中野京子のレビュー一覧

  • 怖い絵

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    先日読んだ「フェルメールとオランダ黄金時代」を本屋で探してたら、それは見つからなかったんだけど、こちらを見つけたので購入。

    表紙のインパクトがいい。
    大きめシルプル明朝体フォントの赤字タイトルとマッチしてて、なんか得体の知れない怖さを感じる。

    22の西洋絵画とその描かれた背景、画家の情報を、わかりやすく、時にドラマチックに教えてくれる絵画鑑賞の入門書みたいな本。
    怖い、というのは直接的に怖い、というだけでなく、それが描かれた背景や画家の心理を探るうちに見えて来る怖さ、というのも含んでいる。

    私が1番印象の残ったのは6作品目のブリューゲル「絞首台の上のかささぎ」
    たぶんこれを美術館で観ても

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    2023年07月24日
  • 欲望の名画

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    絵はきれい 厚さの割に高い本だが、
    その分絵がとてもきれい。

    著者のスポットの拡大と
    絵画の全体感と 絵はいいなといった感じ。

    内容がもっと濃ければいいのに とそこは残念

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    2026年01月10日
  • 怖い絵

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    新しい章になるたびに「なんでこんな怖い絵ばっかり」と思ったけど、これ怖い絵だった。
    題材の絵のほかにもいろいろ紹介されてて、その度に調べてたら時間がかかった(笑
    絵の説明もすごく細かくて、そういう風に見れなかったので勉強になった。

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    2023年07月16日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    はじめに

    第1章 人獣
    第2章 蛇
    第3章 悪魔と天使
    第4章 キメラ
    第5章 ただならぬ気配
    第6章 妖精・魔女
    第7章 魑魅魍魎

    本書に登場した主な画家

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    2023年07月01日
  • 運命の絵 なぜ、ままならない

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    ドラローシュ「ギロチン」が怖いな!?と思ったら、ドラローシュは「レディ・ジェーン・グレイの処刑」や「ロンドン塔の若き王と王子」も描いた画家か…そりゃ、怖いね…

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    2023年06月28日
  • 運命の絵 なぜ、ままならない

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    また中野さんのエッセイで新しい好きな画家に出会えた!今回の出会いは古代歴史画家のオランダ人画家(後にイギリスに帰化)アルマ=タデマ。古代ギリシア・ローマ好き人間としては、アルマ=タデマの描く絵はたまらん。研究熱心で、当時を忠実に再現しようとする姿も素敵。

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    2023年06月25日
  • 新版 中野京子の西洋奇譚

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    有名無名含めてチョイスされた西洋の奇譚集。めちゃ怖いのはお馴染みだが、プラスして世界史にも言及してるからリアル感ある。絵画からは少し離れた中野氏の視点が面白い。

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    2023年06月15日
  • 新版 中野京子の西洋奇譚

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    西洋の奇妙な話を集めたもの。
    譚という言葉の意味と語尾の由は勉強になった。
    聴いたことのある話からマイナーな話、世界史にもからむ話とバラエティに富んでいておもしろかった。
    3.5

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    2023年05月01日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    表紙にもなってるローマのペストが印象的。
    天使は人間の味方ではなく、あくまでも神の御使い。
    天使のイメージ変わった。
    天然痘やペスト、コレラや梅毒
    画家とは本当に色々なものを主題にするなあと思った。

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    2023年04月25日
  • 画家とモデル―宿命の出会い―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「画家とモデル」と言われると、あとがきや解説にもあった通り、男性画家と美人モデルを想像しがちだが、それだけに留まらないのが中野先生。
    勿論、妻に隠したまま愛人を描き続けたなんていう某有名画家の話もあるが、個人的に印象的だったのは、ある女性画家の話。
    多毛症の少女をあんなに愛くるしく、そして慈愛に満ちた視線で描いた絵に持っていかれた。
    彼女に対する当時の世間での価値観や評価をものともせずに。
    絵の背景を知った方がよりその絵に入り込めるのは、確かにその通りだとは思うが、説明されなくても伝わってくるものも確かにあると思う。
    この絵はまさに、そうだと思う。
    説明不要の愛。

    他にも画家とその絵のモデル

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    2023年04月15日
  • 画家とモデル―宿命の出会い―(新潮文庫)

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    1 )サージェント
    2 )ゴヤ
    3 )ベルト・モリゾ
    4 )ベラスケス
    5 )タマラ・ド・レンピッカ
    6 )ギュスターヴ・モロー
    7 )メンツェル
    8 )ロートレック
    9 )ホルバイン
    10)シャガール
    11)フォンターナ
    12)ピエロ・デラ・フランチェスカ
    13)モディリアーニ
    14)クノップフ
    15)クラーナハ
    16)レンブラント
    17)ヴァラドン
    18)ワイエス

    18人の画家の人生が分かる本。
    ひとつひとつが短く、絵の写真も載っているので読みやすいです。

    好きな主要画家の表を作りたくなりました。時代と国とその時の世界情勢をまとめて一目で分かる感じの。

    ヴァラドン(シュザンヌことマリ

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    2023年04月15日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    いつもながら的確な一文が胸に沁みる。過去作とダブるのもあるが、視点の違いでこんなにも鑑賞に違いがあるのかと思った。

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    2023年04月12日
  • 芸術家たちの秘めた恋―メンデルスゾーン、アンデルセンとその時代

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    ネタバレ

    スラスラと読み進められました!
    名前は聞いたことあるけどよく知らない偉人たち。彼らも自分と同じ悩める人間だったんだなと。
    個人的に、アンデルセンの猪突猛進でデリカシーのないところが嫌です笑

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    2023年04月07日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    災厄(特に疫病)の絵画から歴史を紐解く。数百年前から比べると現代日本は、コロナに襲われたときでさえ、なんと恵まれた状況であったかよくわかる。中世ヨーロッパでペストが流行したときは、満足な治療も受けられず、死者は道端に投げ捨てられていたのだから…。

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    2023年03月11日
  • 大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇

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    中野さんの本だから読みやすいよ。オペラを観てみたくなったけど、題名の怖いクラシック、ていうのはちょっと違う。

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    2023年03月08日
  • 中野京子の西洋奇譚

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     あまり西洋の歴史に詳しくない自分にとって、伝説?虚構?悪魔?と思われる様な現象や伝承は、ある意味人の残酷さの真実に通じているような話であった。
     そんな自分でもドッペルゲンガーや、ハーメルンの笛吹きなどは勿論聞いたことがあるが、今に至るまで言い伝えられるのには、誰しも似た様な経験なりがあり、誰しもをそれなりに頷かせるものがあるからであろう。
     本の内容としては、広く浅く色々なところを引っ張っているので、興味があるところは調べてみてもいい。

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    2023年02月28日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    タイトル通り、描かれたものを通して
    世界の疫病や天才の歴史をみる一冊。

    写真もなかったような時代にあって
    聞き「描き」だったとしても
    これらの絵画は人々に広く知らせる
    報道や広告の意味も持ち合わせてたんだなぁ。
    過去にもワクチン推進と反対の
    両派の争いを取り上げたものやら
    ペストが収まったから観光に来て!という
    ヴェネチアを描いたものがあったり。

    前に読んだ『医学探偵の事件簿』同様
    肖像画から病歴を推測するのも
    興味深かったです。

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    2023年02月27日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    ネタバレ

    ロセッティとジェイン、印象派の画家達とヴァラドンなど、17世紀以降になると、画家と近しい女性の物語が詳細に残っていて面白い。山田五郎さんのYouTubeと合わせてみることで、さらに理解度アップしている今日この頃…。
    絵画の歴史を知ると、より美術鑑賞は面白い。

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    2023年02月12日
  • そして、すべては迷宮へ

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    ネタバレ

    美術から少し離れた日常生活のことや読書のことも含まれていて、中野さんの別の一面を垣間見れた気がする。愛読書というアガサ・クリスティー、自分も読んでみようかな。

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    2023年01月29日
  • 美貌のひと2 時空を超えて輝く

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    ネタバレ

    類まれなる美貌というのは、ドラマチックで数奇な人生を送る一因になる。平凡な人生とかけ離れた、美男美女の人生を垣間見るのは楽しい。肖像画がどれも見目麗しく、好みの人を見つけるのも楽しみの一つになる。自分はウォルター・シッカートのダンディズム溢れる肖像画が好き。

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    2023年01月29日