以前からケトン体には注目していたが、本書は科学的に検証をしながら解説をしている。ただ世界で完全に学説が定着しているわけではない、ことは著者も記載はしている。
要約すると、
1)脳のエネルギーとしてブドウ糖よりもケトン体の方が効率が良い
2)糖やそれによるインスリンは脂肪を蓄積させる作用があるが、ケ
...続きを読むトン体はその脂肪から生成される
3)脳の老化を防ぐためにはインスリンスパイク(糖分を摂った食事の後に起こる)を減らし、ケトン体で生活をする仕組みにシフトする。具体的には日々適度な運動をし、食事の時間間隔を長くし、必要以上の糖分を摂らない。
そしてケトン体を増やす食事の例が出ているが、なんと自分が5月に実践した「トータルワークアウト」に近い。糖質を減らし、タンパク質を摂取。ただ油の摂取は割と行うみたい。