宮下規久朗の作品一覧
「宮下規久朗」の「一枚の絵で学ぶ美術史 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》」「ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「宮下規久朗」の「一枚の絵で学ぶ美術史 カラヴァッジョ《聖マタイの召命》」「ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
宮下氏の著作はとにかくわかりやすく、面白い!絵画そのものを見ていくだけではなく、美術から見えてくる社会事情やその奥深さも学ぶことができますので私もいつも著作のお世話になっています。
そんな宮下氏によるヴェネツィアガイドですので面白くないわけがありません。
信頼のクオリティーです。非常に面白い作品でした。
ヴェネツィアはその圧倒的な美しさ、ビジュアル面ばかりについ目が行ってしまいますが、やはりこの街が育んできた歴史や文化を知るとまた違って見えてきます。
特にヴェネツィア絵画の特徴や流れについて知れたのは私にとって非常にありがたいものがありました。
Posted by ブクログ
美術はその国の歴史を紐解く鍵だ。
色使い、人や動物、物の配置など、その時代の特色がそこで判然とする。
また、政治や宗教を暗示させる美術は、後世に長く語り継がれ現在まで人々に影響を与えている。
今まで風景として見ていた絵を、描かれた時代や登場人物の表情や目線を読み解けば、作者が何を伝えたかったのかが分かる。
「マタイ問題」が不思議だった。全く知らない所から読み始めたものの、意味が分かってくると面白い。目を凝らす楽しさ。真実を追い求め、全てを知りたくなる探究心。
『最後の晩餐』でもそうだ、犯人などが明示されていない、または居るかすら分からない状態から読み解く研究者達の目は、子ども時代の好奇