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二〇一六年三月、人工知能の囲碁プログラム「アルファ碁」が世界ランクの棋士を破った。羽生善治は、その勝利の要因を、「人工知能が、人間と同じ“引き算”の思考を始めた」とする。もはや人間は人工知能に勝てないのか。しかし、そもそも勝たなくてはいけないのか─。NHKスペシャル『天使か悪魔か─』の取材をもとに、その先を描く。天才棋士が人工知能と真正面から向き合い、その核心に迫る、“人工知能本”の決定版。
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Posted by ブクログ
羽生さんの言葉で語られるAI。 流石に羽生善治はただ者ではない。 現代の棋士はコンピュータで将棋の力を磨いている。羽生さんは美意識にこだわることが人間であり、その美意識も時代と共に変わっていくとしている。それらは過去にあった美意識が代わり、以前は近代絵画だったものが今は現代絵画のように全く違った将棋...続きを読むの世界に変わっていくだろうと。しかし羽生さんはそれを間違いとはせずに、受け入れていくように本書では読み取れる。
あの羽生善治が直々に、人工知能について語る本。 人工知能の一般書としては完璧な仕上がり。 例えと表現が非常にうまく、素人の僕でさえ、理解することができた。 特に、人工知能に対する羽生さん自身のお考えも素晴らしく、人工知能の脅威を感じさせないポジティブな考えだった。 しかも、人工知能の仕組みま...続きを読むで解説してくれたり、人工知能が今後の人間社会にどのような影響を及ぼすのか等の深い意見も提示してくれた。 優しく温和な言葉遣いがまた素敵。
羽生さんが非常によく考え抜いて言葉を選んでくれていて、人工知能に対する感覚的な理解も含めて、「ああ、そうなんだろうな」と思わせてくれます(^^)
やはり羽生永世七冠の知力はただ事ではない。 なぜこんなに最先端の技術に通じているのか。 「人工知能が100%正しい訳ではないという事実に人々は慣れる必要がある」という洞察は正に核心だろう。
NHKスペシャルを見て興味があったので、手に取りました。人工知能とはどういうものかを冷静に分かりやすく教えて頂きました。 羽生さんの人の話をしっかりと聴きながら、「自分の頭でしっかり考える」という真摯な知性に感激しました。
人工知能を 一番先端的に味わっているのは、 羽生善治 なのかもしれない。 人工知能に対する 距離感が 実にいい間合いである。 将棋は 日本の伝統的文化のひとつで、 それが 人工知能に 棋士が勝てなくなっている。 羽生善治は 2015年には棋士が人工知能に負けると予測。 羽生善治は 勝つことよりも人...続きを読む間らしい指し方が 人工知能に出来るのか?を 提議する。 棋士としての 「美意識」が 存在し、 その美意識は 個人によって 違う。 人工知能が その美意識を理解できるのか? そして、理解するとは どんなことなのか? 人工知能は、本当に考えているのか? 単に、計算しているだけなのに。 アルゴリズムは、考えているといえるのか? 人工知能が、なぜ創造性を生み出さないのか。 「誤差逆伝播法」ー引き算の世界。 人工知能は データがなければ学習できない。 人工知能が学べるのか? 人工知能には 恐怖心がないことが 人間と同じようなことが出来ない要因である。 将棋の手順は 「直観」ー「読み」ー「大局観」 人工知能は 書き換えられていくために、 「記憶」が、存在しない。 沢山のデータの中に 埋もれている。 平面の2次元の認識と空間認識が違う。 将棋は 平面であるが故に 人工知能が取り扱える。 小説は「共感」が求められるものには、 心が欠かせないので、難しくなる。 「接待」将棋は 難しくなる。 PEPPERには 感情地図がある。 ニンゲンらしい反応を示す。 「オラクル型」 データを大量に扱う 「ジニー型」何をすべきかが提示される。 「ソブリン型」自律的な行動をする。 羽生善治のもつ好奇心と挑戦心が発揮された おもしろい作品だった。
発達著しい人工知能について、人工知能の躍進に最も直面していると言っても良い将棋界の第一人者羽生善治氏が解説する本。とにかく驚かされるのは羽生氏の人工知能に関する知識の広さ、考察の深さです。入門書的な切り口から始まるのですが、人工知能研究の最前線での課題とされる「フレーム問題」、「チューリングテスト」...続きを読むなどにも触れています。 人工知能の課題として「結果が導かれるプロセスがブラックボックス化されていること(医療や裁判で人工知能が導入された場合、その結果を人間が抵抗なく受け入れることができるか)」、「人工知能自身は恐怖感を感じていないこと(負ける恐怖を感じるようになった時、いかに振舞うようになるのか)」、「将棋ソフトにおいては高性能化は進んでも、自ら投了の判断ができるようになるにはまだまだ時間がかかる」、「対戦相手に合わせて程々のレベルで負けるような”接待将棋”ができる人工知能は、実は非常に実現が難しい」等々、非常に興味深い切り口が次々に提示されます。 一流棋士であり同時に人工知能の最前線を理解できる両方の視点を持つことができる羽生氏だからかこそ得ることができる視点でまとめられた、非常に分りやすいが決して内容が薄くない好著でした。人工知能についておさらいしたいなら、まずはこの1冊といっても良いぐらいです。
将棋の羽生さんが書いた人口知能の本。 NHKスペシャル『人口知能は天使か悪魔か』を見て読もうと思いました。 人口知能の本は何冊か目を通したけど、羽生さんの例えが非常にわかりやすくて、一番人口知能を身近に感じることができた本かもしれない。 非常に馴染みの深い話題から、専門的な内容にスムーズに移行...続きを読むしていく書き方は、昔でいう金田一少年の事件簿や古畑任三郎のように、ちょっとしたコメディーから難しいミステリーの内容に読者や視聴者を引き込んでいくようでした。 これまでプロ棋士より将棋で強い存在は居なかった中、プロ棋士より強いAIが現れ、棋士の存在意義が問われている状況は、地球上で最も高い知性を持っている人間より高い知性が現れるときの、人間の存在意義の縮図を語ってくれている気がした。
人工知能(AI)ってなに? ディープラーニングってなに?という初心者におすすめの1冊。 ある程度、AIに携わったことのある人にとっては、レビューを見ると物足りないらしいです。 本著は、AIやディープラーニングの仕組みを分かりやすく例を挙げて解説しているので、とてもわかり易いです。 さらに、AIは...続きを読むプログラミングが得意な方が書かれた著書が多い中で、その手の専門家、この場合は将棋になるが、プロの視点から攻略や考え方のプロセスを説明しながら、AIについて解説している貴重な一冊です。 羽生名人がこんなに分かり易い文章が書けることにことに驚きつつ、最後までさらっと読めました。
興味深い見方がいくつも示されていて、勉強になりました。将棋という多くの人に比較的身近なことに関わっている方の話なので、分かりやすかったです。哲学者に書いてもらうと、さらに多くの事柄を提起してくれそうですが、哲学は馴染みが薄いので、とっつきにくい内容になるかもしれませんね。
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人工知能の核心
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羽生善治
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