中野京子のレビュー一覧

  • 新版 中野京子の西洋奇譚

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    ネタバレ

    表紙に西洋画が使用されてはいますが、内容はあまり絵画についての言及はなく、中には挿絵そのものがない回も。
    絵画に限らない中野先生の本を読んだのは、個人的にはほぼ初めてで新鮮だった。
    語り口はいつもと変わらないので、大変楽しく読みました。
    『ハーメルンの笛吹き男』から始まり、ドッペルゲンガーなどのオカルト話に、ドラキュラなどのフィクション界隈の有名ネタ、まだ謎が解かれていない実在の事件『ディアトロフ事件』など盛りだくさんな内容。
    余話として追加された内容も驚きつつも興味深かったです。
    『腸チフスのメアリー』が出てきたのも嬉しい。

    それにしても、先生もまた不思議体験者だとは思わず……ある意味そこ

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    2024年03月20日
  • 愛の絵

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    中野京子さんの絵画解説本。
    他の本よりも「愛」というテーマで絵画を解説している。
    中野京子さんは絵画や歴史的背景をとでよく研究していらっしゃるが、読みやすく入ってきやすいのは解説やその語り口がとても心地よいものだからだと気づく。文量も言葉も適切であり読み手にしっかり伝えてくる。とても素晴らしい。
    毎回絵画についても新しい発見をもたらしてもらうのだが、今回は「ベルト・モリゾ」という女性の画家との出会いがあった。ゆりかごに眠る幼子をそっと見守る母の絵だが、とても気になってしまう。
    マネやルノワールのようでもあるが、白の色遣いがとてもきれいで奥行きがある。
    こうした出会いを下さるのも中野京子さんの本

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    2024年03月19日
  • 名画で読み解く イギリス王家12の物語

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    絵画からその国の歴史を紐解くお馴染みのシリーズ。

    イギリス旅行に行く予定のため、歴史本を読んだ後にこちらに手をつけたのですが正解でした。
    こちらは単体でももちろん楽しめますが、その前に大まかな英国の歴史を動画なり本なりで掴んでおくと、より楽しめると思います。

    英国国教会は成り立ちからして変わってますし、パクスブリタニアを築いた反面でけっこうエグいことやってるイギリスの面白みを感じられます。

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    2024年02月29日
  • 愛の絵

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    もうこの人の書く文章にメロメロでございます。
    絵画もそれぞれ素晴らしい。
    ロマンチックなテーマな本だし、文章もロマンチック。

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    2024年02月20日
  • 怖い絵

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    いろいろな観点から「怖い」と感じる絵画をいくつも紹介しています。概ねヨーロッパのもので世界史に詳しくない私にはあまりピンとこないものばかりでしたが、それでもそれぞれの絵から迫力とエネルギーが感じられ途中から「次はどんな絵なのだろう」とビクビクワクワクしながら読み進めていました。
    絵の解説も分かりやすく、絵を見ただけでは気づかない細かな点やその背景を知ることで改めてその世界観に圧倒される思いでした。
    結局のところ「怖い」内容なのでハッピーな本ではありませんが、芸術的な感銘、迫力を感じられる本だと思います。

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    2024年02月14日
  • 印象派で「近代」を読む 光のモネから、ゴッホの闇へ

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    印象派が現代人、日本人に受け入れられやすいこと、それが何故なのかということが分かりやすく書かれていて面白かった。
    時代背景もセットで面白いから学生の時知れてたら賢くなったかもな〜〜
    美術が何もわからなくても浅く理解できたのですごくいい本だなと思う。もっとわかる人はもっと面白いかも知れない。
    綺麗な絵のことを知りたい人はぜひ

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    2024年02月06日
  • 名画と建造物

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    ゴッホの思い込みが凄い 一癖ある人なんだろうなとは思っていたけど。こんなにも他者とは違う捉え方してた結果の絵だったのかもと思わせられる解説。芸術家達にとってのエッフェル塔とか、興味深いエピソード満載。知らないことばかりで面白い!

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    2025年12月02日
  • そして、すべては迷宮へ

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    あ、面白い♪くすっと
    笑えるし絵画に対する
    深い造詣は流石の一言。

    なんでこれまで著者の
    本を読んでこなかった
    んだろうと密かに後悔。

    イワン雷帝とその息子
    の鬼気迫る表情は見た
    瞬間息が止まりました。

    書物でも写真でもなく
    絵画だから表現出来る
    リアリティですね。

    仕事がらみの本に眠り
    の精がくっついている
    という話も同感。

    数ページ読むと必ず瞼
    が重くなるんですよね
    ・・・(笑

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    2023年12月20日
  • 異形のものたち 絵画のなかの「怪」を読む

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    上半身蛇、下半身人間 名画の中で見つけられなかったと作者が言ってるけど。サ・タが居た!名画とは言わないのかもしれないけど。
    見たことがない絵画が満載で、私の知ってる絵画はほんの一部だって事を改めて気付かされる。

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    2025年12月02日
  • 危険な世界史 運命の女篇

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    知らなかった!! そもそもアラビアナイト(千夜一夜物語)が、狂った王へ語られてる物語だったことも知らず。それ以外の出来事もとんでもない内容。日本にはこんな事なかったよね??と思いたいものばかり。

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    2025年12月02日
  • マリー・アントワネット 下

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    594

    初版1932年、オーストリア

    ツヴァイク,シュテファン
    1881‐1942。オーストリア、ウィーン生まれ。ユダヤ系作家。20歳で発表した詩集『銀の弦』でリルケやデーメルから絶賛される。哲学、独・仏文学を修め、ウィーン大学卒業後はヨーロッパ、インド、アメリカなどを遍歴。国際的教養人としてロマン・ロランやヴェルハーレンら各国の文化人と親交を結んだ。30代半ばでザルツブルクに邸宅を構え、そこで短編小説集『アモク』、戯曲『ヴォルポーネ』、評伝『三人の巨匠』『デーモンとの闘争』、そして卓抜な手腕を発揮した伝記『ジョゼフ・フーシェ』『マリー・アントワネット』『メアリ・スチュアート』など、数々の

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    2023年11月08日
  • マリー・アントワネット 上

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    594

    初版1932年、オーストリア

    ツヴァイク,シュテファン
    1881‐1942。オーストリア、ウィーン生まれ。ユダヤ系作家。20歳で発表した詩集『銀の弦』でリルケやデーメルから絶賛される。哲学、独・仏文学を修め、ウィーン大学卒業後はヨーロッパ、インド、アメリカなどを遍歴。国際的教養人としてロマン・ロランやヴェルハーレンら各国の文化人と親交を結んだ。30代半ばでザルツブルクに邸宅を構え、そこで短編小説集『アモク』、戯曲『ヴォルポーネ』、評伝『三人の巨匠』『デーモンとの闘争』、そして卓抜な手腕を発揮した伝記『ジョゼフ・フーシェ』『マリー・アントワネット』『メアリ・スチュアート』など、数々の

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    2023年11月08日
  • 名画の謎 旧約・新約聖書篇

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    満点の★5です!
    中野さんの表現が面白すぎます。
    ヴァチカンの腐った坊主どもを“どげんかせんといかん”なんて。。面白すぎます!
    「へそ論争」「マリアだらけ」「ヨハネだらけ」と今まで絵画(名画)をまじまじと見たことが無いので、機会があればこの本とともに見に行きたいと思いました。
    一つの絵を見て想像を膨らませることは、とても楽しめる趣向と思う大事な一冊になりました。

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    2023年10月17日
  • 災厄の絵画史 疫病、天災、戦争

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    テーマがテーマなのでこんなことを言うことは不謹慎かもしれませんが、終始とても勉強になりました。習った歴史に登場した人物が実はあの疫病に関わっていたことやこれまでの認識を改めさせられること、理解が深まったことなどたくさんありました。今まで興味のない分野の災厄や絵画、歴史でしたがこの本のおかげでこれからはもっと学んでみたくなりました。絵画を眺めてみよう、と軽い気持ちでこの本を手に取ってみて良かったです。
    今ある当たり前は当たり前ではないのだと痛感し、昔を知ることは今を知ることだと思いました。

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    2023年10月14日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    時代背景や時系列が分かりやすかったです。
    十二使徒が普通の人間すぎて、最後の最後までキリストが一人ぼっちというのが。。なんか悲しいです。
    知ってるようで知らない。
    知らないことを知る。
    すごく読んでて楽しくも、面白くも、悲しくもある良い本でした。
    再読します。

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    2023年09月27日
  • 新版 中野京子の西洋奇譚

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    魔女狩り、ギロチン、宗教弾圧、政治的圧力、人間による血みどろで凄惨な歴史とともに、罪の意識からくる後ろめたさと、好奇心と恐怖から、さまざまに形を変えて語り継がれていく奇譚。

    怖いのに面白い。
    コディングリー事件、5枚目の妖精の写真はネットで検索することができるので、ぜひ確認してみてください。怖いから。

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    2023年09月24日
  • 名画と読むイエス・キリストの物語

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    切なくて孤独なキリストのお話だった。
    何度も奇跡を起こしたにも関わらず、誰にも信じてもらえず。神の言葉も、理解してもらえず。
    周りにいる弟子たちも例外なく、彼が復活するまで信じられなかった。
    それだけ「信仰」とは難しい。
    人間の世界は、何も変わっていない。

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    2023年09月20日
  • 運命の絵 なぜ、ままならない

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    どの絵もとても綺麗でただ見ているだけでも良いのですが、中野さんの解説があるとより彩をまします。
    西欧の歴史にも特に精通され、絵の背景にあるものが浮き彫りになります。
    決して上っ面だけで絵を見ているのではありませんが、絵の巧さに気を取られていると、本当はどんな絵なのか気がつかないものです。

    上部だけの家族、狂気の女の殺害、駅で乗車前のワンシーン、ギロチン台に進む修道女…
    同じシーンを違う画家が描いているとこうも違うのかという比較も面白い。
    中野京子さんの本は出版が待ち遠しい、そんな絵画と歴史をマッチさせる本だ。

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    2023年08月12日
  • 画家とモデル―宿命の出会い―(新潮文庫)

    とても面白い内容でした

    文庫版が出版されて、早速購入しました。
    ネット書籍は、単行本も文庫版も、サイズを気にせず読めるので、文庫版の登場は、ありがたいです。
    内容は、知っているものも、知らないものもあり、とても面白いものでした!
    資料絵画の解像度もほどよくて、画面で見ても十分鑑賞出来るレベルでした。
    欲を言えば、取り上げた絵画をすべて掲載して欲しかったですが、それは欲張りなのかもしれません。
    ネット書籍の欠点で、絵画ページなどを本文にあわせて見返すことが不便なのが気になりますが、これは、この本だけのことではないので仕方がないと思います。

    #タメになる

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    2023年08月11日
  • 名画の謎 対決篇

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    絵の面白さがわからない人にこそ読んでほしい作品。
    絵を見て感じるイメージって人それぞれだと思うけど、
    それを楽しむことができるのって、ある程度だれかのガイドが必要だと思う。中野京子さんの本は絵画ド素人でも絶対楽しめる!!絵を見ることに対して興味が湧くと思う。私も中野京子さんの本から絵画に興味を持った一人ですヽ(・∀・)

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    2023年06月04日