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Posted by ブクログ 2019年02月12日
ルソー著『人間不平等起源論』
1755年に刊行され、7年後に刊行される『社会契約論』の元になる思想のエッセンスといえる書。
1789年から始まりルイ16世が処刑され99年に終結したフランス革命の思想の元となったといえるルソーの書。
ルソーは、教育学や恋愛小説や自伝など様々なタイプの書を世に出して...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年08月18日
人が、土地を柵で囲って私財を主張するようになって以来、不平等は拡大。闘争状態を収めるために、法が導入された。自由を守るためには『腕に傷を負った人が体の残りの部分を守るために腕を切断することに同意するかのように』その一部を犠牲にする必要があった。それがのちに王権国家へと発展する。西欧の民が航海を経て出...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月16日
人間はなぜ互いに憎しみ合ったり、嫉妬しあったりするのだろう。なぜ不平等は生まれたのだろう。そういう骨太な問いに、18世紀を代表する知性が正面から取り組んだ傑作。とても感動した。
この問題を考える上で、ホッブズやロックらの先輩思想家がそうであるように、ルソーもまた社会が成立する前の「自然状態」を考え...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月22日
PSYCHO-PASSで紹介されてから購入し、だいたい5〜6年間、トライしては挫折を続け、やっとこさ読み終わることができました。
政治哲学に関する素養はないので、あまり大それた感想は書けませんが…
「自然状態」という事実かどうかは当時確かめようのない想定から人類の社会の誕生を考え、言語などをはじめ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
やっと読めました。1755年!?本当に革命以前で貴族がいた時代とは思えない思想。神様です。現代に甦ってほしい本当に。今なお古さを感じない思想です。本当に素晴らしい。
関係無いですが翻訳本に星をつけるのはとても難しいです。特にこういう既に翻訳されている本の再訳。私はフランス語はできないのでもちろんこの...続きを読む
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