ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

ダークマターの一部は寄り集まって円盤化し、天の川銀河の円盤内に収まり(二重円盤モデル)、周囲に強い影響を及ぼすのだという。その新種のダークマターが彗星を地球に飛来させ、六六〇〇万年前の恐竜絶滅を引き起こしたのかもしれない――。世界的トップサイエンティストが科学の最先端をわかりやすく解説し、宇宙と地球、生命の進化が深く結び付いているさまを鮮やかに描く。刺激と興奮に満ちあふれた、大注目の一冊!

...続きを読む

ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年10月19日

    宇宙の誕生から原子が出来、そして星が出来ることを解説する。この太陽系の特徴を述べ、ダークマターが恐竜絶滅の引き金を引いたかもしれないと仮説を述べる。ダークマターの部分は良く分からないが、それまでの所は興味を引かせる書きっぷりで、著者は天文学者ではないが、宇宙の神秘を感じさせてくれる。

    0

    Posted by ブクログ 2018年04月10日

    ダークマターと彗星と恐竜、これらは(本文中で著者も語っているが)、自分の中の5歳児の心を魅了する。もちろん私も大好きなテーマだ。加えて、リサ・ランドール博士の著書は読んでいて楽しい。「ワープする宇宙」を読んだ時も、物理の楽しさを味わった(内容は難しかったけど)。本書は難しい理論も数式も出てこない。で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年10月09日

    なんとも心惹かれるタイトルではないか。
    恐竜絶滅はチクシュルーブ・クレーターをつくった隕石によるものだ、ということになっているのが、なぜダークマター?
    まあ、風が吹けば桶屋が儲かる、とかバタフライエフェクトのような気もしないでもないが、太陽系外のオールト雲にある小さな天体がダークマターによって影響を...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年08月13日

    ダークマターモデルに関する部分はまだ仮説で証拠が揃っていないこともあり紙幅が限られている。
    そこに至るまでの現代宇宙論と全く分野の異なる地質学恐竜絶滅に関する部分がほとんどを占める。
    著者も認めている通りまだ仮説であるしアグレッシブすぎる部分もあるが非常に面白いと思う。

    0

    Posted by ブクログ 2020年07月13日

    リサ・ランドール博士の本は初めてだったが読みやすくてユーモラスで好印象。素粒子標準理論などは知ってる前提で書かれてるので、ニュートンや図解シリーズを読んでおくことがオススメされる。
    標準理論では多様な素粒子の存在が確立されているが、ダークマターにも多様な種類があるのでは?というアイデアはとても斬新で...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年12月28日

    難しいし長いしでものすごく時間かかったけど、ダークマターが眉唾ものではなく、最近では確実にあるとされてきたということが飲み込めた。少し前まではダークマターとかダークエネルギーはエセ科学みたいな風潮あったのに、科学は時代によって変わるから面白い。

    0

    Posted by ブクログ 2016年06月20日

    すごい本だった。スケールがでかい。しかも進行中。決意表明でもある。パリへの飛行機の中で残り250ページを一気に。いろいろな伏線が結論に向けて収斂してく様は見事

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2016年06月18日

    第1部”宇宙ができあがるまで”では、ダークマターの総量が宇宙マイクロ波背景放射に影響を及ぼすこと、ある程度の広さの領域が収縮すると、ダークマターがほぼ球状のハローと呼ばれる領域を形成し、その内部で通常の物質のガスが冷えて中心部に凝集し、星になったこと、第2部”活発な太陽系”では小惑星と彗星にはどちら...続きを読む

    0

ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す