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Posted by ブクログ 2022年04月12日
・学校の教科書で名前程度は知ってましたが読んだことはありませんでした。今回「世界を動かした一冊」というフレーズにしびれ読んでみることにしました。もっと読みづらいかと思ってましたが新訳のおかげか意外とスラスラいけました。でも内容は難しく、一般意思などわかるようでわからないもどかしさを感じました。今度は...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月26日
1762年ルソー50歳の時に出版。
2019年の現在から約250年前に刊行された本だ。
当時、フランスは王政による封建制度だったが、人民に主権があるとしてこの『社会契約論』を打ち出した。
が、
即刻発禁処分となりルソーも迫害を受けて国外逃亡する。
そして、ルソーは祖国の地を踏むことなく没する。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月07日
主題:人間をあるがままの姿において捉え、考えられるかぎりで最善の法律を定めようとした場合に、市民の世界において、正当で確実な統治の規則というものがありうるのか。
社会構築の唯一の原理としての「合意」
ルソーはまず、「社会」というものがいかにして成立したのかを考察する。なぜなら、ルソーにとって「社...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年12月31日
新訳でかなり分かりやすくなっているのかもしれませんが、かなり理解が難しい文章でした。それでも日本国憲法の基礎にもなっている人民主権の基本的な考え方は理解できたと思います。特定の統治者に権利を委譲するのではなく、国家に委譲しつつも各国民がその主権の一部であるという、話の抽象度の高さが難しさの理由の一つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年10月15日
『社会契約論』と巻末の解説を読んだ。ルソーの言う「一般意志」というのが、昔からどうもうまくイメージできなくてもやもやとしていたのだが、これを読んでやっとわかった。やはり解説本を何冊も読むより原典(訳本ではあるが)にあたる方が早いなと思った。「一般意志」についてルソーはかなり丁寧に繰り返し書いてます。...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月14日
説明不要のルソーの名著「社会契約論」。社会契約論のプレ版ともいうべき「ジュネーブ草稿」も収録。
ジュネーブ草稿にあるように、著作の主題は、統治の原則と市民法の規則について論じている。そこには、当時のルソーが、新たな社会体を創造しようという、意欲が満ちあふれている。
ルソーは、世の中が自然状態から...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年04月22日
近代国家観の基礎。
ただ、ホッブズ-ロック-ルソーという、
社会契約論の三大古典として並べると、
やはりルソーは、研究者気質の書き方ができない性質の人であることから、
一般意志を始めとして、重要な概念の捉え方に難儀する。
殺人者に対する処刑や、徴兵の記述は、
原理論としてはそうなることも仕方ないと...続きを読む
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