中野京子のレビュー一覧

  • 怖い絵 泣く女篇

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    エッシャーの『相対性』のパラレルワールド的な表現に魅了された、確かに怖い
    それから『ガブリエル・デストレとその妹』の生前のガブリエルのバックグラウンドと絵に込められた暗喩がマッチして面白い
    ハントの『シャロットの乙女』は一目見て好きだって思った絵、背景を聞くと尚更好きだと思った、なんで男の理想に付き合わなかんねん

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    2022年04月19日
  • 怖い絵 死と乙女篇

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    出版順 3作目
    表紙絵の「皇女ソフィア」に恐ろしさを感じて
    その背景を知って、その表情の意味を知る。
    他の作品も、その背景を知って恐ろしさの意味を知る。

    毎回思うのですが、絵画の背景を知ることによって
    人間の残酷さ、愚かさ、おぞましさに震えがきます。
    絵が怖いというよりも、中野さんの解説が怖いのです。
    色んな事を知ることが恐ろしいのです。
    絵画展では、是非とも中野さんの解説を聞きながら
    絵を観て回りたいです。

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    2022年04月03日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    シリーズ2作目

    表紙絵は衝撃的な「レディ・ジェーン・グレイの処刑」
    彼女を含む時代背景も恐ろしいけれど、表紙絵の右横に
    隠れているけど、斧を持った男がいる。
    ギロチンが出来る前だからね・・・斧で斬首すると・・・

    一流の人間は、超一流の人間に潰される。
    レオナルド・ダ・ヴィンチの才能に驚いた師は
    絵筆を折ったというのは、そう言う事か・・・
    他にも、香水のそもそもの使い方とか、色んな蘊蓄やら
    小ネタも満載で、怖い絵展を観てない事が今更ながら悔やまれます

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    2022年03月27日
  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 中野京子 特別授業 『シンデレラ』

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    大人になってからグリム童話を読んだことがあって、なかなかグロいなア、と感じたことを覚えています。
    そのときは、ただそれだけ感じただけだったのですが、この講義を読んで、なるほど、と。
    グリム童話は、グリム兄弟の研究の成果だった、ということ。
    研究成果とは、ドイツ家庭で語り継がれてきたお話をヒアリングし、まとめ上げた結果であったこと。
    子どもに聞かせるお話というより、学術的要素が強くなりすぎて、挿絵すらない本であったこと。。。
    語り継がれるお話、ということは、それそのものが昔の文化であり、マスコミ・本といった手段がない時代の庶民の娯楽、場合によっては語り手が注目を浴びる一つの文化であったであろうと

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    2022年03月11日
  • 運命の絵 もう逃れられない

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    『マクベス夫人に扮するエレン・テリー』の迫力たるや。エレン・テリーの生涯とエレンをモデルにした別の絵画『選択』も紹介されてて、とても作品の背景とか時代が分かりやすい。
    やっぱり中野京子さんの本は面白い。

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    2022年02月27日
  • 新 怖い絵

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    『絵画』を『読む』本。
    と、いっても画家や時代背景などを読み解くことも多い。
    様々な視点から絵が見れて、知識も広がるのは面白い。

    宗教画は美しくて見ているのは好きですが、宗教は不学なので読んでいても理解しきれないことも多々ある。
    勉強したい。

    -括弧-書きが目につく文章だった。

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    2022年02月14日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    ネタバレ

    学校の勉強では絶対に知り得ない世界史。

    中世ヨーロッパを中心に語られるまさに仰天のエピソード。

    残念ながら自分の知識が追いつきませんでしたが、世界史好きには堪らない一冊だと思います。


    説明
    内容紹介
    毒が強すぎてクセになる仰天エピソード100

    エリザベートの天敵、鬼姑ゾフィー皇太后には似つかわしくない初々しい過去とは? スペイン・ハプスブルク家滅亡の原因となった忌まわしい「血の呪い」とは? 世界史が断然面白くなる歴史的スター逸話集。
    内容(「BOOK」データベースより)
    スペイン・ハプスブルク王朝を200年で途絶えさせた、忌まわしい「青い血」の呪いとは?ロシアのピョートル大帝と異母

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    2022年02月11日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    ネタバレ

    中世ヨーロッパを舞台に実在した王と王妃の悲しみの歴史。

    読み終えて率直に中世と呼ばれる時代、ヨーロッパの王族間がこんなにも複雑な婚姻関係にあったことに驚かされました。

    ちょっと特殊な高校の専門コースに通っていた私自身が世界史を深く学んでこなかったこともあり、この複雑な家系を理解することは困難で、各章を純粋な一つの歴史として読み終えました。

    相変わらず登場人物の相関関係を把握することが苦手な私にとって、カタカナ名は一層の苦労を要しました。

    王の権力が強大が故に跡目争いは熾烈を極める。

    そこに隠された人間の本性はやはり恐ろしいものがありました。


    説明
    内容紹介
    16、17世紀のヨーロ

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    2022年01月30日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    ユーディトと侍女は、大学の美術史研究室に居た後輩が「色々なパターンがあるんですよ!」と見せてくれたことを思い出しました。確かにユーディトはカッコ良い、まさに敵将を討ち取った悪女的なものと、虫も殺さない淑女的なものがあるので「前に見たことあるなぁ…」となりました。そういった絵が多いので、美術が好きな方が読むには面白い本だと思います。

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    2022年01月23日
  • 美貌のひと2 時空を超えて輝く

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    タイトルがある以上、掲載されている画の傾向は「美」なわけで。時代も幅広いし男女とも取り上げられているんだけど、どうにも終盤ともなると食傷気味に。
    エピソードもスキャンダル的というかゴシップ的というか…。

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    2022年01月19日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    スコットランド女王のメアリ、ベラスケスの絵のモデルとなったスペイン王女マルガリータ、ロシアのイワン雷帝と7人の妃、後のイングランド王ジョージ1世の妃ゾフィア・ドロテア、エリザベス1世の母アン・ブーリン。
    肖像画からも垣間見える、女性として最高の地位に就きながらも壮絶な人生を送った者たち。
    この中でマルガリータだけは幸せを感じていたかもしれない。
    しかしヨーロッパの王族は深く絡み合っているので複雑だな。

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    2022年01月16日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    異形のものがなぜその形をしているのか。なぜそれ故愛されて、また忌避されているのか。時代背景なども相まって面白い本でした。さっくりした読み応えで、重々しくならず良かったです。

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    2022年01月04日
  • そして、すべては迷宮へ

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    中野京子さんの、今まで新聞や雑誌に寄稿したエッセーをまとめたもの。

    第一章が美術関連。第二章が身辺雑記。第三章が書評など、本について。

    第一章で取り上げた画家は、レーピン、ルーベンス、モネ、アルチンボルト、ターナー、ベラスケスなど。

    「絵画のタイトルを画家が決めるようになったのは近代になってから」という記述が興味深かった。
    ルネサンスなど、昔の時代では、特権階級からの受注が主で、内容もタイトルも決まっていた。
    それに対し、近代ではモンドリアンの「ブロードウエイ・ブギウギ」などはタイトルの勝利、と述べる。納得。

    このように、時代を経て、画家のあり方も、画風やテーマと共に大きく変わっていっ

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    2021年12月25日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

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    「名画の謎」シリーズ。今回は「ギリシャ神話篇」。これでシリーズ読破となりました❗️

    ギリシャ神話は、宮廷でも好まれ、時代を超えて多くの画家が描いたテーマ。

    今回取り上げられた画家は、レンブラント、ルーベンス、ボッティチェリ、モロー、ベラスケス、カラヴァッジョ、ティツィアーノなど。

    相変わらず中野さんの解説は分かりやすく面白い。
    小難しい表現もほぼ使わず、巻末の解説で森村泰昌さんも言われているように、「下世話的なゴシップ」かのように、「野次馬的なノリ」で多々ツッコミを入れながら解説してくれるので、現代人の私たちも共感しやすいのだ。

    ギリシャ神話に出てくる神々の人物相関図がまた巻頭にカラー

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    2021年12月25日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    中野京子さんの「名画の謎」シリーズ。
    旧約、新約聖書をめぐる神話の数々をモチーフとした絵画をまとめた一冊。

    宗教画と聞くと、とっつきにくいイメージを多くの人が持っていると思う。絵画は風景画や、印象派の時代が好きな私も、ちょっと宗教画は敷居が高く感じる。

    だけど、この本はそんな人たちにもとても分かりやすく書かれている。

    旧約聖書、新約聖書の違いから、そのメイン登場人物や主な役割、など、巻頭で人物相関図もカラーで掲載されており、ビジュアルでまずすぐにその全体像が理解できる作りになっている。

    旧約聖書ではアダムとイブ、アブラハム(この人はなかなか食えない人物である)、サムソンとデリラなど。

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    2021年12月25日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    11月ラストの一冊はこちら。
    おなじみ、中野京子さんのアートミステリーブック。

    「名画の謎シリーズ」より、第3弾。

    中野京子さんの本は、アートガイドのようで、何だか西洋美術史ミステリーのような、ワクワクさせる味わいもあるのが良いよね。

    取り上げるアート作品の解説だけでなく、それが描かれた国やヨーロッパの当時の背景など、名画を通して神話や世界史も勉強できるという魅力の詰まった一冊。

    スーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」、フェルメール「恋文」、エルグレコ「ラオコーン」、ブリューゲルの「死の勝利」など、国、時代を行き来して、17作品を紹介している。

    フェルメールの章での、オランダ画

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    2021年11月30日
  • 「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか

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    成功した画家達は最後に何を描いたのか。
    画家達が人生の終わりにさしかかり、どのような心境の変化に至ったか。
    絶頂期の作品と比較しながら、その画家の歴史を辿ってそれを紐解く一冊。

    取り上げられている画家達は下記。

    ルネサンスからはボッティチェリ、ラファエロ、ティツィアーノ、
    北方ルネサンスからはブリューゲル、マニエリスムからはエルグレコ、
    バロックからはルーベンス、ベラスケス、フェルメール、ヴァンタイク、
    ロココからはホガース、ヴィジェ・ルブラン、新古典主義からはダヴィット、
    ロマン主義からはゴヤ、ホガース、写実主義からはミレー、そして後期印象派からはゴッホ。

    画家それぞれ、貧困や、自らの

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    2021年11月02日
  • 名画の謎 対決篇

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    中野京子さんの「名画の謎」シリーズの1つ。様々な名画の主題別対決。
    パリのダンス場の昼と夜、女性画家の絵画による夫の姿、横たわる美女、…など。
    文庫なのに、作品部分はカラーで掲載されているところも魅力。

    以下、読書メモ。

    ・ルノワールとピカソが描いたパリのダンス場「ムーランドギャレット」
    同じダンスホールだけど、ルノワールは昼の顔、ピカソは夜の顔を描いた。
    ピカソが現れた時、既にルノワールの絵の名残は無かった。客層もすっかり変わっていた。
    私は、やっぱりルノワールの作品の方が好みかな。

    ・映画を彩る絵
    映画「シャッターアイランド」に登場したウィリアムブレイクの「ネブカドネザル」
    「陽の当

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    2021年10月06日
  • 名画の謎 陰謀の歴史篇

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    「怖い絵」の中野京子が解説するシリーズ。今作は歴史上の有名人だけでなく大衆にもスポットを当てている。それぞれの作品が描かれた背景が分かりやすく書かれていて、中世の人々の残酷さや力強さ、したたかさなどがリアルに伝わってくる。

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    2021年10月05日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    個性豊かな王様や女王様が出て来たが、時の運というものが大きく影響していると感じた。

    イギリス王室は本妻の子どもでなければ嫡子として認めない所が凄い。そのため女であっても本妻の子どもが後を継ぐ。その感覚は日本や他の国々にはなかなかない。

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    2021年09月27日