作品一覧

  • エミール 1
    3.0
    1~3巻1,650~1,760円 (税込)
    『人間不平等起源論』『社会契約論』で知られ、フランス革命を導いた思想家ルソーが小説の形式で書いた教育論。エミールという架空の人物を設定し、みずからの思想を盛り込んで、一人の人間を「自然」という偉大な教師のもとで、自律した自由な人間に育てる方法を論じた。現代にも通じる普遍的価値をもつ子育て物語。全3巻。
  • エミール 分冊版(1)
    完結
    -
    全5巻165円 (税込)
    教えること。学ぶこと。"教育"について考える時、ルソーの名著「エミール」を避けて通ることはできない。幼年期。少年期。青年期。一人の少年の成長を通して個性主義的、自由主義的教育の大切さを説くこの名著は、まさに教育学者の教科書である。恋あり、ライバルとの闘争ありで、ダイナミックに完全まんが化。本編を読む前に、まずまんがでどうぞ! 序章「不自然な世界」、第一章「自然人教育」(前編)を収録!
  • エミール
    完結
    4.5
    全1巻770円 (税込)
    教えること。学ぶこと。"教育"について考える時、ルソーの名著「エミール」を避けて通ることはできない。幼年期。少年期。青年期。一人の少年の成長を通して個性主義的、自由主義的教育の大切さを説くこの名著は、まさに教育学者の教科書である。恋あり、ライバルとの闘争ありで、ダイナミックに完全まんが化。本編を読む前に、まずまんがでどうぞ!
  • 孤独な散歩者の夢想
    3.9
    1巻473円 (税込)
    十八世紀以降の文学と哲学はルソーの影響を無視しては考えられない。しかし彼の晩年はまったく孤独であった。人生の長い路のはずれに来て、この孤独な散歩者は立ちどまる。彼はうしろを振返り、また目前にせまる暗闇のほうに眼をやる。そして左右にひらけている美しい夕暮れの景色に眺めいる。――自由な想念の世界で、自らの生涯を省みながら、断片的につづった十の哲学的な夢想。
  • 孤独な散歩者の夢想
    3.7
    1巻1,089円 (税込)
    晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の“哲学エッセイ”。ここにはあの“偉人ルソー”はいない。迫害妄想に悩まされたのち訪れた平穏のなかで書かれた、ルソー最後の省察。「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は? 他作品との繋がりにも言及した中山元氏による詳細な解説が付く。
  • ワイド版世界の大思想 第1期〈1〉プラトン
    -
    1~42巻3,300円 (税込)
    ヨーロッパ哲学が誕生してすでに二十数世紀、その間生まれた幾多の作品のなかでも、面白さの点で「対話篇」(国家)は抜群である。そこには知識学や存在学や人間学に関する現代的思索の帰りゆく故郷がある。「国家」の完訳の他、ソクラテスの精神を如実に伝える代表二作を収録。 〈収録タイトル〉 国家/ソクラテスの弁明/クリトン ※この電子書籍は、オンデマンド本「ワイド版世界の大思想」を底本としております。
  • 人間不平等起源論
    4.1
    人間はどのようにして自由と平等を失ったのか? わたしたちは、フランス革命を導いたルソーの代表作である本書と『社会契約論』に繰り返し立ち戻ることで、国民がほんとうの意味で自由で平等であるとはどういうことなのか、どうすれば国民が真の主権を維持できるのかを、自分の問題として問い直すことができるはずである。格差社会に生きる現代人に贈るルソーの代表作。
  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿
    4.1
    1巻1,056円 (税込)
    「ぼくたちはルソーの語る意味での主権者なのだろうか、それともルソーが嘲笑したように、選挙のあいだだけ自由になり、そのあとは唯々諾々として鎖につながれている奴隷のような国民なのだろうか」(訳者あとがき)。自由とは、平等とは、そして民主主義ってなんだろう? フランス革命を導き、世界史を動かした歴史的著作の画期的新訳。本邦初訳の「ジュネーヴ草稿」も収録。
  • エミール 上
    -
    1~3巻1,276~1,507円 (税込)
    家庭教師は凡人を自然という師に従っていかに導くのか―。教育思想史上不朽の古典。全3冊の第1冊。

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ユーザーレビュー

  • 孤独な散歩者の夢想

    Posted by ブクログ

    ルソーって、社会の教科書に出てきた『社会契約論』とかの、あのルソーだよね…?
    と思うくらい、偉人が晩年に書いた作品というより、本当にひとりの老人の「孤独な散歩者の夢想」そのものだった。
    こんなにも自分には悪意がないとか他者がいなければというようなことを言えるのはそれが夢想だからなのだと、解説や訳者あとがきのおかげで分かった。
    幸福のこと。
    人は結局そこに行き着くのだろうなと、そこに行き着くまでに沢山のまわり道をするのが人生なのだなと感慨深かった。
    反面、どうして学校で、あなたたちが生きていくときっとこんな風に感じるようになりますよ、って教えてくれないのかな、とも思った。
    何百年経っても人の想い

    0
    2025年10月26日
  • エミール 分冊版(2)

    匿名

    購入済み

    素晴らしい

    原著を読む前に、読むと大体の概要が掴めるのでオススメです。ルソーの人物像についても軽く触れられているのが特に良いと思いました。

    0
    2025年10月08日
  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿

    Posted by ブクログ

    ・学校の教科書で名前程度は知ってましたが読んだことはありませんでした。今回「世界を動かした一冊」というフレーズにしびれ読んでみることにしました。もっと読みづらいかと思ってましたが新訳のおかげか意外とスラスラいけました。でも内容は難しく、一般意思などわかるようでわからないもどかしさを感じました。今度は「人間不平等起源論」を読んでみたくなりました。

    0
    2022年04月12日
  • エミール

    購入済み

    エミール

    おもしろい🤣

    0
    2022年03月15日
  • 孤独な散歩者の夢想

    Posted by ブクログ

    晩年のルソーが、
    故国フランスを追われ、社会から断絶された状況下で、
    過去の華々しい栄光と栄華を忘却の彼方に見ながらも、
    今を生きることの幸せと儚さを、独り言のように綴った日記のような書。

    人間不平等起源論や社会契約論を著して
    フランス革命思想に貢献したルソーが
    これほどに理不尽と思える仕打ちを受けるのか
    と思いたくなる。

    最後には革命軍によって、
    亡骸はフランス故国へうつされたようである。

    ルソーという人間がまたひとつ深く知れる書。

    0
    2019年05月01日

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