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襲いかかる毒蛇、ジャガー、不治の熱帯病……
NASAの最新テクノロジー×考古学調査
『ナショナル ジオグラフィック』の発表に世界中が騒然!
中米ホンジュラスに500年前から伝わる「猿神王国」伝説。熱帯雨林の奥地に、謎の古代都市群が存在していたという。過去、数々の探検家が都市の場所を突き止めようとしてきた。だが、ジャングルの脅威と殺人発生率世界一という政情不安に阻まれ、21世紀に至るまで、その一帯は人跡未踏のままだった……
最新テクノロジーを駆使した空中からの探索と、命を賭した密林での探検。はたして、そこにはマヤ文明に匹敵する一大都市が栄えていたのか?なぜ、彼らは忽然と姿を消したのか?
世界中が固唾をのんで見守った一大発見をスリリングに描き出す、考古学アドベンチャー・ノンフィクション。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
失われた都市ウバール
モルモン教はマヤ人が失われたイスラエルの民であると主張した。1830年刊のモルモン書にレーマン人として登場する。レーマン人は紀元前600年ごろにイスラエルを出て、アメリカへ海路渡ったとされた。20世紀になるとモルモン教会は多額の資金を投入して大勢の考古学者をメキシコと中南米に送り込み、遺跡発掘によって真偽を確かめようとした。この試みは貴重な発見につながったものの、モルモン史観とは矛盾。
リモートセンシングに使うライダーはアメリカの軍事技術を利用しているため、なかなか使えない。
メキシコのアンガムコの遺跡には、上空から見ると鍵穴のように見えるピラミッドもあった。
Posted by ブクログ
中米ホンジェラスに伝わる「猿神王国」伝説。熱帯雨林の奥地に謎の古代都市群が存在していたという、過去に数々の探検家が都市の場所を突き止めようとしたものの未開のジャングルの脅威やホンジェラスの政情不安や殺人発生率世界一という治安の悪さも相まって、そこは未開の地であった。
最新のテクノロジーを駆使し、空中からの探索によりある程度の目処はつけれたものの、考古学的なグラウンドエビデンスも必要というのが考古学を知らない者からしたら驚きだった。世界にはまだまだ発見されていない土地があるのも驚きであった。
また、都市の発見後のアフターストーリーにも力が入れられており、作者も言及していたが、冒険には未知あるいは研究の進んでいない病気がつきものであるのを実感した。これをきっかけに、この病気の解明も進めば良いと思う。
発見された遺跡の調査と文化の解明は今後進展していくものだと思うので、ニュースなどを注意深く観察しようと思った。
Posted by ブクログ
まるで自分も秘境の古代遺跡発掘に参加しているような、そんなリアルなドキドキ感を味わえる一冊だった。簡単には人が立ち入ることのできない、蛇やジャガーがうろつくジャングルに、命をかけて乗り込んで行く。現代の最新機器を持ち込んで、昔よりは的確に目的地へたどり着けるようだけれど、それでも大きな危険が伴う事に変わりはない。古代遺跡を見つけた!すごかった!だけの話では無く、その場所がなぜこんなにも時を超えて忘れ去られた場所になっていたのか。その謎を探ると、昔ヨーロッパ人が植民地化のためにやってきてから、先住民たちの数が激減していった歴史なども知ることになる。現代にも受け継がれている恐ろしい感染症の話など、この本の中の出来事は私たちと全く無関係なものではないところも、怖さを感じる。
Posted by ブクログ
ホンジュラスの辺境、モスキティア地方に眠る古代遺跡をめぐる冒険。1994年より前は、75年間にわたり何度か数名の冒険野郎が探しにでかけたものの見つけることができなかった幻の白い都市。この詐欺まがいの冒険レポートが案外笑えたのだけど。
本編はその後。テレビプロデューサーが白い都市を探すプロジェクトをはじめるところから。その後科学技術が劇的に進歩し、ライダーを駆使した3Dマッピング技術が猿神のロストシティの手がかりを見つける(その技術を考古学者が否定するところもおかしかった)
まさに人もいない未開の地での冒険、考古学者やクリエイターの挑戦はなかなかドラマチック。しかし、帰国後、スタッフの半数に発症したリーシュマニア症の話から、エンディングはパンデミックの考察にいたる。いろんな視点、話題がてんこもりの興味深いノンフィクション。
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