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「向山信治」の「ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「向山信治」の「ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
京都大学大学院博士課程終了。『宇宙の扉をノックする』(リサ・ランドール)、『ワープする宇宙―5次元宇宙の謎を解く』(リサ・ランドール)などの翻訳を手がける。専門は初期宇宙論、重力理論の理学博士。
Posted by ブクログ
ダークマターと彗星と恐竜、これらは(本文中で著者も語っているが)、自分の中の5歳児の心を魅了する。もちろん私も大好きなテーマだ。加えて、リサ・ランドール博士の著書は読んでいて楽しい。「ワープする宇宙」を読んだ時も、物理の楽しさを味わった(内容は難しかったけど)。本書は難しい理論も数式も出てこない。でも宇宙の構成から恐竜まで見事に解説する。しかもランドール博士が提唱するDDDM理論は、私の中の5歳児の心をくすぐる。銀河の中に薄いダークマターの円盤が存在することで、定期的な生物大量絶滅を説明できることにワクワクした。科学書だけど、読んでいて面白い。ランドール博士の筆力と翻訳者の実力に脱帽だ。
Posted by ブクログ
なんとも心惹かれるタイトルではないか。
恐竜絶滅はチクシュルーブ・クレーターをつくった隕石によるものだ、ということになっているのが、なぜダークマター?
まあ、風が吹けば桶屋が儲かる、とかバタフライエフェクトのような気もしないでもないが、太陽系外のオールト雲にある小さな天体がダークマターによって影響を受けて軌道を変え、地球にむかってきたのでは、という説を、科学的に、そして結構わかりやすく説明している。
太陽系は天の川銀河を約2億4000万年で一周しており、その間、銀河平面を上下に移動する、という動きがポイント。銀河平面にはダークマターが集まっており、普通の物質とダークマターによる二つのディスク、