中野京子のレビュー一覧

  • 欲望の名画

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    人間の愛情、執着、野心、悪徳、生存本能など、様々な欲望をテーマとした絵画を紹介。怖い本よりも解説は少なめな分、名画の数が多いためサクサク読める。いきなり絵の全体を見せず、一部だけをクイズ形式で先見せするアイディアも面白い。

    個人的には、ボスの「守銭奴の死」が好きだ。メメントモリ…

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    2025年02月18日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    絵画の良し悪しは分かりませんが、見るのは好き。肖像画に描かれている人はどんな人でどんな人生だったのか、この絵はどんなストーリーがあるのか、気になっていました。そういう関心にぴったりの本で、さらりと読めます。

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    2025年02月16日
  • 怖い絵の中のモノ語り

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    これ「怖い絵」だったの、と思うものも
    著者の解説を読むとヒヤリとするね。

    表紙になっているサージェントの
    『カーネーション、リリー、リリー、ローズ』
    パルミジャニーノの『アンテア』や
    ハンマースホイ、ベラスケスの絵など
    なんか結構そもそも自分が好きな作品が
    たくさん取り上げられていて楽しかったです。

    あと、たしかに気をつけてみると
    生活用品やら楽器やらいろいろ丁寧に
    描き込まれているものなんですねぇ。

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    2025年02月02日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    タイトル通り、西洋絵画のお約束について解説したくれているもの。「百合は純潔」「蛇は知識や邪悪」などの、よく知られているものの他に、果物や花、女神、皿の有無など、いろいろなメッセージが込められている。確かに、これらを押さえておくことで、絵画鑑賞がずっと楽しくなりそう。

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    2025年02月01日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    ネタバレ

    世界史には興味ありますが、分厚い本を読むのは覚悟がいるのでなかなかできません。
    絵画を見るのも好きなので、ちょうどいい本です。
    歴代の王たちのトンデモブリ?みたいなのは面白いです。

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    2024年12月17日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    目次
    【「植物」の章 】薔薇/百合/リンゴ/月桂樹/イトスギ
    【「天体・自然」の章】月/虹/川
    【「動物・虫」の章】黒猫/テン/牡牛/蛇/ハエ/蝶
    【「食べ物」の章】卵/蜂蜜/魚
    【「相反する要素」の章】赤と青/右と左/分かれ道
    【「武具」の章】剣/大鎌/矢/ハンマー
    【「道具・装飾品・楽器」の章】天秤/十字架/鏡/甕/子供服/真珠/リュート/シャボン玉
    【「建物」の章】窓/梯/井戸
    【「技法」の章】擬人像/画中画/異時同図法/タイムスリップ
    【「現象」の章】パンデミック/天を仰ぐ/運命
    【「人物描写」の章】道化/三美神/聖母マリア
    【「身体」の章】母乳/骸骨/髪/翼/目隠し

    知識があったほ

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    2024年12月12日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    二人の名前と作品は知っているけど、本人達のキャラがこんなにも強烈だとは知らなかった。
    各人の苦悩や時代背景を思うと辛い気持ちになるが、逆境をバネにする力に感嘆した。

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    2024年12月10日
  • 残酷な王と悲しみの王妃

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    事実は小説よりも奇なりと言うか、現代人とは感覚が違いすぎるのか…、血生臭いエピソードに彩られた王妃と王の物語。
    テンポの良い文章なので読みやすかった。

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    2024年12月09日
  • 危険な世界史 血族結婚篇

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    王侯貴族や芸術家などのちょっとしたエピソードをまとめた本。
    一つのエピソードが短いので、隙間時間などに気軽に読める。

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    2024年12月07日
  • 怖いへんないきものの絵

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    「怖い絵」と「へんないきもの」の作家のコラボ。怖い絵の中から、へんないきものが描かれてるものを厳選し、その絵ななぜ描かれたかを時代や作者の背景を交えて冗談交じりに対談している楽しい本。

    時代背景と共に、やはり当時の人々の倫理観や価値観を理解しておくことが重要だ。現代のアートや写真も、何世紀も経った頃に「へんなしゃしん」とか言われているかもしれない。

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    2024年11月23日
  • 運命の絵

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    139冊目『運命の絵』(中野京子 著、2020年1月、文藝春秋)
    『怖い絵』シリーズの著者による西洋絵画の解説書。「運命」をキーワードに、絵画に描かれているディテールの意味や、時代背景、作家や肖像となった人物のその後などを解き明かしてゆく。
    ムンクの「叫び」やルノワールの「シャルパンティエ夫人と子どもたち」など、計36点の絵画がカラーで掲載されており、実際にその絵を眺めながら解説を読む事が出来る。
    美術史だけで無く、西洋史の勉強にもなる一冊。

    〈「絵に襲われた」、ブローネルはそう言ったという〉

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    2024年11月17日
  • カラー版 西洋絵画のお約束 謎を解く50のキーワード

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    1つのテーマが見開き2ページ(一部3ページ)であり、ライトに読み進められた。
    絵画における「お約束」の解説も簡潔で分かりやすく勉強になったし、そんな中に中野京子先生の視点が織り交ぜられていて、面白くもあった。
    テーマが50もあって、満足だった。

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    2024年11月11日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    災害、戦争、病などの暗く悲しい歴史を絵画ともになぞる作品。

    思ったよりはダークではなく、悲しい出来事を画家たちがどのように切り取ったか、どんなメッセージを込めてたかを丁寧に解説してくれた。

    コロナ禍含め現代にも悲しい出来事は多くある。それをどのように感じ、どう表現するかという感性が問われるのだと思う。
    SNSなどのツールが発展した現代では、それは芸術家だけでなく、我々一人一人が感じ残していくものななのだろう。

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    2024年11月09日
  • 名画に見る「悪」の系譜

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    あまり見たことのない絵画がたくさん
    「悪」も様々、時代によっても変わるのだなと読みながら思う
    どれもなるほどと感心するところあり、特に風刺画が色々暗示されている面白みを感じた

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    2024年11月06日
  • 怖い絵

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    描かれた小物の解説や時代背景が書かれているから、はーなるほど!と読めた
    絨毯や壁紙すらも身分を現す小道具なのね

    我が子を喰らうサトゥルヌスやイワン雷帝とその息子のインパクトが強い

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    2024年11月04日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    中野京子さんの本は久しぶり。クリムトの初期の作品も載っていて充実している。華やかなクリムトの作品とは対照的にフランツ・ヨーゼフが地味に暗く宮廷生活を過ごしている様子が影のようだった。

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    2024年10月28日
  • 怖いへんないきものの絵

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    面白い、身構えずに軽く読める、読書の楽しさを感じる本。
    つまらないと思っていた宗教画も、これからは楽しく見られるかもしれない。

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    2024年10月22日
  • 中野京子と読み解く クリムトと黄昏のハプスブルク

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    ネタバレ

    クリムトが好きなので、中野さんがどう描くのか楽しみにして読む。クリムトが生きたハプスブルク家の歴史を読むという感じで、力点はどちらかというと、ハプスブルク家の終焉にあるように感じられる。クリムトに対する好意的と思える記述に対して、エゴン・シーレに対する辛辣な記述の対比は興味深く感じたが、個人的には全体的に物足りなさを感じた。

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    2024年10月17日
  • 名画に見る「悪」の系譜

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    【収録作品】
    「スタートは動物虐待」 ウィリアム・ホガース 《残酷の四段階》
    「異形としてあらわれる悪」 アンドレア・マンテーニャ 《美徳の園から悪徳を追放するミネルヴァ》/フランス・フロリス《反逆天使の墜落》
    「生殺与奪」 アレクサンドル・カバネル 《死刑囚に毒を試すクレオパトラ》/ジャン=レオン・ジェローム 《古代ローマの奴隷市場》
    「目的の正当性」 ヤコボ・ティントレット 《天の川の起源》/ジャン・ノクレ 《ルイ14世家族の神話的肖像画》
    「エヴァ」 グリーン 《エヴァ、蛇、そして死(としてのアダム)》/ジャン・クーザン 《エヴァ・プリマ・パンドラ》
    「暴飲暴食」 ヤーコブ・ヨルダーンス

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    2024年10月09日
  • 怖いへんないきものの絵

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    はじめに
    全裸でサメに襲われる理由
    魚介類にも神の御心を
    オオカミはなぜ「ワル」なのか
    ローマを建国したオオカミ少年
    怪物を切ったのは誰だ
    強敵に、男一匹立ち向かえ
    挟まれ、噛まれる少年たち
    ミツバチで人類は滅ぶのか?
    ハエで人類は復活できるのか?
    偉大なる母の宙返り
    生物多様性を絵にしてみたら
    罪と、汚れと、愛らしさと
    進化と神罰の符合
    おわりに

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    2024年10月12日