ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~

825円 (税込)

4pt

20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928-1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。「孤独なトリックスター」の実像とは――。本書は、日本での大規模なウォーホル回顧展にも関わった美術史家が、ウォーホル芸術の意味と本質に迫り、それを広く美術史の中に位置づけた画期的論考である。

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ウォーホルの芸術~20世紀を映した鏡~ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年12月25日

    自分の思う素晴らしき軽薄さみたいなのをウォーホルはすでに表現していて普通にすごいとおもいました こういうのを文芸とか音楽でやりたい

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    Posted by ブクログ 2014年03月26日

    モダンを否定したポストモダンはプレモダン、古典、土俗との共通性がある。宮下氏を通して、ウォーホルにそのことを見る。人間には時代に左右されない要素や構造がある。

    ・モンロースマイル
    ・写真は恐怖、絵画は哀悼
    ・イコンは媒介

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    Posted by ブクログ 2012年03月26日

    60年代の作品を中心にとても丁寧に解説されている。勉強になった。あくまでもアンディ・ウォーホル本人ではなく作品ありきで解説してくれているので、余計な先入観をもつことなく没入できた。結果として、作者本人を知る事ができたようになったのは面白い。
    キャンベル・スープ缶の作品などは、この本を読むまでは大量消...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月04日

    キャンベルスープ、モンロー、毛沢東 etc. どんな背景で生まれてきたのかわかった!う〜ん。奥が深い。笑 関連書籍、あと2冊読むぞ!

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    Posted by ブクログ 2014年02月27日

    ポップであることの本質は誰にでもアクセスできることではない、誰からも切り離され、ただ時代のみと繋がっている事だ。大量生産によるイメージの喚起というウォーホルのコンセプトは資本主義と社会主義、20世紀における2つの思想の交差点であり、同時にシルクスクリーンを効果的に用いたアナログな手法は今となっては図...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年04月12日

    [ 内容 ]
    20世紀を代表する美術家であるアンディ・ウォーホル(1928‐1987)は、生前における多方面にわたる活躍やメディアへの頻繁な露出から、これまで様々な流言飛語に曇らされ、毀誉褒貶に包まれていた。
    しかし、1989年にニューヨーク近代美術館で大規模な個展が開催され、94年にはアメリカにあ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年01月06日

     ウォーホルって正直陰湿で粘着気質のキモい感じの印象を受けてしまっていたんですが(ごめんなさい)

     見方が変わったかな。

     彼が「死」というテーマを追っていたことはなんとなく知ってはいたけれど、それをより明確にしてくれた感じ。


     商業としての美術。
     いかに個性を際立たせないか。


     自分...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月27日

    ウォーホルが熱心なキリスト教徒だったという事実の紹介が興味深い。「死」に対する興味や、作者の存在を否定する一種のイコン(聖像画)性など、さまざまなファクターがこれでぴたりとはまってウォーホルの全体像がある程度見えてきた。

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    Posted by ブクログ 2010年06月17日

    アンディウォーホルの足跡を辿る一冊。事実の信憑性はさておいて、ウォーホルがその時々で誰に影響を受けその作品を創ったのか、アイデアのネタは何だったのか、作品を追って書かれているので、すごく斬新で重要な事のヒラメキを追体験している様に感じられて面白い。

    抽象絵画時代からの脱却を念頭に置いて、現代におけ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月25日

    ウォーホルの人間性に深く迫っている。ただ、正直言うと割と一般の人もそう思うだろうな、という話が多く、余り発見がなかった。要は彼はクールでそこらの芸術家とはカテゴリが違うということ。

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