ゴンチャロフの作品一覧

「ゴンチャロフ」の「オブローモフの夢」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • オブローモフの夢
    3.5
    1巻1,100円 (税込)
    役所勤めもやめ、怠惰な日々を日々を送る青年貴族オブローモフ。朝、目覚めても起き上がる気力も湧かない彼が微睡むうちに見る夢を綴った「オブローモフの夢」。長編『オブローモフ』完成の十年前に発表され、作品全体の土台となったこの一章を独立させて文庫化した。全編の抄訳付き。行動力ゼロ、気力なし、決断力ゼロ。それでも(だからこそ)ロシアン文学史上ナンバーワンの「愛されキャラ」であるオブローモフとは何者か?

ユーザーレビュー

  • オブローモフの夢

    Posted by ブクログ

    「オブローモフ」が無気力・怠惰・沈滞の象徴人物として有名らしいのですがそれも始めて知った。
    その名前の主は長編『オブローモフ』の主人公。こちらはその第一部第九章を独立させて文庫化したものだそうで、この部分は長編を書く前に発表されたので長編の土台のようなものらしい。

    長編『オブローモフ』は怠惰な独身貴族オブローモフの怠惰な人生、そしてこの『オブローモフの夢』は、彼が寝床でゴロゴロして見た子供時代の情景になっている。

    『オブローモフの夢』
    イリヤ・オブローモフは領地のオブローモフカの村を夢に見ている。ここは緩やかな大地で気候も穏やか、人々も刺激を好まず暮らしている。例えば手紙が来ても「悪い知ら

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    2026年02月07日
  • オブローモフの夢

    Posted by ブクログ

    長編『オブローモフ』の中から、「オブローモフの夢」部分だけ独立させて文庫化。全編の抄訳付き。

    先行して発表されていた「オブローモフの夢」だけ独立して楽しむのも、発表順を考えれば問題ないだろうと。なるほどね。
    とにかくこの一篇は村の情景描写が素晴らしいです。彼のゆりかごだった村の様子がこれほど生き生きと描写されているとは。
    全編の抄訳と解説も充実で『オブローモフ』がどんな話かはざっくり理解もできるので、これで興味をもって長編へ挑むとっかかりにもなりそう。

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    2024年09月10日
  • オブローモフの夢

    Posted by ブクログ

    「ああ、生活か!」
    「煩わしいんだよな。平安ってものがないじゃないか!ごろりと横になって眠りたいよ、ずっとね、」

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    2026年01月21日
  • オブローモフの夢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    怠け者オブローモフは悪い人ではない。ただ、生まれてこの方甘やかされて育ち、世話を焼かれるのが当然だと思っただけのお坊ちゃんであった。世間知らずなので騙されることもあるけれど、とても誠実で無垢な人なので人々からは愛される。勿論、あくせく働く人からしたらとんだ情けない人間に思えるかもしれない。しかしオブローモフは貴族でありながら高慢なところは何もない。結局何をしでかしても悪い人ではないからと擁護に回りたくなる魅力を持っている。

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    2024年09月11日

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