってたから、印象派は見たままに描かれててメッセージ性はないから教養を必要とせず楽しめる、みたいなことが書かれててびっくりした。
    洪水で水びたしになった村があって舟で移動するしかなかったところを絵に描いてる画家がいて、その人は水面のきらめきが好きだったのらしい。きれいだから描いたそうで、村人の苦労を伝える意図はないのらしい。映え

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    2025年12月24日
  • 名画の中で働く人々 「仕事」で学ぶ西洋史

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    道化の章で紹介されている「人生とはこうしたもの」と「青の宵」がインパクトあって、気になる。煙草吸ってるピエロ、シンプルに怖すぎ…
    ファッションデザイナーの章、ローズ・ベルタンとココ・シャネルが対比されてて、どちらも気になる。

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    2025年12月14日
  • 怖い絵の中のモノ語り

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    ネタバレ

    いつもの中野先生の御本の感覚に慣れていると、各項目見開き約1ページ半という文章量ではどうにも物足りなさを感じてしまった。
    もう少し、もう少し読ませてくれよ!という。

    人物でも歴史でもなく、絵画に出てくる「もの」に着目した話としては珍しいし、その点は凄く面白かった。
    前述通りの文章量なので、その分紹介されている「もの」は実に多数。
    また数が多いからか、先生の解説がキレッキレなときとそうでないときも入り乱れていて、その差がちょっと気になりもした。
    あの文章量ならさもありなん。

    あとタイトルにある『怖い絵』にもクエスチョンが。
    文庫化にあたってタイトルに足されたようだが、怖い絵を目当てで読むと少

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    2025年11月29日