中野京子のレビュー一覧

  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

    Posted by ブクログ

    いつもながら的確な一文が胸に沁みる。過去作とダブるのもあるが、視点の違いでこんなにも鑑賞に違いがあるのかと思った。

    0
    2023年04月12日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    スラスラと読み進められました!
    名前は聞いたことあるけどよく知らない偉人たち。彼らも自分と同じ悩める人間だったんだなと。
    個人的に、アンデルセンの猪突猛進でデリカシーのないところが嫌です笑

    0
    2023年04月07日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

    Posted by ブクログ

    災厄(特に疫病)の絵画から歴史を紐解く。数百年前から比べると現代日本は、コロナに襲われたときでさえ、なんと恵まれた状況であったかよくわかる。中世ヨーロッパでペストが流行したときは、満足な治療も受けられず、死者は道端に投げ捨てられていたのだから…。

    0
    2023年03月11日
  • 大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇

    Posted by ブクログ

    中野さんの本だから読みやすいよ。オペラを観てみたくなったけど、題名の怖いクラシック、ていうのはちょっと違う。

    0
    2023年03月08日
  • 中野京子の西洋奇譚

    Posted by ブクログ

     あまり西洋の歴史に詳しくない自分にとって、伝説?虚構?悪魔?と思われる様な現象や伝承は、ある意味人の残酷さの真実に通じているような話であった。
     そんな自分でもドッペルゲンガーや、ハーメルンの笛吹きなどは勿論聞いたことがあるが、今に至るまで言い伝えられるのには、誰しも似た様な経験なりがあり、誰しもをそれなりに頷かせるものがあるからであろう。
     本の内容としては、広く浅く色々なところを引っ張っているので、興味があるところは調べてみてもいい。

    0
    2023年02月28日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、描かれたものを通して
    世界の疫病や天才の歴史をみる一冊。

    写真もなかったような時代にあって
    聞き「描き」だったとしても
    これらの絵画は人々に広く知らせる
    報道や広告の意味も持ち合わせてたんだなぁ。
    過去にもワクチン推進と反対の
    両派の争いを取り上げたものやら
    ペストが収まったから観光に来て!という
    ヴェネチアを描いたものがあったり。

    前に読んだ『医学探偵の事件簿』同様
    肖像画から病歴を推測するのも
    興味深かったです。

    0
    2023年02月27日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ロセッティとジェイン、印象派の画家達とヴァラドンなど、17世紀以降になると、画家と近しい女性の物語が詳細に残っていて面白い。山田五郎さんのYouTubeと合わせてみることで、さらに理解度アップしている今日この頃…。
    絵画の歴史を知ると、より美術鑑賞は面白い。

    0
    2023年02月12日
  • そして、すべては迷宮へ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    美術から少し離れた日常生活のことや読書のことも含まれていて、中野さんの別の一面を垣間見れた気がする。愛読書というアガサ・クリスティー、自分も読んでみようかな。

    0
    2023年01月29日
  • 美貌のひと2 時空を超えて輝く

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    類まれなる美貌というのは、ドラマチックで数奇な人生を送る一因になる。平凡な人生とかけ離れた、美男美女の人生を垣間見るのは楽しい。肖像画がどれも見目麗しく、好みの人を見つけるのも楽しみの一つになる。自分はウォルター・シッカートのダンディズム溢れる肖像画が好き。

    0
    2023年01月29日
  • 怖い絵 死と乙女篇

    Posted by ブクログ

    怖い絵、エロい絵、不思議な絵。どんな絵なのか知りたくなるインパクトのある絵ばかり紹介されている。
    メモ
    レービン「皇女ソフィア」:肝っ玉母ちゃんのような顔
    カバネル「ヴィーナスの誕生」、フュースリ「夢魔」:エロ美しい
    ヨルダーンス「豆の王様」:楽しそう
    セガンティーニ「悪しき母たち」:ゲームにこういうモンスターいそう
    ホガース「ジン横丁」:貧民街の飲んだくれたち
    「ベアトリーチェ・チェンチ」:佐々木希

    0
    2023年01月15日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

    Posted by ブクログ

    シリーズ第一弾。絵画を切り口に王室の歴史を辿る。


    ●画家を輩出しないドイツ語圏

    錚々たる画家を輩出して引き寄せたスペインに対し、あくまで「耳の人」(=音楽の人)で「目の人」(=絵画の人)ではないドイツ語圏内には、近・現代以前の美術史に残る画家といえば、デューラーとクラナッハくらいしかいなかったからだ。おかげでオーストリア・ハプスブルク系統には名画と呼べるものが少なく、ハプスブルクを代表する女傑マリア・テレジアでさえ、全く残念なことに価値ある肖像画を一枚も残していない。
    5

    0
    2022年10月30日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

    Posted by ブクログ

    中野京子先生の著作にハズレ無しなので大変おもしろく読めましたが、肝心要の絵画の写真がめちゃくちゃ見にくくてとても残念な気持ちになりました。
    新書なのでサイズが小さいのは仕方ありませんが、のどの部分が開きにくいので真ん中に注目ポイントがある場合とても歯痒い思いをしました。

    0
    2022年10月06日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

    Posted by ブクログ

    私が最も印象に残ったのはメアリ一世。あまりにも悲しすぎる。
    ヘンリー8世の長子で母はハプスブルクスペイン王女キャサリンと正真正銘のお姫様かつ王位継承者なのに、幼い頃から心身ともに痛め付けられ 、女王になっても愛した夫には見限られた。
    人々から今なお憎まれる所業も彼女のの愛の喪失とその穴を埋めようとしてあがき苦しんだ結果なのだろう。
    そしてその穴は埋ることはなく、より一層大きく深くなり、彼女は亡くなったように感じた。

    0
    2022年09月25日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

    Posted by ブクログ

    作曲家メンデルスゾーンと童話作家アンデルセン、そしてこの2人の芸術家が恋したオペラ歌手ジェニー・リンド、という3人の出会いと別れの物語。
    単行本版(さ・え・ら書房、2006 年)は挿絵入りだったが、集英社文庫版では挿絵はなく、代わりに絵画や楽譜などの図版が加えられた。実話にもとづくストーリーであるだけに、文庫版の方が個人的には好き。アンデルセンの切り絵(p. 41)が美しい。

    0
    2022年09月05日
  • 運命の絵

    Posted by ブクログ

    大学のとき、一般教養の選択授業で美術を選択した。
    歴史的絵画にこんなに色んなストーリーや伏線、意味がちりばめられてるなんて全く知らなかった私は大変興味深くその教授の授業に聞き入っていた。
    この書籍を読んで、そのことを思い出した。絵をみてわくわくする感じ。
    番組の再放送とかやってくれないかなぁ。。
    文面だけでなく、お話が聞いてみたい。
    怖い絵から先に読めばよかったなー!

    0
    2022年08月10日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

    Posted by ブクログ

    絵画と一緒にイギリス王室の歴史を辿れます。

    残忍だったり贅沢三昧だったり統治の才能がなかったりと、あららーと思う王やその家族が次々登場。
    真面目で政治手腕のある人よりも、かえって人間らしくて魅力的で、記憶に残る。
    当時の英国民ではないので他人事。

    写真がなかった時代の肖像画はお見合い用に使われるため、相手国所蔵のものが多いというのがなるほどと思った。
    肖像画を一目見るだけでその残忍さが伝わるヘンリー八世や、気高いが気難しそうな雰囲気を醸し出すメアリー一世など、背景がわかるとさらに絵画も面白い。

    実はあなたはプリンセスなのですよ、我が王室の唯一の相続人なのです、などと言われて、きらびやかな

    0
    2022年08月02日
  • 名画で読み解く プロイセン王家 12の物語

    Posted by ブクログ

    他の有名王家に比べてしまうと、日本でのプロイセンは知名度が低いように思う。フリードリヒ大王が何世かなど露知らず、だろう。
    そもそも美術史からこの界隈に入った自分からすると、ドイツ諸国はロマン主義まで絵画の知名度が低い、耳の国だ。故に知らないことがとにかく多かった。ドイツ第二帝国の短さにも驚きだ。
    他の王家に漏れず、ここも沢山のドラマがある。そして他王家とも繋がっている。相変わらずこのシリーズはビジュアルから入れる上に歴史をかいつまんで知ることができるようまとまっていて面白い。

    0
    2022年07月30日
  • 名画の謎 ギリシャ神話篇

    Posted by ブクログ

    著者曰く、
    『現代人はともすると、絵画をまじめな芸術家がまじめな芸術態度でまじめに仕上げたと思いがちである。だが、そんなはずはない。』
    『絵を見る喜びのうち大きな部分を占めたのは「エンターテイメント性」であった。』
    著者の軽妙洒脱な文章とともに見ると絵画はどれも堅苦しさが抜け、絵画鑑賞が楽しくなる。

    0
    2022年07月24日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

    Posted by ブクログ

    スイスの田舎の小さな領主から、ヨーロッパを股にかける名家へ変貌していく様は面白い。

    印象に残ったのはどれも女の人で、まあ彼女達もとんでもない家に生まれついてしまったため、あるいは嫁いできたために、人並みの幸せから遠ざけられて生きていかなければならなくて…気の毒ではある。

    気の毒といえば、わがままに生きたマリー・アントワネットやエリザベートに世の人気が集まり、家のため国のために尽力してきたマリア・テレジアやゾフィー大公妃の評判がイマイチなのは、やはりお気の毒。なんやかんや言って民衆は美女が好きなのですね。

    0
    2022年07月07日
  • 名画で読み解く ハプスブルク家 12の物語

    Posted by ブクログ

    筆者の感じ方と絵画を通してハプスブルク家の歴史をみていく。センセーショナルな面や感情に働きかけるような部分に脚光を当てられてはいますが、学ぶところがありました。

    0
    2022年07月03日