ルソーのレビュー一覧

  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿

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    契約論の、おそらくは現代もっとも読みなおす必要と価値のある著作。ぜひまた原典で味わってみたい。訳はすらすら読みやすい。ひっかかりがなく読めることで、重大なモチーフがその重みを減じてしまっているのではないのかとも思ったりはするのだが。

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    2011年11月17日
  • 社会契約論 (まんがで読破)

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    自由で平等な社会を築くためには、人々は新たな社会秩序を結び、一般意思に従う事が必要なのです。各人は身体と財産の全てを共同体に譲渡する事で、全ての権利は一般意思の指揮下におかれ、平等は保たれ、各人は自ら律した意思に従うため市民的自由を手に入れるのです。人々は真の社会の基礎である、契約の鎖につながれるのです。

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    2011年10月08日
  • エミール 上

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    ネタバレ

    自然に育てるのが一番、であるとルソーはいっている。
    若い時から、断片的な教養や知識、子どもからすれば「いつ使うのだろうか」と思ってしまうのも当然だ。若干中二病のような毛もする作品ではあるが・・。

    確かに子供は自然な存在だ。本当にモノを理解してもらうには、部屋にこもって本ばかり読んでいるより、実際に体験するほうがいいに決まっている。また食に関しても、「肉食するための肉は、目の前にいる牛や馬を殺し、捌き、切り裂いている状況を目の前から覆いさっている結果であるともいえる。そんなものを目の当たりにすれば、とても食べられるものではない。自然に反する味覚、偽装である。」というのようなことをいっている。か

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    2011年01月28日
  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿

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    自然状態から社会状態へ移行し、利己心を持ってしまった人間たち。そこから、社会の成員全員の自由と正義が守られる理想政体を作ることは可能なのか? 前著の『人間不平等起源論』を受けて、この『社会契約論』ではその可能性が探られる。前著に引き続く壮大な思考実験だが、国家の規模や風土に応じて望ましい政体の幅を持つなど、現実を見据えた議論でもある。

    さて、ここで理想政体を作るための鍵概念となるのが、「全員の、全権譲渡による社会契約」であり、「一般意志」(一個の精神的存在としての政体の意志)に基づいた徹底的な人民主権だ。高校の公民レベルの知識しかない僕には、これまでこの「一般意志」がひどく全体主義的なものに

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    2010年10月17日
  • 社会契約論/ジュネーヴ草稿

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    東浩紀さんの連載「一般意思2.0」と併読。主権と国家、統治と権力、そして立法と民意。現代のわたしたちが当然のものとして受け取っている社会のありかたにも源流があり、またルソーがこの本を著したときと同様に、ありうべき社会のありさまを構想することが私たちにもできると知ることに、この本をいま読む価値はある。

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    2010年12月15日
  • エミール 下

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    ほぼ3年?越しになった『エミール』下巻(第5編+付録「マルゼルブ」への手紙)。

    上巻は、エミールの主題であり、最も有名な部分である自然教育について。幼児期から少年期のエミールへの接し方が事細かに示されていた。
    理想状態でしかないとは思いますが、結構感動したような。

    中は、社交界の風俗(特に男女間の乱れ)への批判ばかりで、
    正直、面白くなかった記憶があります。

    中の最後はパリを出て嫁捜しに旅立つところで終っていたはずですが、
    下巻は、実際に嫁(ソフィーね。)を見つけに行くには、どのように旅すべきかという心得から始まり、
    「理想の女性像」であるソフィーが、どのような家で、いかな性格に育て上げ

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    2010年01月07日
  • 人間不平等起源論

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    やっと読めました。1755年!?本当に革命以前で貴族がいた時代とは思えない思想。神様です。現代に甦ってほしい本当に。今なお古さを感じない思想です。本当に素晴らしい。
    関係無いですが翻訳本に星をつけるのはとても難しいです。特にこういう既に翻訳されている本の再訳。私はフランス語はできないのでもちろんこの本を原文で読むことはできないからルソーの書いた文章そのものを評価することはできないし、翻訳されると翻訳家の技術を通してこの本を読むことになるので果たしてこの評価はルソー自身についてなのか翻訳家を通じてなのか自分でも分からなくなります。少なくともこの翻訳では真っ直ぐにルソーの文章を受け取った感じはしな

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    2009年10月04日
  • エミール 上

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    3年くらい昔に買ったのに いまだに読み終わらない…

    200年も昔に書かれた教育書なのに、現代にも使えそう。
    これを読みはじめてから子どもがほしくてしょうがないのです!

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    2009年10月04日
  • エミール 上

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     前の日に「いい子で心配」症候群について書きました。

     このことを書いてあと,思い出したことがあります。

     ルソーの「エミール」です。うろ覚えの中で書いています。間違いは指摘してください。
    「エミール」はだいぶ昔に読んだか,中途で放り出してしまったかです。ぼくの勝手な解釈もだいぶ入ります。



     ルソーはフランスの啓蒙思想家。教育についても書いています。私生活の評判はよくないのですが。

     彼は「自然に帰れ!」と唱えました。
     そして,空想の中でエミールを育てます。エミールは子どもの名前です。

     この中のテーマは,自然のままに育てればそのままいい子,いい人間になる,とうものです。悪い子

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    2009年10月04日
  • 孤独な散歩者の夢想

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    はまる人ははまると思う本書。
    社会に対して、人間に対してルソーは何を考えていたのか。
    晩年の彼の思想が見えます。

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    2009年10月04日
  • エミール 上

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    「万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」という冒頭の言葉が示すように、ルソー(1712‐78)一流の自然礼讃、人為排斥の哲学を教育論として展開した書。ある教師がエミールという一人の平凡な人間を、誕生から結婚まで、自然という偉大な教師の指示に従って、いかに導いてゆくかを小説の形式で述べてゆく。

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    2009年10月07日
  • 人間不平等起源論

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    フランス革命のきっかけになった本

    今は当たり前のような考えが、当時は革新的だったんだな
    王侯貴族は自らの身分は神から与えられたと信じ切っていた時代

    結局みんな自分の利権は守りたいんだよな
    今の時代もそうじゃん。。
    ルソーが追い回されるのもわかる

    途中違う本読み始めちゃって、通しで読めてないからまた読み直そ

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    2025年11月23日
  • エミール 1

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    学生の頃、教育学の講義で読んだ一冊。
    3人と先生で、1章ずつ読んでは、その意味について語り合い、解釈の違いを話しながら真理を探していくという、密度の高い授業だった。

    さらっと読めてしまう内容でありながら、意図する哲学は難解で、だからこそ教科書としてはとても優れてると感じた。
    本に引かれた、たくさんの線や汚いメモまでがとても愛おしい。

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    2025年09月25日
  • エミール 下

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    「あなたがたが子どもや青年に付けさせたつもりでいる習慣は、たいてい、ほんとうの習慣ではない。」この一言は、まさに現代の教育にも繋がる恐ろしい言葉だと思う。

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    2025年09月09日
  • エミール 1

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    教育の原典と言われるものを読んでみようと手に取りました。自然を大切にありのままの人間として育てる教育のことが書かれていて面白かったです。しかし、目次もなく、筆者の思いのままに書き綴られていて後で読み返す時にどこになにが載っていたか探せませんでした笑。

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    2025年08月04日
  • 孤独な散歩者の夢想

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    しばしば危険思想と目される人物による書籍だけあって、晩年の作品にも関わらずきわめて強烈かつ異様、芳醇な毒気を放っている。この作品は読む劇薬だと思う。僕も例にもれず、短い作品ながら頭がクラクラする思いだった。

    この毒気は一読に値する。曖昧かつ内省的な文章が延々と並んでいるように見えるが、よく読めばすごい妖気だ。後のカントやトルストイが生涯かけて愛読したように、これはハマる人には途轍もなくハマる内容だ。

    しかし一人の人間が必死に生きようとした、その軌跡の末尾として作品を見るならば、この著者にも共感を多く見出せるだろう。
    小説にも哲学書にもカテゴライズしがたいが、その作品は紛れもなく文学だった。

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    2025年05月20日
  • 孤独な散歩者の夢想

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    この人の哲学は性善説とか有神論を前提にしてるからか、ピュアさがあって微笑ましい。
    僕はもうちょいネガティブだけど、性格的にはとても親近感があった。
    人から離れることで、逆に自分の存在がはっきりするような感覚とかを、ただ知覚するだけじゃなくて、言葉にして説明しきれるとこまで見つめられるのが思想家の強さだね

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    2025年05月12日
  • 社会契約論 (まんがで読破)

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    ネタバレ

    第1編1章「第1編の主題」から6章「社会契約について」の内容を、フランスっぽい国を舞台に革命が起こるまでを例にマンガにしたもの。よかった。

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    2025年02月21日
  • 孤独な散歩者の夢想

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    本来は書かれている字句をしっかり受け止め、その字義を吟味して読むべきと思うが、時々頭をもたげてくる迫害妄想がそれを難しくさせた。
    この文章は正常な判断力をもって書かれたのだろうかと疑問を持ちながら、ある意味では精読を留保しながら読むのは非常に骨が折れた。正直あまり頭に入ってこなかった。

    一方で壮年期のルソーの事績や著作に興味をもつことができたので無駄な時間ではなかった。

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    2024年07月15日
  • 孤独な散歩者の夢想

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    徳を積むという行為は、特別なことをしなくても、日常の生活の中にあることがわかった。
    『方丈記』鴨さんと同じ行為で精神を落ち着かせるのに驚いた。時代も国も違うのに、同じものにたどり着いている。人間の本能なのだろうか。

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    2023年07月07日