中野京子のレビュー一覧

  • 欲望の名画

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    まず絵画の一部分のみ取り上げて興味を引き、そこから全体の話へと展開する……他のシリーズ作品とはまた違ったアプローチの仕方で面白かったです。
    解説は軽め。
    だから普段絵画に触れてない方でも、取っつきやすい話だったと思います。
    有名な絵も結構ありましたし。
    個人的には「生存本能」の章が強く印象に残っています。
    特にレーピンの絵が、新書サイズながら凄まじい迫力でした。
    解説を読んで更に鳥肌という。
    人間そのものを見つめた彼の絵は本当に一見の価値あり。

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    2019年10月12日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    絵そのものの解説というよりも、絵を楽しむための基礎知識、キリスト編みたいな感じの本。中野京子さん、クリスチャンじゃないって書いてたけど、それでよくここまで書けるなあ。勉強になった。

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    2019年10月08日
  • 「絶筆」で人間を読む 画家は最後に何を描いたか

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    それぞれの画家を絵を通して深く知ることができる内容。
    各画家の人生の変化、時代に応じて、作品も変化しており、その様子までわかる。
    面白い。
    手元に置いておき、機会がある都度見返して楽しめる。

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    2019年09月27日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    読書記録です。まだの人は読まないでね。

    『ワトソンと鮫』自分のことを全裸で描かせる市長『魚に説教する聖アントニウス』魚がへんな顔過ぎる『赤ずきんちゃん』そういう意味だったのか…『ロムルスとレムス』日比谷に銅像『死の力』正しい解釈が知りたい『ペルセウスとアンドロメダ』『ヘラクレスとルレネーのヒドラと蟹』『カニに指を挟まれる少年』中指を噛まれる理由『ヴィーナスとクピド』おかーさんに説教されてたのね…『聖母子』『恋に落ちたライオン』『コショウソウとピパ』『水』『美術鑑定家としての猿たち』『大海蛇の巣穴』リアルすぎ!『人間の堕落』
    おわりに中野京子さんから、どうしてこの本ができあがったのかのいきさつ

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    2019年08月26日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    ロマノフ家系図(抄)
    ロマノフ朝領土拡大図
    前史
    第1章 ワンシーリー・スリコフ『フョードシヤ・モロゾワ』
    愛2章 シャルル・フォン・ステュイベン『ピョートル大帝の少年時代の逸話』
    第3章 ニコライ・ゲー『ピョートルと息子』
    第4章 カルル・ヴァン・ロー『エリザヴェータ女帝』
    第5章 コンスタンチン・フラヴィツキー『皇女タラカーノヴァ』
    第6章 ウィギリウス・エリクセン『エカテリーナ二世肖像』
    第7章 ニコラ=トゥサン・シャルレ『ロシアからの撤退』 
    第8章 ジョージ・ドウ『アレクサンドル一世』
    第9章 イリヤ・レービン『ヴォルガの舟曳き』
    第10章 山下りん『ハリストス 復

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    2019年07月01日
  • 名画で読み解く ブルボン王朝 12の物語

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    はじめに
    ブルボン家系図(抄)
    前史
    第1章 ルーベンス『マリーのマルセイユ上陸』
    第2章 ヴァン・ダイク『狩り場のチャールズ一世』
    第3章 ルーベンス『アンヌ・ドートリッシュ』
    愛4章 リゴー『ルイ十四世』
    第5章 ベラスケス『マリア・テレサ』
    第6章 ヴァトー『ジェルサンの看板』
    第7章 カンタン・ド・ラ・トゥール『ポンパドゥール』
    第8章 グルーズ『フランクリン』
    第9章 ユベール・ロベール『廃墟となったルーヴルのグランド・ギャラリー想像図』
    第10章 ゴヤ『カルロス四世家族像』
    第11章 ダヴィット『ナポレオンの戴冠式』
    第12章 ドラクロワ『民衆を導く

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    2019年06月29日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    絵の素養が全くないので、どの絵画も新鮮な気持ちで読めました。

    絵もただそのものを鑑賞するだけでなく、本書のような背景を知ってからの方が、心に残ると前々から思っていました。

    著者の他の本も読んで、これまで以上に、絵の世界にも興味を持ってみようと思います。

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    2019年06月18日
  • 美術品でたどる マリー・アントワネットの生涯

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    簡単にアントワネットの生涯いを辿ることができる。蒔絵の小物入れやら、陶器やら日本製のものが現存していて美しい
    どうせなら、腕時計の写真も欲しいところだが、ま、いろいろレヴュー書かれていますが、やはりギロチンは同情してしまう いくら浪費化でもフランスがあの時点イギリスに負けた賠償を支払っていたこと貴族政における領主不在の政治のあり方が問題では、しみじみルイ15世は政治手腕が無い。残念な家族ですね。

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    2019年05月19日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    久々の中野京子さんの美術本。やっぱり読みやすくて面白い。
    連載されていたもののまとめということもあり、1つ1つのページ数は短め。その分、興味深い箇所が凝縮されていて、全く飽きない。
    加えて、過去作であまり取り上げられなかった画家たちの作品が多く、ここからまた世界を広げていきたい。

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    2019年05月01日
  • 名画の謎 対決篇

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    一枚の絵にどれだけの物語があるのか、知れば知るほど楽しくなる。知識がない私でも面白く読めたのは筆者のユーモラスな語り口のおかげかな。

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    2019年04月04日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    美術館で絵を見ても「この時代はこういうのが流行ってたんだな」とか「これは私好みじゃない」とか、それぐらいしか感想が湧かないのがもったいないと常々思っていました。
    本書のように歴史や風俗を掘り下げ、絵の背景にあるものを推理・考察してゆけたら・・・と思わずにはいられません。美術鑑賞が100倍面白くなると思います。
    私が今まで実際に目にしたことのある絵も数点含まれており、その時に知識がなく素通りしてたと思ったら悔しくて悲しい・・・

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    2019年03月05日
  • 怖いへんないきものの絵

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    ネタバレ

    面白い組み合わせの二人の絵画をめぐっての対談?
    クラナッハの絵画の「コリャまいったのポーズ」には笑った。
    そして「カニに指を挟まれる少年」の解説も可笑しい。カラヴァッジョの絵の、ゲイだけにわかる仄めかしというのも興味深く読んだ。

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    2019年02月11日
  • 怖いへんないきものの絵

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    タイトル通り、絵に描かれている「怖いへんないきもの」に対し早川氏がツッコミをいれ、それに対して中野氏が時代背景などを説明する。芸術史のゲートウェイとして良い本だと感じたが、ちょっと早川氏が空回りしているようなテンションであった。

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    2019年01月18日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    人気の美術評論家の中野京子さんの新作。
    有名な絵から美男美女のみを集め解説した本作だか、周りの小物や背景からその人物の出身や宗教的意味の解説があり、ご本人のおっしゃる通り、絵画鑑賞の際はその意味を知った上でみた方が俄然面白いと思わせてくれました。
    あと意外と女性画家が多くそれも面白かったです

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    2019年01月08日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    中野京子さんの名画の謎。新約聖書と旧約聖書から紐解く。
    恥ずかしながら、旧約聖書と新約聖書の違いすら知なかったが、そんな聖書初心者にもわかりやすく書かれている。それに、八百万の神を信じてきた、ある意味無宗教の日本人の観点で著者もツッコミを入れてくれるので、
    そうそう、それが疑問なんだよ!
    と、とても楽しく読めるのである。
    神がアダムとイブを創りだすところから、最後の審判までにわたる、要所要所の聖書の場面でふたつずつくらい絵画が紹介される。画家の見せ所の違いの紹介も面白い。
    個人的に面白かったエピソードをいくつか。
    ひとつめは、レオナルド・ダ・ヴィンチの受胎告知。マリアの純潔を表す白百合に、雌し

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    2019年01月08日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    ネタバレ

    2019年の読み初め。
    「怖い絵」シリーズはこれまでに何冊か読んでいたけど、この本はカラーなのでとても分かりやすかった。
    他の怖い絵シリーズで取り上げられていたのと同じ絵画も何点かあったけど、「運命」とか「憤怒」とか、テーマにそった解説だったので、これはこれで繋がりが見えてよかった。
    なかでも一番怖い!と思ったのは、ハプスブルク家の系譜だったかな。王族を描いた肖像画なのに、死相しか見えないんだものな。
    西洋絵画の解説書ばかり読んでいたから、そういう学者さんだとばかり思っていたけど、著者の中野京子さんって作家で独文学者だったのね。
    他の著書で、「中世ヨーロッパは識字率が低かったので、聖書の内容を

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    2019年01月04日
  • 美貌のひと 歴史に名を刻んだ顔

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    中野さんの本読むと、絵を観るのが楽しくなる。怖い絵シリーズ以外あんまり読んでなかったけど、他のも読みたいな。表紙の彼女が一番好き。

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    2018年09月26日
  • 怖い絵 泣く女篇

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    絵の考察といっても作品の時代背景や著者のバックボーン・題材となった作品群などの説明含めて解説されているので、美術史・宗教史・歴史など一気に勉強した気がするぐらい濃密な一冊。
    解説読み終えると画家たちの絵での表現力に圧倒されます。
    ベラスケス作「ラス・メニーナス」の中に描かれているベラスケス本人の表情が印象的。〝これを見てどう思う〟とその絵に対峙する者すべてに訴えかけているよう…

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    2018年08月13日
  • 「怖い絵」で人間を読む

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    世界史もろくに勉強したことがなかったけれど、わかりやすく背景となる歴史について書かれてあり、興味深かった。

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    2018年07月15日
  • 名画で読み解く ロマノフ家 12の物語

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    『興亡の世界史 ロシア・ロマノフ王朝の大地 』(講談社学術文庫) 土肥恒之著と並行して読んだ。
    息子であり有望な皇太子を王杖で殺してしまう雷帝「イワン雷帝と息子イワン」、
    窓の外に絞首刑の死体がぶら下がる「皇女ソフィア」、
    ソ連時代には切手にもなったというペトロパヴロフスク監獄で溺死寸前の「皇女タラカーノヴァ」、
    身長の低さがわかる「エカテリーナ二世肖像」、
    ナポレオンのロシア遠征の末路「ロシアからの撤退」、
    中世ロシアを写し取っている。
    中野京子の筆致も読みやすく引き込まれていく。
    シリーズにハマりそうな予感。

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    2018年07月02日