昭和史裁判

昭和史裁判

小説・文芸
753円 (税込)

3pt

「軍部が悪い」だけでは済まされない。松岡洋右、広田弘毅、近衛文麿ら70年前のリーダーたちは、なにをどう判断し、どこで間違ったのか――昭和史研究のツートップ、半藤一利さんと加藤陽子(東大教授)さんが、あの戦争を呼び込んだリーダー達(番外として昭和天皇)を俎上に載せて、とことん語ります。あえて軍人を避けての徹底検証は本邦初の試み! 開戦責任を改めて問う、白熱の歴史討論。

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

昭和史裁判 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

     半藤氏のわかりやすい記述による戦中、戦後の一史。対談風になっているのでよりよかったのか、加藤氏のコメント、弁護?がよかったのか、時代背景とともに把握できた。無論全てを網羅しているわけではないが、類書をあたるうえでの大きな参考になる。そして通史感覚を得られるのが良い。
     高校の教科書っというわけにはいかんだろうが、良い教材にもなるのでは?

    0
    2015年05月27日

    匿名

    購入済み

    昭和戦前期の首相などの政治家(広田弘毅、近衛文麿、松岡洋右、木戸幸一)と昭和天皇合わせて5人について、
    歴史探偵で作家の半藤一利さんと東大教授の加藤陽子さんが対談した本。

    分かりやすい注釈が随所にあるにもかかわらず、私の方に予備知識がなさ過ぎて、
    「何を言っているか分からない」状態になってしまったところが多々><

    だけど、昭和天皇について言及したものについては初めて触れた。
    「昭和天皇にとって、日中戦争は初陣だった」
    なんて言われてみなければ気が付かない感じ。
    そうか、その頃まだ昭和天皇は20代だったのかとか^^;

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    教科書では習わない歴史。大変興味深く読めた。あらためて知った事も何点か。木戸光一は、さほど名の知れた人でないにも関わらず、戦争への関与が非常に大きかったこと。旧憲法化は、総理大臣の権限が小さかったこと。(従来からなぜ最も簡単に内閣総辞職と放棄しまうのか不思議だった) 昭和天皇の軍への関与がかなりあった事。2024.8.8

    0
    2024年08月08日

    Posted by ブクログ

    「半藤一利」と「加藤陽子」が太平洋戦争に関わった日本のリーダー5人(「広田弘毅」、「近衛文麿」、「松岡洋右」、「木戸幸一」、「昭和天皇」)について裁判風に対談・討論した作品『昭和史裁判』を読みました。

    『日本国憲法の二〇〇日』に続き「半藤一利」作品です。

    -----story-------------
    リーダーたちはどこで誤ったのか?
    白熱対談!

    太平洋戦争開戦から70年。
    「広田弘毅」、「近衛文麿」ら当時のリーダーたちはなにをどう判断し、どこで間違ったのか。
    「半藤゛検事゛」と「加藤゛弁護人゛」が失敗の本質を徹底討論!
    -----------------------

    歴史探偵「半藤一利」と歴史学者「加藤陽子」が、太平洋戦争の責任を問う法廷の形式で縦横に対談した作品、、、

    この手の作品って、対象になるのは軍人が多いのですが、本作品で裁かれる人物は、敢えて軍人を外してあり、「広田弘毅」、「近衛文麿」、「松岡洋右」、「木戸幸一」という歴史を動かした4人の政治家と「昭和天皇」の合計5人が裁かれています。

     ■第1章 広田弘毅
      開廷に先立って
      東京裁判と『落日燃ゆ』  ほか
     ■第2章 近衛文麿
      天皇の次に偉い男
      金はなかった、人気があった ほか
     ■第3章 松岡洋右
      外務省「大陸派」
      伏魔殿、帝国外務省 ほか
     ■第4章 木戸幸一
      自称「野武士」、ゴルフはハンディ「10」
      名家の坊やが抱えたルサンチマン ほか
     ■第5章 昭和天皇
      初陣の日中戦争
      勃発からひと月で海軍の戦争に ほか
     ■あとがき 加藤陽子
     ■登場人物牽引

    検事役の「半藤一利」が彼等の過ちを告発し、弁護人役の「加藤陽子」が最新の研究成果を交えて反論するという展開を基本としていますが、、、

    対談が盛り上がると、検事・弁護人で同意したり、お互いに触発されて立場が入れ替わったりしながら、当事者がどのように考え、どのような気持ちで、そのような行動をとったのかという、当事者の主観的な情報を取り出すような展開となっており、今までに知らなかった新事実を知ることもできることが多く、面白く読めましたね。

    この時代を描いた作品は何冊か読んだことがありますが、軍人が中心の作品が多く、政治家を中心に描かれた作品は初めてだったので、勉強しながら読んだ感じ… 「昭和天皇」が、、、

    「広田弘毅」は「あきれるほど無定見、無責任」だと言っていたことや、

    あっさり日独伊三国同盟を決めてしまった「近衛文麿」に対し「近衛は少し面倒になるとまた逃げだす様なことがあっては困るね、こうなったら近衛は真に私と苦楽を共にして呉れないと困る」と言ったこと等… 二人を信用していなかったことが印象に残りましたね。


    本作品で取り上げられている4人の政治家のことは、あまり詳しく知らなかったのですが… 一番心象が悪くなったのは「木戸幸一」かな、、、

    「昭和天皇」に情報を正しく伝えず、自身の都合により情報を統制したことで、重要な意思決定に影響を与えたことが否定できないですね… そして、自らは責任を逃れているんですからね。

    この人の影響… 日本国家に与えて悪影響は計り知れないな、、、

    でも、程度は違えど、他の3人も同類なのかもしれませんね… だからと言って、別な人物がいれば歴史が変わったかと言うと、あまり大きな差はなかったのかもしれないな。

    世論や軍部の情況を鑑みると、大きく転換することはできなかったかも… という気もします。


    あと、個人的に初めて知ったのは、

    「昭和15年(1940年)の日独伊三国同盟調印は、欧州戦線でのドイツの大進撃から、早晩に欧州ではドイツが勝つとなることを見越して、終戦までに戦勝国の仲間になり、終戦後にアジアでの勢力を拡大(フランス領やオランダ領を支配)しようという火事場泥棒的な発想があったんじゃないか」

    「昭和16年(1941年)の日ソ中立条約調印は、ソ連を枢軸国側に引き入れ、最終的には四国による同盟を結ぶ(日独伊ソ四国同盟構想)ことが目的と言われているが、それ以上にアメリカのアリューシャン列島への進出を恐れたために早期調印となったのでは」

    という2点かな… 勉強になった一冊でした。

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    昭和史の重要人物にスポットを当てて、検察側(半藤氏)、弁護側(加藤氏)に分かれて議論を交わすという企画に惹かれて購入しました。


    かなりレベルの高い議論が交わされますが、基本的な概念についても注を付けてくれているので、助かります。
    それでもある程度の前提知識がないとついていくのは辛いかもしれません。

    0
    2020年11月19日

    Posted by ブクログ

    広田弘毅、近衛文麿、松岡洋右、木戸幸一、昭和天皇を取り上げ、戦争に至る道に軍人以外の人々がどのように関わっていったのか、半藤氏が検事役、加藤氏が弁護役となり大いに語る。

    0
    2018年12月09日

    Posted by ブクログ

    あの戦争を招来してしまった文官の判断と行動、そして背景を泰斗の二人が論団する。
    広田弘毅を貶し、松岡外相を持ち上げてみたりと、輻輳的な視点から論じられ面白い。

    0
    2014年09月10日

    Posted by ブクログ

    目のリハビリとして読む。無茶だった(苦笑)

    先の太平洋戦争(大東亜戦争)で政府の中枢にいた五人について、半藤一利、加藤陽子両氏がそれぞれ検察側、弁護側に立って議論しているマニアックな内容。
    日本史の教科書に載っている載っていない人たちがたくさん出てきて、読むほうは困ります(苦笑)。
    膨大な資料を良くぞ読み込んだものだと感心。
    憧れる…

    0
    2014年03月13日

    Posted by ブクログ

    加藤氏と半藤氏の対談形式で、
    ・広田広毅
    ・近衛文麿
    ・松岡洋右
    ・木戸幸一
    ・昭和天皇
    について。
    このあたり詳しくないので、難しかったけれど、面白かった。

    0
    2014年12月02日

    Posted by ブクログ

    半藤一利さんと加藤陽子さんによる、
    先の大戦に関わる対談集、といっても、

    ただの対談ではなく、戦時の主要メンバー、
    全部で5名に対する評価についての内容となっています。

    広田弘毅、近衛文麿、松岡洋右、木戸幸一、そして、昭和天皇。

    一方的な弾劾というわけではなく、それぞれが、
    検事役、弁護士役を入れ替えながら茶話的な感じで。

    まだまだ、基礎知識が足りていないなぁ、、と思いながらも、
    興味深く読めました、、近代史さらえ直さないと、です。

    そんな中、個人的に興味深かったのは、、

     “(先の大戦は)新聞が世論を煽り立てましたから”

    新聞という無責任なメディアについて言及されているのが興味深く。
    つくづくに“情報リテラシー”が必要だともあらためて。

    個人的には『昭和史』への導入本といった気分で読みました。
    ん、ソロソロ本丸を攻めに行かないと、です。

    0
    2014年06月05日

昭和史裁判 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

文春文庫 の最新刊

無料で読める 歴史・時代

歴史・時代 ランキング

作者のこれもおすすめ

昭和史裁判 に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す