作品一覧

  • 椿説弓張月5
    5.0
    1巻1,386円 (税込)
    絶体絶命の危機を脱出した為朝と寧王女は巴麻島へと渡り、神仙の導きで舜天丸と家来の紀平治と再会する。また鶴と亀は因縁の敵である託女、阿公を天孫廟で討ちとる。こうして為朝と舜天丸はふたたび首里を攻めて曚雲と雌雄を決する。その後為朝は八頭山にのぼって神仙と出会い、また残った舜天丸はついに琉球王となる。登場人物それぞれの因縁、生前と死後のことなどがすべて明かされる最終巻。全5巻完結!
  • 椿説弓張月4
    5.0
    1巻1,100円 (税込)
    王位継承をめぐる争いから内乱の様相を呈し始めた琉球王国。曚雲国師の妖術に惑わされた暗愚な尚寧王のもと、廉夫人、忠臣毛国鼎らは命を落とした。寧王女の絶体絶命の危機を救った為朝は、曚雲を討つべく南風原へと赴き利勇と対面する。そして生き延びた毛国鼎の子、鶴と亀は因縁の敵である阿公と対決。曚雲、利勇、為朝、知略と謀略がぶつかり合う三つ巴の戦いを描く。
  • 椿説弓張月3
    5.0
    1巻1,364円 (税込)
    平清盛を討とうと九州から上洛中の海上で、為朝親子と主従は暴風雨に遭い遭難してしまう……。そして舞台は琉球に代わる続編。尚寧王に男子の世継ぎがいないことから王位継承争いが勃発。王妃と結託して国政を乗っ取ろうとする高官、利勇と、寧王女を盾に国を守ろうとする忠臣、毛国鼎。妖術使いの曚雲国師と詫女の阿公、毛国鼎の子ども鶴亀兄弟と忠義を尽くす真鶴など。深い因縁も絡んだ壮絶な争いを描く「琉球編」。
  • 椿説弓張月2
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    中国と日本の歴史書ほか膨大な資料を援用し、琉球王国にまつわる伝承に絡めて壮大なスケールで書かれた『椿説弓張月』。第2巻は、伊豆大島を実質統治していた為朝が官軍に攻め込まれ、決死の戦で敗走。そして崇徳院の墓参りにと讃岐国へ赴いたところ、一人の旅人との不思議な縁から肥後国へ導かれ、そこで……。臨場感あふれる戦いの場と、登場人物それぞれの運命が絡み合う愁嘆場も読みごたえ十分な新訳。
  • 椿説弓張月1
    5.0
    1巻1,320円 (税込)
    『保元物語』に登場する強弓の武将源為朝を主人公とし、日本と琉球を舞台に琉球王国再建の秘史を描く史伝物読本。読本作者・馬琴の出世作であり、『南総里見八犬伝』と並ぶ代表作。北斎の挿画を全点収録する全5巻構成。第1巻は、九州に下っていた為朝が保元の乱で崇徳院方に加わり奮戦するものの敗れ、伊豆大島に流されるが……。各巻に解説を付けて刊行する。
  • 葛飾北斎 萬福和合神 (浮世絵春画リ・クリエイト版)
    -
    江戸浮世絵の巨匠・葛飾北斎が最後に残した春画本の傑作を遂に完全翻刻・現代語訳化! 高精度デジタル技術による補正・修復で色彩豊かに再創造された浮世絵春画の世界。 葛飾北斎が最後に制作した最後の艶本『萬福和合神』を原寸大で忠実に再現しつつ、原画の魅力を惹きたてる高精度のデジタル技術「リ・クリエイト」によって補正・修復することで、江戸情緒を伝える、色彩豊かに再創造された春画作品が完成しました。 また、物語の翻刻(書き起こし)に加えて、現代語訳・解説を大英博物館春画展のキュレーションを務めた女性春画研究者の石上阿希氏が担当。少女たちの性遍歴から江戸の性愛を見事に描き出しています。 浮世絵が注目され春画に対する認識も高まりつつある傾向があるなか、女性研究者による作品解説により、これまでにない春画・艶本の視点が味わえます。
  • 北斎漫画 (全): 全15シリーズ完全収録版(約4000図!)【電子書籍 豪華特別版】
    -
    1巻1,518円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 葛飾北斎が森羅万象を描き尽くした『北斎漫画』全15巻を一挙大収録!  完結まで60年以上もかかった北斎の傑作スケッチ画集。北斎のライフワークともいえる全15冊を900ページ以上にわたって刊行順に完全掲載。電子書籍だからできた豪華特別版! 『北斎漫画』とは―― 日本が生んだマンガ(MANGA)文化の元祖! 世界に誇るクールジャパンのさきがけ! 天才絵師・葛飾北斎は、この『北斎漫画』のなかに風俗、人物、動植物から妖怪や神様にいたるまで、森羅万象ありとあらゆるものを描き尽くしました。 その数は約四千図にもおよんでいます。 まさにこれは壮大な絵の百科事典なのです。 北斎自身はこれらを「気の向くままに漫然と描いた画」とよび、そこから『北斎漫画』と名付けました。 『北斎漫画』は文化11年(1814年)に初編が発行されて以来、明治11年(1878年)にいたるまで全15編が発行されました。 発行当初から人気があり、明治に入ってからも大ベストセラーとして売れつづけました。 世界も北斎の才能に驚愕しました。 特にフランスの印象派画家ゴッホやモネ、ゴーギャンなどに多大な影響を与えたといわれています。 アメリカ合衆国の雑誌『Life』の企画「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」で、葛飾北斎は日本人として唯一86位にランクインしました。 北斎がいかに世界的に偉大な芸術家であるか、おわかりいただけるでしょう。 北斎の次元が違う画力が、絵に生命を与えています。 日本が世界に誇る壮大な北斎ワールドを、ぜひあなたの目で体感してください。

ユーザーレビュー

  • 椿説弓張月3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3巻は琉球編。馬琴の筆が冴えわたり、もうめちゃくちゃ面白い。この巻で為朝一行は早々と海難でいったん退場、以後は主に琉球の暗愚な王の下での王政簒奪行為が描かれる。その勧悪懲善!の素晴らしい叙述に感激した。寧王女のもとで、本来善であるべき支援者や縁者が、悪人集団の奸計と禍獣の暴虐により次々と殺害される展開は、当時の読者の腹立たしさが思い返され、M的な痛快さ。馬琴先生の面目躍如といったところだと思う。最後に為朝が窮地を救うところで次の巻となる。里見八犬伝と並ぶ名作と評されているが、その真価を強く感じる編だった。

    0
    2026年01月16日
  • 椿説弓張月5

    Posted by ブクログ

    最終巻も人物紹介から始めよう。

     白縫王女 琉球国の正嫡寧王女に、亡き白縫(為朝の正妻)の魂が憑き、みずから白縫王女と称する。

    なんだかすっかり合体ロボになってしまったと感じるのは私だけか。寧王女~(オリンピックで有名な、原田選手の「ふなき~」風に)。

     八丁礫紀平治 為朝の腹心。石の礫をもって獲物を仕留め、百発百中の腕前をもつ。

    舗装された道路ばかりの現代社会では、武器が一つも見つからず、無敵どころか、渡る世間は敵ばかり。とりあえずそこら中に石礫のある源平合戦の世界では、為朝の息子を守り通した忠義の臣下。

     福禄寿仙 頭が長く、身体の半分ほどある老翁。

    ラストに再登場する福禄寿。

    0
    2026年01月18日
  • 椿説弓張月3

    Posted by ブクログ

     さて、本巻の人物紹介は割合簡単。善と悪がはっきりしている。愚昧な尚寧王、佞臣利勇によろめく寵妃中婦君、可憐な寧王女、佞臣利勇(大事な事なので、二度言う)と対立する忠臣毛国鼎とその幼き息子たち鶴と亀(が滑った、と書きそうになるじゃないか!どうしてくれる)、という、人間関係がドロドロ、ぐちゃぐちゃの琉球王朝に、少年誌から飛び出してきた豪傑為朝が参入してくる構図である。山風要素も欠かせない。妖術使いの曚雲国師とタッグを組む高名な巫女阿公。寧王女を庇う叔母真鶴と、忠義のため彼女と交際ゼロ日婚を果たした松寿。

     平清盛を討とうと九州から上洛中の海上で、為朝親子と主従は暴風雨に遭い遭難。その過程で元長

    0
    2026年01月08日
  • 椿説弓張月4

    Posted by ブクログ

     はて?しばらく見ないうちに、白縫が大変なことに。人物紹介いってみよう。

     海路で遭難した際、為朝たちの命を救うため犠牲となって海に身を投げた。

    えええええ!なんでいつの間にか弟橘媛みたいなことになってんの。

     鶴と亀 国王の忠臣、毛国鼎の子供。長男が鶴、次男が亀。

    なんだその単にめでたいものとりあえずつけとけ感は。忠臣の息子といったら高位の子なのに、ひと文字か。為朝と白縫の息子舜天丸(すてまる)は三文字で、丸ついてる丸。丸、だいじ。なになにの助とか、だいじ。

     そんなこんなで元長刀ガールの妻白縫を失った為朝の前に、なんと!彼女の魂が憑いた寧王女が現れる。寧王女は、琉球王尚寧王の第一

    0
    2026年01月10日
  • 椿説弓張月2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本編の後半だが、完結せず続編(第3巻)につながっていく。われらが為朝が大島流罪となって伊豆諸島を制覇したり仇敵から征伐を下されたりする様子が描かれるが、史実はここまで。ドラマティックな死に別れの後の四国、九州への旅、そして白縫との再会等を経て、清盛討伐への出発、馬琴の伝承・想像の世界への旅立ちがさえわたるところまでがこの第2巻。読本の面白さ、当時の江戸の人たちの熱狂ぶりが想像できる。それにしても相変わらず北斎の挿絵が逸品で素晴らしい。光文社古典新訳文庫の面目躍如といったところだろうか。凄いとしか言えない。

    0
    2025年12月23日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!