ルソーのレビュー一覧
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・学校の教科書で名前程度は知ってましたが読んだことはありませんでした。今回「世界を動かした一冊」というフレーズにしびれ読んでみることにしました。もっと読みづらいかと思ってましたが新訳のおかげか意外とスラスラいけました。でも内容は難しく、一般意思などわかるようでわからないもどかしさを感じました。今度は...続きを読むPosted by ブクログ
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ルソーが彼の生きる時代にこれほどの研究をまとめ、発表していたことに驚きました。活字の苦手な私ですが漫画の登場人物の表情や仕草に助けられ理解することができました。これを機会に原作も読んでみたくなりました。人を育て教えるということや人の幸せについて改めて考えさせられます。
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1762年ルソー50歳の時に出版。
2019年の現在から約250年前に刊行された本だ。
当時、フランスは王政による封建制度だったが、人民に主権があるとしてこの『社会契約論』を打ち出した。
が、
即刻発禁処分となりルソーも迫害を受けて国外逃亡する。
そして、ルソーは祖国の地を踏むことなく没する。...続きを読むPosted by ブクログ -
主題:人間をあるがままの姿において捉え、考えられるかぎりで最善の法律を定めようとした場合に、市民の世界において、正当で確実な統治の規則というものがありうるのか。
社会構築の唯一の原理としての「合意」
ルソーはまず、「社会」というものがいかにして成立したのかを考察する。なぜなら、ルソーにとって「社...続きを読むPosted by ブクログ