加藤陽子の作品一覧
「加藤陽子」の「この国のかたちを見つめ直す【毎日文庫】」「あの戦争になぜ負けたのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「加藤陽子」の「この国のかたちを見つめ直す【毎日文庫】」「あの戦争になぜ負けたのか」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
国策の選択が様々な制度の制約を受け、国際環境や国内政治情勢の影響下でなされることが必至だが、重要なのは問題の本質が政治家やマスコミの誘導ではなく正しい形で選択肢に反映されているかを検討することと著者は述べる。
日本が太平洋戦争での巨大な犠牲を払う結果に至る過程で、異なる結果になりえた外交交渉を、満州事変に対するリットン調査団の報告書を通じての国際連盟への対応、
日独伊3国軍事同盟の締結、太平洋戦争前の日米交渉の3つを取り上げ、当時の証言や記録、文献を多角的に検証する。
日独伊3国軍事同盟の締結の裏方で実務推進者だった軍、外務省の役人らの議題が戦後(ドイツ勝利の仮定で)の陣地争いだったとは驚きだ
Posted by ブクログ
1章 大正のフェミニストって本当にアウェーの中で道を切り開いててすごいと思うし尊敬してる。でもみんな結婚してたくさん子ども生んでて育児にも追われてたんだよね。結局、結婚してない女には発言権無かったんだろうな、フェミニストなのに夫を支えるってそれまでと何ら変わらないじゃん、とも思ってしまう。
2章 『侍女の物語』でも、子どもを生むことそれ自体については当たり前のように流されてる(ように自分は感じた)。非婚非産は悪しように書かれてるし。「フェミニズム」として、「女性の権利」として、「平等」としての根本てそこだと思うのに。「消極的自由」について書かれてるし、セックスワークとかについて話す時って薄っ