作品一覧 2022/02/25更新 狭き門 試し読み フォロー ソヴィエト旅行記 試し読み フォロー 田園交響楽 試し読み フォロー 背徳者 試し読み フォロー 法王庁の抜け穴 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> ジッドの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 狭き門 ジッド / 中条省平 / 中条志穂 ヒロインの言動の理由が最後明らかになったとき、とても胸をしめつけられました。清純な信仰を最期まで貫いた姿勢はとても印象に残りました。 Posted by ブクログ 狭き門 ジッド / 中条省平 / 中条志穂 すごかった。 とにかくオモシロかったけど、なにがなんだけ全然わからない。 いや、分かるんだけど、納得はいかない。 でもとにかく、おもしれえ。 若い男女がいて、プラトニックに愛し合っていて、 両思いなんだけど、なぜだか女の方が現実的にいろいろな意味で愛を受け入れない。 「それだめなの。許されない」 ...続きを読むみたいな。それがなんでだか、主人公の男も分からないけど、こっちも皆目分からない。 分からないんだけど、「それがなぜか」という方向ではなくて、 「で、ふたりはどうなっていくか」ということのみに爆走していく物語。 雑に楽しんで読んでいく分には、そのあたりが「狭き門」なのか、 実は愚者たる自分には明確にピントが合った形では分からない(笑)。 でも、なんだかその、経済的に言うと全く合理性の無い不幸みたいなものが、 狭き門だとすれば、いやあ、かなり狭い門です。入りようが無いのでは(笑)。 そして瞠目すべきは、それでいて無茶苦茶オモシロイということ。 ちょっと三島っぽい、ヤバイおもしろさ。 Posted by ブクログ ソヴィエト旅行記 ジッド / 國分俊宏 内容についての良さは置いといて、訳者による前書きやあとがき、解説の丁寧さと熱意のすごさたるや…ジッドに込められた想い、前訳者に対する尊敬の念などを読んで、文庫と厚さにしては1200円ほどと高さを感じたが、これはそれ以上の価値がある。ソ連をより知るための教科書でもあるがそれ以上に現代人には必読書と感じ...続きを読むる。読んで本当によかった。 Posted by ブクログ 背徳者 ジッド / 石川淳 ジッドに石川淳の翻訳という取り合わせに惹かれて読み始めました。20歳前後にジッドにはまった時期があったのですが、狭き門と本書がきっかけでしたね。 Posted by ブクログ 狭き門 ジッド / 中条省平 / 中条志穂 十数年前に読んだときには、信仰心ゆえに恋へ踏み出さないアリサのお話しだと思っていたが、解説にある本当は信仰心など特になかったのではないか、という点を意識してみるとまた違った読み方ができた。 また、以前読んだときはジェロームとの結婚を恐れていることをアリサの臆病さや自己肯定感の低さと捉えてしまってい...続きを読むたが、もっとストレートに読んでもいいのかなとも。"アセクシュアル"的な(知識が雑なのでここにそれが当てはまるかはわからない)そういう意味で。 Posted by ブクログ ジッドのレビューをもっと見る