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インテリジェンス1941 日米開戦への道 知られざる国際情報戦
後戻りできなかったのは、なぜか 1941年12月8日、真珠湾攻撃――日米開戦は不可避だったのか。近年新たに公開された史料を元に、日・米・英・独・ソなど各国が行っていた諜報活動=「情報戦」の実態と、数多の人物たちの思惑と欲望が複雑に絡み合いながら、真珠湾攻撃にもつれ込んでいくまでの様を生々しく描く。昨年12月8日に放送され好評を得たNHKスペシャルの書籍化。 ■目次 プロローグ 開戦前夜 第1章 謎のスパイ・ニイカワ 第2章 スパイ・マスターの誤算 第3章 チャーチルの影 第4章 コード・ブレイカー 第5章 独ソ戦錯綜する情報 第6章 ダブル・エージェント 第7章 ポイント・オブ・ノーリターン 第8章 真珠湾潜入 第9章 ワシリエフ文書 第10章 N工作 エピローグ スパイたちのその後 -
緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で
世界的リーダー、緒方貞子を知るうえで最適の一冊 UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のトップを務め、“戦争が生み出した弱者”である難民を救うために、世界を駆け回った緒方貞子。その業績が今も国際社会で評価される、数少ない日本人リーダーの半生を、生い立ちから明らかにして話題を集めた「NHKスペシャル」が待望の出版化。 曽祖父が総理大臣(犬養毅)、祖父は外交官(芳澤謙吉)、父も外交官(中村豊一)という家系に育った生い立ちやアメリカ留学時代など、これまであまり語られなかった若年期もていねいに振り返り、日本人離れした“リーダーとしての魂”が育まれた背景と道程を探っていく。 [目次] 第1章 政治家・外交官の家に生まれて―誕生‐アメリカと中国での生活 第2章 信念の人 父・豊一―日中戦争‐帰国 第3章 少女時代に見た戦争―真珠湾攻撃‐終戦 第4章 リーダーシップの原点―聖心女子大学時代 第5章 戦争への疑問 満州事変研究―アメリカ留学‐論文執筆 第6章 突然の国連デビュー―結婚‐出産‐大学での講義‐国連総会出席 第7章 日本初の女性国連公使―国連日本政府代表部への赴任‐上智大学教授 第8章 紛争と向き合う中で―国連難民高等弁務官時代 第9章 「人間の安全保障」を求めて―二十一世紀JICAでの活躍 エピローグ 日本人へのメッセージ -
バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学
わかり合えない他者を、敵にしないために。 分断が極まり、「正しさ」がSNSでぶつかり合う社会で、私たちは他者といかに語り合えるか。アメリカの哲学者リチャード・ローティは、共通の基盤なき世界でそれでも人が共に生きる可能性を問い続けた。その哲学から、分極化の時代を生きるための知的作法を鮮やかに引き出す。大好評だった『100分de名著 リチャード・ローティ『偶然性・アイロニー・連帯』』テキストを大幅改稿。死後に注目された「予言」や主著以外の発言にも光を当て、その思想の先進性をいま問いなおす。著者初の新書! -
別冊NHK100分de名著 集中講義 三大哲学書 カント『純粋理性批判』ヘーゲル『精神現象学』ハイデガー『存在と時間』
最強に「分かる」、世界の見え方が「変わる」。 哲学史上「最難解」とされる三つの古典を、一冊で学ぶ画期的入門書が誕生! 三大哲学書の概要、執筆の時代背景、重要概念、思想の押さえるべきポイントを厳選して解説。それらが分かれば、哲学が私たちの生きる「今」に活かせることが見えてくる。「真実」はどこにあるのか? 「共同体」が成立する条件とは? 私たちを覆う「不安」の正体とは──? 不朽の名著から、現代が直面する問題の本質を読み解く。 【内容】 第0講 なぜ今「三大哲学書」を読むのか 第1講 カント『純粋理性批判』──真実とは何か 第2講 ヘーゲル『精神現象学』──共同体とは何か 第3講 ハイデガー『存在と時間』──不安とは何か -
三大一神教のつながりをよむ
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教――。何が同じで、何が違うのか? 世界を取り巻く様々な「争いの要因」と言われるユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三大一神教。しかし、本当にそうなのか。本書は、3つの宗教における「聖典」「思想」「人物」の基礎知識を選りすぐり、「つながり」の視点でこの上なく分かりやすく解説する。旧約聖書・新約聖書・クルアーン、それぞれの聖典にはどのような共通点があり、その思想にはどんな特徴があるのか。「アブラハム」「イエス・キリスト」を軸に聖典を比較してみると浮かび上がる各宗教の固有性とは。本格的かつ平易な解説で知られる東大教授による、2時間で読める集中講義。 -
虫を描く女(ひと) 「昆虫学の先駆」マリア・メーリアンの生涯
その画家はなぜ、強烈に「知」を求めたのか──? 近代の夜明け前、フンボルトやリンネ、ダーウィンよりはるか昔に、昆虫学という学問が存在しないなか独学で研究を行い、メタモルフォーゼ(変態)の概念を絵によって表現、さらに大西洋を渡って南米を調査旅行し、昆虫や植物の姿を生き生きと描写した破格の女性が17 世紀にいた。小さな虫の中に「神」を見たその女性、マリア・シビラ・メーリアンとは何者だったのか──。科学と芸術が混じり合った豊かな時代の輝かしい偉業を、中野京子が生き生きと蘇らせる。2002 年刊の幻の名著、『情熱の女流「昆虫画家」──メーリアン波乱万丈の生涯』が満を持して復刊! -
NHK趣味どきっ!MOOK 人と暮らしと、台所 16のカタチ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 台所から見えてくる、生き方、暮らし方。それは人生そのもの! “自分の暮らし”にヒントを! NHK趣味どきっ!『人と暮らしと、台所』シリーズがビジュアル読み物として生まれ変わって新たな一冊に。テーマごとに厳選した“16のカタチ”から、おしゃれなだけじゃない、生き方をも表す暮らしの魅力に迫る。台所にあふれるアイデアはもちろん、個々の道具使いや器の選び方、レシピの数々にも注目! 巻頭は、台所の知恵と道具を、巻末には講師自慢のレシピを紹介する。 【内容】 はじめ 巻頭:台所の知恵/台所の道具 台所物語 Part1 60代からの夫婦の形が見える台所 こぐれひでこ・小暮徹/徳田民子/山中康廣・山中阿美子/井上荒野 ミニコラム(1) Part2 食のプロのこだわりの台所 有元葉子/山崎宏・山崎瑞弥/麻生要一郎/大谷哲也・大谷桃子 ミニコラム(2) Part3 ひとり暮らしの自分仕様の台所 高山なおみ/阿部勤/山本亜由美/瀬尾幸子 ミニコラム(3) Part4 オリジナルスタイルのある台所 牧野伊三夫/服部雄一郎・服部麻子/森百合子/中村好文 巻末:16の台所から生まれたレシピ -
〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学
物語の中の〈弱さ〉が、読む人の心に火を灯す どの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから――。著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。〈弱さ〉とは、自らの意志とは関係なく選択肢を奪われた状態のこと。その視点で、『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめとする多彩な13の作品を読み解きながら、そのメッセージを探り、魅力を掘り下げます。一つひとつの物語を丁寧にたどっていくと、この暴力的な現代社会を生きるための道が照らし出されるはずです。 2023年1月~3月にNHKラジオ第1「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座の待望の書籍化! -
人類の都 なぜ「理想都市」は闇に葬られたのか
20世紀初頭、世界が熱狂した壮大な首都構想。その真実は平和の実現か、恐怖の支配か 科学、通信技術、芸術、スポーツなどあらゆる叡智をひとつの都市に集結させる――斬新な〈世界の首都〉構想が立てられた。目的は技術革新を通した世界平和。考案者は彫刻家のヘンドリックと義姉で名家出身のオリヴィア。政治家や芸術家をはじめ計画は世界中で熱狂的に支持されたが、構想から30年を経たのち夢と潰えた。だがその裏ではムッソリーニ、ヒトラーら独裁者たちが強い関心を示していた。ユートピア思想から始まったはずが、なぜファシズムに利用されることになったのか。計画に人生を捧げた考案者の姿を通して、幻の理想都市の謎に迫る歴史ノンフィクション。 -
光る君へ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 2024年大河ドラマは貴族社会で懸命に生きた女性の一生を描く華やかな平安絵巻! 主演・吉高由里子が紫式部を演じる2024年放送予定大河ドラマ「光る君へ」を、とことん楽しむためのガイドブック第1弾が登場。きらびやかな平安貴族の世界と、その世界で懸命に生きて書いて愛した一人の女性の一生を描く平安絵巻ドラマの魅力を、詳細に伝える。吉高由里子と藤原道長役・柄本佑による巻頭座談からはじまり、豪華出演者のインタビューでは、平安の世を生きる人々を演じる俳優陣の生の声をお届け。脚本・大石静をはじめ、題字や音楽、時代考証など制作陣インタビューも。源氏物語を書き上げた紫式部とはどんな人物だったのかに迫る特集や、和歌からドラマの世界を読み解く特集など、ドラマの時代背景を楽しく理解できる記事が多数。衣裳・セット特集、ゆかりの地紹介などでは、多角的にドラマを深掘りする。また、あらすじや人物相関図など、ドラマが分かりやすくなるページも充実。美麗グラビア満載でお届けする、大河ドラマ・ファンには欠かせない一冊! *電子書籍版ではプレゼントページほか、一部収録していないコンテンツがございます。 ■前編・出演者インタビュー登場者(予定) 吉高由里子(紫式部/まひろ役) 柄本 佑(藤原道長役) 岸谷五朗(藤原為時役) 高杉真宙(藤原惟規役) 国仲涼子(ちやは役) 段田安則(藤原兼家役) 井浦 新(藤原道隆役) 玉置玲央(藤原道兼役) 吉田 羊(藤原詮子役) 板谷由夏(高階貴子役) 財前直見(藤原寧子役) 上地雄輔(藤原道綱役) 黒木 華(源 倫子役) 町田啓太(藤原公任役) 坂東巳之助(円融天皇役) 本郷奏多(花山天皇役) ユースケ・サンタマリア(安倍晴明役) 秋山竜次(藤原実資役) 渡辺大知(藤原行成役) 金田 哲(藤原斉信役) ファーストサマーウイカ(清少納言役) 瀧内公美(源 明子役) 佐々木蔵之介(藤原宣孝役) 毎熊克哉(直秀役) 野村麻純(さわ役) ※誌面登場順 -
モカとまほうのコーヒー
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 『ぴっぽのたび』から10年の節目に、思いを込めて描き上げるファンタジー絵本 多くの読者に愛されてきた、モカシリーズ最新作。 主人公のモカが、日常に疲れた青年を思いやりたっぷりのコーヒーで励ます物語『モカと幸せのコーヒー』のクライマックスには、予想もしない展開が待っていました。それから数年後という設定で、モカがふたたび姿を現します。今回、モカのコーヒーは彼をどんなふうにハッピーにするのでしょう。たくさんのコーヒーが登場しますよ。『モカと幸せのコーヒー』の続編として、あわせてお楽しみください! -
まんまるしっぽのクロ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大きな感動を呼んだ『ただいまねこ』の作者が贈る、待望の新作絵本 ここは「にゃおにゃお村」の「にゃおにゃお池」。猫の家族が晩御飯の魚を釣とりにやってきました。お母さん猫は、細くて長いしっぽを池のなかにたらし、見事に魚をゲット! 子猫たちは大喜びです。食いしん坊たちのおなかを満たすために、しっぽ釣りの技を伝授するお母さん猫。しかし、クロのまんまるしっぽは、魚を釣るには短すぎました。 ここでクイズです。みんなと違ったしっぽをもったクロは、このあとどうするでしょう? (1)いじけてふてねする (2)きょうだいが釣った魚を横取りする (3)自分で魚をとる方法を見つけ出す 答えは(3)。どんな方法でクロが魚をとるかは、ぜひ絵本でご確認ください。 自分がみんなと違うしっぽをもっていることを受け入れ、あれこれ奮闘するクロの健気な姿を、ミヤザーナツが柔らかなタッチで描きます。 さあ、末っ子クロのお話が始まりますよー。 -
NHK「100分de名著」ブックス カフカ 変身 「弱さ」という巨大な力
「朝目を覚ますと、自分が虫けらに変わっていた」――これって、もしかして私のこと? 主人公が「虫」になる小説の何がそんなにすごいのか? 2012年のテキスト刊行時は「自分を知るための鏡」として『変身』を紹介した著者だが、ポストコロナの現状を踏まえ、この作品は「個の孤立」だけでなく「家族の孤立」として読むことも可能だと説く。そこで書き下ろしの「ブックス特別章」では、ヤングケアラー、ビジネスケアラーの問題とからめた読み解きを試みる。カフカが遺したノートに「自分にあるのは人間的弱さだけ。だが、それは見方によっては巨大な力となる」という言葉がある。カフカ没後から100年、不安と孤独を抱える人が多い今、個の弱さを知ることで人と人とのつながりの大切さを考える「介護小説」として読み直す。 【内容】 はじめに――カフカを読むことは自分を知ること 第1章 しがらみから逃れたい 第2章 前に進む勇気が出ない 第3章 居場所がなくなるとき 第4章 弱さが教えてくれること ブックス特別章 ポスト・コロナの『変身』再読 -
戦時から目覚めよ 未来なき今、何をなすべきか
人類の”大惨事”は避けられるか? 気候変動、生態系の破壊、食糧危機、世界大戦――人類の破滅を防ぐための時間がもう残されていないのだとしたら、我々は今何をなすべきなのか?パンデミックを経てますます注目される現代思想の奇才が、西欧と世界で今起きている事象の本質をえぐり、混迷と分断渦巻く世界の「可能性」を問う。 -
NHK「100分de名著」ブックス 貞観政要 世を革めるのはリーダーのみにあらず
新しい世を担う有能な構成員(フォロワー)こそが、優れたリーダーを作り出す! 本書は、2020年1月のNHK「100分de名著」のテーマとなり、大好評を博した出口治明氏による『貞観政要』を語りつくしたテキストに「特別章」を付した、出口ファン待望の書籍化である。 大唐帝国の最盛期をつくりあげた皇帝・太宗(李世民)と、そのもとに集った優れた臣下たちの問答をまとめ、リーダー論の最高峰とされる『貞観政要』。その『貞観政要』を生涯の座右とする著者は、「どんな人にも役立つリーダー論」であると説いている。「どんな人にも」というのは、実際のリーダーを担う人だけでなく、「リーダーについていく人たち(著者の言葉では「フォロワー」)にとっても役に立つ」ということである。 豊富なエピソードの数々から例を挙げ、以下のように解釈し読み進めている。 「君主(リーダー)は実際に生産活動を行う人民(フォロワー)によってはじめて支えられる寄生階級に過ぎない」 「リーダーとは機能にしかすぎず人として偉いわけではなく、組織・チームを回すために割り当てられた役割であり、リーダーとフォロワーは、チーム(組織)においてたまたま違う役割を担っているに過ぎない」 ……などである。 書籍化に寄せた「ブックス特別章」では、太宗は、今日的な言葉でいうダイバーシティや多様性を重視した人であったが、それを今日的な意味でそのまま牽強付会的に理解してはならないこと、優れたリーダーを生み出すためにはフォロワーの側の優秀さもまた必須条件であり、フォロワーの側に回ることの多い私たちを戒める内容も、太宗や唐の例だけでなく、世界史全体に目を向け語られている。 長年「100分de名著」テキストも含め、『貞観政要』について発言を続けてきた著者が、「大学学長」という大きな任務を終えるなかで、番組出演以降の環境の激変で得た視点も交えつつ、普遍的な視野から『貞観政要』を通して、組織と人間の在り方、そしてどう充実した人生を送るべきかを説く一冊となっている。 -
哲学のはじまり
哲学の三大テーマが、この1冊で理解できる! 哲学の世界では2000年以上もの間、数々の哲学者が膨大な思想や哲学書を生み出してきた。しかし私たちは、それらがあまりに多様かつ難解で、どこから学び始めればいいのか分からない。そこで注目するのが、哲学の基礎をなしている三大テーマ、存在論・認識論・価値論。それらの領域を「はじまり」から紐解けば、驚くほど哲学が「分かる」ようになる。「哲学」という学問の特徴はどこにあるのか。プラトン、デカルト、カント、ヘーゲル、フッサール――哲学者は世界の何に疑問を抱き、その思想はどう展開されたのか。「NHK100分de名著」にて解説の鮮やかさで話題を呼んだ哲学界の俊英が描く、誰もが知識ゼロから学べる哲学の地図。 -
賢治と「星」を見る
天文学者と旅する宮沢賢治の星空 少年、宮沢賢治は夜空を見上げ、何を思ったのだろう? 見つめる星々の先には、何が見えたのだろう? 天文学者も舌を巻くその正確な天文知識は作品にどう映しだされたのか? 天文学の楽しさを一般の人びとにわかりやすく伝え続けてきた天文学者が、賢治が作品に描き出した天体に私たちを招待する。 この本は宮沢賢治の生涯を天体で物語るプラネタリウムだ。さあ、一緒に旅に出よう! 【内容】 旅のはじめに 第一章 賢治の生きた時代へ 第二章 教師、宮沢賢治の星空 第三章 賢治、大地に根ざす 第四章 ふたたび石に向きあう 第五章 そして、宇宙へ 旅の終わりに―あとがきにかえて― -
絶滅する「墓」 日本の知られざる弔い
私たちにとって、墓とは何か? 時の権力や死生観、土地や風土に根ざした文化によって、日本ではじつに多様な葬送文化が育まれてきた。 だが、過疎化や高齢化により、今その文化が風前の灯となっている。 土葬の現在から、肉体と魂を分けて埋葬する「両墓制」、沖縄の風葬やアイヌの男女別葬、無数の遺骨を粉末状にして固めた「骨仏(こつぼとけ)」まで――。 全国各地を歩いて取材した僧侶が、知られざる弔いのかたちを写真とともに明らかにしながら、 日本人がいかにして死と向き合ってきたかを問いなおす。 -
ラジオと戦争 放送人たちの「報国」
1925 年に登場し、瞬く間に時代の寵児となったラジオ。そのラジオ放送に携わった人々は、ラジオの成長と軌を一にするかのように拡大した「戦争」をどう捉え、どう報じたのか、あるいは報じなかったのか。また、どう自らを鼓舞し、あるいは納得させてきたのか。そして敗戦後はどう変わり、あるいは変わらなかったのか――。 上記をテーマに、NHK放送文化研究所の月刊誌「放送研究と調査」は、2017 年8 月号~21 年12 月号で、5 年にわたり「戦争とラジオ」を掲載した。その連載を単行本化したものが本書である。筆者の大森淳郎はNHKのドキュメンタリー番組のディレクターとして、戦争中のラジオについても長年取材を続けたのち、2016年~22年12月まで同研究所の特任研究員を務めた。 本書では、記者・ディレクター・アナウンサー…といった「放送人」たちが遺した証言と記録、NHKにある稀少な音源・資料などを渉猟し、丁寧にたどり、検証しながら、自省と内省の視点を欠くことなく多面的に「戦争とラジオ」の関係を追う。 ひいては、非常時において、メディアに携わる者がどのように思考・模索し、振る舞うべきなのかをも照射したノンフィクション。 -
ヒロコとニャンコと音楽の魔法
谷山浩子の魔法がすべて解き明かされる?! 「まっくら森の歌」「花さかニャンコ」などの「みんなのうた」人気曲や、映画「ゲド戦記」挿入歌「テルーの唄」の作曲などで知られ、これまでに500曲あまりを生み出してきた谷山浩子。その楽曲はどこか独特で、不可思議で、聴く人の心を波立たせる。そんな作品の数々はどうやって生まれたのか? 音楽と出会った幼少期、デビュー当時のこと、そして50年にわたる音楽活動をみずから振り返り、思い出や楽曲制作秘話、音楽への思いを綴るエッセイ集。「みんなのうた」テキストで3年間連載した「谷山浩子のつれづれ語り」に加筆し、再編集。谷山浩子=ネコのイメージの源にも迫る?! また、コンサートやレコーディングで著者と共演が多い、「ピタゴラスイッチ」テーマでおなじみの栗コーダーカルテットとの新規対談では、音楽仲間から見た姿が明らかに。著者の「みんなのうた」楽曲リストや「花さかニャンコ」ピアノ伴奏譜も収載。谷山浩子の魅力がたっぷり詰まった1冊。 -
ゼロからの『資本論』
コミュニズムが不可能だなんて誰が言った? 『資本論』は誰もがその存在を知りながら、難解・長大なためにほとんど誰もが読み通せない。この状況を打破するのが斎藤幸平――新しい『資本論』解釈で世界を驚かせ、『人新世の「資本論」』で日本の読者を得た――、話題の俊英だ。マルクスの手稿研究で見出した「物質代謝」という観点から、世界史的な名著『資本論』のエッセンスを、その現代的な意義とともにていねいに解説する。大好評だった『NHK100分de名著 カール・マルクス『資本論』』に大量加筆し、新・マルクス=エンゲルス全集(MEGA)の編集経験を踏まえて、“資本主義後”のユートピアの構想者としてマルクスを描き出す。最新の解説書にして究極の『資本論』入門書! -
『パンセ』で極める人間学
ヘーゲル、ニーチェ、ハイデガーよりも、パスカルこそが役に立つ! 100分de名著でもおなじみ、博覧強記の作家・フランス文学者の鹿島茂が、「自我と幸福追求を試みた最初の書」として絶賛する西洋哲学の古典『パンセ』。本書では、「キリスト護教論」を目的として書かれた『パンセ』の中から、現代人にとって切実かつ魅力的な部分を抽出し、著者が訳と解説を施すことで、パスカル×鹿島茂の新たな箴言集、いわば『パンセ 人間学篇』を編み直す。著者は「現代人が『パンセ』を読んだことがないのは、もったいないどころか大きな損失である」と語る。読者が、パスカルの思想に触れながら、人間の二大苦悩である「自我」と「幸福追求」について、自らの答えに行き着くよういざなう、究極の哲学ガイドである。 <目次> 第1章 ようこそ、『パンセ』の人間学へ/第2章 人は気晴らしなしでは生きられない/第3章 すべては「ドーダ」で理解できる/第4章 とにかく自分のことが好き!/第5章 人間は奇妙なオルガンである/第6章 人は変わる? 変わらない?/第7章 人間は習慣によってつくられる/第8章 オネットムと言われるようになれ/第9章 想像力って素晴らしい!/第10章 現在に安住できないのはなぜ?/第11章 「正義」ってなんだろう?/第12章 人間は惨めで偉大な存在である/第13章 人間は考える一本の葦である/第14章 だから神は存在する -
神の方程式 「万物の理論」を求めて
私たちは宇宙の謎の核心にここまで近づいている! ビッグバン、素粒子のふるまい、ブラックホール、ダークマター……。アインシュタイン以来、宇宙のあらゆる事象を記述する究極理論、たったひとつの数式を、科学者たちは探求しつづけてきた。そして現在、多くの一流物理学者が、その答えに近づいていると考えている。『サイエンス・インポッシブル』『人類、宇宙に住む』等の著作で科学啓蒙に携わってきた著者が、本書では自らの専門分野にたちかえり、究極理論の「筆頭候補」であるひも理論研究の第一人者として、科学者たちの真理をめぐる論争と情熱、そしてその最前線を明快に語る。魅力的な科学者たちの挑戦の物語を読みながら、現代物理学のキーワードを一望できる一冊。 -
NHK「100分de名著」ブックス オルテガ 大衆の反逆 真のリベラルを取り戻せ
「大衆」という多数派に気をつけろ 「多数派」であることに安住し、自分のことしか考えない傲慢な人=「大衆」が急増する時代に、なぜ政治は暴走してしまうか。その本質と民主主義の限界をあぶりだした大衆社会論の大著を、「大衆」「リベラル」「死者」「保守」という4つのキーワードでよみとく。「なぜ日本では「保守」が間違ってとらえられているのか」「死者とともに生きるとはどういうことか」ーーこれま語られてこなかった文脈から、私たちが生きる世界を認識しなおす術をとく。書下ろし特別章「他者との関係性を紡ぎなおすには」 「私たちの「民主主義」を機能させるために」を新たに収載した、シリーズ累計50万部突破「名著ブックス」の最新刊。 〈目次〉 はじめに 第1章:大衆の時代 第2章:リベラルであること 第3章:死者の民主主義 第4章:「保守」とは何か 特別章①:他者との関係性を紡ぎなおすには 特別章②:私たちの「民主主義」を機能させるために 読書案内 -
最新版 論文の教室 レポートから卒論まで
累計28万部のロングセラー、最後の大改訂! キミは論文って何かを知っているか? 「論文書き方本の最終兵器」を10年ぶりにアップデート。主人公は作文のヘタな大学新入生。彼がダメ論文を「Aプラス論文」へ改善するまでのプロセスを追いながら、論文の基本からアウトラインの作り方、草稿のまとめ方、仕上げ方までを伝授する。類書にはないウリとして、主張の説得力を高めるための「論証」のテクニックを分かりやすく解説。さらに、この10年間の環境の変化をふまえて、文献や資料探し、情報検索の方法についてさらに詳しい解説をほどこすほか、明快で読みやすい論文を書くための文章指南パートを大幅増量! 〈目次〉 第1章 論文の宿題が出ちゃった! 第2章 論文には「問いと主張と論証」が必要だ 第3章 論文にはダンドリも必要だ 第4章 論文とは「型にはまった」文章である 第5章 論文の種としてのアウトライン 第6章 そもそも論証ってどういうこと? 第7章 「パラグラフ・ライティング」という考え方 第8章 わかりやすい文章を書くために 第9章 最後の仕上げ 巻末豪華五大付録 A 論文提出直前のチェックリスト B 論文完成までのフローチャート C ここだけのインサイダー情報:論文の評価基準 D 「禁句集」――作文ヘタ夫くんの使いがちな表現トップテン+α E おすすめの図書など -
日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う
「昭和史の語り部」がのこした、戦争を起こさないための五箇条! ベストセラー「昭和史」シリーズをはじめ、「昭和史の語り部」としてたくさんの戦争関連書を遺した半藤一利さん。「戦争というものは、本当に人間がやってはならない一番最大の悪です」。本書は、半藤さんが現代日本人に伝えようとした「大切なこと」を、没後一年を機に、生前のNHKラジオ番組での「語り」をもとに再構成して書籍化するものです。戦時中の少年期から戦後の青年期、文藝春秋の編集者時代、そして作家時代と、激動期を生きた半藤さんの一代記に、盟友・保阪正康氏の解説が加わることで、一人の日本人の私史が日本人全体の昭和史へと昇華していきます。 〈目次〉 一、 勝ったという経験は、人間を反省させないし、利口にもしません 二、 教育によって国というのは立つんです。経済によっては立たない 三、 大きく変革するときに、人間というものは正体を現すんですよ 四、 残しておけば、あとの人が、真実に近づくことができます 五、 歴史を自分で学んでいくことを積極的にやってください -
エレガント・シンプリシティ 「簡素」に美しく生きる
こころをこめてマインドフルに生きること、それがシンプリシティ。 世界的名著『スモール・イズ・ビューティフル』を著したE.F.シューマッハーの意思を継いで、イギリスのエコロジカル雑誌「リサージェンス&エコロジスト」の編集主幹となった先駆的エコロジスト、サティシュ・クマールが、いま世界に「簡素」に生きることの素晴らしさを説く! 新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい始めたとき、カナダの若者たちの共感を得て話題となった本がいよいよ邦訳。 「大量生産という産業のありかたは、醜い文明をこしらえてしまったのではないか。私たちは数字に支配され、経済にとりつかれ、スピードのとりこになっているが、これら三つは美しさの天敵だ。―― ――日本には「わび」「さび」という美学的な概念がある。そこには「飾りけがない」「気取らない」「謙虚」などの意味が含まれている。高級そうで、華やかで、大げさで目立つものである必要はない。ザラザラ、ゴツゴツしていたり、あっさりしたりしていてもよい。ありのままで、手がこんでいない。まさに「わび」と「さび」には〈エレガント・シンプリシティ〉、簡素で美しい生きかたが表現されている」―――(本文より) -
歓待する文学
あなたに寄り添い、あなたを迎え入れる世界文学16選 悲しい時、苦しい時に手にした本が、まるで自分に向けて、自分のために書かれていると感じたことはないだろうか。本から聞こえてくるメッセージによって、私たちは自分が発していた心の声に初めて気づかされることがある。物語を読む行為には、そのような双方向のやりとりが存在し、私たちが本に没頭するとき、本は丸ごと私たちを受け入れ、「歓待」してくれていると著者は語る。NHKラジオテキスト『こころをよむ 歓待する文学』を大幅に加筆・修正し、新たに3章分を書き下ろした。 あなたを「歓待」してくれる、選りすぐりの作品は、ゼーバルト『移民たち』/イーユン・リー「千年の祈り」/アキール・シャルマ『ファミリー・ライフ』/小川洋子『ことり』/ハン・ガン『菜食主義者』/クッツェー『マイケル・K』/カズオ・イシグロ『浮世の画家』/多和田葉子『雪の練習生』/村上春樹『職業としての小説家』/マリー・ンディアイ『三人の逞しい女』/マリリン・ロビンソン『ハウスキーピング』/レイラ・スリマニ『ヌヌ 完璧なベビーシッター』/村田沙耶香『コンビニ人間』/瀬尾夏美『あわいゆくころ』など。 情報としての読書案内を超え、小野文学として昇華した一冊。 -
がまんしない家 これからの生活様式への住まいリセット術
「住まいの臨床医」が教える、自分も家族もストレスを感じない家づくり 家の居心地が悪いから、休日はカフェで過ごす派だった人も、もはやそんなことができない時代がやってきた。 新しい生活様式が叫ばれる今、これからの家に求められるものは何か? これからの住まいのスタンダードとは? 多くの住まう人の悩みに耳を傾け、しっかりと聞いて、その解決策を提案し、住む人がずっとそこにいたくなる家を提供してきた「住まいの臨床医」が語る、だれもストレスを感じない家づくりのアドバイス。 「個」を大切にすることで、家族のコミュニケーションもスムーズになる。そんな価値観の見直しから始める、家づくりのニュー・スタンダードを先取りしよう! 〈目次〉 第1章 家は生きている/第2章 これからの生活様式に合った住まいへ/第3章 がまんの原因を取り除く/第4章 快適さをあきらめない/第5章 「片づく」の先にある理想の住まい方 -
教養としてのアメリカ短篇小説
戦争、奴隷制、禁酒法……背景を理解すれば、作品がもっとよくわかる 「黒猫」のプルートはなぜ黒いのか? 書記バートルビーはなぜ「しない方がいい」と思うのか? 度重なる戦争の歴史、色濃く残る奴隷制の「遺産」等、アメリカという国、そこに暮らす人々の特異な歴史的・文化的・社会的背景を踏まえて短篇小説を読み解く。これまで主にマイノリティや越境者の文学に注目してきた著者が、メルヴィル、フィッツジェラルド、フォークナー、ヘミングウェイ、サリンジャー等、アメリカ文学の「王道」といえる作家に挑む、アメリカ文学入門の新・定番! 〈目次〉 暴力と不安の連鎖―ポー「黒猫」 屹立する剥き出しの身体―メルヴィル「書記バートルビー‐ウォール街の物語」 英雄の物語ではない戦争―トウェイン「失敗に終わった行軍の個人史」 共同体から疎外された者の祈り―アンダソン「手」 セルフ・コントロールの幻想―フィッツジェラルド「バビロン再訪」 存在の基盤が崩れるとき―フォークナー「孫むすめ」 妊娠をめぐる「対決」―ヘミングウェイ「白い象のような山並み」 人生に立ち向かうためのユーモア―サリンジャー「エズメに‐愛と悲惨をこめて」 美しい世界と、その崩壊―カポーティ「クリスマスの思い出」 救いなき人生と、噴出する愛―オコナー「善人はなかなかいない」 言葉をもたなかった者たちの文学―カーウ゛ァー「足もとに流れる深い川」 ヴェトナム戦争というトラウマ―オブライエン「レイニー河で」 愛の可能性の断片―リー「優しさ」 -
NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」、待望の出版化。 俳優、香川照之さんが扮する「カマキリ先生」が、黄緑の衣装に身をつつみ、昆虫の魅力を伝える。取り上げる昆虫は、カマキリ先生が「子どもたちに見てほしい、知ってほしい」という昆虫たち。番組のなかでは伝えきれなかった昆虫の生態を迫力満点のビジュアルとともに紹介する。 ちなみに「図鑑」といっても、美しい虫や珍しい虫の写真を単に眺めるためのものではない。番組ファン、香川照之さんファンにはたまらないロケ時のこぼれ話やスタジオ収録の裏話なども掲載されているので、昆虫が好きな人も、それほどでもない人も楽しめるはず。 本誌に登場する昆虫については、体の特徴や雌雄の見分け方、卵から成虫になるまでの一生、動植物とのかかわりなどを丁寧にわかりやすく解説。彼らの「すごさ」をとおして、自然の偉大さに触れることができる。 <vol.1の目次> 1時間目:トノサマバッタ 2時間目:モンシロチョウ 3時間目:オニヤンマ 課外授業:タガメ 体験留学:マレーシアの昆虫たち ※電子書籍版『NHK「香川照之の昆虫すごいぜ!」図鑑 vol.1』の「昆虫をとりまく自然カード」は、パソコンサイトから印刷用データ(PDFファイル)をダウンロードしてご利用いただけます。 -
日本人にとってキリスト教とは何か 遠藤周作『深い河』から考える
神とは、信仰とは、どういうものか? 霊性と宗教は矛盾しないのか? 批評家、随筆家、そしてNHK「100分de名著」で最多の指南役を務める著者が、自身と共通点も多いキリスト教文学の大家の作品から、「日本人とキリスト教」を考察する意欲作。本書の軸になるのは、遠藤最後の長編『深い河』。著者はこの作品を「遠藤周作一巻全集」と呼ぶべきもので、遠藤の問いがすべて凝縮されている重要作と語る。神、信仰、苦しみ、霊性、死について……。それら一つ一つを章タイトルに据え、登場人物の言動を丹念に追いながら、そこに『沈黙』や他作品を補助線として用いることで、遠藤や著者自身はもちろん、多くの日本人キリスト教者が追究した大テーマ「日本的霊性とキリスト教の共鳴」を可能にする。 はじめに 日本的霊性とキリスト教 第1章 神について 第2章 死について 第3章 出会いについて 第4章 信仰について 第5章 告白について 第6章 苦しみについて 第7章 愛について おわりに 復活について -
ワタナベマキの梅料理
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつものひと皿が梅干しで変わる! マキさんが愛するシンプル梅料理 ナチュラルなライフスタイルと、そこから生み出されるセンスあふれる料理で人気のワタナベマキさん。熱烈な梅loverで、季節になると梅を漬け、ご飯のお供に、梅料理にと、日々「梅干しのある食卓」を実践しています。 本書では、マキさんにとって「“さしすせそ”と同格」という梅干しの、万能調味料としての実力にフォーカス。梅干しを使うことで新たな魅力が引き出された定番料理や、梅干しだけで味が決まるシンプルレシピ、味わいを深める組み合わせの法則などを紐解きます。もちろん、マキさんオリジナルの梅干しの漬け方も掲載。梅干し料理のパーフェクトブックです。 ■主な内容 ◎うちで人気のベスト10 ◎私の梅仕事 ◎梅料理の法則 ◎梅で毎日!おかずと麺 ◎1年じゅうの梅ご飯 《コラム》 梅ってすごい! わが家の梅ライフ 元気がない日は梅養生 梅醤で一杯! お茶の時間に -
自分ごとの政治学
もっとも分かりやすい、著者初「政治」の入門書! 学校で教わって以来、学ぶ機会がない「政治」。大人でさえ、意外とその成り立ちや仕組みをほとんんど知らない。しかし、分かり合えない他者と対話し、互いの意見を認め合いながら合意形成をしていく政治という行為は、実は私たちも日常でおこなっている。本書では、難解だと決めつけがちで縁遠く感じる「政治」の歴史・概念・仕組みが2時間で理解できる。政治の基本概念は、どのように私たちの生活に直結しているのか。自分なりに政治の「よしあし」を見極めるポイントはどこにあるのか。「右派と左派」「民主主義」から「税金と政策」まで。思わず子供にも教えたくなる、政治と自分の「つながり」を再発見するための教養講義。 -
ネットビジネス進化論 何が「成功」をもたらすのか
GAFAMの台頭からシェアリングエコノミーまで、インターネット登場から四半世紀にわたるネットビジネスの進化の要点を整理する。Amazon、楽天、メルカリ、YouTube、LINE、ビットコインなど、有名企業・サービスの分析を通して、勝者に通底する原理や儲けのしくみを解説。激変するネット界の潮流がわかる、ビジネスパーソン必携の一冊! はじめに ネットビジネスの進化の系統樹 Part 1 権力:つながりの場所を押さえる 1-1 検索はなぜ権力の一等地なのか――ポータル、スーパーアプリ戦争 1-2 IDと決済を握ったものが覇者となるのはなぜか――キャッシュレス決済とフリクションレス 1-3 次の主戦場は信用経済とスモールビジネス市場――イネーブラーと信用スコア Part 2 コマース:物や予約をつなげる 2-1 人から人へ物をつなげる――CtoCコマースと相互ネットワーク効果 2-2 企業から人へ物をつなげる――BtoCコマース、ロングテール、検索型と探索型 2-3 企業から人へサービスをつなげる――BtoCサービスコマース、ツメの開発、テイクレート Part 3 コンテンツ:情報をつなげる 3-1 人から人へ情報をつなげる――CGM 3-2 情報をつなげてマネタイズする――コンテンツビジネスとアドテクノロジー、課金モデル 3-3 情報をつなげて遊ぶ――スマホゲームとフリーミアム、eスポーツ Part 4 コミュニケーション:人をつなげる 4-1 つながりがパワーになる――SNSとブログ、メッセージングサービス 4-2 個人がパワーをもつ時代――インフルエンサーとコミュニティビジネス Part 5 有限資産をつなげる 5-1 有限資産をなめらかにつなげる――ブロックチェーンとクラウドファンディング 5-2 有限資産を小分けにしてみんなで使う――シェアリングエコノミー Part 6 BtoB:仕事をつなげる 6-1 仕事とデータをつなげる――クラウド、ビッグデータ、SaaS、AI 最終章 これからネットビジネスを始める人へ あとがき 「横糸」はあなたの「縦糸」を強くするために -
高校世界史でわかる 科学史の核心
ニュートンが大科学者たり得たのはなぜ? どうしてフランス革命時に諸科学が勃興した? 量子力学は歴史の偶然で生まれた? 国家の野心と研究者の探求が重なるところに、歴史の転機は訪れる。近現代史を陰で動かした諸科学の営みとそのダイナミズムを、文理の壁を超えてやさしく語る、あたらしい科学史入門。 第1章 イギリス王政復古と「学会」創設 ──ニュートンはなぜ大科学者たり得たか 第2章 フランス革命と化学革命 ──なぜ諸科学は動乱期に基礎づけられたか 第3章 普仏戦争と「量子仮説」 ──量子力学は製鉄業から生まれた? 第4章 世界大戦と核物理学 ──真理の探究はいかに歴史に巻き込まれたか 第5章 変貌する現代科学 ──巨大科学は国家を超える -
残酷な進化論 なぜ私たちは「不完全」なのか
ヒトは心臓病・腰痛・難産になるように進化した! 複雑な道具を使いこなし、文明を築いて大繁栄した私たちヒトは、じつは「ありふれた」生物だった――。人体は「進化の失敗作」? ヒトも大腸菌も生きる目的は一緒? 私たちをいまも苦しめる、肥大化した脳がもたらした副作用とは? ベストセラー『絶滅の人類史』の著者が「人体」をテーマに、誤解されがちな進化論の本質を明快に描き出した、知的エンターテインメント! 序 章 なぜ私たちは生きているのか 第1部 ヒトは進化の頂点ではない 心臓病になるように進化した/鳥類や恐竜の肺にはかなわない/ 腎臓・尿と「存在の偉大な連鎖」…… 第2部 人類はいかにヒトになったのか 腰痛は人類の宿命だけれど/人類が難産になった理由とは/ 一夫一妻制は絶対ではない…… 終 章 なぜ私たちは死ぬのか -
「松本清張」で読む昭和史
時代を超えて、闇は残る 「社会派推理小説」というジャンルを確立した国民的作家・松本清張。格差、差別といったタブーを恐れずテーマとして取り上げる姿勢、地方から中央を相対化する視線により、その作品には昭和という時代の闇が刻印されている。代表作の数々を「鉄道」と「天皇」に注目して読み解き、歴史の暗部に光をあてる。 第一章 格差社会の正体――『点と線』 第二章 高度経済成長の陰に――『砂の器』 第三章 占領期の謎に挑む――『日本の黒い霧』 第四章 青年将校はなぜ暴走したか――『昭和史発掘』 第五章 見えざる宮中の闇――『神々の乱心』 終 章 「平成史」は発掘されるか -
NHK カガクノミカタ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 Eテレで人気の理科・科学番組『カガクノミカタ』がついに書籍化!学校教育の弱点だった「課題発見力」を養成するのにぴったりな“18のミカタ(見方)”を紹介。小学校・中学校の「アクティブ・ラーニング」に。オリジナルな「自由研究」の発想源に。次代に求められる「問いを自ら見つける力」が楽しく身につく! ミカタ1 断面を見てみる 観察1 3つのボールの断面を見てみよう 観察2 ボールの中身のなぞをさぐろう ミカタ2 下から見てみる 観察1 カタツムリを下から見てみよう 観察2 おなかの波のなぞをさぐろう ミカタ3 大きくしてみる 観察1 いろいろな生き物のあしを大きくしてみよう 観察2 ヤモリのあしのなぞをさぐろう ミカタ1、ミカタ2、ミカタ3 のやってみよう ミカタ4 中を見てみる 観察1 イチゴの中を見てみよう 観察2 白い筋の正体をさぐろう ミカタ5 並べてみる 観察1 自転車を並べてみよう 観察2 ハンドルの軸が傾いている理由をさぐろう ミカタ6 言葉にしてみる 観察1 ブロッコリーを見て言葉にしてみよう 観察2 ブロッコリーのつぶのひみつをさぐろう ミカタ4、ミカタ5、ミカタ6 のやってみよう -
腐敗と格差の中国史
歪みはどこから来たか なぜ中国では党幹部や政府役人の汚職がやまないのか? なぜ共産主義国にもかかわらず、貧富の差が拡大するのか? 超大国を蝕み続ける「病理」の淵源に、実力派歴史家が迫る。エリート/非エリートの金・コネ・権力をめぐる相剋の二千年を一望し、独裁の度合いを強める中国共産党、および現代中国の実相を大胆かつ明快に読み解いた一冊。 はじめに中国共産党から考える I 格差士と庶はいかに分かれたか II 権力群雄割拠から唐宋変革へ III 腐敗歪みはどこから来たのか IV 改革雍正帝と養廉銀 V 根源中国革命とは何だったか むすびに現代中国を展望する -
これからの本屋読本
◇本屋B&B、八戸ブックセンター、神保町ブックセンター…… 豊富なアイデアをもとに全国で様々な実践を行い、最前線を駆ける著者が15年考え続けた、新しい本屋像のすべて! ◇本と本屋を愛する人へ 個性的な本屋が、全国に生まれている。本書は、その最前線にいる著者が、人を引き寄せる本屋を分析し、そのこれからを展望する。本とは何か。本屋とは何か。その魅力の原点に立ち返りながら、本と本屋の概念を一変させ、その継続のためのアイデアを鮮やかに示す。本を愛する人が、本を愛する人のために何ができるのか? 本と人とをつなぐ本屋の可能性を照らす、著者の集大成。「本の仕入れ方大全」も収録。 -
ココロとカラダに効く ハーブ便利帳
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ハーブの「ありがたさ」がわかる便利帳 知っているようで知らないハーブそれぞれの効能と、効果的な使い方&食べ方や、様々な疑問にわかりやすく答えてくれる便利帳。あなたのココロとカラダを整えてくれる、使える・使いたいハーブが、必ず見つかる一冊! ■西洋ハーブはチカラ植物 西洋ハーブを楽しみましょう/ジャーマンカモミール/ペパーミント/ラベンダー/ローズマリー/カレンデュラ/セントジョーンズワート/セージ/タイム/バジル/ネトル/ローズ (ハマナス)/ローズヒップ/レモングラス/アーティチョーク/ウスベニアオイ/エキナセア/エルダーフラワー/パッションフラワー/ラズベリーリーフ/ハイビスカス/リンデン/オレガノ/サフラン/チャービル/チャイブ/ディル/パセリ/ナスタチウム/マジョラム/ヤロウ/ゲットウ/レモンバーム/ゼラニウム/フラックス/レモンバーベナ/バレリアン/マレイン/クランベリー/レモンマートル ■食材にもチカラ植物 食卓の医食同源/ショウガ/ウコン/アンズ/パクチー/トウガラシ/シソ/ウイキョウ/ウンシュウミカン/キク/クコ/ゴボウ/ゴマ/朝鮮ニンジン/ナツメ/ニッケイ/ハトムギ/ニンニク/ベニバナ ■庭にあるチカラの木 日本のハーブ/ユズ/クチナシ/コブシ/サンショウ/カキ/ビワ/キンモクセイ ■野山で出会える和のハーブ 野草を摘む際に注意すること/アケビ/イカリソウ/イノコズチ/ウコギ(ヒメウコギ)/オオバコ/エビスグサ/カキドオシ/カラスビシャク/キカラスウリ/クズ/クワ/ゲンノショウコ/スギナ/センブリ/ツユクサ/タンポポ/ナンテン/ノカンゾウ/ドクダミ/ノイバラ/ハコベ/ホオノキ/ミシマサイコ/ヤマユリ /オニユリ/ヨモギ/ナズナ/スベリヒユ/クマザサ/クロモジ/キンミズヒキ/ムラサキツメクサ/チドメグサ/リンドウ/ヒルガオ/ウツボグサ/ハハコグサ/ノアザミ -
大国の掟 「歴史×地理」で解きほぐす
トランプ、習近平、プーチン…… 見えざる力を暴く、 佐藤優の集大成! 大統領選後のアメリカはどうなるか? イギリス離脱後のEUのゆくえは? プーチンのユーラシア主義の本質とは? 英米からロシア、中東から中国まで。新旧政治家の比較考察から、各国に特有の論理を読み解く歴史的アプローチ。地理をふまえて各国の戦略に迫るアプローチ。双方の合わせ技で国際情勢の本質を一気に把握する。「分析家・佐藤優」の集大成! [内容] 序 章 国際情勢への二つのアプローチ 第一章 英米を動かす掟─「トランプ現象」と「英国EU離脱」の共通点 第二章 ドイツを動かす掟─「生存圏」から「EU帝国」へ 第三章 ロシアを動かす掟─スターリンとプーチンの「ユーラシア主義」 第四章 中東を動かす掟─「サイクス・ピコ協定」から「IS」まで 第五章 中国を動かす掟─「海」と「陸」の二兎を追えるか 終 章 「歴史×地理」で考える日本の課題 -
「明治」という国家
「明治」は、清廉で透きとおった“公”感覚と道徳的緊張=モラルをもっていた。明治国家という人類普遍の遺産を語る。巨匠畢生の日本文明論であり、鮮明な日本人論である。 ・本書は、もっとも鮮明な日本人の歴史を書き続けてきた司馬遼太郎が、これまでの蓄積のすべてを傾けて、遠く蜃気楼の彼方に消えて行った“明治という国家”を、客観的に、机の上の物体を見るような気分で、語り尽くすものである。 ・暁闇の海に一条の光を求めて、船出していった明治の時代人の人間観と時代の精神の核と髄とが、緻密な論理と温かい筆致で叙述される、これは“歴史という死者の国の旅人”となった巨匠畢生の日本論であり、日本人論である。 <注>電子版には巻頭カラーは収載されていません。 -
水野仁輔 カレーの教科書
自分がイメージした味と香りに。自由自在のカレーづくり! 著者の15年間におけるカレー研究の集大成本。国民食“カレー”の成り立ちを、独自の「ゴールデンルール」を基に解明。オリジナルのカレーづくりに応用可能なhowtoを紹介する、従来のレシピ本とは一線を画した日本初のカレー理論書。今後数十年は、この本を超えるカレー本は出版されないかもしれない。 [内容] Chapter 1 カレーのすべて Chapter 2 カレーの原則 Chapter 3 カレーの技術 Chapter 4 カレーの応用 カレー作りの調理器具 玉ネギ炒めの考察 本書で紹介したチキンブイヨンの作り方 本書で紹介したカレーの作り方 カレー別スパイス使用頻度 -
総理にされた男
人気作家・中山七里が描く ポリティカル・エンターテインメント小説! 売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。 予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。 -
パラレルワールド 11次元の宇宙から超空間へ
M理論による究極の宇宙論的予言 この宇宙が死滅するとき、われわれはワープマシンや超空間を通って無数に存在する並行宇宙へと脱出できるのだろうか? 最新の理論と観測データによって宇宙の進化を鮮やかに描き出す、BBCノンフィクション賞受賞作。理論物理学の第一人者による、平易でスリリングな最新宇宙論の決定版! [内容] 第I部 宇宙 第一章 宇宙が赤ん坊だったころ 第二章 パラドックスに満ちた宇宙 第三章 ビッグバン 第四章 インフレーションと並行宇宙 第II部 マルチバース 第五章 次元の入口とタイムトラベル 第六章 量子論的な並行宇宙 第七章 M理論──すべてのひもの母 第八章 設計された宇宙? 第九章 十一次元のエコーを探す 第III部 超空間への脱出 第十章 すべての終わり 第十一章 宇宙からの脱出 第十二章 マルチバースを超えて -
ぴっぽのたび
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ボローニャ児童書ブックフェア “国際イラストレーション賞”受賞作品の絵本化! 悲しいことばかりで、夢を見ることを忘れてしまった孤独なカエル“ぴっぽ”。ぴっぽは小さな羊と夢探しの旅に出る。そこで見つけたものとは…? イタリアで活躍する絵本作家・刀根里衣が贈る、待望の日本語版、ついに刊行! 世界が認めた絵本界の新星が、豊かな四季のうつろいと主人公の心の軌跡を、色鮮やかに、かつ細やかな筆致で描く。 現在イタリア・ミラノを拠点に制作に取り組んでいる絵本作家、刀根里衣。彼女の作品や創作活動はメディアでも取り上げられ、今、注目を浴びている作家のひとりである。2012年から2年連続で「ボローニャ国際絵本原画展」に入選。2013年、日本人としては初めて「国際イラストレーション賞」を受賞し、2014年に“El viaje de PIPO”(『ぴっぽのたび』)をスペインのEdiciones SMより出版。待望の日本語版、発売! -
NHK大河ドラマ 軍師官兵衛
2014年NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』を完全ノベライズ! この男がいなければ、豊臣秀吉の天下はなかった……。 播磨・姫路城主の嫡男として生まれた官兵衛は、22歳にして結婚と同時に家督を継ぎ、主家・小寺家の家老の座につく。織田信長の将来性をいち早く見抜き、主家を織田方帰順に導いた。信長の命で羽柴秀吉の播磨平定を助けるうちに、官兵衛は秀吉にとって欠かせない参謀となっていく……。 -
NHK「100分de名著」ブックス アインシュタイン 相対性理論
時間は、絶対ではない 20世紀における物理学の最大革命の一つである「相対性理論」。しかし、その有名な論文の内容を正確に知る人は少ない。アインシュタインが得意とした「思考実験」を軸に、高度な数式を使わずして本理論を紹介する。書き下ろしの新たな特別章〈相対性理論が切り拓いた「現代宇宙論」〉を所収。 [目次] はじめに 誰にでもわかる「相対性理論」の世界へ 第1章 光の謎を解き明かせ! 第2章 時間と空間は縮む 第3章 驚きのエネルギー革命 第4章 ゆがんだ宇宙 重力の正体とは? ブックス特別章 相対性理論が切り拓いた「現代宇宙論」 -
英語史で解く英文法の謎 なぜ「3単現のs」をつけるのか
英語の歴史をたどってみれば、理不尽なルールも腑に落ちる なぜgoの過去形はwentなのか。なぜ11はelevenなのか。なぜ3単現のsをつけるのか。はじめて英語を学んだ頃に誰もが感じた素朴な疑問こそが、英語の本当の姿を垣間見せてくれる”窓”だった! 英語にまつわる24の疑問を、日本における英語史研究の第一人者が、初学者にもわかりやすいようやさしく、かつ本質を外さぬよう深く解説。「なぜ」を理解することで、単語・文法の解像度が上がる。納得して英語を学びたい人へ。 2021~2022年度NHKテキスト『中高生の基礎英語 in English』連載「歴史で謎解き 英語のソボクな疑問」に大幅加筆修正して書籍化。 【内容】 なぜ英語の語順はSVOなのか なぜ英語の文には主語が必要なのか なぜ存在を表すのにThere is/are ….という構文を使うのか なぜ疑問文にdoが現れるのか なぜ3単現のsをつけるのか なぜwillを使って未来を表すのか なぜ「時・条件を表す副詞節」では未来のことも現在形で表すのか なぜ仮定法ではif I were a birdとなるのか なぜ現在分詞と動名詞は同じ-ingで表されるのか なぜfootの複数形はfeetになるのか なぜchildの複数形はchildrenになるのか なぜgoの過去形はwentになるのか なぜ形容詞の比較級には-erとmoreがあるのか なぜAの読みは「アー」ではなく「エイ」なのか なぜIは大文字で書くのか 「マジックe」とは何か なぜknowやhighには発音されない文字があるのか なぜone, twoはこのスペリングでこの発音なのか なぜeleven, twelveというのか どのように単語ごとのアクセントの位置が決まるのか アルファベット最後の文字Zのミステリー なぜ英語には類義語が多いのか なぜ英語には省略語が多いのか 単数のtheyとは何か 英語史略年表 -
世界はいつまで食べていけるのか 人類史から読み解く食料問題
増え続ける人口を養うための策を、事実のみから導き出す 米・小麦・牛・豚・鶏――我々はなぜ限られた種類の糧に頼るのか? 地球環境を守りながら、世界97億人を養うことはできるのか? 「飢餓と食の常識を覆す。思考が一変する一冊」 ― ビル・ゲイツ なぜ、1人あたり1,000 キロカロリーもの食料が毎日無駄にされているのか?人口が爆発的に増えるなか、どうすれば地球を壊さずに人類が食べていけるのか? 知の巨人シュミルがこれまでの知見を総動員。そのテーマが「食料」であるのは、私たちの生存の根幹であると同時に、エネルギーなどほかの分野と比べても衝撃的なレベルで非効率が目立つからだ。本書では、歴史を踏まえながら、気候変動や人口増加という難題に直面する食料供給の未来を検証。私たちがいかに食の基本を誤解しているかを明らかにし、私たちの身体は何を必要としているのか、そしてそれが環境にどんな影響を与えているのかを、ファクトから誇張なしに描き出す。 【内容】 日本語版への序文 はじめに 第1章 農業はなにをもたらしたのか? 第2章 私たちはなぜ、いくつかの種の植物だけを大量に食べるのか? 第3章 私たちが育てられるものの限界 第4章 なぜ、私たちはある種の動物を食べ、ほかの種の動物は食べないのか? 第5章 食べ物とスマホ、どちらがより重要? 第6章 健康であるためにはなにを食べるべきか? 第7章 環境への負荷を減らしながら、増加する人口を食べさせる― 疑わしい解決策 第8章 増えつづける人口を食べさせる―どんな方策に効果があるのか -
つながりのことば学
うまく話すよりも、大事なことがある。 NHKの長寿番組「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「きんらきら ぽん」の作詞を担当、手話を言葉として生きる写真家・齋藤陽道さん。手話を禁じられ、心から言葉が離れていった幼少期。手話に出会い、初めて会話の楽しさを知った高校時代。心の底から他者とつながるために写真を撮り続けた日々。「つながり方」を発見していった過程は、他者との関係性に悩む人を後押ししてくれる。言葉が伝わらないことを身にしみて知っているからこそ見出した、「言葉の共有地」「言葉の解像度」「消感動と宿感動」「存在を聴く」などの視点から、安易なノウハウではない、コミュニケーションの「そもそも」論を学ぶ。 【内容】 はじめに 言葉とことば 1 ことばの共有地 2 心から離れた言葉 3 手話との出会い 4 「見る」と「見えている」 5 まなざしで伝わったもの 6 あなたと私の「共通言語」 7 相手の存在を聴く 8 ことばは深化する 9 言葉の解像度 10 息づく言葉 11 当たり前を見つめ直す 12 一人ひとりが持つ「カタリナ語」 13 「消感動」と「宿感動」 おわりに そして、はじまりに。 -
ヨー・ファン・ゴッホ=ボンゲル 画家ゴッホを世界に広めた女性
ふたりのゴッホを支えた女性と知られざるファミリー・ヒストリー フィンセント・ファン・ゴッホの義妹で、弟テオの妻ヨー。兄弟が相次いで亡くなった後、彼女は膨大なゴッホ作品を受け継ぎ、作品の普及に生涯を捧げた。世界各地での展覧会の開催、有力な画商や顧客に対する戦略的販売など男性優位の美術市場を切り拓いて成功を収め、さらにゴッホ書簡集の出版にも尽力した。ヨーの功績によって、ゴッホは死後に「同世代でもっとも優れた芸術家の一人」という評価を確立できたのだ。美術界を揺るがす意欲と先見性を持ち合わせ、さらにオランダ社会民主労働党員として政治活動にも関わったヨーの類いまれなる人生を描く。未公開の日記、家族の手紙、記念の絵画など貴重な資料と図版130点以上を収録。 -
読めない人のための村上春樹入門
「今さら読み始めるのはちょっと……」という人へ 日本最大の現役作家であり、何十カ国語にも翻訳されて文学賞も多数受賞している村上春樹は、国内では「今さら読み始められない」「読んではみたが消化不良」「設定が非現実的で苦手」とも言われてきた。本書は村上研究で博士号を取得した著者が、一般読者向けにごく読みやすい文章で、村上作品へのよくある誤解を解きつつ、どう読めば現代人にとって得るものがあるのかを示す。村上がデビューから一貫して「自由の困難さ」を描いてきたことを指摘し、『ノルウェイの森』や『1Q84』などのベストセラーから「ドライブ・マイ・カー」などの短編、エッセイやインタビューに至るまで幅広く紹介して未読者にも興味を抱かせる、新鮮な入門書。 【内容】 はじめに 苦しみ悩む人々に寄り添い、人生と向き合えるよう背中を押す文学 第一章 村上春樹の読まれ方 ――批評的読解と世界的共感 第二章 村上春樹が考える「自由」とは何か ――地下鉄サリン事件と「単純な物語」 第三章 「橋を焼いた」作家 ――三つの習慣と「意識の整え方」 第四章 『ノルウェイの森』と『1Q84』 ――ベストセラーの“謎”を解く 第五章 諸刃の剣としての「想像力」 ――「かえるくん」「ドライブ・マイ・カー」「海辺のカフカ」 第六章 資本主義社会をどう生きるか ――「交換」から「象」へ おわりに 自ら作った壁に向き合う -
サラブレッドはどこへ行くのか 「引退馬」から見る日本競馬
引退馬を問うことは、競馬の未来を問うことだ。 ターフを去った競走馬は、その後どこへ行くのか――?世界で最も馬券が売れる国・日本が抱える「引退馬」という産業課題。我々にとって馬とはどのような存在であるべきか?引退馬を追った映画「今日もどこかで馬は生まれる」の監督を務めた、競馬を愛する著者が、誕生から現役生活、セカンド・サードキャリア、肥育の現場まで、サラブレッドの”命がけ”の一生を、7年におよぶ現場関係者への綿密な取材を通して明かす。繊細で複雑な課題の核心を丁寧に、かつ情熱をもって世に問う、至上のノンフィクション。 -
シンギュラリティはより近く 人類がAIと融合するとき
その日が来る前に読め! ニューヨーク・タイムズベストセラー! テクノロジーの加速度的な進歩による人間社会の変化を予測して、ことごとく的中させてきたカーツワイルの最新話題作が、ついに日本上陸。彼が予測するAIが人間の知性を超える2029年はあと5年後に迫っている。そして私たちの知性が数百万倍に拡張し生物学的限界を超える特異点、シンギュラリティに達するのは、もはや時間の問題と言える。それはどのように実現するのだろうか? 本書で取りあげるのは、ナノロボットなどのデバイスを用いた原子レベルでの世界の再構築、現時点で120歳とされる生命の限界を超えた寿命の延長、脳をクラウドに接続することによる知性の拡大化、すべての産業におけるイノベーションの推進による貧困や暴力の減少など、私たちの幸福のあらゆる側面を向上させる指数関数的なテクノロジーの成長、再生可能エネルギーと3Dプリンティングの成長など多岐にわたる。一方で、バイオテクノロジー、ナノテクノロジー、人工知能のもつ危険性についても考察しており、AIが雇用に与える影響や自動運転車の安全性、そして故人をデータとDNAの組み合わせによって仮想的に復活させる「アフターライフ」技術など、現代的で最先端の論争についても言及する。 AIに携わること60年の研究の集大成である本書は、この科学と今後到来するAIによる社会革命に関するレイ・カーツワイルの最高傑作である。 【内容】 イントロダクション 第1章 人類は六つのステージのどこにいるのか? 第2章 知能をつくり直す 第3章 私は誰? 第4章 生活は指数関数的に向上する 第5章 仕事の未来:良いか悪いか? 第6章 これからの三〇年間の健康と幸福 第7章 危険 第8章 カサンドラとの対話 -
使える儒教
難攻不落の古典を「実用書」として読み直す。 誰もが一度は理解してみたいと思いながら、膨大な量と難解さで手も足も出ない儒教の古典「四書五経」。入門したくとも、世にある解説書もまた難しい。その四書五経を「実用の書」として読んでみると、驚くほど腑に落ちる。今の生き方に何となく違和感がある、でも何をどう変えればいいのか分からない……。その答えが四書五経の中にある。キーワードは、自分の心を書き換えるための「思」「学」「礼」。価値観を新たにしていくための9つの「思」とは? 孔子の説く、心の持ちようを変える「学び」の方法とは? 心の変化で大きな物事を動かせるようになる「礼」とは? 古典漢籍の道を究めた著者による、儒教を使いこなすための見取り図。 -
争わない社会 「開かれた依存関係」をつくる
「自立=善、依存=悪」という思い込みを覆す、逆転の文明論 豊かになったはずの現代でなぜ紛争が絶えないのか? 格差を生み出し、争いのもとになる「自立志向」の考え方を問い直し、中間集団との新しい「依存関係」が争いを防ぐ可能性を提言する。 【内容】 序章 争わないための依存 1部 発展の遠心力――「自立した個人」を育てる 第1章 競争原理――規格化される人々 第2章 社会分業――特技を社会に役立たせる 第3章 対外援助――与えて生まれる依存関係 2部 支配の求心力――特権はいかに集中するか 第4章 適者生存――格差を正当化する知 第5章 私的所有――自然をめぐる人間同士の争い 第6章 独裁権力――依存関係を閉じる言葉 3部 依存の想像力――頼れる「中間」を取り戻す 第7章 帰属意識――踏みとどまって発言する 第8章 中間集団――身近な依存先を開く 第9章 依存史観――歴史の土を耕す -
土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命
人と自然の関係が変わる!生態系を回復させ、温暖化まで止める「奇跡のカーボン・ファーミング」とは? 有効な温暖化対策「カーボン・ファーミング」としていま脚光を浴びるリジェネラティブ(環境再生型)農業。その第一人者による初のノンフィクション。 4年続いた凶作の苦難を乗り越え、著者が自然から学んだ「土の健康の5原則」。そこには、生態系の回復や カーボン・ファーミングのエッセンスが凝縮されている。地中の生態系のはたらきを阻害さえしなければ、あらゆる土が真に「生きた土」に変わる。さらに、やせた土地の回復は、農業の衰退、食料危機、環境破壊、気候変動問題などの対策にもつながるのだ。 21世紀のさまざまな課題解決の糸口となり、自然への見方が変わる、野心的な〈土壌のバイブル〉! 【目次】 日本版に寄せて/はじめに いちばんの師 第1部 道のはじまり/第1章 絶望からの出発/第2章 自然をよみがえらせる/第3章 リジェネラティブの目覚め/第4章 牛が牛でいられるように/第5章 次世代に引き継ぐ/第6章 “自然そだち” 第2部 理想の「土」を育てる/第7章 土の健康の5原則/第8章 カバークロップの偉大な力/第9章 土さえあればうまくいく/第10章 “収量”よりも“収益”を おわりに 行動を起こす -
オードリー・タンが語るデジタル民主主義
何が政府と市民の相互信頼を生むのか? 閉塞感の漂う日本へのヒントが満載! 台湾の天才デジタル大臣オードリー・タン氏は、デジタルを駆使して市民参加型の新しい民主主義の実践に挑んでいる。誰でも簡単に政治参加できるプラットフォームの創設や、1人1票ではない投票方法の導入など、画期的な事例を多数紹介。世界が注目する台湾モデルの精髄を説き、政治への諦め感が漂う日本人に変革の手がかりを示す。 〈目次〉 序 章 デジタルで民主主義を改良する 第1章 開かれた行政府をつくる 第2章 私はなぜ民主主義に関わるようになったのか 第3章 市民参加型の討論を実現 第4章 投票方法のアップデート 第5章 さまざまな問題をどう乗り越えるか -
太平洋戦争への道 1931-1941
満州事変から、真珠湾攻撃へ―― 日本を亡国に導いた6つの分岐点 2017年の終戦の日、昭和史研究のスペシャリスト3人が集結して話題を呼んだNHKラジオ番組「太平洋戦争への道」。本書は、その貴重な鼎談に、保阪正康氏の解説と図版・写真を加えた「日米開戦80年企画」として刊行するものです。1931年の満州事変から1941年の真珠湾攻撃へと至るその過程には、見逃せない6つの分岐点があったと3人は口をそろえます。各氏の視点と語り口が絶妙に交差しながら、昭和日本の闇へと迫る展開は、歴史好きの方にはもちろん、一般の方にも重層的な歴史理解を促すに違いありません。私たちは歴史から何を学ぶべきなのか。昭和日本が犯した「最大の失敗」から、令和日本が進むべき道を提言します。 〈内容〉 序 章 太平洋戦争とは何か 第一章 関東軍の暴走 1931 満州事変 - 1932 満州国建国 第二章 国際協調の放棄 1931 リットン報告書 - 1933 国際連盟脱退 第三章 言論・思想の統制 1932 五・一五事件 - 1936 二・二六事件 第四章 中国侵攻の拡大 1937 盧溝橋事件 - 1938 国家総動員法制定 第五章 三国同盟の締結 1939 第二次世界大戦勃発 - 1940 日独伊三国同盟 第六章 日米交渉の失敗 1941 野村・ハル会談 - 真珠湾攻撃 戦争までの歩みから、私たちが学ぶべき教訓 -
おとなの教養3 私たちは、どんな未来を生きるのか?
教養とは、「過去を未来に生かす技術」です。 気候変動にパンデミック、データ経済とDX、人種・移民問題、米中新冷戦からポスト資本主義まで――。これからの世界を左右する6つのテーマについて、歴史やサイエンス、経済学の教養にもとづき、「そもそも」から講義形式でわかりやすく解説。累計46万部突破『おとなの教養』シリーズ(NHK出版新書)の最新刊。ニュースで取り上げられる問題の本質が見えてくる! 〈目次〉 序章 私たちは、どんな未来を生きるのか? 第一章 気候変動 第二章 ウイルスと現代社会 第三章 データ経済とDX 第四章 米中新冷戦の正体 第五章 人種・LGBT差別 第六章 ポスト資本主義 おわりに 文献案内 -
落語はこころの処方箋
こころの 疲れを じわじわ癒そう 落語は観て聞いて楽しむだけのものではない。私たちが抱える人生の悩みを改善してくれる効用も持っている。人とうまく付き合うには? ストレスを感じずに暮らすには? 自分に合った働き方を実践していくには? いま最も本が売れている落語家が、「落語流・こころを整えていく方法」を伝授。同時に、「落語はいつ生まれ、どのように発展したのか」「どんな落語家がどんな噺を受け継いできたのか」「有名な噺のエッセンス」など、これだけは知っておきたい落語の基礎も身につく、一石二鳥の1冊。 -
公式より大切な「数学」の話をしよう
若き天才が語る、「数学」が人生の武器になる理由 数学が生活にどう関わるかについて研究する著者は、公式や数式にたよることなく数学の基本的な概念を知ることで、人生にとっておおいに助けとなると指摘。最短ルートが決まるしくみ、スピード違反の取り締まり方、おいしいエスプレッソの秘密など身近な事例をもとに、数学が最新テクノロジーにどのように役立っているか、世にあふれる数字の正しい読み方をわかりやすく解説します。 [目次] はじめに―数学は何の役に立つのか 1 数学はどこにでもある――最短ルートはどう決まる? 2 「数」に真実はないのか――1+1=3? 3 数学を使わない生活――1と2のちがいを認識するには? 4 はるか昔の数学――シュメール国家の簿記、古代エジプトの租税計算 5 変化は続く――「明日は晴れ」の予報を信じるべきか? 6 不確実なものを把握する――数字にだまされるな! 7 想像上の散策――最短ルートを考える 8 数学は役に立つ――身のまわりの世界を理解するために