プロフィール

  • 作者名:リサ・ランドール(リサランドール)
  • 生年月日:1962年06月18日
  • 出身地:アメリカ

ハーバード大学卒。 著書に『宇宙の扉をノックする』、『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』、『リサ・ランドール―異次元は存在する』などがある。アメリカの理論物理学者。専門は素粒子物理学、宇宙論。

作品一覧

  • 人類が進化する未来 世界の科学者が考えていること
    3.0
    1巻880円 (税込)
    ●遺伝子学・宇宙科学・AI……科学は人類を何処へと誘うか? ●最新科学の研究がもたらす「新たな人類の進化」とは? ●8名の科学の権威が語る、ポスト・ヒューマン世界の展望! ピンポイントでゲノム情報を改変する「クリスパー・キャス9」でノーベル化学賞を受賞したジェニファー・ダウドナ氏や、「人生200年時代」の到来をうたうデビッド・A・シンクレア氏など、一昔前ならSFの世界だったような事象が、いま現実の世界で実現されようとしている。しかし、科学の発展がもたらす「人類の新たな進化」には、大きな思想的・哲学的問題が立ちはだかる。古来より不変の自然の理を超え、人為的に達成される進化を、人類はどのように認識すべきか。そもそも、ヒトが現代の「知性のあるヒト」になったのは必然か、偶然か――。世界の科学者8名が語る、これからの進化論と、ポスト・ヒューマン世界の展望。
  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る
    4.4
    1巻2,871円 (税込)
    ダークマターの一部は寄り集まって円盤化し、天の川銀河の円盤内に収まり(二重円盤モデル)、周囲に強い影響を及ぼすのだという。その新種のダークマターが彗星を地球に飛来させ、六六〇〇万年前の恐竜絶滅を引き起こしたのかもしれない――。世界的トップサイエンティストが科学の最先端をわかりやすく解説し、宇宙と地球、生命の進化が深く結び付いているさまを鮮やかに描く。刺激と興奮に満ちあふれた、大注目の一冊!

ユーザーレビュー

  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    宇宙の誕生から原子が出来、そして星が出来ることを解説する。この太陽系の特徴を述べ、ダークマターが恐竜絶滅の引き金を引いたかもしれないと仮説を述べる。ダークマターの部分は良く分からないが、それまでの所は興味を引かせる書きっぷりで、著者は天文学者ではないが、宇宙の神秘を感じさせてくれる。

    0
    2018年10月19日
  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    ダークマターと彗星と恐竜、これらは(本文中で著者も語っているが)、自分の中の5歳児の心を魅了する。もちろん私も大好きなテーマだ。加えて、リサ・ランドール博士の著書は読んでいて楽しい。「ワープする宇宙」を読んだ時も、物理の楽しさを味わった(内容は難しかったけど)。本書は難しい理論も数式も出てこない。でも宇宙の構成から恐竜まで見事に解説する。しかもランドール博士が提唱するDDDM理論は、私の中の5歳児の心をくすぐる。銀河の中に薄いダークマターの円盤が存在することで、定期的な生物大量絶滅を説明できることにワクワクした。科学書だけど、読んでいて面白い。ランドール博士の筆力と翻訳者の実力に脱帽だ。

    0
    2018年04月10日
  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    第1部”宇宙ができあがるまで”では、ダークマターの総量が宇宙マイクロ波背景放射に影響を及ぼすこと、ある程度の広さの領域が収縮すると、ダークマターがほぼ球状のハローと呼ばれる領域を形成し、その内部で通常の物質のガスが冷えて中心部に凝集し、星になったこと、第2部”活発な太陽系”では小惑星と彗星にはどちらもアミノ酸が含まれており、そのうちのいくつかの種類は、この地球上で生命の一部になっていること、第3部”ダークマターとは何か”では、ダークマターが彗星衝突を引き起こした可能性があることを知りました。読み応えアリ。

    0
    2016年06月18日
  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    なんとも心惹かれるタイトルではないか。
    恐竜絶滅はチクシュルーブ・クレーターをつくった隕石によるものだ、ということになっているのが、なぜダークマター?
    まあ、風が吹けば桶屋が儲かる、とかバタフライエフェクトのような気もしないでもないが、太陽系外のオールト雲にある小さな天体がダークマターによって影響を受けて軌道を変え、地球にむかってきたのでは、という説を、科学的に、そして結構わかりやすく説明している。
    太陽系は天の川銀河を約2億4000万年で一周しており、その間、銀河平面を上下に移動する、という動きがポイント。銀河平面にはダークマターが集まっており、普通の物質とダークマターによる二つのディスク、

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    2022年10月09日
  • ダークマターと恐竜絶滅 新理論で宇宙の謎に迫る

    Posted by ブクログ

    ダークマターモデルに関する部分はまだ仮説で証拠が揃っていないこともあり紙幅が限られている。
    そこに至るまでの現代宇宙論と全く分野の異なる地質学恐竜絶滅に関する部分がほとんどを占める。
    著者も認めている通りまだ仮説であるしアグレッシブすぎる部分もあるが非常に面白いと思う。

    0
    2020年08月13日

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